JP2587112Y2 - 吸水部材 - Google Patents
吸水部材Info
- Publication number
- JP2587112Y2 JP2587112Y2 JP1993028765U JP2876593U JP2587112Y2 JP 2587112 Y2 JP2587112 Y2 JP 2587112Y2 JP 1993028765 U JP1993028765 U JP 1993028765U JP 2876593 U JP2876593 U JP 2876593U JP 2587112 Y2 JP2587112 Y2 JP 2587112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bonded
- absorbing member
- adhesive
- back surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主に、野菜、魚、肉等の
生鮮食品を包装に用いる部材に関するものである。
生鮮食品を包装に用いる部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、この種のものは不織布
や紙を使用するものがほとんどであった。
や紙を使用するものがほとんどであった。
【0003】又、吸水性ポリマーを利用する場合、例え
ば、生理用品等の場合は紙や不織布に熱圧着によって接
着させる場合が多く、本考案のようにセロハン或いはポ
リビニルアルコール製の薄いシートには熱溶着は出来
ず、接着剤でなければ接合できないものであり、且つ、
又、吸水性ポリマーも普通の接着剤では接合が困難であ
った。
ば、生理用品等の場合は紙や不織布に熱圧着によって接
着させる場合が多く、本考案のようにセロハン或いはポ
リビニルアルコール製の薄いシートには熱溶着は出来
ず、接着剤でなければ接合できないものであり、且つ、
又、吸水性ポリマーも普通の接着剤では接合が困難であ
った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は従来の製品で
はドリップを吸収する際、うま味まで吸収したり、保形
性の点や後処理の問題等解決されていない点が多くこれ
らよりみて、燃やしても公害を発生しない材質のものを
利用し、且つ、制作が容易で、体裁もよく、使用に際し
ては後処理が簡易である等の点を満足させる吸水部材を
提供することを目的としたものである。本考案は又、E
VA系樹脂(主成分)を溶剤トルエンで溶かした接着剤
を利用することにより、印刷機によって体裁良く吸水性
ポリマーを接合できるようにしたものである。
はドリップを吸収する際、うま味まで吸収したり、保形
性の点や後処理の問題等解決されていない点が多くこれ
らよりみて、燃やしても公害を発生しない材質のものを
利用し、且つ、制作が容易で、体裁もよく、使用に際し
ては後処理が簡易である等の点を満足させる吸水部材を
提供することを目的としたものである。本考案は又、E
VA系樹脂(主成分)を溶剤トルエンで溶かした接着剤
を利用することにより、印刷機によって体裁良く吸水性
ポリマーを接合できるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に本考案について説明
する。水のみを通すセロハン或いはポリビニルアルコー
ル製の薄いシートの裏面全面に吸水性ポリマーと接着剤
とを混合して印刷機を利用して適正な間隔部をおいて適
量接合付着させた主材料の裏面に更に薄い紙シートを接
合させたもので、或いは、これに更に保形性のために厚
紙を接合して利用し、更に、これらを受皿状等の容器形
状に形成して、使用の容易な形態としたものである。
する。水のみを通すセロハン或いはポリビニルアルコー
ル製の薄いシートの裏面全面に吸水性ポリマーと接着剤
とを混合して印刷機を利用して適正な間隔部をおいて適
量接合付着させた主材料の裏面に更に薄い紙シートを接
合させたもので、或いは、これに更に保形性のために厚
紙を接合して利用し、更に、これらを受皿状等の容器形
状に形成して、使用の容易な形態としたものである。
【0006】
【作用】本考案は以上のようなものであるから、制作も
容易であり、且つ、使用に際しては体裁もよく、更に、
例えば、生鮮食品特に牛肉等の肉汁がでるものを、包装
するのに使用した場合、本製品は水のみを通すものであ
るから、うま味は吸収せず、過乾燥させることなく、更
に、また使用後の後処理にも優れているものである。勿
論、これらの製品を他の物品の包装に使用することも可
能である。
容易であり、且つ、使用に際しては体裁もよく、更に、
例えば、生鮮食品特に牛肉等の肉汁がでるものを、包装
するのに使用した場合、本製品は水のみを通すものであ
るから、うま味は吸収せず、過乾燥させることなく、更
に、また使用後の後処理にも優れているものである。勿
論、これらの製品を他の物品の包装に使用することも可
能である。
【0007】
【実施例】次に図面に基づいて、本考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0008】先ず、本考案の構成を説明すると、水のみ
を通す薄いシート1の裏面全面に吸水性ポリマー2を適
正な間隔部7をおいて適量接合付着させた部材を主材料
3とし、この主材料3の裏面にウレタン接着剤を塗布し
て接着するドライラミネーションにより薄い紙シート5
を接合し、この紙シート5の裏面に保形性のために厚紙
4に接合させて構成したものである。
を通す薄いシート1の裏面全面に吸水性ポリマー2を適
正な間隔部7をおいて適量接合付着させた部材を主材料
3とし、この主材料3の裏面にウレタン接着剤を塗布し
て接着するドライラミネーションにより薄い紙シート5
を接合し、この紙シート5の裏面に保形性のために厚紙
4に接合させて構成したものである。
【0009】またこの場合、厚紙4と主材料3との間の
薄い紙シート5を除いて使用することもあり、更には、
主材料3と薄い紙シート5とのみの構成として使用する
ことも可能であり、また、更にこれらを受皿状等の容器
形状8に形成して、使用の容易な形態とし、且つ、水の
みを通すシート1に吸水性ポリマー2を接合させる手段
として、接着剤と吸水性ポリマー2とを混合して印刷機
6を利用して接合させることが好ましい実例である。
薄い紙シート5を除いて使用することもあり、更には、
主材料3と薄い紙シート5とのみの構成として使用する
ことも可能であり、また、更にこれらを受皿状等の容器
形状8に形成して、使用の容易な形態とし、且つ、水の
みを通すシート1に吸水性ポリマー2を接合させる手段
として、接着剤と吸水性ポリマー2とを混合して印刷機
6を利用して接合させることが好ましい実例である。
