JP2586547B2 - 電位センサ - Google Patents
電位センサInfo
- Publication number
- JP2586547B2 JP2586547B2 JP63036978A JP3697888A JP2586547B2 JP 2586547 B2 JP2586547 B2 JP 2586547B2 JP 63036978 A JP63036978 A JP 63036978A JP 3697888 A JP3697888 A JP 3697888A JP 2586547 B2 JP2586547 B2 JP 2586547B2
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- JP
- Japan
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- substrate
- fixed
- plate
- force
- lines
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- Expired - Lifetime
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電位センサに関し、特に複写機の静電ドラム
などの被測定物の表面の電位を測定する電位センサに関
する。
などの被測定物の表面の電位を測定する電位センサに関
する。
従来、この種の電位センサは、第3図(a)及び
(b)に示すように、被測定物から放射される電気力線
7を導入するための検出穴15を持つケース8aと、基板1a
と、基板1aに接地端子9によって一端を固定され、圧電
セラミック6によって駆動される音叉振動子12と、音叉
振動子12の先端に取付けられた板状片13からなるチョッ
パ部とその下にある検出用電極14とからなり、駆動用端
子4からの駆動電流が圧電セラミック6を駆動し、音叉
振動子12は固有周波数によって振動し、検出穴15から導
入される電気力線7は板状片13からなるチョッパ部によ
って切られ、検出用電極14によって検出されるようにな
っていた。
(b)に示すように、被測定物から放射される電気力線
7を導入するための検出穴15を持つケース8aと、基板1a
と、基板1aに接地端子9によって一端を固定され、圧電
セラミック6によって駆動される音叉振動子12と、音叉
振動子12の先端に取付けられた板状片13からなるチョッ
パ部とその下にある検出用電極14とからなり、駆動用端
子4からの駆動電流が圧電セラミック6を駆動し、音叉
振動子12は固有周波数によって振動し、検出穴15から導
入される電気力線7は板状片13からなるチョッパ部によ
って切られ、検出用電極14によって検出されるようにな
っていた。
上述した従来の電位センサは、チョッパ部が1個で検
出電極が1個なので、1箇所の電位しか計測できない。
例えば、複写機などの静電ドラムの電位を測定した時
に、静電ドラムの長さ方向の帯電が一様でない場合、測
定点が1個所では正確な静電ドラムの帯電電位を測定で
きない。この問題を解決するためには、電位センサの数
を増やすか、音叉振動子及び検出電極を複数個持った電
位センサを作る必要があるが、これらの方法では価格が
上昇しかつ大型になるという欠点がある。
出電極が1個なので、1箇所の電位しか計測できない。
例えば、複写機などの静電ドラムの電位を測定した時
に、静電ドラムの長さ方向の帯電が一様でない場合、測
定点が1個所では正確な静電ドラムの帯電電位を測定で
きない。この問題を解決するためには、電位センサの数
を増やすか、音叉振動子及び検出電極を複数個持った電
位センサを作る必要があるが、これらの方法では価格が
上昇しかつ大型になるという欠点がある。
本発明の電位センサは、基板と、該基板に固定され圧
電セラミックによって駆動される棒状屈曲振動子と該棒
状屈曲振動子の両端部と中心部とに固着される外部から
の電気力線を所定の周期で切断する3個の板状片とを備
えるチョッパ部と、それぞれの前記板状片に対向して設
けられ切断された前記電気力線を受けて交流信号を発生
する3個の検出用電極と、前記基板の外周に固定され前
記電気力線を導入する窓を有するケースとを含んで構成
される。
電セラミックによって駆動される棒状屈曲振動子と該棒
状屈曲振動子の両端部と中心部とに固着される外部から
の電気力線を所定の周期で切断する3個の板状片とを備
えるチョッパ部と、それぞれの前記板状片に対向して設
けられ切断された前記電気力線を受けて交流信号を発生
する3個の検出用電極と、前記基板の外周に固定され前
記電気力線を導入する窓を有するケースとを含んで構成
される。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図(a)及び(b)はそれぞれ本発明の一実施例
のケースを切欠いた平面図及びA−A′線断面図であ
る。
のケースを切欠いた平面図及びA−A′線断面図であ
る。
第1図(a)及び(b)に示すように、基板1と、基
板1の外周に固着され3箇所の窓10a,10b,10cを有する
ケース8と中央部に圧電セラミック6を接着し、接地端
子9及び固定端子11の2箇所で基板1に支持される棒状
の屈曲振動子2と屈曲振動子2の両先端部及び中央部に
取付けられた板状片2a,2b,2cと、それぞれが基板1に固
定された出力端子5a,5b,5cに連結される電位検出用の検
出用電極3a,3b,3cと、圧電セラミック6に接続する駆動
用端子4a,4bとから成り、屈曲振動子2の振動によりそ
れぞれ板状片2a,2b,2cが対応する電気力線7a,7b,7cをチ
ョッピングする。
板1の外周に固着され3箇所の窓10a,10b,10cを有する
ケース8と中央部に圧電セラミック6を接着し、接地端
子9及び固定端子11の2箇所で基板1に支持される棒状
の屈曲振動子2と屈曲振動子2の両先端部及び中央部に
取付けられた板状片2a,2b,2cと、それぞれが基板1に固
定された出力端子5a,5b,5cに連結される電位検出用の検
出用電極3a,3b,3cと、圧電セラミック6に接続する駆動
用端子4a,4bとから成り、屈曲振動子2の振動によりそ
れぞれ板状片2a,2b,2cが対応する電気力線7a,7b,7cをチ
