JP2587353Y2 - 包装機のシール装置 - Google Patents

包装機のシール装置

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JP2587353Y2
JP2587353Y2 JP1992085568U JP8556892U JP2587353Y2 JP 2587353 Y2 JP2587353 Y2 JP 2587353Y2 JP 1992085568 U JP1992085568 U JP 1992085568U JP 8556892 U JP8556892 U JP 8556892U JP 2587353 Y2 JP2587353 Y2 JP 2587353Y2
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gear
pin
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辿 菅
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茨木精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱可塑性プラスチック
フイルムなどの包装材料を一対のシールバーでもって挟
圧加熱して溶着する包装機のシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分厚く溶融しにくいフイルムを時間をか
けて挟圧加熱するシールバーとして、特開平2−981
58号公報には図3に示すものを開示している。すなわ
ち下側の原動歯車1の偏心部に形成したクランクピン2
にクランクロッド3の下端を枢支すると共に、前記原動
歯車1と同歯数の従動歯車4を原動歯車1に噛み合うよ
うに設置し、さらに従動歯車4の偏心部にピン5aを介
して回転自在に支持した下部シールバー5の両端の扁平
部6をクランクロッド3に形成したスリット7に沿って
スライド自在に係合する一方、クランクロッド3の上端
に上部シールバー8を上下同自在に設ける。
【0003】軸9の動力でもって原動歯車1を矢印のご
とく逆時計方向に回転させると、クランクピン2の公転
でクランクロッド3は仮想線3aのごとく引き下げら
れ、それとは対称的に矢印の方向に回転する従動歯車4
によって下部シールバー5は上方へ押上られる。そして
クランクピン2が歯車1の下死点10に到達すると、ピ
ン6は従動歯車4の上死点に達するので、下部シールバ
ー5と上部シールバー8とはスプリング11の張力に抗
して一定時間互いに圧接し包装材料を挟圧することが可
能になる。
【0004】
【考案が解決しょうとする課題】しかし前記装置では、
クランクピン2が上死点に達した時、下部シールバーの
端ピン6は下死点に達し、両ピンの間隔が最も狭まるか
ら、クランクロッド3の上端が横方向に不安定になり、
ピン6との摩擦抵抗が大きくなり、シールバーの動きが
スムーズでなくなる欠点があった。そこで本考案は動き
のスムーズなシール装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、同歯数の原動、従動2個の歯車18,26
を上下関係で噛み合わせ、下側の原動歯車18の偏心部
のクランクピン19にクランクロッド20の下端を枢支
する一方、前記クランクピン19よりも上部において前
記クランクロッドに下部シールバー28をスライド自在
に支持すると共に、該下部シールバーの端部ピン29
を、上側の従動歯車26における、前記原動歯車のクラ
ンクピン19の公転軌道と同径軌道34点に枢支し、前
記軌道34の上死点で前記下部シールバー28が、前記
クランクロッド20の上端に支持した上部シールバー2
3に圧接するようにした装置において、3個の歯車が縦
一列になるように、前記原動歯車18の下側に同歯車と
同じ歯数のアイドル歯車36を噛み合わせる一方、前記
クランクロッド20の下端を前記アイドル歯車の位置ま
で直線的に延長し、該クランクロッドにスライド自在に
設けたスリーブ38の側面の安定ピン37を、アイドル
歯車36における、前記原動歯車のクランクピン19の
公転軌道と同径軌道点に枢支して構成する。
【0006】
【作用】原動歯車18の回転で該原動歯車の偏心部のク
ランクピン19に枢支したクランクロッド20の下端は
公転する。しかも前記原動歯車と噛み合う従動歯車26
は原動歯車と対称の方向に回転し、該従動歯車の偏心部
29に設けた下部シールバー28は前記クランクロッド
に沿って上下に変位する。またクランクロッド20のガ
イド31に下部シールバー端部のピン30を係合してい