【0010】又、水のみを通す薄いシート1をセロハン
或いはポリビニルアルコール製とすることも望ましく、
前記印刷機6を利用するために、吸水性ポリマー2と混
合する接着剤としては、EVA系樹脂(主成分)を溶剤
トルエンで溶かしたものが良く、好ましい商品としては
セメダインA−200がある。
或いはポリビニルアルコール製とすることも望ましく、
前記印刷機6を利用するために、吸水性ポリマー2と混
合する接着剤としては、EVA系樹脂(主成分)を溶剤
トルエンで溶かしたものが良く、好ましい商品としては
セメダインA−200がある。
【0011】図1について説明をすると、薄いシート1
の裏面に接着剤と吸水性ポリマー2とを混合して図3に
示すように印刷機6を利用して図柄を表示した塗布がで
き、更に、乾燥機9で乾燥させた後、これらの表面全面
に更に接着剤を塗布し薄い紙シート5を接着するもので
あるが、この場合吸水性ポリマー2には接着剤が塗布さ
れてもこの部分に接着することは困難で、図2に示すよ
うに間隔部7に塗布された接着剤が接合に役に立つもの
である。更に又、この薄い紙シート5に接着剤を先と同
様にして塗布し、厚紙4を接合し、プレス機10で受皿
状の容器形状8に成形し、最後に、裁断機11で裁断し
て容器形状8を取出すものである。
の裏面に接着剤と吸水性ポリマー2とを混合して図3に
示すように印刷機6を利用して図柄を表示した塗布がで
き、更に、乾燥機9で乾燥させた後、これらの表面全面
に更に接着剤を塗布し薄い紙シート5を接着するもので
あるが、この場合吸水性ポリマー2には接着剤が塗布さ
れてもこの部分に接着することは困難で、図2に示すよ
うに間隔部7に塗布された接着剤が接合に役に立つもの
である。更に又、この薄い紙シート5に接着剤を先と同
様にして塗布し、厚紙4を接合し、プレス機10で受皿
状の容器形状8に成形し、最後に、裁断機11で裁断し
て容器形状8を取出すものである。
【0012】これらを印刷機6で使用するためには、吸
水性ポリマー2と接着剤との配合例としては乾燥状態の
重量比で1:5〜5:1の範囲が最適である。
水性ポリマー2と接着剤との配合例としては乾燥状態の
重量比で1:5〜5:1の範囲が最適である。
【0013】上記のように、印刷機6によって、吸水性
ポリマー2を水のみを通す薄いシート1に接合させるも
のであるから、薄いシート1に吸水性ポリマー2によっ
て体裁の良い模様や絵柄を形成することができ、且つ、
適正な間隔部7を自在に形成することができるため、主
材料3を厚紙4等に接合させる場合に、この間隔部の部
分を利用して確実に接合できるものである。
ポリマー2を水のみを通す薄いシート1に接合させるも
のであるから、薄いシート1に吸水性ポリマー2によっ
て体裁の良い模様や絵柄を形成することができ、且つ、
適正な間隔部7を自在に形成することができるため、主
材料3を厚紙4等に接合させる場合に、この間隔部の部
分を利用して確実に接合できるものである。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上のようなものであるから、
制作も容易であり、且つ、使用に際しては体裁もよく、
例えば、生鮮食品特に牛肉等の肉汁がでるものを、包装
するのに使用した場合、本製品は水のみを通すものであ
るから、うま味は吸収せず、過乾燥させることなく、更
に、また使用後の後処理にも燃やしても公害が発生せず
後処理に優れた効果を有しているものである。
制作も容易であり、且つ、使用に際しては体裁もよく、
例えば、生鮮食品特に牛肉等の肉汁がでるものを、包装
するのに使用した場合、本製品は水のみを通すものであ
るから、うま味は吸収せず、過乾燥させることなく、更
に、また使用後の後処理にも燃やしても公害が発生せず
後処理に優れた効果を有しているものである。
【図1】図1は本考案の一実施例の一工程を示す説明
図。
図。
【図2】図2は要部の拡大断面図。
【図3】図3は一実施例の主材料の底面図。
1・・・水のみを通すシート 2・・・吸水性ポリマー 3・・・主材料 4・・・厚紙 5・・・薄い紙 6・・・印刷機 7・・・間隔部 8・・・容器形状 9・・・乾燥機 10・・・プレス機 11・・・裁断機
Claims (4)
- 【請求項1】水のみを通すセロハン或いはポリビニルア
ルコール製の薄いシートの裏面全面に吸水性ポリマーと
接着剤とを混合して印刷機を利用して適正な間隔部をお
いて適量接合付着させた主材料の裏面に更に薄い紙シー
トを接合させたことを特徴とする吸水部材。 - 【請求項2】請求項1記載の主材料の裏面に前記薄い紙
シートの代わりに保形用の厚紙を接合させたことを特徴
とする吸水部材。 - 【請求項3】請求項1記載の吸水部材の裏面に保形用の
厚紙を接合させたことを特徴とする吸水部材。 - 【請求項4】請求項2及び請求項3記載の吸水部材を容
器形状に成形したことを特徴とする吸水部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028765U JP2587112Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 吸水部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028765U JP2587112Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 吸水部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686932U JPH0686932U (ja) | 1994-12-20 |
JP2587112Y2 true JP2587112Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12257508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993028765U Expired - Fee Related JP2587112Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 吸水部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587112Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP1993028765U patent/JP2587112Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686932U (ja) | 1994-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |