JP2586518Y2 - タオル掛け、握りバー等の部材の取付け構造 - Google Patents

タオル掛け、握りバー等の部材の取付け構造

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JP2586518Y2
JP2586518Y2 JP354793U JP354793U JP2586518Y2 JP 2586518 Y2 JP2586518 Y2 JP 2586518Y2 JP 354793 U JP354793 U JP 354793U JP 354793 U JP354793 U JP 354793U JP 2586518 Y2 JP2586518 Y2 JP 2586518Y2
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一朗 矢野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室、トイレ、洗面所
等の室の壁やドア等の固定面に設けたタオル掛け、握り
バー等の部材の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来浴室、トイレ、洗面所等の室の壁面
100等に設けた図5、図6に示す棚付タオル掛け10
1や握りバー等の部材を取付ける際、中空状のタオル掛
け本体102端部に嵌合した台座103は、台座103
の外周がネジ104式になっており、その台座103を
隠すために台座カバー105の様なもので覆っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらタオル掛
け101や、握りバーの部材本体102は、台座103
にネジ104止めすることにより固定されていて、部材
本体102と台座カバー105とは直接固定する様にな
っていないので、台座カバー105がガタつく不都合が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、室の壁やドア等の固定面に設けたタオル掛
け、握りバー等の部材であって、該部材は固定面と平行
する部分と、平行する部分の両端部から固定面の方向に
屈曲し、該固定面に取り付ける中空の取付部とを備え、
前記固定面に取付台座を固定し、該取付台座は、前記部
材の中空状端部と嵌合する円柱状の頭部と、該頭部の基
部から固定面方向に径を斬減し、軸方向に長さを有する
円錐台形状の斜面部と、該斜面部の固定面方向の端部に
設け、端面を固定面と対向する鍔部とを備え、前記取付
台座に前記部材の中空状取付部を嵌合し、前記部材の取
付部の表面からビスを該取付台座の軸線に対して直角方
向に通し、該取付台座の斜面部とネジとを係合し、該ネ
ジ先端部を斜面部に当接させて前記部材の取付部の端面
を固定面に対して密着させてるように構成した
【0005】
【作用】上記手段によれば、固定面に取付ける取付台座
が外から見えず、取付台座の円錐台形状の斜面部が、取
台座の中間部外周の全周にわたって形成してあるの
、取付台座と部材の取付部に設けられていた取付け孔
を合せる必要がなく、ネジを斜面部のどの部分に螺合し
ても本体を固定することが出来る。特に、固定面に固定
された取付台座の斜面部と、部材の取付部の表面から斜
面部に通したネジとの係合、当接で、部材の取付部は固
定面方向に押し付けられ、部材端部の端面は、固定面に
密着し、がたつくことがない。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例を添付した図面により説
明する。図1は本考案のタオル掛け、握りバー等の部材
を取付けた壁の斜視図、図2は同じく部材の要部の平断
面図、図3は部材本体端部の平断面図、図4は台座の側
面図である。
【0007】浴室、トイレ、洗面所の室の壁、又はドア
等の固定面1に概ね大人の腰高の辺りにタオル掛け、
りバー等の部材を設ける。実施例では、部材をタオル掛
けとして説明する。 オル掛け2は、本体3を中空のパ
イプを折曲げ加工して形成され、平面視略コ字形類似の
形状をなし、図1に示す様に、固定面1の方向を向く
端の取付部4と、中間部をなす湾曲部5及び湾曲部5の
左右のタオルTを掛ける直線部6、7とからなり、平面
視では図2に示す様に左右の取付け部4を除いて固定面
1と平行な直線状である。尚、本体3は、全体を中空の
形状にせず、端部のみ中空に形成しても良い。
【0008】この中空状の本体3の両端部から固定面方
向に屈曲させた取付部4,4の端部に固定面1に取付け
取付台座8を嵌合する。取付台座8は、図4に示す様
円柱状の頭部8a、該頭部8aの基部を最大径とし、
軸方向に径を斬減するようにし形成した円錐台形状で、
軸方向に長さを有する斜面部9、斜面部9の先端部の最
小径部に連続し、頭部8aと同径の鍔部11、鍔部11
の端面、即ち固定面1に当接する平坦な座面10を備え
る。座面10の中心部には、固定面に取付台座8を取
付、固定するネジ12を軸方向に突出して備える。
【0009】本体の取付け部4外周には、図2、図3
に示す様にタオル掛け2を固定面1に取付けた際目立た
ない内側、及び下側に取付け孔13を設ける。尚、上記
の実施例では浴室、トイレ、洗面所等の室の壁、又はド
ア等を固定面1の例としてあげ、部材2としてはタオル
掛け2、握りバーを例として上げたが、これら以外にも
中空状の端部を備えた部材であればどの様な面にも取付
けることが出来る。
【0010】次に図2〜図4によりタオル掛け2の固
定面1への取付け方について説明する。最初にタオル掛
け2の両取付け部4間の長さに合せて、2つの取付台座
8を取付けネジ12を介して固定面1に夫々螺合し、
台座8の鍔部11の固定面1と対向する座面10を、
固定面1に密着させる。次いで本体3の両取付け部
,4を夫々取付台座8に被せ、取付台座8の斜面部
、取付部4,4に形成した前記の取付け孔13,13
からから、固定部材であるス14を螺合して、取付部
4,4を固定する。
【0011】タオル掛け2を以上の様な構成にしたこと
により次の様な利点がある。取付台座8外周面には、全
周にわたって軸方向に長さのある斜面部9を設けてある
ので、従来の様に台座の取付け穴と、本体の取付け孔1
3を合せる必要がなく、ビス14を螺合して本体を固定
する際、ビス14を斜面部9のどの部分に係合させても
良く、取付けの自由度が大きい。従って取付部4,4
取付け孔13,13のことは気にせずに取付台座を回
して固定面1にがたつきなしで密着、固定出来、施工が
非常に楽になる。
【0012】又、図2、図3に示す様に、取付台座8に
嵌合し、被せた取付部4,4の取付け孔13からビス1
4を螺合していく際、ビス14の先端が取付台座8の
面部9に当たって、取付部4,4取付台座8が相互に
押圧し合う。即ち、ビス14がネジ作用で斜面部9方向
に進み、その先端部が斜面部9に当接し、当接、押圧作
で、取付台座8には図3の矢印Aで示す下向きの力
が働き、取付台座8は固定面1に固定されていることか
ら、取付部4,4には反作用としてこれとは逆の、固定
面1方向への図3における上向きの力(矢印B)が働
く。即ち、固定面1の方向に取付部4,4の各端面15
を移動させる。この結果、取付部4,4の各端面15が
固定面1に密着することとなる。従って、取付部4,4
の端面15と固定面1との間には隙間が生ぜず、密着
し、ガタつきがなくなる。取付台座8が取付部4,4
により完全に覆われるので、外観が良い。
【0013】
【考案の効果】以上詳述した様に本考案によれば、室の
壁やドア等の固定面に設けたタオル掛け、握りバー等の
部材であって、該部材は固定面と平行する部分と、平行
する部分の両端部から固定面の方向に屈曲し、該固定面
に取り付ける中空の取付部とを備え、前記固定面に取付
台座を固定し、該取付台座は、前記部材の中空状端部と
嵌合する円柱状の頭部と、該頭部の基部から固定面方向
に径を斬減し、軸方向に長さを有する円錐台形状の斜面
部と、該斜面部の固定面方向の端部に設け、端面を固定
面と対向する鍔部とを備え、前記取付台座に前記部材の
中空状取付部を嵌合し、前記部材の取付部の表面からビ
スを該取付台座の軸線に対して直角方向に通し、該取付
台座の斜面部とネジとを係合し、該ネジ先端部を斜面部
に当接させて前記部材の取付部の端面を固定面に対して
密着させてるように構成したので、先ず取付台座外周面
には、全周にわたって軸方向に長さのある斜面部を設け
たので、従来の様に台座の取付け穴と、本体の取付け孔
合せる必要がなく、ビスを螺合して本体を固定する際、
ビスを斜面部のどの部分に係合させても良く、取付けの
自由度が大きい。従って部材の取付部の取付け孔のこと
は気にせず、取付台座を回して固定面にがたつきなしで
密着、固定出来、施工が非常に楽になる。従って、施工
性が良い。
【0014】 特に本考案では、ビスのネジ進出作用で、
先端部が取付台座の斜面部に当接し、当接、押圧作用
で、固定面の方向に部材の取付部が移動し、部材の取付
部の端面を固定面に密着させることができ、従って、取
付部の端面と固定面との間には隙間が生じることなく密
着し、ガタつきがなくなり、又取付台座が取付部により
完全に覆われるので、外観が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の本考案のタオル掛け、握りバー等の部
材を取付けた壁の斜視図である。
【図2】同じく部材の要部の平断面図である。
【図3】同じく部材本体端部の側断面図である。
【図4】同じく台座の側面図である。
【図5】従来のタオル掛けの斜視図である。
【図6】同じく図5のV−V線断面図である。
【符号の説明】1…固定面、 2…部材であるタオル掛け4…取付
部、 8…取付台座、 8a…頭部、 9…円錐台形状の
斜面部、 14…ビス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室の壁やドア等の固定面に設けたタオル
    掛け、握りバー等の部材であって、該部材は固定面と平
    行する部分と、平行する部分の両端部から固定面の方向
    に屈曲し、該固定面に取り付ける中空の取付部とを備
    え、 前記固定面に取付台座を固定し、該取付台座は、前記部
    材の中空状端部と嵌合する円柱状の頭部と、該頭部の基
    部から固定面方向に径を斬減し、軸方向に長さを有する
    円錐台形状の斜面部と、該斜面部の固定面方向の端部に
    設け、端面を固定面と対向する鍔部とを備え、 前記取付台座に前記部材の中空状取付部を嵌合し、 前記部材の取付部の表面からビスを該取付台座の軸線に
    対して直角方向に通し、該取付台座の斜面部とネジとを
    係合し、該ネジ先端部を斜面部に当接させて前記部材の
    取付部の端面を固定面に対して密着させてるように構成
    した、 ことを特徴とするタオル掛け、握りバー等の部材の取付
    け構造。
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