JP2585960B2 - ボール栓 - Google Patents

ボール栓

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JP2585960B2 JP5250535A JP25053593A JP2585960B2 JP 2585960 B2 JP2585960 B2 JP 2585960B2 JP 5250535 A JP5250535 A JP 5250535A JP 25053593 A JP25053593 A JP 25053593A JP 2585960 B2 JP2585960 B2 JP 2585960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体流路の途中に設け
られるボール栓の構造に係り、緊急時及び通常時の双方
に使用することの出来る遮断弁であって、且つ流体流量
の調節をも可能なボール栓の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遮断弁は、例えば図5に示すよう
な公知のボール弁1′であって、これは流路の上流側2
2と下流側23をボール状の弁体5及び弁座6とで仕切
り、このボール状の弁体5の中心部に上流側22と下流
側23に通ずる孔5bを一個所穿ち、ボール状の弁体5
に固定された操作ロツド7を回動することによって、流
路20の遮断又は流量を調整する構造であった。
【0003】一方、図7に示すように、流路20を平行
な二つの室22、23に仕切り、この仕切り板2bに弁
座6を設け、この弁座6に対し垂直方向に例えばボール
状をした弁体5を操作ロツド7に設けたねじ7aにより
密着する構造のグローブ弁1″も使用されていた。尚、
4は蓋体、17はシール材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の遮断弁には次のような問題があった。即ち、図
5に示すボール弁1′では、図6に示すように、 (A)の連通状態から(B)半連通状態を経て、
(C)の遮断状態になった時、弁体5の通路5b及び本
体2、2′側にある逃がし部2aに流体が封じ込まれ、
この流体が熱で膨張した際に、シール部17′を痛め
た。
【0005】 弁体5と弁座6とが強く密着シールし
ているので、操作ロツド7を回動させるトルクが大き
く、操作が困難であった。特に、(C)に示すように流
路の遮断状態においては、流体圧が弁体5にかかってい
るので弁体5と弁座6との密着シール度合は大きく弁座
6の損耗が大きかった。
【0006】 (A)〜(C)に示すように、弁体5
の通路端部5cと弁座6との間で鉄さび等の異物をかみ
込み易かった。
【0007】 (B)に示すように、流体の流れが折
曲し、エネルギーロスが大きかった。
【0008】 (A)〜(C)に示す逃し部2aの底
部に異物が溜り上記項の原因となった。
【0009】一方、図7に示すグローブ弁1″では、正
常時に流体の流れが弁座6部分で複雑に曲がるため圧力
損失が大きく、従ってこの遮断弁を配管系に多数挿入す
ることは好ましくなかった。又、操作ロツド7は、ねじ
機構であるので遮断のための作動時間がかかり、確実で
はあるが遅速であり、緊急時に問題があった。更に、高
圧流体を遮断するには、高圧流体の力が直接操作ロツド
にかかり、大きな力或いはトルクを必要とした。更に、
構造が複雑で、コストがかかった。
【0010】本願第1の目的は、上記各弁の各欠点を解
消し、弁の作動が確実で速く、且つコストの低いボール
栓を提供することである。
【0011】本願第2の目的は、弁の遮断解除時の作動
力が小さく、且つ背圧の回復の速い、しかも微小流量調
節の可能なボール栓を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、流体の流路の途中に設けられた弁座と、
該弁座に接離して該弁座と協働して前記流路を遮断し及
び/又は該流路の流量を調節する弁体と、該弁体に結合
され、且つ該弁体を前記弁座に接離させる操作ロツドと
を備えたボール栓において、前記弁体は、前記流路の上
流側と下流側とに通じた連通孔と、該連通孔の途中に設
けられた小弁座とを有し、前記操作ロツドの弁内先端側
は、前記弁体に摺動可能に固定されると共に、一端部が
前記操作ロッドの先端側に前記流体の流れ方向に揺動自
在に固定され、他端部が前記連通孔の小弁座に接離する
小弁体に形成された連結棒を有し、前記連通孔の小弁座
と前記連結棒の小弁体とは協働して前記連通孔を流れる
流体の流量を遮断し及び/又は調節し、更に前記小弁体
内に、上流側に通ずる連通孔と下流側に通ずる連通孔と
に通ずる小連通孔を設け、更に該小連通孔の途中に微小
弁座と、該微小弁座と協働して前記小連通孔を流れる流
体の流量を遮断し及び/又は調節する微小弁体とを設け
