JP2587193B2 - 結束バンド - Google Patents

結束バンド

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JP2587193B2
JP2587193B2 JP5298830A JP29883093A JP2587193B2 JP 2587193 B2 JP2587193 B2 JP 2587193B2 JP 5298830 A JP5298830 A JP 5298830A JP 29883093 A JP29883093 A JP 29883093A JP 2587193 B2 JP2587193 B2 JP 2587193B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被取扱物に巻き締めて
用いる結束バンドに係り、特に、例えばヒューム管など
の管体の取扱い,輸送時等に管体の破損防止の保護バン
ドとして用いるのに好適な結束バンドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】被取扱物に巻き締めて用いる結束バンド
としては、例えば、家庭用電気品を始めOA機器、工業
機器などの配線コード類を束ねて整理する、比較的小さ
いバンドがよく知られている。しかし、例えばヒューム
管などの管体の取扱いなど大形物品の巻き締めに適用で
きる結束バンドは見当らない。
【0003】ところで、上下水道工事等では、土中また
は水中などに埋設して上下水等の流体を流通させる配管
として、コンクリート製のヒューム管が使用される。特
に、上下水道設備の主管となるヒューム管は、通常、
150〜600mm程度の大径のものが使用される。
ヒューム管は所定長さの定尺物を、接合部に係るスピコ
ット部、ソケット部を介して接続し、長管路の需要に対
応している。
【0004】前記ヒューム管の一方の管端部であるソケ
ット部は、管外径よりやや大径の受け口が形成されてお
り、他方の管端部であるスピコット部は、管外径に対し
て所定幅の円周溝を設けてあるもので、相手ソケットと
嵌め合ったとき、この円周溝にシール部材を介在させて
接続部からの流体漏洩、あるいは外部からの異物浸入を
防止するように構成されている。したがって、前記スピ
コット部、ソケット部には、管本体の肉厚に較べて薄肉
部が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなヒューム管
は、定尺物を製造工場またはストックヤード等から工事
現場へ輸送して、現地で接続して使用する。ストックヤ
ードにおける保管時、また輸送時には、定尺のヒューム
管をランダムに積み重ねてロープ掛けでハンドリングし
たり、車両輸送したりする。このとき、ヒューム管同志
の接触や振動等の衝撃によって、前記スピコット部、ソ
ケット部のやや肉厚の薄い部分や管本体に較べ形状の変
化している部分は破損する恐れがある。
【0006】そこで、従来は、この破損しやすいスピコ
ット部、ソケット部のあたりを予め縄で縛ってヒューム
管同志の接触や衝突を防ぐクッションにしていた。しか
し、最近、縄そのものが品不足となっているとともに、
現場作業者が粗縄の結びに習熟しない者が多くなり、特
に外人労務者が増えるに従って、この傾向は顕著になり
つつある。このことから、未熟練者でも容易に取り扱え
る保護バンドが要請されるに至った。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るために為されたもので、本発明の目的は、ヒューム管
など管体の取扱い,輸送時に、積み重ねた管体の互いに
干渉するときの衝撃を緩和し、破損を防止するととも
に、管体の大小に対応しやすく、取扱いが簡便で、保護
バンドとして信頼性の高い結束バンドを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る結束バンドの構成は、帯状の巻き締め
部からなり、被取扱物の管体に接する一面を平滑面と
し、該平滑面の反対の面を凹凸面とし、所定長さの帯状
の巻き締め部の端部に当該バンドの他端あるいは他のバ
ンドの一端を重ね合わせて締着する接合係止部と、当該
バンドの他端に形成した、前記接合係止部に重ね合わせ
るべき平滑部とを有する結束バンドにおいて、前記接合
係止部は、帯状のバンドの両側部に、相手バンドの両側
面を案内して挿通させるガイドフランジを備え、巻き締
め部の凹凸面は、バンド幅の両側から前記接合係止部の
ガイドフランジの幅を逃げた範囲に多数の突起を形成し
たものとするとともに、前記接合係止部における相手バ
ンドとの当接面と、前記接合 係止部に重ね合わせるべき
平滑部との互いに当接する面に、互いに係止し合う粗面
を形成したものである。
【0009】より詳しくは、接合係止部のガイドフラン
ジより長手方向外側に帯状部を延ばして、被取扱物の管
体と密接できる傾斜を有する薄肉平滑面を形成したもの
