JP2587382B2 - 線材のスケール除去装置 - Google Patents

線材のスケール除去装置

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JP2587382B2 JP9354894A JP9354894A JP2587382B2 JP 2587382 B2 JP2587382 B2 JP 2587382B2 JP 9354894 A JP9354894 A JP 9354894A JP 9354894 A JP9354894 A JP 9354894A JP 2587382 B2 JP2587382 B2 JP 2587382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線材のスケール除去装
置、詳しくは主として伸線機と共に用いられ、伸線機で
伸線される素線材に付着するスケールを除去するスケー
ル除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、線材のスケール除去は、複数のロ
ールを直線状に配置した直線型と、複数のロールを立体
状に配置した立体型とが知られており、立体型の代表例
として実公昭56−3052号公報に示されているよう
に、第1ロールと第2ロールとを同一平面上に配置し、
この第2ロールの接線上に、前記第1及び第2ロールと
直交する方向の第3ロールを配置し、この第3ロールと
同一平面上に第4ロールを配置し、更に、この第4ロー
ルの接線上に、前記第3及び第4ロールと直交する方向
の第5ロールを配置したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記した公報
記載の立体型従来例によれば、各ロールで巻込まれると
き、線材の各周面が圧縮作用及び引張作用を受けること
になり、また、線材のねじれに対しては打消されなが
ら、前記圧縮及び引張作用を受けることになるから、線
材のねじれ少なく全周のスケールを除去できるのである
が、伸線機から引出される線材を、前記各ロールにセッ
トするとき、前記線材を各ロールにおいて屈曲させなが
ら第1ロールから第5ロールに挿通させる必要があり、
このため細径の線材においてはそれ程セットに困難さは
ないけれども、太径の線材に対してはセットが困難とな
り、場合によっては適用できない不具合があった。
【0004】本発明の目的は、線材周面に固着するスケ
ールを、線材のねじれ少なく効果的に除去できながら、
細径線材は勿論太径の線材でも、簡単にセットできるス
ケール除去装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、入口側ロール1と、この入
口側ロール1の接線上に線材巻込部をもち、前記入口側
ロール1と直交する出口側ロール2とを同一平面高さ位
置に配設し、前記入口側ロール1と出口側ロール2との
間に、前記入口側ロール1と同方向の第1中間ロール3
を、前記入口側ロール1の接線に対し進入退出可能に設
けると共に、前記第1中間ロール3の退出位置における
該中間ロール3の接線上に線材巻込部をもち、前記第1
中間ロール3と直交する中継ロール4を設け、この中継
ロール4と前記出口側ロール2との間に、前記中継ロー
ル4と同方向で、前記出口側ロール2と直交する第2中
間ロール5を、前記中継ロール4の接線に対し進入退出
可能に設ける一方、前記第1中間ロール3及び第2中間
ロール5を進退駆動する第1及び第2往復動装置32,
52を設けたのである。
【0006】また、請求項2記載の発明は、中継ロール
4における第1中間ロール3の進退移動経路に向かう外
側部に、前記第1中間ロール3の退出位置への移動時、
該第1中間ロール3で誘導する線材を前記中継ロール4
の線材巻込部に引込案内する引込案内部40を設けたの
であり、また、請求項3記載の発明は、出口側ロール2
における第2中間ロール5の進退移動経路に向かう外側
部に、前記第2中間ロール5の進入位置への移動時、該
中間ロール5で誘導した線材を前記出口側ロール2に案
内するガイド体50を設けたのである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明は、前記入口側ロール1と
出口側ロール2とを同一平面高さ位置に設けて、これら
入口側ロール1と出口側ロール2との間に、前記第1中
間ロール3及び第2中間ロール5を前記入口側ロール1
の接線及び中継ロール4の接線に対し進入退出可能に設
けたから、これら各ロールに線材を挿入する場合、前記
入口側ロール1から出口側ロール2に線材を直線状に挿
入するだけで、つまり、従来例のように線材を各ロール
において屈曲させながら各ロールに挿通させることな
く、単に入口側ロール1から出口側ロール2に直線状に
挿入するだけで、前記各ロールに線材をセットできるの
である。
【0008】即ち、前記入口側ロール1から出口側ロー
ル2に前記線材を直線状に挿入した後、前記第1往復動
装置32を駆動して前記第1中間ロール3を前記入口側
ロール1の接線から退出させ、その退出位置に位置させ
ることにより、入口側ロール1から挿入した直線状の線
材は第1中間ロール3の退出で屈曲させられると共に、
前記中継ロール4の線材送込部にセットできるのであ
り、更に、前記第2往復動装置52を駆動して前記第2
中間ロール5を前記中継ロール4の接線に対し進出さ
せ、その進入位置に位置させることにより前記中継ロー
ル4から出口側ロール2に至る直線状の線材は、前記第
2中間ロール5の進入で屈曲させられるのである。
【0009】従って、前記各ロールを駆動することによ
り、これら各ロールの線材巻込部において、線材の各周
面が圧縮及び引張作用を受け、線材のねじれ少なく全周
面に固着するスケールを有効に除去できながら、しか
も、線材の各ロールへのセットが簡単になるだけでな
く、太径の線材でも、つまり、従来例では適用できなか
った太径線材でも適用でき、かつ、そのセット操作も細
径と同様簡単にでき、セットの操作性と汎用性とを向上
できるのである。
【0010】また、請求項2記載の発明では、前記中継
ロール4に前記引込案内部40を設けたから、前記第1
中間ロール3を退出させて線材を屈曲させるとき、前記
中継ロール4の線材巻込部に円滑且つ、確実に、つまり
中継ロール4の線材巻込部に、前記線材を引込むための
作業をしなくとも、引掛りなく円滑に、また、確実にセ
ットさせられるのである。
【0011】更に請求項3記載の発明では、前記ガイド
体50を設けたから、前記第1中間ロール3の退出時、
線材が出口側ロール2から離脱することなく行えると共
に、前記第2中間ロール5の進入時、該第2中間ロール
5で屈曲した線材を前記出口側ロール2の線材巻込部に
係合させられるのである。
【0012】
【実施例】図面に示したものは、伸線機に対し線材の入
口側となるケース11の入口側部位に、垂直部1aを中
心に回転可能とした入口側ロール1を設けると共に、前
記ケース11における前記線材の出口側部位置に、水平
軸2aを中心に回転可能とした出口側ロール2を設け、
この出口側ロール2の線材巻込部を、前記入口側ロール
1における線材巻込部の接線上に位置させて、前記入口
側ロール1の線材巻込部と出口側ロール2の線材巻込部
における最上部とを図2のように同一平面高さ位置に配
設し、そして、これら入口側ロール1と出口側ロール2
との間に、次に説明する第1中間ロール3と中継ロール
4及び第2中間ロール5とを設けたのである。前記入口
側ロール1及び出口側ロール2は、それぞれベアリング
ケース6,7を備え、これらベアリングケース6,7を
前記ケース11にそれぞれ静止状に支持している。
【0013】また、前記第1中間ロール3は、図1のよ
うに、前記ケース11に入口側から出口側に向かって斜
設された移動架台31に、主としてエアーシリンダから
成る第1往復動装置32を介して前記入口側ロール1の
接線、つまり前記入口側ロール1の線材巻込部と出口側
ロール2の線材巻込部とを結ぶ図1,2に示した直線X
−Xに対し進入退出可能に設けるのである。
【0014】即ち、前記第1中間ロール3もベアリング
ケース8を備え、垂直軸3aを中心に回転可能とし、前
記ベアリングケース8を、前記移動架台31に移動可能
に支持し、前記ベアリングケース8を、連結アーム33
を介して前記第1往復動装置32のロッド34に連結し
たもので、前記第1往復動装置32の往復駆動により前
記第1中間ロール3が、図1の点線で示したように、前
記入口側ロール1の接線、つまり前記直線X−Xより進
出した進入位置と、実線で示した退出位置、つまり前記
出口側ロール2の線材巻込部における径方向外側部の垂
線と一致する位置とに往復動できるようになり、前記退
出位置への退出により前記入口側ロール1から出口側ロ
ール2に挿入した直線状の線材が前記第1中間ロール3
で引取られて屈曲させられるのである。
【0015】また、前記中継ロール4は、前記第1中間
ロール3の退出位置における該中間ロール3の近くで、
かつ、その接線上に線材巻込部が位置するように設ける
のであって、前記出口側ロール2の水平軸2aと直交す
る水平軸4aを中心に回転可能とし、この水平軸4aを
支持するベアリングケース9を前記ケース11に静止状
に支持するのである。
【0016】更に、前記第2中間ロール5は、図3のよ
うに上下方向で、前端側(下端側)が前記出口側ロール
2に向かうように斜設した移動架台51に、主としてエ
ヤーシリンダから成る第2往復動装置52を介して前記
中継ロール4の接線、つまり前記中継ロール4の線材巻
込部と出口側ロール2の線材巻込部とを結ぶ図3に示し
た直線Y−Yに対し進入退出可能に設けるのである。
【0017】即ち、前記第2中間ロール5もベアリング
ケース10を備え、水平軸5aを中心に回転可能とし、
前記ベアリングケース10を、前記移動架台51に移動
可能に支持し、前記ベアリングケース10を、前記第2
往復動装置52のロッド53に連結したもので、前記第
2往復動装置52の往復駆動により、前記第2中間ロー
ル5が図3の実線で示したように、前記中継ロール4の
接線、つまり、前記直線Y−Yより退出した退出位置
と、直線で示した進入位置、つまり前記直線Y−Yを越
えて、前記第2中間ロール5の線材巻込部における接線
が出口側ロール2の線材巻込部における接線と一致する
位置とに往復動できるようになり、前記進入位置への進
入により、前記中継ロール4から出口側ロール2に至る
直線状の線材が前記第2中間ロール5で引取られて屈曲
させられるのである。
【0018】以上のように、前記入口側ロール1と出口
側ロール2とを同一平面高さに配置して、これら入口側
及び出口側ロール1,2との間に前記第1中間ロール3
と中継ロール4及び第2中間ロール5とを設けたから、
これら各ロールに伸線機から引出された素線材をセット
するとき、前記入口側ロール1から出口側ロール2に直
線状に挿入するだけで行えるのである。
【0019】即ち、前記入口側ロール1から出口側ロー
ル2に前記線材を直線状に挿入した後、前記第1往復動
装置32を駆動して前記第1中間ロール3を前記入口側
ロール1の接線から退出させ、その退出位置に位置させ
ることにより、入口側ロール1から挿入した直線状の線
材は第1中間ロール3の退出で屈曲させられると共に、
前記中継ロール4の線材巻込部にセットできるのであ
り、更に、前記第2往復動装置52を駆動して前記第2
中間ロール5を前記中継ロール4の接線に対し進出さ
せ、その進入位置に位置させることにより前記中継ロー
ル4から出口側ロール2に至る直線状の線材は、前記第
2中間ロール5の進入で屈曲させられるのである。
【0020】また、前記各ロールを駆動することによ
り、線材は先ず入口側ロール1の線材巻込部で水平面上
の屈曲が与えられた後、第1中間ロール3の線材巻込部
に巻込まれて前記屈曲に対し180度位相がずれた水平
面上の第2屈曲が与えられるのである。
【0021】その後、中継ロール4の線材巻込部で直角
状に屈曲し、線材には、前記第2屈曲に対し90度位相
がずれた垂直面上の第3の屈曲が与えられ、更に、第2
中間ロール5の線材巻込部に巻込まれて、前記第3の屈
曲に対し180度位相がずれた垂直面上の第4の屈曲が
与えられた後、出口側ロール2の線材巻込部で、更に直
角状に屈曲し、線材には、前記第4の屈曲に対し90度
がずれた水平面上での第5の屈曲が与えられるのであ
る。
【0022】従って、前記線材は、各ロールの通過に伴
い方向の異なる屈曲を多段にわたって与えられることに
なり、この屈曲による各周面の圧縮と引張作用とによ
り、線材周面に固着のスケールは線材ねじれを少なく効
果的に除去できるのである。
【0023】また、以上説明した実施例の各ロール1〜
5は、何れも線材巻込部100の両側と、線材の線材巻
込部からの離脱を防止するフランジ200を設けている
が、図4に示したように、前記中継ロール4における第
1中間ロール3の進退移動経路に向かう外側部には、前
記フランジ200を断面円形状に削り、前記第1中間ロ
ール3の退出位置への復動時、該第1中間ロール3で誘
導する線材300を、前記中継ロール4の線材巻込部1
00に引込案内する引込案内部40を設けるのが好まし
い。
【0024】斯くすることで、前記第1中間ロール3を
退出させて、線材を屈曲させるとき、中継ロール4の外
側フランジ200に線材が引掛ることなく、その線材引
込部100に前記線材を円滑かつ、確実にセットさせる
ことができる。
【0025】また、図4に示したように、前記出口側ロ
ール2における第2中間ロール5の進退移動経路に向か
う外側部、実際は前記出口側ロール2の回転中心近く
に、前記出口側ロール2のフランジ200外周と僅かな
隙間(例えば2mm)を置いて前記第2中間ロール5の進
入位置への移動時、前記第2中間ロール5で誘導した線
材を前記出口側ロール2に案内する主としてローラから
成るガイド体50を設けるのであって、このガイド体5
0により、前記第1中間ロール3の退出時、前記出口側
ロール2から線材が離脱するのを防止できると共に、前
記第2中間ロール5の進入時、この第2中間ロール5で
屈曲した線材を前記出口側ロール2の線材引込部に係合
させられるのである。
【0026】また、以上説明した実施例において、前記
各ロール1〜5の線材巻込部100は、主としてセラミ
ックスにより形成し、金属製フランジ200をボルト止
めなどの固定手段で結合するのが好ましいが、耐摩耗金
属や合成樹脂により一体に形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、前記入口側ロー
ル1と出口側ロール2とを同一平面高さ位置に設けて、
これら入口側ロール1と出口側ロール2との間に、前記
第1中間ロール3及び第2中間ロール5を前記入口側ロ
ール1の接線及び中継ロール4の接線に対し進入退出可
能に設けたから、これら各ロールに線材を挿入する場
合、前記入口側ロール1から出口側ロール2に線材を直
線状に挿入するだけで、つまり、従来例のように線材を
各ロールにおいて屈曲させながら各ロールに挿通させる
ことなく、単に入口側ロール1から出口側ロール2に直
線状に挿入するだけで、前記各ロールに線材をセットで
きるのである。
【0028】即ち、前記入口側ロール1から出口側ロー
ル2に前記線材を直線状に挿入した後、前記第1往復動
装置32を駆動して前記第1中間ロール3を前記入口側
ロール1の接線から退出させ、その退出位置に位置させ
ることにより、入口側ロール1から挿入した直線状の線
材は第1中間ロール3の退出で屈曲させられると共に、
前記中継ロール4の線材送込部にセットできるのであ
り、更に、前記第2往復動装置52を駆動して前記第2
中間ロール5を前記中継ロール4の接線に対し進出さ
せ、その進入位置に位置させることにより前記中継ロー
ル4から出口側ロール2に至る直線状の線材は、前記第
2中間ロール5の進入で屈曲させられるのである。
【0029】従って、前記入口側ロール1から進入する
線材は、前記各ロールの線材巻込部において、線材の各
周面が圧縮及び引張作用を受け、線材のねじれ少なく全
周面に固着するスケールを有効に除去できながら、しか
も、線材の各ロールへのセットが簡単になるだけでな
く、太径の線材でも、つまり、従来例では適用できなか
った太径線材でも適用でき、かつ、そのセット操作も細
径と同様簡単にでき、セットの操作性と汎用性とを向上
できるのである。
【0030】また、請求項2記載の発明では、前記中継
ロール4に前記引込案内部40を設けたから、前記第1
中間ロール3を退出させて線材を屈曲させるとき、前記
中継ロール4の線材巻込部に円滑且つ、確実に、つまり
中継ロール4の線材巻込部に、前記線材を引込むための
作業をしなくとも、引掛りなく円滑に、また、確実にセ
ットさせられるのである。
【0031】更に請求項3記載の発明では、前記ガイド
体50を設けたから、前記第1中間ロール3の退出時、
線材が出口側ロール2から離脱することなく行えると共
に、前記第2中間ロール5の進入時、該第2中間ロール
5で屈曲した線材を前記出口側ロール2の線材巻込部に
係合させられるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一実施例を示す平面図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 ケースを省略し、図1のB−B線からみた正
面図。
【図4】 中継ロールの第2実施例及びガイド体を設け
た第3実施例を示す説明図。
【図5】 ガイド体の取付構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 入口側ロール 2
出口側ロール 3 第1中間ロール 4
中継ロール 5 第2中間ロール 32
第1往復動装置 40 引込案内部 50
ガイド体 52 第2往復動装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側ロール(1)と、この入口側ロー
    ル(1)の接線上に線材巻込部をもち、前記入口側ロー
    ル(1)と直交する出口側ロール(2)とを同一平面高
    さ位置に配設し、前記入口側ロール(1)と出口側ロー
    ル(2)との間に、前記入口側ロール(1)と同方向の
    第1中間ロール(3)を、前記入口側ロール(1)の接
    線に対し進入退出可能に設けると共に、前記第1中間ロ
    ール(3)の退出位置における該中間ロール(3)の接
    線上に線材巻込部をもち、前記第1中間ロール(3)と
    直交する中継ロール(4)を設け、この中継ロール
    (4)と前記出口側ロール(2)との間に、前記中継ロ
    ール(4)と同方向で、前記出口側ロール(2)と直交
    する第2中間ロール(5)を、前記中継ロール(4)の
    接線に対し進入退出可能に設ける一方、前記第1中間ロ
    ール(3)及び第2中間ロール(5)を進退駆動する第
    1及び第2往復動装置(32)(52)を設けているこ
    とを特徴とする線材のスケール除去装置。
  2. 【請求項2】 中継ロール(4)における第1中間ロー
    ル(3)の進退移動経路に向かう外側部に、前記第1中
    間ロール(3)の退出位置への移動時、該第1中間ロー
    ル(3)で誘導する線材を前記中継ロール(4)の線材
    巻込部に引込案内する引込案内部(40)を設けている
    請求項1記載の線材のスケール除去装置。
  3. 【請求項3】 出口側ロール(2)における第2中間ロ
    ール(5)の進退移動経路に向かう外側部に、前記第2
    中間ロール(5)の進入位置への移動時、該中間ロール
    (5)で誘導した線材を前記出口側ロール(2)に案内
    するガイド体(50)を設けている請求項1又は2記載
    の線材のスケール除去装置。
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