JP2585910B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

Info

Publication number
JP2585910B2
JP2585910B2 JP3357067A JP35706791A JP2585910B2 JP 2585910 B2 JP2585910 B2 JP 2585910B2 JP 3357067 A JP3357067 A JP 3357067A JP 35706791 A JP35706791 A JP 35706791A JP 2585910 B2 JP2585910 B2 JP 2585910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
ignition
combustion
value
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3357067A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05180088A (ja
Inventor
勇一 島崎
正毅 金広
卓司 石岡
茂樹 馬場
隆 久木
茂 丸山
正孝 近松
収宏 寺田
健一 前田
一仁 柿元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3357067A priority Critical patent/JP2585910B2/ja
Priority to US07/992,195 priority patent/US5287836A/en
Priority to DE4243085A priority patent/DE4243085C2/de
Priority to GB9226398A priority patent/GB2262615B/en
Priority to GB9522799A priority patent/GB2293655B/en
Publication of JPH05180088A publication Critical patent/JPH05180088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2585910B2 publication Critical patent/JP2585910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • F02P2017/125Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の制御装置に
関し、特に機関の気筒に吸入された混合気の燃焼状態に
着目した制御を行う制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の気筒内における混合気の燃焼
状態は、例えば定常運転状態においては、図5に示すよ
うな気筒内圧の最大値Pmaxの平均値Pmaxave
に対するPmaxの変化量ΔPmaxの比率ΔPmax
/Pmaxave(以下「燃焼ラフネス」という)を用
いて表わすことができる。この燃焼ラフネスΔPmax
/Pmaxaveはその値が大きいほど、燃焼状態が悪
いことを示す。
【0003】この燃焼ラフネスを燃焼センサや燃焼光セ
ンサによって検出する燃焼ラフネス検出部と、空燃比セ
ンサ及び点火時期、空燃比等をコントロールするエンジ
ンコントロールユニットとで構成され、エンジンコント
ロールユニット中のROMに記憶された燃料噴射量、点
火時期等の設定値に対し、燃焼が悪化した場合、燃焼ラ
フネス検出部の信号によりこれらを補正するようにした
制御装置が従来より知られている(特開昭62−388
53号公報)。
【0004】また、排気ガスを吸気系に還流する排気還
流機構を備えた内燃機関も周知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼圧
センサや燃焼光センサは1個でも高価な上に各気筒毎に
装着する必要があり、検出回路を含めた装置全体のコス
トは非常に高価になるため、特殊な用途の機関は別とし
て一般の乗用車用には採用出来なかった。
【0006】また、実走行での頻度の高いクルーズ走行
時やアイドル運転時は、機関負荷が低く燃焼圧や燃焼光
は微弱であるため、燃焼圧センサや燃焼光センサでは燃
焼ラフネスを正確に検出することが出来なかった。特
に、高回転低負荷領域では制御に使用できるほど信頼性
のある検出結果は全く得ることは出来なかった。
【0007】また、燃焼光センサは石英ガラスオプティ
カルファイバーを使用しても耐久性が低く、耐久劣化に
よって出力が低下したり、カーボンや燃焼生成物が付着
することで出力が低下するため、初期性能は良くても長
期の使用を考えると、機関制御用センサとしては採用で
きない。
【0008】また、排気還流機構を備えた内燃機関にお
いては、排気ガスの還流量を適切に制御する必要がある
が、実際の還流量を正確に検出することは容易でないた
め、排気ガス還流量の制御精度を改善する余地が残され
ていた。
【0009】本発明は上述の点に鑑みなされたものであ
り、機関の燃焼ラフネスを比較的簡便な装置で正確に検
出し、特に排気還流機構を備えた機関における排気ガス
の還流量を適切に制御することができる内燃機関の制御
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、排気ガスを吸気系へ還流させる排気還流機構
