JP2587154Y2 - 装炭車装入孔掃除装置 - Google Patents
装炭車装入孔掃除装置Info
- Publication number
- JP2587154Y2 JP2587154Y2 JP1993066581U JP6658193U JP2587154Y2 JP 2587154 Y2 JP2587154 Y2 JP 2587154Y2 JP 1993066581 U JP1993066581 U JP 1993066581U JP 6658193 U JP6658193 U JP 6658193U JP 2587154 Y2 JP2587154 Y2 JP 2587154Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- charging
- scraper
- sheet surface
- hydraulic circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coke Industry (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案はコークス炉の装炭車に設け
た装入孔掃除装置における装入口蓋シート面の掃除装置
に関するものである。
た装入孔掃除装置における装入口蓋シート面の掃除装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】装炭車の機枠に調芯装置を備えた昇降枠
の下端部に装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパを設
けた装入孔掃除装置は知られている(特開平5−394
87号)。しかし上記掃除装置には窯内掃除用スクリュ
ーカッタを備え自重が大であり、シート面に当接させる
際のスピード等により、シート面に過大な衝撃力が作用
するため、シート面を形成する炉枠を損傷させるという
問題があった。特に近年採用されているキャスタブル耐
火材による炉枠及びそのキャスタブルシート面に対して
は炉枠割損事故を生じ易いという問題がある(特開昭4
9−125402号)。
の下端部に装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパを設
けた装入孔掃除装置は知られている(特開平5−394
87号)。しかし上記掃除装置には窯内掃除用スクリュ
ーカッタを備え自重が大であり、シート面に当接させる
際のスピード等により、シート面に過大な衝撃力が作用
するため、シート面を形成する炉枠を損傷させるという
問題があった。特に近年採用されているキャスタブル耐
火材による炉枠及びそのキャスタブルシート面に対して
は炉枠割損事故を生じ易いという問題がある(特開昭4
9−125402号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本案は装炭車装入孔掃
除装置における重量大な装入口蓋シート面掃除用回転ス
クレーパをキャスタブル炉枠のキャスタブル窯口蓋シー
ト面に衝撃なく安全に接触させ、該シート面のみならず
キャスタブル炉枠の割損又は損傷を防止することを目的
とする。
除装置における重量大な装入口蓋シート面掃除用回転ス
クレーパをキャスタブル炉枠のキャスタブル窯口蓋シー
ト面に衝撃なく安全に接触させ、該シート面のみならず
キャスタブル炉枠の割損又は損傷を防止することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案は装炭車の機枠に昇降枠を設け、該昇降枠の下端
部に装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパを設けてな
り、かつ上記昇降枠の昇降用シリンダの油圧回路に切換
弁によって切換えられる上記シリンダの逆圧油圧回路を
形成し、該逆圧油圧回路に圧力調整弁を介設して上記ス
クレーパを窯口蓋シート面に衝撃なく接触させるよう調
整可能に形成してなる装炭車装入孔掃除装置によって構
成される。
め本案は装炭車の機枠に昇降枠を設け、該昇降枠の下端
部に装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパを設けてな
り、かつ上記昇降枠の昇降用シリンダの油圧回路に切換
弁によって切換えられる上記シリンダの逆圧油圧回路を
形成し、該逆圧油圧回路に圧力調整弁を介設して上記ス
クレーパを窯口蓋シート面に衝撃なく接触させるよう調
整可能に形成してなる装炭車装入孔掃除装置によって構
成される。
【0005】
【作用】本案では昇降用シリンダを動作させて昇降枠を
下降させ装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパが該シ
ート面に接触する前に該シート面の直上所定位置におい
て、切換弁を切換えて逆圧油圧回路を動作させることに
よって上記スクレーパを備えた昇降枠その他の装置の自
重加速度及び油圧回路側の加速度を抑制し、該スクレー
パを上記シート面に緩接させることができる。
下降させ装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパが該シ
ート面に接触する前に該シート面の直上所定位置におい
て、切換弁を切換えて逆圧油圧回路を動作させることに
よって上記スクレーパを備えた昇降枠その他の装置の自
重加速度及び油圧回路側の加速度を抑制し、該スクレー
パを上記シート面に緩接させることができる。
【0006】
【実施例】コークス炉装炭車1の機枠2にエアベアリン
グ10を介して前後左右に摺動可能な直立案内ガイド1
1を垂設し、同ガイド11に沿って昇降枠3を支持し、
昇降枠3の外側下部と同ガイド11とを昇降用シリンダ
5によって接続し油圧回路6を動作させて昇降枠3を昇
降させることができ、昇降枠3の下端部に設けた装入口
蓋シート面掃除用回転スクレーパ4を下方の装入口12
のシート面13に接触させる。
グ10を介して前後左右に摺動可能な直立案内ガイド1
1を垂設し、同ガイド11に沿って昇降枠3を支持し、
昇降枠3の外側下部と同ガイド11とを昇降用シリンダ
5によって接続し油圧回路6を動作させて昇降枠3を昇
降させることができ、昇降枠3の下端部に設けた装入口
蓋シート面掃除用回転スクレーパ4を下方の装入口12
のシート面13に接触させる。
【0007】その状態ではシート面13とスクレーパ4
とは一般に偏芯しているが、スクレーパ4を水平方向に
回動させてシート面13とすり合せを行うことによって
エアベアリング10の作用によって上記案内ガイド11
は水平方向に摺動し、シート面13の中心線にスクレー
パ4の中心線が一致する。
とは一般に偏芯しているが、スクレーパ4を水平方向に
回動させてシート面13とすり合せを行うことによって
エアベアリング10の作用によって上記案内ガイド11
は水平方向に摺動し、シート面13の中心線にスクレー
パ4の中心線が一致する。
【0008】上記昇降枠3の下降に際し、スクレーパ4
がシート面13の直上の所定位置に下降するとリミット
スイッチ(又は遠隔制御装置)が動作して電磁切換弁7
を動作し逆圧油圧回路8が開くため、昇降シリンダ5に
は逆圧が掛る。
がシート面13の直上の所定位置に下降するとリミット
スイッチ(又は遠隔制御装置)が動作して電磁切換弁7
を動作し逆圧油圧回路8が開くため、昇降シリンダ5に
は逆圧が掛る。
【0009】例えばスクリューカッタ重量2100k
g、昇降シリンダ100mmでは昇降枠3に設けた窯内
掃除用スクリューカッタ14の重量と下降油圧力の下降
荷重Wdは3927kgであり、上記逆圧による軽減荷
重Wuは3130kgであるから逆圧状態におけるシー
ト面13の受ける反力Rは R=Wd−Wu=797kg となる。
g、昇降シリンダ100mmでは昇降枠3に設けた窯内
掃除用スクリューカッタ14の重量と下降油圧力の下降
荷重Wdは3927kgであり、上記逆圧による軽減荷
重Wuは3130kgであるから逆圧状態におけるシー
ト面13の受ける反力Rは R=Wd−Wu=797kg となる。
【0010】即ち逆圧が無い場合の反力3927kgに
対し逆圧により該反力797kgに軽減される。この逆
圧は圧力調整弁7により任意に調整する。この調整は掃
除効果と不定形耐火物によるキャスタブルシート面や鋼
製シート面13の強さにより調整するが、シート面13
の強さ荷重より低い掃除荷重で設定する。
対し逆圧により該反力797kgに軽減される。この逆
圧は圧力調整弁7により任意に調整する。この調整は掃
除効果と不定形耐火物によるキャスタブルシート面や鋼
製シート面13の強さにより調整するが、シート面13
の強さ荷重より低い掃除荷重で設定する。
【0011】尚図中15で示すものは直立案内ガイド1
1のセンター復元雌錐面、16は雄錐面、17はスクレ
ーパ4の回動用歯車、18は該歯車駆動用油圧モータ、
19は上記スクリューカッタ14の支持枠、20は該支
持枠19の昇降用小シリンダ、21は蓋取装置である。
1のセンター復元雌錐面、16は雄錐面、17はスクレ
ーパ4の回動用歯車、18は該歯車駆動用油圧モータ、
19は上記スクリューカッタ14の支持枠、20は該支
持枠19の昇降用小シリンダ、21は蓋取装置である。
【0012】
【考案の効果】本案は上述のように構成したので装炭車
装入孔掃除装置において、装入口蓋シート面掃除用回転
スクレーパを不定形耐火物によるキャスタブル炉枠の窯
口蓋シート面に衝撃なく安全に接触させることができ、
上記シート面や炉枠の割損又は損傷を防止することがで
きる。
装入孔掃除装置において、装入口蓋シート面掃除用回転
スクレーパを不定形耐火物によるキャスタブル炉枠の窯
口蓋シート面に衝撃なく安全に接触させることができ、
上記シート面や炉枠の割損又は損傷を防止することがで
きる。
【図1】本案の装炭車装入孔掃除装置の油圧回路及び逆
圧回路を示す図である。
圧回路を示す図である。
【図2】上記掃除装置の正面図である。
【図3】図2を左方から見た側面図である。
1 装炭車 2 機枠 3 昇降枠 4 装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパ 5 昇降用シリンダ 6 油圧回路 7 切換弁 8 逆圧油圧回路 9 圧力調整弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−39487(JP,A) 実開 平2−12504(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 43/04 C10B 25/24
Claims (1)
- 【請求項1】 装炭車の機枠に昇降枠を設け、該昇降枠
の下端部に装入口蓋シート面掃除用回転スクレーパを設
けてなり、かつ上記昇降枠の昇降用シリンダの油圧回路
に切換弁によって切換えられる上記シリンダの逆圧油圧
回路を形成し、該逆圧油圧回路に圧力調整弁を介設して
上記スクレーパを窯口蓋シート面に衝撃なく接触させる
よう調整可能に形成してなる装炭車装入孔掃除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066581U JP2587154Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 装炭車装入孔掃除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066581U JP2587154Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 装炭車装入孔掃除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738160U JPH0738160U (ja) | 1995-07-14 |
JP2587154Y2 true JP2587154Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=13320070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993066581U Expired - Lifetime JP2587154Y2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 装炭車装入孔掃除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587154Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220036698A (ko) * | 2020-09-16 | 2022-03-23 | 주식회사 포스코 | 코크스 침전지 디스차징카 무동력 스크레이핑 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101359144B1 (ko) * | 2012-03-14 | 2014-02-06 | 주식회사 포스코 | 장입구 및 리드 크리닝장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0212504U (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | ||
JP2849493B2 (ja) * | 1991-08-07 | 1999-01-20 | 株式会社幸袋工作所 | コークス炉装入孔掃除装置 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP1993066581U patent/JP2587154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220036698A (ko) * | 2020-09-16 | 2022-03-23 | 주식회사 포스코 | 코크스 침전지 디스차징카 무동력 스크레이핑 장치 |
KR102426569B1 (ko) | 2020-09-16 | 2022-07-27 | 주식회사 포스코 | 코크스 침전지 디스차징카 무동력 스크레이핑 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738160U (ja) | 1995-07-14 |
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