JP2587643B2 - ビデオ信号発生方法 - Google Patents
ビデオ信号発生方法Info
- Publication number
- JP2587643B2 JP2587643B2 JP62214833A JP21483387A JP2587643B2 JP 2587643 B2 JP2587643 B2 JP 2587643B2 JP 62214833 A JP62214833 A JP 62214833A JP 21483387 A JP21483387 A JP 21483387A JP 2587643 B2 JP2587643 B2 JP 2587643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanning
- signal
- color burst
- phase
- video signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機の端末あるいはテレビゲームに用
いられるビデオ信号発生装置に関し、特にノンインタレ
ース走査で、カラーバースト信号を有したビデオ信号発
生方法に関する。
いられるビデオ信号発生装置に関し、特にノンインタレ
ース走査で、カラーバースト信号を有したビデオ信号発
生方法に関する。
近年、パーソナル・コンピュータまたは、マイクロ・
コンピュータ・システムの分野において、ゲームソフト
または、ワープロ・ソフトの多機能化、多様化により、
CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイの表示機能が重
要になってきている。現在のパーソナル・コンピュータ
及び、マイクロ・コンピュータ・システムは、雑誌「ト
ランジスタ技術」、1987年1月号のP336〜352に記載さ
れているように、水平走査、垂直走査期間はCRTディス
プレイの仕様と、1文字期間、1ドット期間と呼ばれる
サイクルを基準にしており、1水平期間は、ドット周期
の倍数にしている。また走査はノンインタレース走査方
式が主流である。
コンピュータ・システムの分野において、ゲームソフト
または、ワープロ・ソフトの多機能化、多様化により、
CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイの表示機能が重
要になってきている。現在のパーソナル・コンピュータ
及び、マイクロ・コンピュータ・システムは、雑誌「ト
ランジスタ技術」、1987年1月号のP336〜352に記載さ
れているように、水平走査、垂直走査期間はCRTディス
プレイの仕様と、1文字期間、1ドット期間と呼ばれる
サイクルを基準にしており、1水平期間は、ドット周期
の倍数にしている。また走査はノンインタレース走査方
式が主流である。
従来技術として現在のテレビゲームの方式を示す。第
3図は現在のテレビゲームでの1水平期間であり、第4
図はカラーバースト信号の位相を示している。走査はノ
ンインタレース走査である。1ドット周期を としており、1水平走査期間(以降1Hと称す)に42文字
×8ドット+5ドット分の周期を繰り返すので、1Hは、 となる。カラーバースト信号の周波数は色副搬送波周波
数(以降はfSCと称す)であるので、カラーバースト信
号の位相は、 となり、1H毎に360度÷3=120度ずつずれている。これ
を示したのが第4図である。また3フレーム毎に120度
位相をずらしており、3フレームで同位相のカラーバー
スト信号の位相となっていた。
3図は現在のテレビゲームでの1水平期間であり、第4
図はカラーバースト信号の位相を示している。走査はノ
ンインタレース走査である。1ドット周期を としており、1水平走査期間(以降1Hと称す)に42文字
×8ドット+5ドット分の周期を繰り返すので、1Hは、 となる。カラーバースト信号の周波数は色副搬送波周波
数(以降はfSCと称す)であるので、カラーバースト信
号の位相は、 となり、1H毎に360度÷3=120度ずつずれている。これ
を示したのが第4図である。また3フレーム毎に120度
位相をずらしており、3フレームで同位相のカラーバー
スト信号の位相となっていた。
本来テレビ、CRTディスプレイ上では、水平走査毎に
カラーバースト信号の位相が180度反転させることによ
り、垂直方向すなわち上下の走査線の間で輝度信号の相
殺により、視覚的に打ち消され、ドット防害が目立たな
いような構造になっているが、上記方式においては、カ
ラーバースト信号の位相が120度ずれであり、ドット防
害を十分に取り除くことができないという問題があっ
た。また、テレビ、CRTディスプレイには、通常くし形
フィルターが内蔵されているものが多く、その回路構成
上フィルターが正常動作をするのには、水平同期周波数
(以降はfHと称す)が でなければならないが、上記方式においては、この関係
が満足されず、くし形フィルターの正常動作が行なわれ
ずチラツキが発生するという問題があった。
カラーバースト信号の位相が180度反転させることによ
り、垂直方向すなわち上下の走査線の間で輝度信号の相
殺により、視覚的に打ち消され、ドット防害が目立たな
いような構造になっているが、上記方式においては、カ
ラーバースト信号の位相が120度ずれであり、ドット防
害を十分に取り除くことができないという問題があっ
た。また、テレビ、CRTディスプレイには、通常くし形
フィルターが内蔵されているものが多く、その回路構成
上フィルターが正常動作をするのには、水平同期周波数
(以降はfHと称す)が でなければならないが、上記方式においては、この関係
が満足されず、くし形フィルターの正常動作が行なわれ
ずチラツキが発生するという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、その目
的とするところは、ノンインタレース走査を採用しなが
ら、ドット防害を低減し、くし形フィルターを正常動作
させ、テレビ、CRTディスプレイ上で美しい画面を作り
出すビデオ信号発生方法を提供するものである。
的とするところは、ノンインタレース走査を採用しなが
ら、ドット防害を低減し、くし形フィルターを正常動作
させ、テレビ、CRTディスプレイ上で美しい画面を作り
出すビデオ信号発生方法を提供するものである。
本発明のビデオ信号発生方法は、水平同期信号と、垂
直同期信号と、映像信号と、カラーバースト信号を発生
させる手段と、ノンインターレース走査を行う手段を有
したビデオ信号発生方法において、前記水平同期信号の
水平同期周波数fHと色副搬送波周波数fSCがfSC=455・f
H/2なる関係を有し、前記ノンインターレース走査の1
水平走査毎に前記カラーバースト信号の位相を180度反
転するとともに、前記ノンインターレース走査の1フレ
ーム走査毎に前記カラーバースト信号の位相を180度反
転することを特徴とする。
直同期信号と、映像信号と、カラーバースト信号を発生
させる手段と、ノンインターレース走査を行う手段を有
したビデオ信号発生方法において、前記水平同期信号の
水平同期周波数fHと色副搬送波周波数fSCがfSC=455・f
H/2なる関係を有し、前記ノンインターレース走査の1
水平走査毎に前記カラーバースト信号の位相を180度反
転するとともに、前記ノンインターレース走査の1フレ
ーム走査毎に前記カラーバースト信号の位相を180度反
転することを特徴とする。
本発明は、 とすることによって、 となり、1H毎に360度÷2=180度反転することとなり、
テレビ、CRTディスプレイの特性に合った装置とするこ
とができる。更に垂直期間において走査線(ラスター
数)を奇数本にすることにより、フレーム毎のカラーバ
ースト信号の位相を180度反転させることにより、NTSC
のカラーテレビ信号を疑似的に作り出すことができる。
テレビ、CRTディスプレイの特性に合った装置とするこ
とができる。更に垂直期間において走査線(ラスター
数)を奇数本にすることにより、フレーム毎のカラーバ
ースト信号の位相を180度反転させることにより、NTSC
のカラーテレビ信号を疑似的に作り出すことができる。
以下、本発明について実施例に基づいて説明する。第
1図(a)はm番目のフレーム、(b)は(m+1)番
目のフレームのカラーバースト信号の位相を示す波形図
である。第2図はノンインタレース走査を示す図であ
る。
1図(a)はm番目のフレーム、(b)は(m+1)番
目のフレームのカラーバースト信号の位相を示す波形図
である。第2図はノンインタレース走査を示す図であ
る。
fHはNTSCに準じた となるように設定している。これにより となる。カラーバースト信号の周波数すなわち副搬送波
周波数は常に連続しているので、第1図に示したように
1H毎に半周期ずつずれた信号が、バースト開始点から始
まることとなる。すなわち隣り合った走査線のカラーバ
ースト信号の位相が半周期、すなわち180度ずつずれ
る。
周波数は常に連続しているので、第1図に示したように
1H毎に半周期ずつずれた信号が、バースト開始点から始
まることとなる。すなわち隣り合った走査線のカラーバ
ースト信号の位相が半周期、すなわち180度ずつずれ
る。
更に走査線の本数を奇数本とすることにより、m番目
のフレームの1番目の走査線のカラーバースト信号の位
相と、(m+1)番目のフレームの1番目の走査線のカ
ラーバースト信号の位相とは反転し、m番目を(m+
1)番目のフレームの位相は180度反転することとな
る。
のフレームの1番目の走査線のカラーバースト信号の位
相と、(m+1)番目のフレームの1番目の走査線のカ
ラーバースト信号の位相とは反転し、m番目を(m+
1)番目のフレームの位相は180度反転することとな
る。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、垂直方向の隣り合
った走査線で位相が反転して並び、空間的な積分効果に
より平均化されて、視覚的に減少して感じられるとい
う、テレビ、CRTディスプレイの特性に合った装置とす
ることができ、防害の少ない美しい画面を実現できる。
更に、NTSCのカラーテレビ信号を疑似的に作り出すこと
により、美しい画面を実現することができるビデオ信号
発生方法を提供することができる。
った走査線で位相が反転して並び、空間的な積分効果に
より平均化されて、視覚的に減少して感じられるとい
う、テレビ、CRTディスプレイの特性に合った装置とす
ることができ、防害の少ない美しい画面を実現できる。
更に、NTSCのカラーテレビ信号を疑似的に作り出すこと
により、美しい画面を実現することができるビデオ信号
発生方法を提供することができる。
また、本発明は、ノンインターレース走査方式で使用
可能であり、従来の櫛形フィルタをそのまま使用するこ
とができるという効果を有する。
可能であり、従来の櫛形フィルタをそのまま使用するこ
とができるという効果を有する。
第1図(a),(b)は隣り合うフレームでのカラーバ
ースト信号の位相を示す波形図。 第2図は、ノンインタレース走査を示す図。 第3図は、従来例での水平走査周期を示す図。 第4図は、従来例でのカラーバースト信号の位相を示す
波形図。
ースト信号の位相を示す波形図。 第2図は、ノンインタレース走査を示す図。 第3図は、従来例での水平走査周期を示す図。 第4図は、従来例でのカラーバースト信号の位相を示す
波形図。
Claims (1)
- 【請求項1】水平同期信号と、垂直同期信号と、映像信
号と、カラーバースト信号を発生させる手段と、ノンイ
ンターレース走査を行う手段を有したビデオ信号発生方
法において、 前記水平同期信号の水平同期周波数fHと色副搬送波周波
数fSCが fSC=455・fH/2なる関係を有し、 前記ノンインターレース走査の1水平走査毎に前記カラ
ーバースト信号の位相を180度反転するとともに、 前記ノンインターレース走査の1フレーム走査毎に前記
カラーバースト信号の位相を180度反転することを特徴
とするビデオ信号発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62214833A JP2587643B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | ビデオ信号発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62214833A JP2587643B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | ビデオ信号発生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6457288A JPS6457288A (en) | 1989-03-03 |
JP2587643B2 true JP2587643B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16662293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62214833A Expired - Lifetime JP2587643B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | ビデオ信号発生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587643B2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP62214833A patent/JP2587643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6457288A (en) | 1989-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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