JP2586733B2 - 熱分析装置 - Google Patents

熱分析装置

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JP2586733B2
JP2586733B2 JP3250990A JP25099091A JP2586733B2 JP 2586733 B2 JP2586733 B2 JP 2586733B2 JP 3250990 A JP3250990 A JP 3250990A JP 25099091 A JP25099091 A JP 25099091A JP 2586733 B2 JP2586733 B2 JP 2586733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱を利用した材料分析
装置である示差熱分析装置や示差走査熱量測定装置等の
熱分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】示差熱分析(Differential Thermal Ana
lysis=DTA)装置は、試料と基準物質の温度を一定
の速度で変化させながら、両者の温度差ΔTを温度Tの
関数として測定することにより、試料の熱的特性を調査
する装置である。また、示差走査熱量測定(Differenti
al Scanning Calorimetry=DSC)装置は、試料と基
準物質の温度を一定の速度で変化させながら、両者に対
するエネルギ入力の差ΔQを温度Tの関数として測定す
る装置である。
【0003】示差走査熱量測定装置の概要を図3により
説明する。銀等の良熱伝導体による試料ホルダ34の内
部の空洞に、熱通路として作用する薄板50が掛け渡さ
れ、その上にアルミニウム等の容器に収納された試料3
5及び基準物質36が置かれる。試料35の下と基準物
質36の下の薄板50にはそれぞれクロメル(C)−ア
ルメル(A)等の熱電対51、52が取り付けられる。
薄板50を適当な金属(図3の例ではコンスタンタンC
t)で作製しておけば、試料35と基準物質36との間
の温度差ΔTは、両熱電対51、52の同一金属線(図
2の例ではC)の間の電位差を測定することにより検出
することができる。試料35の温度Tはもちろん熱電対
51により検出される。
【0004】試料35と基準物質36とを試料ホルダ3
4の中に置き、蓋38をした後、試料ホルダ34全体を
徐々に加熱又は冷却し、その間の試料温度T及び試料と
基準物質との間の温度差ΔTを連続的に測定することに
より、試料内で起こる熱変化をベースラインシフトや吸
熱・発熱ピークにより検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】熱分析が行なわれる試
料は無機物、有機物を問わず広い範囲にわたるが、その
分子の集合状態に関する情報が得られる場合がある。例
えば、元来結晶構造を有する金属や高分子樹脂を高温に
加熱した後、非常に高速で冷却すると、結晶化せずに、
液体に類した無秩序(アモルファス)状態のままで固化
(ガラス化)する。通常、同一物質でも結晶状態とアモ
ルファス状態では熱的性質が異なることから、両者の熱
分析データの比較を行なう必要がある。
【0006】このような場合、従来は、熱分析装置とは
別のところで試料を溶融し、冷却液に浸した金属塊上で
冷却したり、試料を容器ごと冷却液に浸してアモルファ
ス化していた。しかし、このように、試料作製のための
前処理とその後の熱分析とを別個に行なうことは操作上
煩雑であるのみならず、このような方法では再現性のあ
る冷却過程を実現することに困難を伴うことが多い。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、アモル
ファス化等の冷却処理を行なった後、そのまま、直ちに
熱分析を行なうことができる熱分析装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明では、試料の周辺を覆う試料加熱・冷
却器を備えた熱分析装置において、前記試料加熱・冷却
器とは別個に、試料ホルダに収容された試料に直接液体
又は気体の冷却媒体を掛けるための急冷用冷却媒体通路
を設けることにより、前記冷却媒体を掛けて急速冷却し
た試料を直ちに熱分析できるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】なおここで言う試料加熱・冷却器には、加
熱のみ、或いは、冷却のみを行なうものも含まれる。ま
た、示差走査熱量測定装置のように試料が良熱伝導体製
の試料ホルダによって囲われ、試料ホルダを介して熱を
授受するようなシステムになっている場合には、試料ホ
ルダに液体又は気体の冷却媒体を掛けるようにしてもよ
い。
【0010】
【作用】試料を試料ホルダに入れた後、試料加熱・冷却
器によって試料を加熱して、試料を溶融させる。その
後、試料加熱・冷却器による加熱を停止し、直ちに、急
冷用冷却媒体通路を通して液体又は気体の冷却媒体を掛
ける。このとき、試料の冷却速度を非常に大きくしたい
ときは、液体の冷却媒体を大流量で試料又は試料ホルダ
に掛ける。こうして急速冷却による試料の前処理が終了
した後、直ちに試料加熱・冷却器により試料を所定の温
度プログラムで加熱し、試料の熱分析を行う。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例として、示差走査熱量測定
装置を図1により説明する。本実施例では試料を冷却す
るための装置は、断熱材製のカバー30と、その断熱カ
バー30に取り付けられた上部パイプ31及び下部パイ
プ32により構成される。なお、カバー30には、内部
に真空空間を形成した鏡面処理二重ガラス容器又は金属
二重壁容器(いわゆる魔法瓶形式の断熱容器)を使用し
てもよい。
【0012】断熱カバー30は示差走査熱量測定装置の
試料ホルダ34を覆うように、試料ホルダ34の下方の
底板35の上に置かれる。これにより、断熱カバー30
の内部は外部から遮断される。上部パイプ31はその断
熱カバー30の上部中央に断熱カバー30を貫通するよ
うに設けられ、下部パイプ32は断熱カバー30の側壁
の下の方で同様に断熱カバー30を貫通するように設け
られている。
【0013】試料35と基準物質36はそれぞれアルミ
ニウム等で作製された容器に収納され、共に示差走査熱
量測定装置の試料ホルダ34の内部に置かれる。試料ホ
ルダ34には、断熱カバー30の外部から開閉可能な蓋
38が設けられている。図1の例では、蓋38は紐39
を引くことにより開けられ、紐39を放すことにより自
重で試料ホルダ34の上部を覆う。試料ホルダ34及び
蓋38はいずれも銀等の良熱伝導体により作製される。
本実施例では、試料35(及び基準物質36)の加熱
は、試料ホルダ34の外周に巻かれたヒータ40により
行なわれる。試料ホルダ34と示差走査熱量測定装置の
コントローラ41との間には、熱電対やヒータ40のリ
ード線42等が接続される。
【0014】以上のような構成を有する示差走査熱量測
定装置により、例えばある樹脂物質のアモルファス状態
での示差走査熱量分析を行なおうとする場合、まず、樹
脂物質試料を試料ホルダ34の試料容器に入れ、ヒータ
40により融点以上に加熱する。そして、紐39を引い
て蓋38を開け、上部パイプ31から液化した冷却媒体
(例えば、液体窒素)33を試料35に掛ける。通常、
物質をアモルファス化するためには冷却速度を非常に大
きくしなければならないため、上部パイプ31を太くし
て、大量の液化冷却媒体を一挙に試料35に掛けられる
ようにしておくことが望ましい。なお、試料35に掛か
り、気化した冷却媒体33は、下部パイプ32から断熱
カバー30の外部に排出される。
【0015】こうして試料35のアモルファス化が終了
した後、直ちに紐39を放して試料ホルダ34に蓋を
し、示差走査熱量測定装置のコントローラ41による制
御を開始する。この示差走査熱量測定において、試料3
5を加熱するときは試料ホルダ34の周囲のヒータ40
を用い、試料35を冷却するときは、下部パイプ32か
ら気化した冷却媒体(窒素ガス等)を導入することによ
り行なう。このとき、試料35を冷却した後の冷却媒体
ガスは上部パイプ31から外部に排出される。
【0016】本発明の別の実施例を図2により説明す
る。本実施例も示差走査熱量測定装置についてのもので
あるが、試料の冷却をより効率的に行なうための複雑な
試料冷却装置10を設けている。この試料冷却装置10
は冷却部12と制御部13とで構成されており、冷却部
12を外殻18と内殻19から成る二重構造として、そ
の間に液化冷却媒体21を満たしたものである。以下、
この試料冷却装置10について詳しく述べる。
【0017】冷却部12は、底部で開口する外殻18
と、外殻の内側にあり、同様に底部で開口する内殻19
と、底部で両者を連結して内外殻間に閉空間20を形成
するための底板22とから構成される。外殻18及び底
板22には断熱材を使用する。内部に真空空間を形成し
た鏡面処理二重ガラス容器又は金属二重壁容器(いわゆ
る魔法瓶形式の断熱容器)を使用してもよい。内殻19
には特に断熱材を使用する必要はない。むしろ、後述す
るように、場合によっては試料を冷却するために良熱伝
導体を用いることが好ましい。
【0018】外殻18の側面上部には、液体窒素等の液
化冷却媒体21を閉空間20内に供給するための供給口
23を設ける。また、閉空間20の内部には、液化冷却
媒体21の通常の液面レベルよりも高い位置に一方の開
口を有し、他方が内殻19の内側(試料側)で開口する
冷却ガス送出管24を設ける。更に、内外殻19、18
及び閉空間20を貫通して、内殻19の内側と外殻18
の上部とを連通する上部管25を設ける。上部管25は
外殻18の外部で、切替バルブ44を介して大気への放
出口43と、後述する冷却媒体タンク14に連通するパ
イプ45とに分岐する。
【0019】閉空間20における液化冷却媒体21の通
常液面レベルよりも下の位置には、液面検出センサ26
を設ける。閉空間20内における液化冷却媒体21の液
面レベルが下がり、このセンサ26の位置よりも下にな
ったときは、このセンサ26は制御部13にその旨の信
号を送る。また、同じく閉空間20における液化冷却媒
体21の通常液面レベルよりも下の位置に、液化冷却媒
体21を加熱して気化させるためのヒータ27を設け
る。このヒータ27は、本示差走査熱量測定装置の制御
装置(図示せず)により制御される。
【0020】冷却部12の供給口23にはポンプ16を
介して外部の液化冷却媒体タンク14が接続される。ポ
ンプ16は本試料冷却装置10の制御部13により制御
され、タンク内の液化冷却媒体15を任意の時点で任意
の量だけ冷却部12の閉空間20内に供給し、或いは、
上部管25を通して試料に直接掛ける。なお、ポンプ1
6は単なる輸送手段であり、ヒータ加圧式のサイフォン
等種々の装置を使用することができる。
【0021】ポンプ16と供給口23との間には切替バ
ルブ46が設けられ、このバルブ46の切替により、タ
ンク14内の液化冷却媒体15の流れは供給口23への
パイプ47と上部管25へのパイプ45とに振り分けら
れる。また、供給口23の外部側にも切替バルブ48が
設けられ、大気への放出口49とタンク14へのパイプ
47とに接続が切り替えられる。
【0022】本実施例の示差走査熱量測定装置において
試料ホルダ11をゆっくりと冷却するときは、示差走査
熱量測定装置の制御装置(図示せず)は試料冷却装置1
0の冷却部12の内部のヒータ27に電流を流す。これ
によりヒータ27が加熱され、冷却部12の閉空間20
内に保持されている液化冷却媒体21(液体窒素等)が
気化する。気化した冷却媒体28は閉空間20の上部の
空間を満たし、更に、冷却ガス送出管24を通って内殻
19の内側の試料ホルダ11に吹き付けられる。この試
料ホルダ11に吹き付けられる冷却媒体ガス28の量
は、ヒータ27の加熱量により変化するため、このヒー
タ27の通電量を制御する熱分析装置の制御装置が試料
の冷却速度を制御することができることになる。
【0023】試料ホルダ11に吹き付けられた冷却媒体
ガス28は、切替バルブ44の操作により、上部管25
及び放出口43を通って外部に排出される。また、冷却
部12の閉空間20内の液化冷却媒体21の量が減り、
その液面が液面検出センサ26のレベル以下となったと
きは、センサ26から制御部13に信号が送られ、制御
部13がポンプ16を駆動する。これにより、タンク1
4内の液化冷却媒体15が供給口23を通して冷却部1
2に供給される。この制御機構により、冷却部12の閉
空間20内の液化冷却媒体21の量は常に一定に保たれ
る。
【0024】上記の通り、本実施例に係る試料冷却装置
10では、冷却媒体ガスが気化してからすぐに試料(試
料ホルダ11)に吹き付けられることと、冷却ガス送出
管24自体が液化冷却媒体21中を通っているため、試
料に吹き付けられる冷却媒体ガスはほぼ沸点温度のまま
の低温となっている。更に、前記の通り内殻19に良熱
伝導体を使用すれば、内殻19及び試料ホルダ11周辺
の気体層を通しての気体伝導による冷却効果も得ること
ができる。
【0025】一方、試料ホルダ11内の試料をアモルフ
ァス化する等のために急冷する必要があるときは、切替
バルブ46及び44を操作することにより、ポンプ16
からの液化冷却媒体を上部管25の方に流す。これによ
り、前記実施例と同様に試料ホルダ11に直接(或い
は、蓋を開けた場合には、試料に直接)、液化冷却媒体
29が掛けられ、試料が急冷される。なお、試料ホルダ
11に掛けられて気化した冷却媒体は、冷却ガス送出管
24を通って閉空間20に入り、さらに、バルブ48の
操作により、供給口23、大気放出口49から外部に排
出される。
【0026】なお、第2の実施例で使用される切替バル
ブ44、46、48はいずれも制御装置からの指令によ
り自動的に切り替えが行なわれる電磁弁とすると便利で
ある。また、以上2つの実施例ではいずれも熱分析装置
として示差走査熱量測定装置を挙げたが、示差熱分析装
置等の他の熱分析装置についても全く同様に本発明を適
用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る熱分析装置によれば、例え
ばアモルファス状態の試料の熱分析を行うとき、試料を
急冷しアモルファス化する前処理を行った後、時間を置
かず、直ちに熱分析を開始することができるとともに、
試料を熱分析装置に取りつける際に、試料が温度雰囲気
の変化による影響を受けることがない。また、冷却媒体
の供給量を厳密に制御することができるようにもなるた
め、急冷アモルファス化において再現性の良い熱処理が
可能となる。さらに、試料加熱・冷却器で試料に任意の
熱履歴を加えた後、熱分析を行うこともでき、試料のよ
り広い範囲の状態の特性を分析することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例である示差走査熱量測
定装置の構造を示す断面図。
【図2】 本発明の第2の実施例である熱分析装置の試
料冷却装置の構造を示す断面図。
【図3】 示差走査熱量測定装置の構造を示す断面図。
【符号の説明】
10…試料冷却装置 11…試料ホル
ダ 12…冷却部 13…制御部 18…外殻 19…内殻 25…上部管(冷却媒体通路) 29…液化冷却
媒体 30…断熱カバー(試料加熱・冷却器) 31…上部パイプ(冷却媒体通路) 34…試料ホルダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の周辺を覆う試料加熱・冷却器を備
    えた熱分析装置において、前記試料加熱・冷却器とは別
    個に、試料ホルダに収容された試料に直接液体又は気体
    の冷却媒体を掛けるための急冷用冷却媒体通路を設ける
    ことにより、前記冷却媒体を掛けて急速冷却した試料を
    直ちに熱分析できるようにしたことを特徴とする熱分析
    装置。
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