JP2586154Y2 - 圧着装置 - Google Patents
圧着装置Info
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- JP2586154Y2 JP2586154Y2 JP1992075648U JP7564892U JP2586154Y2 JP 2586154 Y2 JP2586154 Y2 JP 2586154Y2 JP 1992075648 U JP1992075648 U JP 1992075648U JP 7564892 U JP7564892 U JP 7564892U JP 2586154 Y2 JP2586154 Y2 JP 2586154Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液晶表示用パネル等の2
枚の基板間を高精度に貼り合わせる圧着装置並びにその
加熱機構に関するものである。
枚の基板間を高精度に貼り合わせる圧着装置並びにその
加熱機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、2枚の基板を高精度に貼り合わせ
る技術が要求され、例えば液晶表示装置においては、2
枚のガラス基板の間に液晶を封入し、その封入した周囲
をシール材で密閉しているが、これらのガラス基板の間
隙は、その基板面にわたって均一であることが要求され
ている(以下、上記のように貼り合わせられた2枚のガ
ラス基板を空セルと称する)。特にSTN型の液晶表示
装置では、液晶の複屈折を利用して表示を行っており、
そのために、空セルの基板面にわたって均一な間隙が得
られない場合には色ムラが生じていた。
る技術が要求され、例えば液晶表示装置においては、2
枚のガラス基板の間に液晶を封入し、その封入した周囲
をシール材で密閉しているが、これらのガラス基板の間
隙は、その基板面にわたって均一であることが要求され
ている(以下、上記のように貼り合わせられた2枚のガ
ラス基板を空セルと称する)。特にSTN型の液晶表示
装置では、液晶の複屈折を利用して表示を行っており、
そのために、空セルの基板面にわたって均一な間隙が得
られない場合には色ムラが生じていた。
【0003】このような要求に対して、図3の圧着装置
が提案されている(特開昭53−91763号参照)。
が提案されている(特開昭53−91763号参照)。
【0004】同図の圧着装置1によれば、下保持板2の
上に弾性のあるシート3と可とう性のあるシート4を置
き、このシート4上に間隙を保持する治具5を置き、こ
の治具5内に空セル(図示せず)を設置し、更に上保持
板6の下面に可とう性のあるシート7を配置するととも
に、このシート7の周辺部を上保持板6の周辺部に取り
付ける。上保持板6に設けた流体の出入口8からこの上
保持板6とシート7との間隙9に気体もしくは液体を送
り込み、このシート7を介して圧力を加えるようにして
いる。
上に弾性のあるシート3と可とう性のあるシート4を置
き、このシート4上に間隙を保持する治具5を置き、こ
の治具5内に空セル(図示せず)を設置し、更に上保持
板6の下面に可とう性のあるシート7を配置するととも
に、このシート7の周辺部を上保持板6の周辺部に取り
付ける。上保持板6に設けた流体の出入口8からこの上
保持板6とシート7との間隙9に気体もしくは液体を送
り込み、このシート7を介して圧力を加えるようにして
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
構成の圧着装置1においては、空セルを加熱しながら圧
着しようとする場合、治具5の上側はシート7と間隙9
と上保持板6との組み合わせ構造であるのに対して、そ
の下側はシート4とシート3と下保持板2との組み合わ
せ構造であり、その上下両者間には構造上に差異があ
り、そのために治具5の上下間で、昇温時並びに圧着後
の冷却時に差ができ、これにより、空セルの2枚の基板
に歪みができ、均一な間隙が得られず、しかも、その基
板に反りが発生するという問題点があった。
構成の圧着装置1においては、空セルを加熱しながら圧
着しようとする場合、治具5の上側はシート7と間隙9
と上保持板6との組み合わせ構造であるのに対して、そ
の下側はシート4とシート3と下保持板2との組み合わ
せ構造であり、その上下両者間には構造上に差異があ
り、そのために治具5の上下間で、昇温時並びに圧着後
の冷却時に差ができ、これにより、空セルの2枚の基板
に歪みができ、均一な間隙が得られず、しかも、その基
板に反りが発生するという問題点があった。
【0006】しかも、特開昭53−91763号の提案
によれば、下保持板2と上保持板6のそれぞれに熱源を
取付けることが記載されているが、この取付け方法であ
れば、上記の治具5の上下間の構成差も起因して、昇温
時並びに圧着後の冷却時の温度制御が難しいことがわか
った。
によれば、下保持板2と上保持板6のそれぞれに熱源を
取付けることが記載されているが、この取付け方法であ
れば、上記の治具5の上下間の構成差も起因して、昇温
時並びに圧着後の冷却時の温度制御が難しいことがわか
った。
【0007】また、この圧着装置1により量産する場合
には、治具5に複数個の空セルを平面状に並べ、これら
の空セルを圧着することが記載されているが、このよう
な量産方法であれば、工場内により大きくスペースを占
めることになり、それに伴って製造コストが上がる傾向
にある。
には、治具5に複数個の空セルを平面状に並べ、これら
の空セルを圧着することが記載されているが、このよう
な量産方法であれば、工場内により大きくスペースを占
めることになり、それに伴って製造コストが上がる傾向
にある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本考案の圧着装置は、
下可とう性シート、シール材を介して互いに接合する2
枚の基板から成る被圧着体、上可とう性シートを順次治
具板上に載置し、さらにこの治具板上に載置し被圧着体
の周囲に配置した間隔治具上に他の治具板を載置し、下
可とう性シート、被圧着体、上可とう性シートを順次載
置して成る各構成単位を複数段積み重ねるとともに、上
記各治具板の下面側に設けた凹部に上可とう性シートを
当てがって隙間を形成し、その隙間に連通する配管を通
じて流体を圧送するように成し、流体圧力でもって上可
とう性シートを介して複数の被圧着体を同時に熱圧着せ
しめるように構成したことを特徴とする。
下可とう性シート、シール材を介して互いに接合する2
枚の基板から成る被圧着体、上可とう性シートを順次治
具板上に載置し、さらにこの治具板上に載置し被圧着体
の周囲に配置した間隔治具上に他の治具板を載置し、下
可とう性シート、被圧着体、上可とう性シートを順次載
置して成る各構成単位を複数段積み重ねるとともに、上
記各治具板の下面側に設けた凹部に上可とう性シートを
当てがって隙間を形成し、その隙間に連通する配管を通
じて流体を圧送するように成し、流体圧力でもって上可
とう性シートを介して複数の被圧着体を同時に熱圧着せ
しめるように構成したことを特徴とする。
【0009】本考案の圧着装置は、本考案の上記圧着装
置が熱圧着に必要な温度の雰囲気内に設置されてなるこ
とを特徴とする。
置が熱圧着に必要な温度の雰囲気内に設置されてなるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の圧着装置は、上記のように下可とう性
シート、被圧着体、上可とう性シートを順次治具板上に
載置し、さらに治具板上に載置し被圧着体の周囲に配置
した間隔治具上に他の治具板を載置し、下可とう性シー
ト、被圧着体、上可とう性シートを順次載置して成る各
構成単位を複数段積み重ねたことで、個々の被圧着体に
対し、上下にほぼ同一の構造が配置されたことになり、
個々の被圧着体の上下双方で同じ熱伝導性となり、これ
により、各被圧着体を同時に熱圧着するに際し、個々の
間で昇温時の加熱状態に差がなくなり、熱圧着後の冷却
状態においても差がなくなり、しかも、治具板の下面側
に設けた凹部に上可とう性シートを当てがって隙間を形
成し、隙間に連通する配管を通じて流体を圧送し、この
流体圧力でもって上可とう性シートを介して各被圧着体
を同時にかつ均等に熱圧着させることで、被圧着体であ
る2枚の貼り合わせ基板(空セル)に歪みや反りが生じ
なくなり、均一な基板間隔が得られ、しかも、個々の被
圧着体間に品質上のバラツキがなくなる。
シート、被圧着体、上可とう性シートを順次治具板上に
載置し、さらに治具板上に載置し被圧着体の周囲に配置
した間隔治具上に他の治具板を載置し、下可とう性シー
ト、被圧着体、上可とう性シートを順次載置して成る各
構成単位を複数段積み重ねたことで、個々の被圧着体に
対し、上下にほぼ同一の構造が配置されたことになり、
個々の被圧着体の上下双方で同じ熱伝導性となり、これ
により、各被圧着体を同時に熱圧着するに際し、個々の
間で昇温時の加熱状態に差がなくなり、熱圧着後の冷却
状態においても差がなくなり、しかも、治具板の下面側
に設けた凹部に上可とう性シートを当てがって隙間を形
成し、隙間に連通する配管を通じて流体を圧送し、この
流体圧力でもって上可とう性シートを介して各被圧着体
を同時にかつ均等に熱圧着させることで、被圧着体であ
る2枚の貼り合わせ基板(空セル)に歪みや反りが生じ
なくなり、均一な基板間隔が得られ、しかも、個々の被
圧着体間に品質上のバラツキがなくなる。
【0011】
【0012】
【実施例】(例1) 図1は本例の圧着装置10の概略図である。
【0013】図1において、11は固定治具であり、こ
の固定治具11の上に下可とう性シート12と空セル1
3と上可とう性シート14とを順次積み上げ、これらを
構成単位15とする。この構成単位15を複数個積み重
ね、更に最上位の構成単位15aの上可とう性シート1
4の上にも固定治具11と同様の固定治具11aを配置
する。
の固定治具11の上に下可とう性シート12と空セル1
3と上可とう性シート14とを順次積み上げ、これらを
構成単位15とする。この構成単位15を複数個積み重
ね、更に最上位の構成単位15aの上可とう性シート1
4の上にも固定治具11と同様の固定治具11aを配置
する。
【0014】また、これらの構成単位15には、各固定
治具11のそれぞれの隅部を連結し且つ各固定治具11
の間を所定の間隔に設定する手段を設ける。即ち、各固
定治具11の間に少なくとも4本のボルト16を四隅に
設けて、更にナット17も設け、これらのボルト16と
ナット17の一連の保持手段により各固定治具11間を
圧着する。しかも、これらのボルト16とナット17の
一連の保持手段に加えて、各固定治具11の間に設けら
れた間隔治具18により各固定治具11間を所定の間隔
に設定する。
治具11のそれぞれの隅部を連結し且つ各固定治具11
の間を所定の間隔に設定する手段を設ける。即ち、各固
定治具11の間に少なくとも4本のボルト16を四隅に
設けて、更にナット17も設け、これらのボルト16と
ナット17の一連の保持手段により各固定治具11間を
圧着する。しかも、これらのボルト16とナット17の
一連の保持手段に加えて、各固定治具11の間に設けら
れた間隔治具18により各固定治具11間を所定の間隔
に設定する。
【0015】しかも、この圧着装置10においては、各
固定治具11と各間隔治具18に通じた管19が設けら
れており、この管19は各固定治具11の下部に設けら
れた各凹部20に通じており、管19の他端は固定治具
11aに設けられた圧力流体用の導入口21に通じてい
る。そして、この圧力流体は減圧弁22を介して管19
を通して各凹部20に流れるようになっており、その流
入された圧力流体の圧力は圧力ゲージ23により計測す
る。尚、24は固定治具11と間隔治具18との接触部
の管19付近の密閉性を高めるパッキンである。
固定治具11と各間隔治具18に通じた管19が設けら
れており、この管19は各固定治具11の下部に設けら
れた各凹部20に通じており、管19の他端は固定治具
11aに設けられた圧力流体用の導入口21に通じてい
る。そして、この圧力流体は減圧弁22を介して管19
を通して各凹部20に流れるようになっており、その流
入された圧力流体の圧力は圧力ゲージ23により計測す
る。尚、24は固定治具11と間隔治具18との接触部
の管19付近の密閉性を高めるパッキンである。
【0016】上記圧力流体には、気体もしくは液体があ
るが、気体としては空気等があり、液体としてはオイル
がある。
るが、気体としては空気等があり、液体としてはオイル
がある。
【0017】かくして、この圧着装置10では、個々の
空セル13には、その上下にほぼ同一構成が配置されて
おり、これにより、その構造上の差異がなくなり、個々
の空セル13の上下間で、昇温時並びに圧着後の冷却時
に差がなくなり、加えて、個々の凹部20内に圧力流体
を流して上可とう性シート14の圧迫により複数個の空
セル13を同時に圧着しており、その結果、その空セル
13の2枚の貼り合わせ基板に歪みができなくなり、均
一な間隙が得ら、しかも、その空セル13の基板に反り
が発生しなくなった。
空セル13には、その上下にほぼ同一構成が配置されて
おり、これにより、その構造上の差異がなくなり、個々
の空セル13の上下間で、昇温時並びに圧着後の冷却時
に差がなくなり、加えて、個々の凹部20内に圧力流体
を流して上可とう性シート14の圧迫により複数個の空
セル13を同時に圧着しており、その結果、その空セル
13の2枚の貼り合わせ基板に歪みができなくなり、均
一な間隙が得ら、しかも、その空セル13の基板に反り
が発生しなくなった。
【0018】図2は本例の圧着装置10の加熱機構25
の概略図である。
の概略図である。
【0019】この加熱機構25によれば、筐体26の内
部に気体循環室27を設けており、気体循環室27の内
部には更に圧着装置10を配置する圧着装置載置室28
を設ける。これらの気体循環室27や圧着装置載置室2
8の壁体は、例えばアルミニウム板により作る。また、
圧着装置載置室28の壁体の一部は多数の穴が開けられ
たアルミニウム製パンチング板29により構成する。更
に気体循環室27の室壁の一部にファン30と電熱によ
るコイル状ヒーター31とを設けている。そして、この
圧着装置10から圧着装置載置室28と気体循環室27
の外に向けて、2本の管が設けられており、その各管の
端はそれぞれ減圧弁22と圧力ゲージ23に接続されて
いる。
部に気体循環室27を設けており、気体循環室27の内
部には更に圧着装置10を配置する圧着装置載置室28
を設ける。これらの気体循環室27や圧着装置載置室2
8の壁体は、例えばアルミニウム板により作る。また、
圧着装置載置室28の壁体の一部は多数の穴が開けられ
たアルミニウム製パンチング板29により構成する。更
に気体循環室27の室壁の一部にファン30と電熱によ
るコイル状ヒーター31とを設けている。そして、この
圧着装置10から圧着装置載置室28と気体循環室27
の外に向けて、2本の管が設けられており、その各管の
端はそれぞれ減圧弁22と圧力ゲージ23に接続されて
いる。
【0020】上記構成の加熱機構25において、気体循
環室27内に存在する空気等の気体をファン30によ
り、図中の矢印のように循環させるとともに、この循環
気体をヒーター31により加熱し、その加熱気体に圧着
装置10が晒される。これにより、ヒーター31の付近
で温度が高くなっても、圧着装置載置室28の内部雰囲
気の温度は均一になり、その結果、個々の空セル13に
対して均一に、且つそれぞれの空セル13の圧着面にわ
たっても均一に加熱することができ、昇温時並びに圧着
後の冷却時の温度制御が容易になった。
環室27内に存在する空気等の気体をファン30によ
り、図中の矢印のように循環させるとともに、この循環
気体をヒーター31により加熱し、その加熱気体に圧着
装置10が晒される。これにより、ヒーター31の付近
で温度が高くなっても、圧着装置載置室28の内部雰囲
気の温度は均一になり、その結果、個々の空セル13に
対して均一に、且つそれぞれの空セル13の圧着面にわ
たっても均一に加熱することができ、昇温時並びに圧着
後の冷却時の温度制御が容易になった。
【0021】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
更、改良等は何ら差し支えない。
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
更、改良等は何ら差し支えない。
【0022】
【考案の効果】本考案の圧着装置においては、固定治具
と下可とう性シートと被圧着体と上可とう性シートとの
構成単位を複数個積み上げているので、個々の被圧着体
には、その上下にほぼ同一構成が配置されており、これ
により、その構造上の差異がなくなり、個々の被圧着体
の上下間で、昇温時並びに圧着後の冷却時に差がなくな
り、加えて、各固定治具の下部に設けられた凹部に流体
を流して上可とう性シートの圧迫により複数個の被圧着
体を同時に圧着しており、その結果、その被圧着体の2
枚の張り合わせ基板に歪みができなくなり、均一な間隙
が得ら、しかも、その基板に反りが発生しなくなる。
と下可とう性シートと被圧着体と上可とう性シートとの
構成単位を複数個積み上げているので、個々の被圧着体
には、その上下にほぼ同一構成が配置されており、これ
により、その構造上の差異がなくなり、個々の被圧着体
の上下間で、昇温時並びに圧着後の冷却時に差がなくな
り、加えて、各固定治具の下部に設けられた凹部に流体
を流して上可とう性シートの圧迫により複数個の被圧着
体を同時に圧着しており、その結果、その被圧着体の2
枚の張り合わせ基板に歪みができなくなり、均一な間隙
が得ら、しかも、その基板に反りが発生しなくなる。
【0023】また、上記構成単位を複数個積み上げた構
造であるので、上方へのスペース拡大となるが、それよ
りも平面状スペースを大きくする必要がなくなるので、
製造コストの上昇を抑えながら量産ができる。
造であるので、上方へのスペース拡大となるが、それよ
りも平面状スペースを大きくする必要がなくなるので、
製造コストの上昇を抑えながら量産ができる。
【0024】更に本考案圧着装置の加熱機構において
は、上記圧着装置を熱源が設けられた筐体の内部に設置
して、筐体内に気体を循環させながら、この熱源により
循環気体を介して前記各被圧着体を加熱しており、これ
により、個々の被圧着体に対して均一に、且つ個々の圧
着面にわたっても均一に加熱することができ、その結
果、昇温時並びに圧着後の冷却時の温度制御が容易にな
った。
は、上記圧着装置を熱源が設けられた筐体の内部に設置
して、筐体内に気体を循環させながら、この熱源により
循環気体を介して前記各被圧着体を加熱しており、これ
により、個々の被圧着体に対して均一に、且つ個々の圧
着面にわたっても均一に加熱することができ、その結
果、昇温時並びに圧着後の冷却時の温度制御が容易にな
った。
【図1】本考案の圧着装置の説明図である。
【図2】本考案圧着装置の加熱機構の説明図である。
【図3】従来の圧着装置の断面図である。
11、11a・固定治具 12・・・・・下可とう性シート 13・・・・・空セル 14・・・・・上可とう性シート 15・・・・・構成単位 18・・・・・間隔治具 26・・・・・筐体 27・・・・・気体循環室 28・・・・・圧着装置載置室 31・・・・・コイル状ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−91763(JP,A) 特開 平3−175416(JP,A) 特開 平2−144514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 37/00 - 37/06 G02F 1/13 101 C09J 5/06
Claims (2)
- 【請求項1】下可とう性シート、シール材を介して互い
に接合する2枚の基板から成る被圧着体、上可とう性シ
ートを順次治具板上に載置し、さらに該治具板上に載置
し被圧着体の周囲に配置した間隔治具上に他の治具板を
載置し、下可とう性シート、被圧着体、上可とう性シー
トを順次載置して成る各構成単位を複数段積み重ねると
ともに、上記各治具板の下面側に設けた凹部に上可とう
性シートを当てがって隙間を形成し、該隙間に連通する
配管を通じて流体を圧送するように成し、該流体圧力で
もって上可とう性シートを介して複数の被圧着体を同時
に熱圧着せしめるように構成した圧着装置。 - 【請求項2】請求項1の圧着装置が熱圧着に必要な温度
の雰囲気内に設置されてなる圧着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075648U JP2586154Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075648U JP2586154Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637252U JPH0637252U (ja) | 1994-05-17 |
JP2586154Y2 true JP2586154Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13582290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992075648U Expired - Fee Related JP2586154Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586154Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391763A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-11 | Mitsubishi Electric Corp | Compression bonding device |
JP2532622B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1996-09-11 | 松下電器産業株式会社 | 液晶パネルの製造方法 |
JPH03175416A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Ricoh Co Ltd | 液晶セルの製造方法 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP1992075648U patent/JP2586154Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0637252U (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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