である。また、接合係止部のガイドフランジの外側部
に、バンド取り扱い時の作業用つまみを備えるなどの工
夫をしており、さらに、反接合係止部側のバンド端部に
バンド取り扱い時の作業用開口を設けている。ここで、
バンドは、その材質を熱可塑性樹脂とし、可撓性ある帯
状に形成したものである。
【0010】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
本発明の結束バンドは、一面を平滑面とし、その反対の
面を凹凸面としているので、例えばヒューム管を積み重
ねて輸送するような場合、各ヒューム管に結束バンドを
巻き締めれば、バンドの平滑面はヒューム管によく密接
し、凹凸面の多数の突起は各ヒューム管同志の接触や振
動等の衝撃を緩和する緩衝機能を果たすことになる。し
たがって、ヒューム管等の取扱い,輸送時の破損を防止
することができる。
【0011】結束バンドは、帯状のバンドの両側部に、
相手バンドの両側面を案内して挿通させるガイドフラン
ジを設け、当該バンドの他端あるいは他のバンドの一端
を重ね合わせて締着するようにしているので、所定長さ
の結束バンドを複数個接続することによって、ヒューム
管等取扱い物の大小に対応しやすく、取扱いが簡便であ
る。
【0012】接合係止部における相手バンドとの当接面
と、重ね合わせるべき平滑部との互いに当接する面に、
互いに係止し合う粗面を形成しているので、重ね合わせ
て締め付け固定するときの、接合の信頼性を高めること
ができる。
【0013】また、接合係止部のガイドフランジより長
手方向外側に帯状部を延ばして、被取扱物と密接できる
傾斜を有する薄肉平滑面を形成したので、ヒューム管な
ど被取扱物に密接するバンド面も段付き部のないなめら
かな状態を確保でき、取扱い性がよい。
【0014】さらに、接合係止部のガイドフランジの外
側部に、バンド取り扱い時の作業用つまみを備えたの
で、バンドの接合あるいは接合部の解放時の作業をやり
やすくしている。また、反接合係止部側のバンド端部に
バンド取り扱い時の作業用開口を設けたので、特に接合
部の解放時に、この開口からペンチ釘を差し入れて作業
するなど作業をやりやすくしている。
【0015】
〔実施例 1〕
図1は、本発明の一実施例に係る結束バンドの図で、
(a)は平面図、(b)は、(a)のB−B矢視側面
図、(c)は、(a)のC−C矢視断面図で突起の断面
を示す図、(d)は、(b)のD−D矢視背面図、図2
は、図1のA部拡大図で、(a)は平面図、(b)は、
(a)のC矢視断面図、(c)は、(a)のE矢視側面
図で、接合係止部にバンドを重ね合わせた状態を示す
図、図3は、バンド同志の互いに係止し合う係止溝面を
示す拡大断面図、図4は、図1の結束バンドをヒューム
管に巻き締めた状態を示す斜視図である。
【0016】図1において、1は、中心線xの方向に所
定長さをもつ帯状の巻き締め部からなる結束バンド、2
は、バンド表面の凹凸面、3は、凹凸面2の多数の突
起、4は、バンド背面、すなわち被取扱物に接する平滑
面、5は、結束バンド1の一方の端に設けた接合係止
部、6は、接合係止部5の幅方向の両側部に設けたガイ
ドフランジで、このガイドフランジ6は、相手バンドの
両側面を案内して挿通させる機能を有するものである。
【0017】このように、結束バンド1は、帯状の巻き
締め部の一面を平滑面4とし、該平滑面4の反対の面を
凹凸面2とするとともに、所定長さの帯状の巻き締め部
の端部に当該バンドの他端あるいは他のバンドの一端を
重ね合わせて締着する接合係止部5を有するものであ
る。しかして、この結束バンド1は、そのバンドの材質
を熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレンとし、可撓性あ
る帯状に形成したものである。
【0018】また、図1において、7は、接合係止部の
バンド表面に形成した係止溝面、8は、反接合係止部側
の帯状の平滑面4の所定範囲に形成した係止溝面であ
る。これら係止溝面7,8は、接合係止部5における相
手バンドとの当接面と、前記接合係止部5に重ね合わせ
るべき平滑面4との互いに当接する面に、互いに係止し
合う粗面を形成したものであり、その係止溝面の断面形
状を図3に拡大して示す。係止溝面7,8の係止溝は、
例えば、図3に示すように鋸の刃状に形成され、鋸の刃
の傾斜角は45°、一方の係止溝面8の刃の深さは、他
方の係止溝面7の刃の深さの0.5程度になっており、
離脱可能に浅く係合させるように形成されている。
【0019】接合係止部5の詳細を図2に示す。図2
(c)に示すように、接合係止部5は、帯状のバンドの
両側部に、中心線xに対して対称に鍵状のガイドフラン
ジ6を設けており、相手バンドの平滑部4aの両側面を
案内して挿通させるものである。そして、この接合時に
前記係止溝面7,8が互い係止し合って結合の信頼性を
高める。ここで、平滑面4における係止溝面8の長手方
向の範囲は、反接合係止部側の端から平滑部4aを確保
したのちバンド全長の約1/3の長さにすれば、被取扱
物を巻き締めて係止するとき被取扱物の大きさに対応し
やすい。
【0020】また、図1に示したように、巻き締め部の
凹凸面2は、バンド幅の両側から接合係止部のガイドフ
ランジ6の幅を逃げた幅範囲に、中心線xの方向に多数
の突起3を形成したものである。突起3は、図1の例で
はx方向に長い長方形状のものを示したが、これに限定
されるものではない。
【0021】さらに、図1において、1aは、反接合係
止部側のバンド端部に穿孔したバンド取り扱い時の作業
用開口に係る孔である。なお、4aは、バンド端をガイ
ドフランジ6にスムーズに挿通させる薄肉の平滑部、4
bは、接合係止部5と帯状の平滑面4とを結ぶゆるやか
な傾斜をもった平滑部で、被取扱物の管体に密接しやす
く形成されている。
【0022】このような結束バンドの使用状態を図4に
示す。図中、結束バンドは図1と同一符号で示してい
る。図4において、11は、コンクリート製のヒューム
管の管体、12は、ヒューム管11のソケット部、13
は、ヒューム管11のスピコット部である。ヒューム管
11の一方の管端部であるソケット部12は、管外径よ
りやや大径の受け口が形成されており、他方の管端部で
あるスピコット部13は、管外径に対して所定幅の円周
溝13aを設けてあるもので、相手ソケット部12と嵌
め合ったとき、この円周溝13aにシール部材を介在さ
せて接続部からの流体漏洩、あるいは外部からの異物浸
入を防止するように構成されている。したがって、前記
スピコット部13、ソケット部12は、管本体の肉厚に
較べて薄肉となっている。
【0023】このようなヒューム管11は、定尺物を製
造工場またはストックヤード等から工事現場へ輸送し
て、現地で接続して使用する。この輸送時には、定尺の
ヒューム管をランダムに積み重ねてロープ掛けでハンド
リングしたり、車両輸送したりする。このとき、ヒュー
ム管同志の接触や振動等の衝撃によって、前記スピコッ
ト部13、ソケット部12のやや肉厚の薄い部分や管本
体に較べ形状の変化している部分は破損する恐れがあ
る。
【0024】そこで、この破損しやすいスピコット部1
3、ソケット部12のあたりを予め結束バンド1で巻き
締めてヒューム管11同志の接触や衝突を防ぐ保護バン
ドとして使用した。図4に示す例は、一本の結束バンド
1を丸めて接合係止部5で固定したものである。もし
も、ヒューム管が大径のもので、一本の結束バンドで全
周を巻き締めることができない場合は、前記結束バンド
1を接合係止部5を介して複数本連結し、その長いバン
ドで大径のヒューム管を巻き締めて保護するものであ
る。
【0025】本実施例によれば、結束バンド1は、一面
を平滑面4とし、その反対の面を凹凸面2としているの
で、例えばヒューム管11を積み重ねて輸送するような
場合、各ヒューム管11に結束バンド1を巻き締めれ
ば、バンドの平滑面4はヒューム管の所望部によく密接
し、凹凸面2の多数の突起3は各ヒューム管11同志の
接触や振動等の衝撃を緩和する緩衝機能を果たすことに
なる。したがって、ヒューム管等の取扱い,輸送時の破
損を防止することができる。
【0026】結束バンド1は、相手バンドの両側面を案
内して挿通させるガイドフランジ6を有し、当該バンド
の他端あるいは他のバンドの一端を重ね合わせて締着す
るようにしているので、所定長さの結束バンドを複数個
接続することによって、ヒューム管など管体の大小に対
応しやすく、取扱いが簡便である。
【0027】反接合係止部側のバンド端部にバンド取り
扱い時の作業用の孔1aを設けたので、特に接合部の解
放時に、この孔1aからペンチ釘を差し入れて係止溝面
7,8を離脱させる作業をやりやすくしている。接合係
止部5における相手バンドとの当接面と、重ね合わせる
べき平滑部との互いに当接する面に、互いに係止し合う
係止溝面7,8を形成しているので、重ね合わせて締め
付け固定するときの、接合の信頼性を高めることができ
る。
【0028】〔実施例 2〕 次に、本発明の他の実施例を図5を参照して説明する。
図5は、本発明の他の実施例に係る結束バンドの接合係
止部の拡大図で、(a)は平面図、(b)は、(a)の
F矢視断面図である。図中、図1,2と同一符号のもの
は、先の実施例と同等部であるから、その説明を省略す
る。また、図5に図示しない帯状バンド部は図1と同等
である。図5に示す結束バンド1Aが、図1,2に示し
たものと相違するところは、接合係止部5Aのガイドフ
ランジ6より長手方向外側に帯状部9を延ばして、相手
被取扱物の管体と密接できる傾斜を有する薄肉平滑面9
aを形成したことである。
【0029】図5に示す実施例によれば、先の実施例と
同様の効果が得られるほか、接合係止部5Aのガイドフ
ランジ6より長手方向外側に帯状部9を延ばして、相手
被取扱物の管体と密接できる傾斜のある薄肉平滑面9a
を形成したので、ヒューム管など管体に密接するバンド
面が段付き部のないなめらかな状態を確保でき、取扱い
性がよいという本実施例特有の効果がある。
【0030】〔実施例 3〕 次に、図6は、本発明のさらに他の実施例に係る結束バ
ンドの接合係止部の拡大平面図である。図中、図5と同
一符号のものは、先の実施例と同等部であるから、その
説明を省略する。図6に示す結束バンド1Bが、図1あ
るいは図5に示したものと相違するところは、接合係止
部5Bのガイドフランジ6の外側部に、バンド取り扱い
時の作業用つまみ10を備えたことである。図6の例で
は、つまみ10は、ガイドフランジ6の外側両側に2個
づつ設けているが、両側に1個づつ設けても差し支えな
い。
【0031】図6に示す実施例によれば、先の第一,第
二の実施例と同様の効果が得られるほか、取り扱い時の
作業用つまみ10を備えたので、作業環境が悪くても、
また未熟練者でも、能率良く結束バンドの接合、巻き締
め、接合部の離脱解放作業を行うことができるという本
実施例特有の効果がある。
【0032】なお、上記の説明では、三つの実施例を別
々に説明したが、本発明は、これらすべてを備えた結束
バンドが最も実用上好ましいことは言うまでもない。ま
た、凹凸面あるいは突起の形状、ガイドフランジの形
状、係止用粗面の構成、作業用開口の形状などは、上記
各実施例の各図面に示したものに限定されるものではな
い。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ヒューム管など管体の取扱い,輸送時に、積み重
ねた管体の互いに干渉するときの衝撃を緩和し、破損を
防止するとともに、管体の大小に対応しやすく、取扱い
が簡便で、保護バンドとして信頼性の高い結束バンドを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る結束バンドの図であ
る。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】バンド同志の互いに係止し合う係止溝面を示す
拡大断面図である。
【図4】図1の結束バンドをヒューム管に巻き締めた状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る結束バンドの接合係
止部の拡大図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係る結束バンドの
接合係止部の拡大平面図である。
【符号の説明】 1,1A,1B…結束バンド、2…凹凸面、3…突起、
4…平滑面、4a,4b…平滑部、5,5A,5B…接
合係止部、6…ガイドフランジ、7,8…係止溝面、9
…帯状部、9a…薄肉平滑面、10…つまみ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の巻き締め部からなり、被取扱物
    管体に接する一面を平滑面とし、該平滑面の反対の面を
    凹凸面とし、所定長さの帯状の巻き締め部の端部に当該
    バンドの他端あるいは他のバンドの一端を重ね合わせて
    締着する接合係止部と、当該バンドの他端に形成した、
    前記接合係止部に重ね合わせるべき平滑部とを有する
    束バンドにおいて、 前記接合係止部は、帯状のバンドの両側部に、相手バン
    ドの両側面を案内して挿通させるガイドフランジを
    え、 巻き締め部の凹凸面は、バンド幅の両側から前記接合係
    止部のガイドフランジの幅を逃げた範囲に多数の突起を
    形成したものとするとともに、 前記接合係止部における相手バンドとの当接面と、前記
    接合係止部に重ね合わせるべき平滑部との互いに当接す
    る面に、互いに係止し合う粗面を形成した ことを特徴と
    する結束バンド。
  2. 【請求項2】 接合係止部のガイドフランジより長手方
    向外側に帯状部を延ばして、被取扱物の管体と密接でき
    る傾斜を有する薄肉平滑面を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の結束バンド。
  3. 【請求項3】 接合係止部のガイドフランジの外側部
    に、バンド取り扱い時の作業用つまみを備えたことを特
    徴とする請求項1または2記載のもののいずれかの結束
    バンド。
  4. 【請求項4】 反接合係止部側のバンド端部にバンド取
    り扱い時の作業用開口を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし3記載のもののいずれかの結束バンド。
  5. 【請求項5】 バンドの材質を熱可塑性樹脂とし、可撓
    性ある帯状に形成したことを特徴とする請求項1ないし
    4記載のもののいずれかの結束バンド。
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