るから、クランクロッド上端の上部シールバー23は円
軌道に沿って回転し、同じく別の円軌道を公転する下部
シールバー28と一定時間ごとに接触を繰り返す。
【0007】一方前記原動歯車の下側に噛み合うアイド
ル歯車36の偏心部の安定ピン37は前記クランクロッ
ドの下部ガイド38にスライド自在に係合しており、結
果的にクランクロッドは3個の歯車にそれぞれ支持され
安定する。
【0008】
【実施例】図2に示すようにベット15の上面に一対の
プレートによって形成したL字型の機台16を一定の間
隔を保つように固定し、これら両機台間に主軸17を水
平状に支持すると共に、該主軸の両端にそれぞれ原動歯
車18を固定する。
【0009】図1に示すように前記両原動歯車18のそ
れぞれの偏心部に設けたクランクピン19とクランクロ
ッド20とを枢支状に連結し、該クランクロッド上端2
1よりさらに延長したガイドピン22に上部シールバー
23の両端をスライド自在に支持すると共に、ガイドピ
ン上端のヘッド24の下のスプリング25の張力で上部
シールバーの両端をクランクロッドの上面21に押しつ
ける。
【0010】また前記原動歯車と同数の歯をもつ従動歯
車26を機台のホール27内に回転自在に支持すると共
に、従動歯車26を原動歯車18の上部にそれぞれ噛み
合わせ、さらに従動歯車の偏心部に下部シールバー28
の両端のピン29を回転自在に支持すると共に、該ピン
先端のスリーブ30を丸棒により形成したクランクロッ
ドにスライド自在に連結する。
【0011】そこでピニオン32からの入力で主軸17
を介して原動歯車18を回転させ、図1のごとくクラン
クピン19を矢印33の軌道に沿って公転させると、ク
ランクロッド20は前記軌道33に沿って動き、一方従
動歯車26は原動歯車18とは逆方向に回転し、軌道3
4に沿って公転するスリーブ30はクランクロッド20
に沿って上下に移動し、上下のシールバー23,28は
接近して包材を挟圧することができる。
【0012】前記の構造は冒頭に述べた公知例と差異は
ないが、本願では、機台16の下部に支持した軸35の
両端に対のアイドル歯車36を固定し、原動歯車18と
同歯数のこれらアイドル歯車36を原動歯車に噛み合わ
せ、さらにアイドル歯車の偏心部に設けた安定ピン37
の端のスリーブ38をクランクロッド20の下部にスラ
イド自在に係合している点が異なる。
【0008】
【効果】本考案では3個の歯車のそれぞれ偏心部の3本
のピンでクランクロッドを支持するものであるから、上
下2本のピンが最も接近したときでもクランクロッドに
傾きが起こらず、このためピンの動きにクランクロッド
の摩擦による余分な荷重が作用せず、シールバーをスム
ーズに動かせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図。
【図2】 正面図。
【図3】 側面図で表現した従来例の説明図。
【符号の説明】
16…機台、 17…主軸、 18…原動歯車、1
9…クランクピン、 20…クランクロッド、 22
…ガイドピン、 23…シールバー、 25…スプリン
グ、 26…従動歯車、 27…ホール、 28…下部
シールバー、 29…端ピン、 30…スリーブ、
31…スリット状ガイド、36…アイドル歯車、
38…第二のガイド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同歯数の原動、従動2個の歯車18,2
    6を上下関係で噛み合わせ、下側の原動歯車18の偏心
    部のクランクピン19にクランクロッド20の下端を枢
    支する一方、前記クランクピン19よりも上部において
    前記クランクロッドに下部シールバー28をスライド自
    在に支持すると共に、該下部シールバーの端部ピン29
    を、上側の従動歯車26における、前記原動歯車のクラ
    ンクピン19の公転軌道と同径軌道34点に枢支し、前
    記軌道34の上死点で前記下部シールバー28が、前記
    クランクロッド20の上端に支持した上部シールバー2
    3に圧接するようにした装置において、 3個の歯車が縦一列になるように、前記原動歯車18の
    下側に同歯車と同じ歯数のアイドル歯車36を噛み合わ
    せる一方、前記クランクロッド20の下端を前記アイド
    ル歯車の位置まで直線的に延長し、該クランクロッドに
    スライド自在に設けたスリーブ38の側面の安定ピン3
    7を、アイドル歯車36における、前記原動歯車のクラ
    ンクピン19の公転軌道と同径軌道点に枢支してなる包
    装機のシール装置。
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