ョッピングする。
第2図(a)及び(b)はそれぞれ第1図の実施例の
動作を説明するための屈曲振動子の側面図である。
動作を説明するための屈曲振動子の側面図である。
第2図(a)に示すように、屈曲振動子2の中心部分
が上側に移動したときは、両端の検出用電極3a,3bは電
気力線を多く受け、逆に中心部の検出用電極3cは電気力
線を少ししか受けない。
が上側に移動したときは、両端の検出用電極3a,3bは電
気力線を多く受け、逆に中心部の検出用電極3cは電気力
線を少ししか受けない。
又、第2図(b)に示すように、屈曲振動子2の両端
が上側に中心部文が下側に移動したときは、検出用電極
3a,3bは電気力線を少ししか受けないが、検出電極3cは
電気力線を多く受ける。
が上側に中心部文が下側に移動したときは、検出用電極
3a,3bは電気力線を少ししか受けないが、検出電極3cは
電気力線を多く受ける。
従って、屈曲振動子2を振動させることにより、検出
用電極3a,3bには被測定物の帯電電圧に比例した電圧の
交流信号が得られ、検出用電極3cにはその交流信号に対
して180゜位相のずれた交流信号が得られる。
用電極3a,3bには被測定物の帯電電圧に比例した電圧の
交流信号が得られ、検出用電極3cにはその交流信号に対
して180゜位相のずれた交流信号が得られる。
以上説明したように本発明は、音叉振動子の代りに棒
状の屈曲振動子を用い、電子力線チョッピング用の板状
片3枚と、検出用電極3個を設けることにより、3個の
検出用電極からの交流信号をそれぞれ任意の利得の増幅
器で増幅し整流すれば、被測定物の3箇所の電位を同時
に測定することができるとともに、3つの出力を平均し
た値を読むことでより正確な電位測定ができる効果があ
る。
状の屈曲振動子を用い、電子力線チョッピング用の板状
片3枚と、検出用電極3個を設けることにより、3個の
検出用電極からの交流信号をそれぞれ任意の利得の増幅
器で増幅し整流すれば、被測定物の3箇所の電位を同時
に測定することができるとともに、3つの出力を平均し
た値を読むことでより正確な電位測定ができる効果があ
る。
第1図(a)及び(b)はそれぞれ本発明の一実施例の
ケースを切欠いた平面図及びA−A′線断面図、第2図
(a)及び(b)はそれぞれ第1図の実施例の動作を説
明するための屈曲振動子の側面図、第3図(a)及び
(b)はそれぞれ従来の電位センサの一例のケースを切
欠いた平面図及びB−B′断面図である。 1,1a……基板、2……屈曲振動子、2a,2b,2c……板状
片、3a,3b,3c……検出用電極、4,4a,4b……駆動用端
子、5,5a,5b,5c……出力端子、6……圧電セラミック、
7,7a,7b,7c……電気力線、8,8a……ケース、9……接地
端子、10a,10b,10c……窓、11……固定端子、12……音
叉振動子、13……板状片、14……検出用電極、15……検
出穴。
ケースを切欠いた平面図及びA−A′線断面図、第2図
(a)及び(b)はそれぞれ第1図の実施例の動作を説
明するための屈曲振動子の側面図、第3図(a)及び
(b)はそれぞれ従来の電位センサの一例のケースを切
欠いた平面図及びB−B′断面図である。 1,1a……基板、2……屈曲振動子、2a,2b,2c……板状
片、3a,3b,3c……検出用電極、4,4a,4b……駆動用端
子、5,5a,5b,5c……出力端子、6……圧電セラミック、
7,7a,7b,7c……電気力線、8,8a……ケース、9……接地
端子、10a,10b,10c……窓、11……固定端子、12……音
叉振動子、13……板状片、14……検出用電極、15……検
出穴。
Claims (1)
- 【請求項1】基板と、該基板に固定され圧電セラミック
によって駆動される棒状屈曲振動子と該棒状屈曲振動子
の両端部と中心部とに固着される外部からの電気力線を
所定の周期で切断する3個の板状片とを備えるチョッパ
部と、それぞれの前記板状片に対向して設けられ切断さ
れた前記電気力線を受けて交流信号を発生する3個の検
出用電極と、前記基板の外周に固定され前記電気力線を
導入する窓を有するケースとを含むことを特徴とする電
位センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036978A JP2586547B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 電位センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036978A JP2586547B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 電位センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01210870A JPH01210870A (ja) | 1989-08-24 |
JP2586547B2 true JP2586547B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12484844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63036978A Expired - Lifetime JP2586547B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 電位センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104569626B (zh) * | 2015-01-13 | 2017-06-06 | 西安交通大学 | 静电场传感器、基于静电场传感器的静电报警系统及方法 |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP63036978A patent/JP2586547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01210870A (ja) | 1989-08-24 |
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