を備えた内燃機関の制御装置であって、前記機関の点火
時期を決定して点火指令信号を発生する信号発生手段を
含み、前記機関の作動を制御する制御手段と、前記点火
指令信号に基づいて、機関に備えられた点火プラグを放
電させる為の高電圧を発生させる点火手段と、前記点火
手段に高電圧が発生される時の電圧値を検出する電圧値
検出手段と、前記点火指令信号発生後の点火電圧値が所
定電圧値を越える期間の長さを計測する期間計測手段と
を有する制御装置において、前記計測された期間の長さ
に応じて前記機関の燃焼ラフネスを検出するラフネス検
出手段を設け、前記制御手段は、前記検出した燃焼ラフ
ネスに応じて前記排気還流機構による排気ガスの還流量
を制御するようにしたものである。
【0011】また、前記制御手段は、前記検出した燃焼
ラフネスに応じて前記機関に供給する燃料量及び点火時
期の少なくとも一方を各気筒毎に制御することが望まし
い。
【0012】
【作用】点火指令信号発生後の点火電圧値が所定電圧値
を越える期間の長さに応じて機関の燃焼ラフネスが検出
され、検出した燃焼ラフネスに応じて排気ガス還流量が
制御される。
【0013】また、検出した燃焼ラフネスに応じて、機
関に供給する燃料量及び/又は点火時期が各気筒毎に制
御される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る排気還流
機構を装備した内燃機関(以下単に「エンジン」とい
う)及びその制御装置の全体構成図であり、例えば4気
筒のエンジン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が
設けられている。スロットル弁3にはスロットル弁開度
(θTH)センサ4が連結されており、当該スロットル
弁3の開度に応じた電気信号を出力してエンジン制御用
電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5
に供給する。
【0016】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁
時間が制御される。
【0017】エンジン1の各気筒の点火プラグ16はデ
ィストリビュータ15を介してECU5に電気的に接続
されており、ECU5により点火時期θIGが制御され
る。ディストリビュータ15と点火プラグ16とを接続
する接続線の途中には、その接続線と静電的に結合され
た(接続線と数pFのコンデンサを形成する)点火電圧
センサ17が設けられており、その検出信号はECU5
に供給される。
【0018】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には吸気
管内絶対圧(PBA)センサ7が設けられており、この
絶対圧センサ7により電気信号に変換された絶対圧信号
は前記ECU5に供給される。また、その下流には吸気
温(TA)センサ8が取付けられており、吸気温TAを
検出して対応する電気信号を出力してECU5に供給す
る。
【0019】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ9はサーミスタ等から成り、エンジン
水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を出
力してECU5に供給する。エンジン回転数(NE)セ
ンサ10及び気筒判別(CYL)センサ11はエンジン
1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取付け
られている。エンジン回転数センサ10はエンジン1の
クランク軸の180度回転毎に所定のクランク角度位置
でパルス(以下「TDC信号パルス」という)を出力
し、気筒判別センサ11は特定の気筒の所定のクランク
角度位置で信号パルスを出力するものであり、これらの
各信号パルスはECU5に供給される。
【0020】三元触媒14はエンジン1の排気管13に
配置されており、排気ガス中のHC,CO,NOx等の
成分の浄化を行う。排気ガス濃度検出器としての酸素濃
度センサ12は排気管13の三元触媒14の上流側に装
着されており、排気ガス中の酸素濃度を検出してその検
出値に応じた信号を出力しECU5に供給する。酸素濃
度センサ12は、酸素濃度に比例した信号を出力するリ
ニア型のものである。
【0021】ECU5には更に、バッテリ電圧VBを検
出するバッテリ電圧センサ31、エンジン1が搭載され
た車両の左右の駆動輪の回転速度WFL,WFRを検出
する駆動輪速度センサ33,34及び左右の従動輪の回
転速度WRL,WRRを検出する従動輪速度センサ3
5,36が接続されており、これらのセンサの検出信号
がECU5に供給される。
【0022】次に、排気還流機構20について説明す
る。
【0023】この機構20の排気還流路21は、一端2
1aが排気管13の三元触媒14上流側に、他端21bが
吸気管2のスロットル弁3下流側に夫々連通している。
この排気還流路21の途中には排気還流量を制御する排
気還流弁22及び容積室21Cが介設されている。そし
て、この排気還流弁22はソレノイド22aを有する電
磁弁であり、ソレノイド22aはECU5に接続され、
その弁開度がECU5からの制御信号によってリニアに
変化させることができるように構成されている。排気還
流弁22には、その弁開度を検出するリフトセンサ23
が設けられており、その検出信号はECU5に供給され
る。
【0024】ECU5は上述の各種センサからのエンジ
ンパラメータ信号等に基づいてエンジン運転状態を判別
し、吸気管内絶対圧PBAとエンジン回転数NEとに応
じて設定される排気還流弁22の弁開度指令値LCMD
とリフトセンサ23によって検出された排気還流弁22
の実弁開度値LACTとの偏差を零にするようにソレノ
イド22aに制御信号を供給する。
【0025】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)5b、CPU5bで実行される各種演算プログラム
及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、前記燃料噴射
弁6に駆動信号を供給する出力回路5d等から構成され
る。
【0026】CPU5bは上述の各種エンジンパラメー
タ信号に基づいて、燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOU
T、点火プラグ16の点火時期θIG及び排気還流弁2
2の弁開度指令値LCMDを下記式(1)〜(3)によ
り算出する。
【0027】 TOUTn=TI×KTDREn×K1+K2 …(1) θIGn=θIGMAP+θIGDREn+θIGCR …(2) LCMD=LMAP×KEDRE×K3 …(3) ここで、添字nは各気筒に対応して演算される(例えば
4気筒の場合、TOUT1〜TOUT4,θIG1〜θI
4が算出される)パラメータであることを示してい
る。
【0028】TI,θIGMAP及びLMAPは、それ
ぞれ燃料噴射時間、点火時期及び弁開度指令値の基本値
であり、エンジン回転数NEと吸気管内絶対圧PBAと
に応じて設定されたマップとして、記憶手段5cに記憶
されている。
【0029】KTDREn,θIGDREn及びKED
REは、それぞれ後述するようにして算出される各気筒
毎の燃焼ラフネスRに応じて算出されるラフネス補正係
数又は補正変数である。
【0030】K1〜K3及びθIGCRは、それぞれ各
種エンジン運転パラメータ信号に応じて算出される他の
補正係数又は補正変数である。
【0031】CPU5bは、更にエンジン運転状態に応
じた前記排気還流機構20の排気還流弁22の弁開度制
御及び駆動輪速度WFL,WFRと従動輪速度WRL,
WRRとに基づくトラクション制御を行う。このトラク
ション制御は、駆動輪の過剰スリップ状態を検出したと
きには、空燃比のリーン化及び燃料供給遮断(フュエル
カット)によってエンジンの出力トルクを低減するもの
である。
【0032】CPU5bは上述のようにして算出した結
果に基づいて、燃料噴射弁6、点火プラグ16及び排気
還流弁22を駆動する信号を、出力回路5dを介して出
力する。
【0033】尚、本実施例においては、ECU5は信号
発生手段、制御手段、期間計測手段及びラフネス検出手
段を構成する。
【0034】図2は、図1の制御装置における燃焼ラフ
ネスの検出に係る部分の構成を示す図であり、電源電圧
VBが供給される電源端子T1は一次側コイル47と二
次側コイル48とから成る点火コイル(点火手段)49
に接続されている。一次側コイル47と二次側コイル4
8とは互いにその一端で接続され、一次側コイル47の
他端はトランジスタ46のコレクタに接続され、トラン
ジスタ46のベースは駆動回路51を介してCPU5b
に接続され、そのエミッタは接地されている。トランジ
スタ46のベースには、CPU5bより点火指令信号A
が供給される。また、二次側コイル48の他端は、ディ
ストリビュータ15を介して点火プラグ16の中心電極
16aに接続されている。点火プラグ16の接地電極1
6bは接地されている。
【0035】点火電圧センサ17は、入力回路41を介
してピークホールド回路42及び比較器44の非反転入
力に接続されている。ピークホールド回路42の出力
は、比較レベル設定回路43を介して比較器44の反転
入力に接続されている。また、ピークホールド回路42
のリセット入力には、CPU5bが接続されおり、CP
U5bから適切なタイミングでピークホールド値をリセ
ットするリセット信号が供給される。比較器44の出力
は、CPU5bに入力される。また、二次側コイル48
とディストリビュータ15との間にダイオード50が介
装されている。
【0036】図3は、入力回路41、ピークホールド回
路42及び比較レベル設定回路43の具体的な構成を示
す回路図であり、同図において入力端子T2は、抵抗4
15を介して演算増幅器(以下「オペアンプ」という)
416の非反転入力に接続されている。また入力端子T
2は、コンデンサ411と抵抗412とダイオード41
4とを並列に接続した回路を介してアースに接続される
とともに、ダイオード413を介して電源ラインVBS
に接続されている。コンデンサ411は、例えば104
pF程度のものを使用し、前記点火電圧センサ17によ
って検出される電圧を数千分の1に分圧する働きをす
る。また抵抗412は例えば500KΩ程度のものを使
用する。ダイオード413及び414は、オペアンプ4
16の入力電圧がほぼ0〜VBSの範囲内に入るように
するために設けられている。オペアンプ416の反転入
力はその出力と接続されており、オペアンプ416はバ
ッファアンプ(インピーダンス変換回路)として動作す
る。
【0037】入力回路41のオペアンプ416の出力
は、比較器44の非反転入力及びオペアンプ421の非
反転入力に接続されている。オペアンプ421の出力は
ダイオード422を介してオペアンプ427の非反転入
力に接続され、オペアンプ421及び427の反転入力