て、流路の上流側と下流側の圧力調整を多段型にしたも
のである。
【0013】更に、上記ボール栓において、前記小弁体
は、弾性材によって付勢された付勢手段を備えたもので
ある。
【0014】
【作用】上記構成により、流体流路の途中に設けられた
弁座と、該弁座に接離して該弁座と協働して前記流路を
遮断し及び/又は該流路の流量を調節する弁体と、該弁
体に結合され、且つ前記弁体を前記弁座に接離させる操
作ロツドとを備えたボール栓において、操作ロツドは弁
体を上下方向に移動可能及び流体の流れ方向に揺動自在
に保持したので、弁体は流体の流れに追従、移動し、作
動に無理がない。且つ弁体が流れの垂直方向に振れて作
動が不確実になることもない。作動が速く、上流側の圧
と下流側の圧とが逆転して流体が逆流しようとした場合
には、弁体が上流側の弁座に移動、接触し逆流防止をす
る。又、構造が簡単でコストが低い。
【0015】更に、操作ロツドの弁内先端側は、弁体に
摺動可能に固定されると共に、一端部が操作ロッドの先
端側に流体の流れ方向に揺動自在に固定され、他端部が
連通孔の小弁座に接離する小弁体に形成された剛性のあ
る連結棒であるので、上記作用と共に、上流側の圧が抜
けた時でも、予め操作ロツドを下流側の弁座に機械的に
押しつけて下流側の流体を遮断しておくことが出来る。
【0016】又、下流側の圧が上流側の圧よりも高くな
り、弁体を押し戻す力が予め操作ロツドを下流側の弁座
に押しつけていた機械的力より大きくなった場合でも、
弁体は上流側の弁座に移動し、逆流を防止する。
【0017】更に、流路の上流側と下流側とに通じた連
通孔と、この連通孔を開閉する小弁座と小弁体を備えた
ので、上記作用と共に、上流側の圧を抜くことが出来、
遮断時の解除の力が小さく出来、弁体内に設けられた小
弁座と連結棒の他端部に設けられた小弁体で構成するこ
とにより、開閉の作動が確実になる。
【0018】更に、小弁体内に、小連通孔を設けて、該
小連通孔の途中に微小弁座と、該微小弁座と協働する微
小弁体とを設けて、流路の上流側と下流側の圧力調整を
多段型にしたので、上記作用と共に、高圧の一次圧力に
対しても、逐次微小弁体から、小弁体、中弁体、大弁体
の順に圧力開放が行なえる。
【0019】小弁体は、バネ等によって付勢された付勢
手段を備えているので、小弁体の微小移動が容易であり
流量調整が細かく出来ると同時に、一定時間、外力によ
り調節した後、外力を取り去っても任意に設定された定
流量を保ことが出来る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るボール栓の一実施例で、一部
省略断面図、図2は操作ロツドの先端側の構造を示す他
の実施例で、要部拡大正面図、図3は図1におけるボー
ル栓の半連通状態の一部省略断面図、図4は本発明に係
る弁体内の小弁体に設けられた小連通孔と微小弁座及び
微小弁体を示す一実施例で、一部省略破砕正面図であ
る。
【0021】図1において、本発明に係るボール栓1
は、本体2に嵌合されたスリーブ3、3と蓋体4とが設
けられ、両スリーブ3、3の内方側は弁座6、6′を形
成している。蓋体4には操作ロツド7がシール材17、
17を介して本体2の外側から内側に嵌入されている。
操作ロツド7の先端側8は、凹部が形成され、この凹部
に連結棒9の一端側が嵌入され、ピン8bによって固定
されている。ピン8bは、その先端に雄ねじが形成さ
れ、ナツト及びワツシヤーによって抜け止めされてい
る。本発明のボール栓1はスリーブ3、3を使用してい
るので、弁座の材質及び仕上げ精度等は必要に応じて決
めることが出来ると共に、本体2に市販のT型継ぎ手を
使用することが出来、経済的である。
【0022】ボール状弁体5の材質は、ゴム、樹脂、金
属又は金属球にゴムや樹脂のライニングをしたものから
出来ており、弁座6、6′の材質とは互いに異質の材料
を使用する。即ち、ボール状弁体5が金属等の硬い材質
であるならば、これに接触する弁座6、6′の材質は弾
力性のある材質にし、ボール状弁体5の材質が弾力性の
ある材質であるならば、弁座6、6′は硬い材質のもの
である。
【0023】図2は、操作ロツド7の先端側8の他の構
造を示したもので、ピン8bは連結棒9の一端部の長孔
8fの中で移動出来るように遊びのある構造であり、こ
れによって弁体5と弁座6又は6′との全周にわたる均
等な密着度は更に高まる。
【0024】図4は、弁体5内に流路20の上流側22
と下流側23とに通じた連通孔11を設け、更に弁体5
は連通孔11の途中に小弁座5aを有する。操作ロツド
7の弁内先端側は連結棒9を有し、連結棒9は弁体5に
摺動可能に固定されると共に、一端部が操作ロッド7の
先端側に流体の流れ方向2´(図1)に揺動自在に固定
され、他端部が連通孔11の小弁座5aに接離する小弁
体9aに形成されている。連通孔11の小弁座5aと連
結棒9の小弁体9aとは協働して連通孔11を流れる流
体の流量を遮断し及び/又は調節する。
【0025】更に小弁体9a内に、上流側に通ずる連通
孔11aと下流側に通ずる連通孔11bとに通ずる小連
通孔9eを設け、更に小連通孔9eの途中に微小弁座9
dと、この微小弁座9dと協働して小連通孔9eを流れ
る流体の流量を遮断し及び/又は調節する微小弁体9c
とを設けて、流路の上流側22と下流側23の圧力調整
を多段型にしたものである。小弁体9aには、連結棒9
が弁体5から抜け落ちないように係止部9bが設けら
れ、弁体5に螺合したナツト13の下面13aに係止す
るようになっている。
【0026】図4に示した構造は、公知の玉型弁と類似
の構造をしているものであるが、この構造に限定され
ず、例えばコツクやニードル弁又はプラグ弁と類似の構
造のものでも良いし、更に、電気的操作を利用した電磁
弁を弁体5内に組み込んだものでも前記と同様の働きを
させることが出来る。
【0027】本実施のボール栓1は、以上の構造を有す
るが、その作用は次の様である。即ち、図1において、
ボール状弁体5は、操作ロツド7の先端側8の連結棒9
を介してピン8bにより固定されているので、その動き
は操作ロツド7の上下作動により上下方向に移動可能
に、又、流体の流れ方向2´に揺動自在に保持されてい
るので、弁体5はこれらの組合せ移動をする。従って、
例えば緊急に流路を遮断する必要があった場合には、操
作ロツド7を押し下げることにより、弁体5は流体の流
れに沿って上流側22から下流側23に向かって流体の
動圧により弁座6に密着し流路20を遮断する。弁体5
と弁座6とは、前記した様に、そのどちらかが硬い材質
であり、他方が弾性のある材質で構成されていること
と、図2の構造により流路20の遮断効果が確実であ
る。更に、弁体5は上下方向と流体の流れ方向にのみ動
けるように構成されているので、弁体5の運動は流体の
流れと垂直方向には殆ど振れず、その運動は安定してい
る。
【0028】弁体5と操作ロツド7とは、剛性のある連
結棒9で連結されているので、弁体5が流路を遮断後、
更に操作ロツド7を下方に押すことによりピン8bと弁
座6の下側6aとの間に偶力が働き、流体の圧力による
押しつけ力以外に操作ロツド7による機械的押しつけ力
が弁体5に働き、弁体5は弁座6に密着される。何らか
の原因で上流側22の圧力が下流側23の圧力よりも下
がった場合でも弁体5は弁座6から離れず、流路20を
遮断しつづける。
【0029】一方、上記の状態とは別に、弁体5が流体
の圧力のみで流路20を遮断している場合、何らかの原
因で上流側22の圧力よりも下流側23の圧力が高くな
った場合、弁体5は下流側23の弁座6から離れて上流
側22の弁座6′側に移動、密着し逆流を防止するの
で、事故を未然に防ぐことが出来る。
【0030】更に、本発明に係るボール栓は、遮断作用
以外にも流体流量の調節に用いることが出来る。即ち、
図3に示すように、操作ロツド7の下方への押しつけ
を、弁体5が流路20を遮断する位置まで押し下げず、
操作ロツド7の押しつけを途中で止めることにより、弁
体5は弁座6に対して半連通状態で保持される。前記半
連通状態の程度により流量の大小が決まることになり、
流量調節が出来るのである。且つ、この場合、図3に示
したように、流体の流線21′が弁体5の球面に沿って
滑らかな形となるので、圧力損失の少ない流量調節が出
来る。
【0031】本発明のボール栓1の構造によれば、ボー
ル栓1が開の状態では本体2内面の底部は運動している
流体に直接洗われるようになっており、又ボール栓1が
閉の状態でも前記底部が上流側流体に開放された構造と
なっているため、図5に示したボール弁1′の本体内面
の底部2aに流体の「よどみ」が生じたり、沈殿や堆積
したりするような不具合が起らない。
【0032】本実施例のようなボール栓1において、緊
急遮断した後で、遮断を解除する時に問題になるのは、
弁体5を弁座6から外す力が大きいことである。例え
ば、内径10cmの弁座に圧力10kgf/cm2がか
かった場合、785kgfの力がかかっているので、人
力では直接解除することが難しい。本発明のボール栓1
は、図4に示すように、弁体5に連通孔11を設け、そ
の連通孔11を開閉する開閉手段12を設けているの
で、小さな力で遮断を解除することが出来る。操作ロツ
ド7を操作して小弁体9aを小弁座5aに接離すること
により、上流側22の流体は下流側23に流れ、弁体の
背圧である下流側の圧力が上がり、上流側22と下流側
23の圧力差は小さくなり、遮断解除に要する力は小さ
くて良い。これは、小弁体9aの直径が小さく、このた
めに流体の押しつけ力が小さいので、人力で操作ロツド
7を容易に操作出来るためである。
【0033】図4に示した連通孔開閉構造は、流体が液
の場合には、特に効果がある。即ち、非圧縮流体である
液体の場合には、少しの圧抜きで弁体の背圧を回復させ
ることが出来るのである。更に、前記小弁体にバネ等の
弾性材によって付勢させた付勢手段を設けることによ
り、小弁体を微小量変位させることが容易になり、微小
流量の調整に利用することも出来る。例えば、バネによ
り小弁体9aを常に上方に付勢させておき、小弁体9a
を下方に押している時は流路を遮断し、放すとバネで小
弁体9aが上方に上がって流路が通じ微小流量が流れる
ことになる。
【0034】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形となし得ること
は云うまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、操作ロツドは弁体を上
下方向に移動可能及び流体の流れ方向に揺動自在に保持
したものであるので、弁体は流体の流れに追従移動し弁
の作動に無理がなく作動が速い。且つ上流側の圧力が下
流側の圧力よりも下がった場合でも操作ロツドにより流
路の遮断を保持することが出来る。更に、構造が簡単で
低コストである。
【0036】更に、弁体は、流路の上流側と下流側とに
通じた連通孔と、この連通孔の途中に設けられた小弁座
とを有し、操作ロットの弁内先端側に操作棒を有し、そ
の他端部が小弁体に形成されているので、流路の上流側
の圧抜きを行うことが出来、流路の遮断解除の力が少な
くて良い。流体が液体の場合には、弁体の背圧の回復が
速く、構造が簡素化され、作動が確実である。
【0037】更に、小弁体内に小連通孔と微小弁座及び
微小弁体を多段型に設けたので、大口径の弁や高圧用の
弁として本願発明のボール栓を使用することが出来る。
【0038】そして、小弁体は弾性材によって付勢され
た付勢手段を備えているので、ボール栓の流量を微小に
調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボール栓の一実施例で、一部省略
断面図である。
【図2】操作ロツドの先端側の構造を示す他の実施例
で、要部拡大正面図である。
【図3】図1におけるボール栓の半連通状態の一部省略
断面図である。
【図4】本発明に係る弁体内の小弁体に設けられた小連
通孔と微小弁座及び微小弁体を示す一実施例で、一部省
略破砕正面図である。
【図5】従来技術に係るボール弁を説明する一部省略断
面図である。
【図6】図5における本体と弁体及び弁座の関係を示す
平面断面図で、(A)は連通状態、(B)は半連通状
態、(C)は閉止状態を示す図である。
【図7】従来技術に係る他のグローブ弁を説明する一部
省略断面図である。
【符号の説明】
1 ボール栓 5 弁体 5a 小弁座 6 弁座 7 操作ロツド 8 先端側 9 連結棒 9a 小弁体 9c 微小弁体 9d 微小弁座 9e 小連通孔 10 他端部 11 連通孔 11a 上流側に通ずる連通孔 11b 下流側に通ずる連通孔 20 流路 22 上流側 23 下流側

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流路の途中に設けられた弁座と、
    該弁座に接離して該弁座と協働して前記流路を遮断し及
    び/又は該流路の流量を調節する弁体と、該弁体に結合
    され、且つ該弁体を前記弁座に接離させる操作ロツドと
    を備えたボール栓において、前記弁体は、前記流路の上
    流側と下流側とに通じた連通孔と、該連通孔の途中に設
    けられた小弁座とを有し、前記操作ロツドの弁内先端側
    は、前記弁体に摺動可能に固定されると共に、一端部が
    前記操作ロッドの先端側に前記流体の流れ方向に揺動自
    在に固定され、他端部が前記連通孔の小弁座に接離する
    小弁体に形成された連結棒を有し、前記連通孔の小弁座
    と前記連結棒の小弁体とは協働して前記連通孔を流れる
    流体の流量を遮断し及び/又は調節し、更に前記小弁体
    内に、上流側に通ずる連通孔と下流側に通ずる連通孔と
    に通ずる小連通孔を設け、更に該小連通孔の途中に微小
    弁座と、該微小弁座と協働して前記小連通孔を流れる流
    体の流量を遮断し及び/又は調節する微小弁体とを設け
    て、流路の上流側と下流側の圧力調整を多段型にしたも
    のであることを特徴とするボール栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記小弁体は、弾性
    材によって付勢された付勢手段を備えたものであること
    を特徴とするボール栓。
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