はいずれもオペアンプ427の出力に接続されている。
従って、これらのオペアンプもバッファアンプとして動
作する。
【0038】オペアンプ427の非反転入力は抵抗42
3及びコンデンサ426を介して接地され、抵抗423
とコンデンサ426の接続点は、抵抗424を介してト
ランジスタ425のコレクタに接続されている。トラン
ジスタ425のエミッタは接地され、ベースにはリセッ
ト時高レベルとなるリセット信号がCPU5bより入力
される。
【0039】オペアンプ427の出力は、比較レベル設
定回路43を構成する抵抗431及び432を介して接
地され、抵抗431と432の接続点が比較器44の反
転入力に接続されている。
【0040】図3の回路によれば、検出された点火電圧
V(オペアンプ416の出力)のピーク値がピークホー
ルド回路42によって保持され、そのピークホールド値
が比較レベル設定回路43により、値1より小さい所定
数倍され、比較レベルVCOMPとして比較器44に供
給される。従って、端子T4にはV>VCOMPが成立
するとき高レベルとなるパルス信号(比較判定パルス)
が出力される。
【0041】以上のように構成される回路41〜44の
動作を図4を用いて説明する。同図(b),(c)にお
いて実線は燃料混合気の正常燃焼時の特性を示し、破線
は燃焼ラフネスが最大となる燃料系の原因に係る失火
(以下「FI失火」という)時の特性を示す。同図
(a)は点火指令信号Aを示す。
【0042】同図(b)は、検出した点火電圧(入力回
路41の出力電圧)V(B,B′)及び比較レベルVC
OMP(C,C′)の推移を示している。この図を用い
て、まず、正常燃焼時の点火電圧特性(実線で示す特
性)について説明する。
【0043】点火指令信号A発生時刻t0の直後におい
ては点火電圧は燃料混合気(点火プラグの放電ギャップ
間)の絶縁を破壊する値まで上昇し、絶縁破壊後は、絶
縁破壊前の容量放電状態(数百アンペア程度の電流によ
る非常に短い時間の放電状態)から放電電圧が略一定の
誘導放電状態へと移行する(数十ミリアンペア程度の電
流により、数ミリ秒程度の放電期間)。誘導放電電圧
は、時刻t0以降の圧縮行程に伴う気筒内の圧力が上昇
することにより上昇する。これは、圧力が高くなると誘
導放電に必要な電圧も高くなるためである。誘導放電の
最後の段階においては点火コイルの誘導エネルギーの減
少により誘導放電を維持するための電圧よりも点火プラ
グ電極間の電圧が低くなり、誘導放電は消失して容量放
電状態(後期の容量放電状態)へ移行する。容量放電状
態においては点火プラグ電極間の電圧は燃料混合気の絶
縁を再度破壊するため上昇するが、点火コイル49の残
余のエネルギーが少なく電圧上昇はわずかである。これ
は、燃焼が発生した場合は、プラグギャップ間の電気抵
抗が低いためであり、燃焼時の燃料混合気がイオン化し
ていることに起因する。
【0044】なお、ダイオード50と点火プラグ16と
の間の浮遊容量に蓄えられた電荷(電極間で放電しきれ
ずに残った電荷)は、ダイオード50があるため、点火
コイル49側へは放電されないが、点火プラグ16の電
極近傍に存在するイオンによって中和されるため、容量
放電終了時の点火電圧Vは速やかに減少する。
【0045】次に、燃料混合気が燃料供給系の異常等に
よりリーン状態やカット状態となりFI失火が発生した
とき(燃焼が発生しなかったとき)の点火電圧特性(破
線で示す特性)について説明する。点火指令信号Aの発
生時刻t0の直後においては点火電圧Vは点火プラグ電
極間の燃料混合気の絶縁を破壊する値まで上昇するが、
このときの絶縁破壊電圧の値は、燃料混合気に占める空
気の割合が正常時よりも多く含まれており、燃料混合気
の絶縁耐力が大きくなり、また、燃焼が発生していない
ため、燃料混合気がイオン化しておらず、プラグギャッ
プ間の電気抵抗が高くなることから、正常燃焼時の電圧
値よりも高くなる。この後、正常燃焼時と同様に誘導放
電状態へ移行するが、放電抵抗も正常燃焼時よりも大き
いことにより正常燃焼時よりも早く容量放電状態へ移行
する。誘導放電の最後の段階で発生する容量放電(後期
の容量放電)の値は、燃料混合気の絶縁破壊電圧が正常
燃焼時よりも大きいことにより、正常燃焼時に比べて非
常に大きくなる。
【0046】このとき、点火プラグ16の電極近傍にほ
とんどイオンが存在しないため、ダイオード50と点火
プラグ16との間に蓄えられた電荷は、イオンによって
中和されず、またダイオード50によって点火コイル4
9へ逆流することもできないためそのまま保持され、気
筒内圧力が低下して放電要求電圧がこの電荷により印加
されている電圧と等しくなった時に、点火プラグ16の
電極において放電される(図4(b)、時刻t5)。従
って、容量放電終了後も、比較的長時間(正常燃焼時に
比べて)にわたり、点火電圧Vは高電圧状態が継続する
のである。
【0047】図4(b)の曲線C,C′は、点火電圧V
のピークホールド値から得られる比較レベルVCOMP
の推移を示しており、時刻t2〜t3間でリセットされ
ている。従って、時刻t2以前は、前回点火された気筒
の比較レベルVCOMPを示している。また、図4
(c)は比較器44の出力(以下「比較判定パルス」と
いう)を示しており、図4(b)及び(c)から明らか
なように、燃焼時においては時刻t2〜t4間でV>V
COMPとなり、失火時においては時刻t1〜t5間で
V>VCOMPとなり、その間比較器44の出力は高レ
ベルとなる。
【0048】ここで、燃焼ラフネスRを、図5に示すよ
うな気筒内圧の最大値Pmaxの平均値Pmaxave
に対するPmaxの変化量ΔPmaxの比率ΔPmax
/Pmaxaveとして表わすことにすると、排気ガス
還流量(以下「EGR量」という)EGRMと燃焼ラフ
ネスRとの関係は図6(a)に示すようになる。また、
EGR量EGRMと比較判定パルス幅(時刻t2からt
4まで、または時刻t1からt5までの時間)TPとの
関係は、同図(b)に示すようになる。これらの図にお
いて、EGRM=EGRMHでは失火(完全失火、図4
に破線で示す状態)となり、EGRM<EGRM1の範
囲では良好な燃焼(図4に実線で示す状態)が得られる
ことを示している。従って、EGRM1<EGRM<E
GRMHの範囲内では、比較判定パルス幅TPと燃焼ラ
フネスRとは、同図(c)に示すような関係となり、比
較判定パルス幅TPを計測することにより、燃焼ラフネ
スRを検出することができる。
【0049】このように、点火電圧センサ17の検出電
圧に基づいて、燃焼ラフネスRを検出することにより、
以下のような効果を奏する。
【0050】点火電圧センサ17は、点火プラグに接続
される高圧コードに導電体を巻いたり、添わせたりする
ことで実現できるため、燃焼圧センサや燃焼光センサと
比べて構造が簡単でかつ取り付けが容易である。従っ
て、低コストで実現でき、一般の乗用車やオートバイに
採用可能である。
【0051】また、点火電圧センサは、燃焼圧センサ等
のようにスパークプラグのプラグ座や燃焼室に取り付け
る必要が無く、使用条件が厳しくないため、耐久性,信
頼性の面でもはるかに優れた燃焼ラフネスセンサを実現
することができる。
【0052】図7は、比較判定パルス幅TPの計測を行
うプログラムのフローチャートであり、本プログラムは
CPU5bにおいて一定時間毎に実行される。
【0053】ステップS41では、まずモニタ条件が成
立しているか否かを判別する。ここで、モニタ条件は、
エンジンが失火判定を実行すべき運転状態にあるとき成
立する条件であり、後述する図8のプログラムによって
判断される。この条件が成立していない(ステップS4
1の答が否定(No))ときには、直ちに本プログラム
を終了する。
【0054】ステップS41の答が肯定(Yes)、即
ちモニタ条件が成立しているときには、IGフラグ(F
lagIG)が「1」であるか否かを判別する(ステッ
プS42)。このIGフラグは、点火時期を演算するプ
ログラムにおいて点火指令信号Aの発生とともに「1」
に設定されるフラグである。ステップS42の答が否定
(No)、即ちIGフラグが「0」のときには、リセッ
トタイマの計測値tRを値0として(ステップS43)
本プログラムを終了する。ステップS42の答が肯定
(Yes)、即ちIGフラグが「1」のときには、リセ
ットタイマの計測値tRが所定時間tRESETより小
さいか否かを判別する(ステップS44)。IGフラグ
が「0」から「1」となった直後は、この答が肯定(Y
es)となり、比較判定パルス、即ち比較器44の出力
パルスが有るか否かを判別する(ステップS47)。こ
の答が否定(No)であれば直ちに本プログラムを終了
し、肯定(Yes)であれば、カウンタのカウント値C
Pを値1だけインクリメントし(ステップS48)、本
プログラムを終了する。
【0055】前記ステップS44の答が否定(No)、
即ちTR>TRESETとなったときには、カウンタの
カウント値CP値及びIGフラグを値0にリセットし
(ステップS45,S46)、本プログラムを終了す
る。
【0056】本プログラムによれば、比較判定パルス幅
TPに比例するカウント値CPを得ることができる。
【0057】図8は、前記モニタ条件の判定を行うプロ
グラムのフローチャートである。
【0058】ステップS21〜S25では、検出したエ
ンジン運転パラメータ値が所定範囲内にあるか否かを判
別する。即ち、エンジン回転数NEが下限値NEL(例
えば500rpm)と上限値NEH(例えば6,500
rpm)の間にあるか否か(ステップS21)、吸気管
内絶対圧PBAが下限値PBAL(例えば260mmHg)
と上限値PBAH(例えば760mmHg)の間にあるか否か
(ステップS22)。エンジン水温TWが下限値TWL
(例えば40℃)と上限値TWH(例えば110℃)の
間にあるか否か(ステップS23)、吸気温TAが下限
値TAL(例えば0℃)と上限値TAH(例えば80
℃)の間にあるか否か(ステップS24)及びバッテリ
電圧VBが下限値VBL(例えば10V)より高いか否
か(ステップS25)を判別し、これらの判別結果のい
ずれかが否定(No)のときには、モニタ条件不成立と
判定する(ステップS32)。エンジンが通常用の運転
状態にあれば、エンジン回転数NE、吸気管内絶対圧P
BA、エンジン水温TW及び吸気温TAは、上記上下限
値の範囲内にあること、及びバッテリ電圧VBが低い場
合には点火電圧が低下し、正確な判定ができないことを
考慮したものである。
【0059】ステップS21〜25の答が全て肯定(Y
es)のときには、酸素濃度センサの検出値に基づかな
いオープンループの空燃比リーン制御実行中(例えばエ
ンジンの減速時にこのような制御が実行される)である
か否か(ステップS26)及びトラクション制御実行中
であるか否か(ステップS27)を判別する。これらの
判別の結果、いずれかの答が肯定(Yes)のときに
は、モニタ条件不成立と判別する(ステップS32)。
これらの制御実行中は、燃焼が不安定で、後述する燃焼
ラフネス制御が困難であることを考慮したものである。
【0060】ステップS26,S27の答がともに否定
(No)のときには、更にフュエルカット中か否かを判
別し(ステップS28)、その答が肯定(Yes)、即
ちフュエルカット中のときには、タイマTMAFCに所
定時間(例えば1秒)をセットしてスタートさせ(ステ
ップS29)、モニタ条件不成立と判定する(ステップ
S32)。ステップS28の答が否定(No)、即ちフ
ュエルカット中でないときには、前記タイマTMAFC
のカウント値が値0か否かを判別する(ステップS3
0)。この答が否定(No)、即ちフュエルカット終了
後所定時間経過前は、モニタ条件不成立と判定し(ステ
ップS32)、ステップS30の答が肯定(Yes)、
即ちフュエルカット終了後所定時間経過したときにはモ
ニタ条件成立と判定する(ステップS31)。
【0061】ステップS29,S30は、フュエルカッ
ト終了後直後も燃焼が不安定となることを考慮したもの
である。
【0062】図8のプログラムによれば、エンジン運転
パラメータ値(NE,PPBA,TW,TA,VB)が
所定範囲ないとき、空燃比リーン制御若しくはトラクシ
ョン制御実行中のとき、フュエルカット中又はフュエル
カット終了後所定時間内はモニタ条件不成立と判定さ
れ、上記以外のときモニタ条件成立と判定される。
【0063】図9は、比較判定パルス幅TPを表わすカ
ウント値CPに応じて燃焼ラフネスRの制御を行うプロ
グラムのフローチャートであり、本プログラムはTDC
信号パルスの発生毎にこれと同期して実行される。
【0064】ステップS1では、エンジンが排気ガスの
還流を実行すべき運転領域(以下「EGR領域」とい
う)にあるか否かを判別する。この判別は、例えば検出
したエンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAが所
定範囲内にあるか否かによって行う。ステップS1の答
が否定(No)、即ちEGR領域にないときには、前記
式(1)〜(3)に適用される燃料供給量のラフネス補
正係数KTDREn及び排気還流弁22の弁開度指令値
のラフネス補正係数(EGR量の補正係数)KEDRE
をともに値1.0に設定するとともに、点火時期のラフ
ネス補正変数θIGDREnを値0に設定して(ステッ
プS2)、本プログラムを終了する。即ち、エンジンが
EGR領域にないときには、カウント値CPに応じたラ
フネス制御は行わない。
【0065】ステップS1の答が肯定(Yes)、即ち
エンジンがEGR領域にあるときには、エンジン運転状
態に応じて目標EGR量EGRMREFを算出し(ステ
ップS3)、EGRMREF値に応じてCREFテーブ
ルを検索することにより、目標ラフネスRREFに対応
するカウント値CPの目標値CPREFを算出する(ス
テップS4)。CPREFテーブルは、例えば図10に
示すように、図6(b)に示すEGR量EGRMと比較
判定パルス幅TPとの関係に基づいて設定されている。
【0066】続くステップS5では、各気筒毎の最新の
カウント値CPnを読み込み、次式(4)により目標値
CPREFとカウント値CPnとの偏差DREnを算出
し、更に、偏差DREnに基づいて代表値DRESTを
算出する。
【0067】 DREn=CPREF−CPn …(4) 代表値DRESTは、気筒毎ではなくエンジン全体とし
ての燃焼状態を代表する偏差であり、例えば最も燃焼が
安定している気筒のDREn値あるいは全ての気筒のD
REn値の平均値を用いる。最も燃焼が安定している気
筒は、例えばエンジンの定常的な運転状態(アイドリン
グ時等)におけるCP値の変化を監視することによって
判別する。
【0068】続くステップS7では、偏差DREnに応
じて補正係数KTDREn及び補正変数θIGDERn
を算出するとともに、代表値DRESTに応じて補正係
数KEDREを算出する。
【0069】EGR量の補正係数KEDREは、例えば
図11(b)に示すように設定されたKEDREテーブ
ルを用いて算出される。即ち、DREST=0でKED
RE=1.0(無補正値)とし、DREST値が増加す
るほどKEDRE値が増加するように設定される。
【0070】燃料供給量の補正係数KTDREnは、例
えば図11(b)に示すように設定されたKTDREテ
ーブルを用いて算出される。即ち、DREn=0でKT
DREn=1.0(無補正値)とし、DREn値が増加
するほどKTDREn値が減少するように設定される。
【0071】点火時期の補正変数θIGDREnは、例
えば図11(c)に示すように設定されたθIGDRE
テーブルを用いて算出される。即ち、DREn=0でθ
IGDREn=0(無補正値)とし、DREn値が増加
するほどθIGDREn値が増加するように設定され
る。
【0072】図9のプログラムによれば、検出した燃焼
ラフネスR(カウント値CP)が目標ラフネスRREF
(目標値CPREF)に一致するようにEGR量、燃料
供給量及び点火時期の制御パラメータ(LCMD,TO
UTn,θIGDREn)が補正される。即ち、EGR
量EGRMは、偏差の代表値DRESTが値0となるよ
うに制御され、例えば燃焼が最も安定した気筒のDRE
n値を代表値DRESTとした場合には、当該気筒の燃
焼ラフネスRが目標ラフネスRREFと一致する。その
とき、他の気筒の燃焼ラフネスRが目標ラフネスRRE
Fと一致していなければ、一致するように燃料供給量T
OUTn及び点火時期θIGnが気筒毎に制御される。
これにより、燃焼ラフネスの気筒間のばらつきを低減す
ることができる。
【0073】従って、本実施例によれば、燃焼ラフネス
R(カウント値CP)が検出され、検出した燃焼ラフネ
スRに応じてEGR量が補正されるので、ドライバビリ
ティを悪化させることのない最大限の範囲で排気ガスを
還流させることができ、燃費及び排ガス特性の向上を図
ることができる。
【0074】更に、燃焼ラフネスの気筒間のばらつき
は、燃料供給量及び点火時期の補正によって低減される
ので、エンジン全体の振動の低減、アイドリング等にお
ける回転変動の低減等を図ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の制御装
置によれば、点火指令信号発生後の点火電圧値が所定電
圧値を越える期間の長さに応じて機関の燃焼ラフネスが
検出され、検出した燃焼ラフネスに応じて排気ガス還流
量が制御されるので、排気ガス還流量の制御精度を高
め、ドライバビリティを悪化させることのない最大限の
範囲で排気ガスを還流させることができ、燃費及び排ガ
ス特性の向上を図ることができる。
【0076】また、請求項2の制御装置によれば、検出
した燃焼ラフネスに応じて、機関に供給する燃料量及び
/又は点火時期が各気筒毎に制御されるので、燃焼ラフ
ネスの気筒間のばらつきが低減され、エンジン全体の振
動の低減、アイドリング等における回転変動の低減等を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内燃機関及びその制御
装置の構成図である。
【図2】燃焼ラフネス検出を行うための回路構成を示す
図である。
【図3】図2の回路の一部の具体的な構成を示す回路図
である。
【図4】点火電圧の推移を示すタイムチャートである。
【図5】気筒内圧の推移を示す図である。
【図6】排気ガス還流量(EGRM)、燃焼ラフネス
(R)及び比較判定パルス幅(TP)の関係を説明する
ための図である。
【図7】比較判定パルス幅の計測を行うプログラムのフ
ローチャートである。
【図8】モニタ条件の判定を行うプログラムのフローチ
ャートである。
【図9】ラフネス補正係数及び補正変数の算出を行うプ
ログラムのフローチャートある。
【図10】目標値(CPREF)を算出するためのテー
ブルを示す図である。
【図11】ラフネス補正係数及び補正変数の設定手法を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 5 電子コントロールユニット(ECU) 15 ディストリビュータ 16 点火プラグ 17 点火電圧センサ 47 一次側コイル 48 二次側コイル 49 点火コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 茂樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 久木 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 丸山 茂 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 近松 正孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 寺田 収宏 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 前田 健一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 柿元 一仁 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガスを吸気系へ還流させる排気還流
    機構を備えた内燃機関の制御装置であって、前記機関の
    点火時期を決定して点火指令信号を発生する信号発生手
    段を含み、前記機関の作動を制御する制御手段と、前記
    点火指令信号に基づいて、機関に備えられた点火プラグ
    を放電させる為の高電圧を発生させる点火手段と、前記
    点火手段に高電圧が発生される時の電圧値を検出する電
    圧値検出手段と、前記点火指令信号発生後の点火電圧値
    が所定電圧値を越える期間の長さを計測する期間計測手
    段とを有する制御装置において、前記計測された期間の
    長さに応じて前記機関の燃焼ラフネスを検出するラフネ
    ス検出手段を設け、前記制御手段は、前記検出した燃焼
    ラフネスに応じて前記排気還流機構による排気ガスの還
    流量を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出した燃焼ラフ
    ネスに応じて前記機関に供給する燃料量及び点火時期の
    少なくとも一方を各気筒毎に制御することを特徴とする
    請求項1記載の内燃機関の制御装置。
JP3357067A 1991-12-18 1991-12-25 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP2585910B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3357067A JP2585910B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 内燃機関の制御装置
US07/992,195 US5287836A (en) 1991-12-18 1992-12-17 Control system for internal combustion engines
DE4243085A DE4243085C2 (de) 1991-12-18 1992-12-18 Steuersystem für einen Verbrennungsmotor
GB9226398A GB2262615B (en) 1991-12-18 1992-12-18 Control system for internal combustion engines
GB9522799A GB2293655B (en) 1991-12-18 1992-12-18 Control system for internal combustion engines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3357067A JP2585910B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05180088A JPH05180088A (ja) 1993-07-20
JP2585910B2 true JP2585910B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=18452217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3357067A Expired - Fee Related JP2585910B2 (ja) 1991-12-18 1991-12-25 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2585910B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5285474B2 (ja) * 2009-03-18 2013-09-11 ダイハツ工業株式会社 内燃機関の排気ガス再循環制御方法
JP5204025B2 (ja) * 2009-04-07 2013-06-05 日立オートモティブシステムズ株式会社 多気筒エンジンの制御装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05180088A (ja) 1993-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5241937A (en) Misfire-detecting system for internal combustion engines
US5221904A (en) Misfire-detecting system for internal combustion engines
US5287836A (en) Control system for internal combustion engines
US5237279A (en) Ignition and fuel system misfire-detecting system for internal combustion engines
US5349299A (en) Fuel supply misfire-detecting system for internal combustion engines
EP0490393A2 (en) Apparatus for controlling variation in torque of internal combustion engine
EP0490392A2 (en) Apparatus for controlling a torque generated by an internal combustion engine
JPS6315466B2 (ja)
JP2754507B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
EP0400529B1 (en) Air-fuel ratio control device for internal combustion engine
JP2585910B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3354190B2 (ja) 内燃機関の制御方法
JP2655524B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3333570B2 (ja) 燃焼ラフネス値の検出装置及び内燃機関の制御装置
JP3231109B2 (ja) 内燃機関の制御方法
US5353769A (en) Fuel supply control system for internal combustion engines
JP6906106B2 (ja) 内燃機関用制御装置
JP3324811B2 (ja) 内燃機関の制御方法
JP3471373B2 (ja) ガソリン機関の燃焼制御装置
JPH05263745A (ja) 内燃機関の失火検出装置
JPH05263746A (ja) 内燃機関の失火検出装置
JPH06249046A (ja) 燃焼ラフネス値の検出装置、内燃機関の点火時期制御装置及びロックアップクラッチの制御装置
GB2293655A (en) Control system for internal combustion engine
JP4243383B2 (ja) 燃料蒸発特性検出装置及び内燃機関の制御装置
JPH05306672A (ja) 内燃機関の失火検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees