JP2585745B2 - 遠隔計測装置 - Google Patents

遠隔計測装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遠隔計測装置に係り、特にプラント等の各種
計測器の指示値を非接触に撮影し数値化演算する遠隔計
測装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置は、自走車にテレビカメラを固定
して搭載し、このテレビカメラを通して、計器盤の計器
の画像を、温度、放射線量のデータとともに、ビデオテ
ープに格納するようにしていたものである(特開昭56−
140418号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の装置にあっては、テレビカメラが自走
車に固定されたものであるため、かつ計器自体をビデオ
テープに納め再生された計器画像を目視して認識するた
めに、結果として時期、場所を同じくして計器を目視し
て測定結果を得るというものであった。
このため、該測定結果をデータ収集し、コンピュータ
等に記録し、また印字等する場合において、人的処理が
加わり、処理が煩雑になる等の問題があった。
それ故、本発明は、このような事情に基づいてなされ
たものであり、計器をテレビカメラにとらえた後、その
測定結果を数値等のデータとして自動的に得られるよう
にした遠隔計測装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、指針を指標値に位置づけて計測値を表示す
る計器を、テレビカメラを介して遠隔計測する遠隔計測
装置において、前記計器の指標の最小値から最大値まで
の隔たりを示す物理数を記憶する記憶手段と、前記指標
値の最小値に基準を位置づけ、前記記憶手段より前記最
小値から最大値までの隔たりを示す物理数を取出し、前
記基準から指針の示す指標値までの変位物理数との割合
から、前記指標値の数値データを演算する演算装置とを
備え、前記演算手段は、前記テレビカメラを介して計器
の画像を得た後、当該画像における当該計器の最小値指
標及び中心値が所定の水平線に一致するまで当該画像を
回動させる計器指示演算装置を有するものである。
〔作用〕
このように構成すれば、計器の指標値の最小値(通常
は0)から最大値までの隔たりを示す物理数と、基準と
した指標値との最小値から指針の指す指標値までの変位
物理数との関係から、これらを演算することによって測
定値の数値データを得ることができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明による遠隔計測装置の一実施例を第1図
ないし第4図を用いて説明する。
第1図は該遠隔計測装置が用いられる態様を示した図
である。同図において、自走車11があり、この自走車11
は誘導線路21に沿って自動的に移動するようになってい
る。このため前記誘導線路21は前記自走車11の指定され
た走行ルートに従って設置される。
前記自走車11は、ITVカメラ2が搭載され、このITVカ
メラ2はITVカメラ駆動装置14によって自動的に上下動
および回転できるようになっている。そして、このITV
カメラ2によって得られる信号出力は演算処理装置4に
よって演算処理され、空間通信装置15に進出するように
なっている。
前記自走車11の走行領域の近傍には計器19が取り付け
られた盤18、あるいは図示しない機器等が配置されてい
る。さらに前記計器19が取り付けられた個所の沿直上で
かつある一定の高さには、ストップ標識20が設けられて
いる。
さらに、前記自走車11の走行領域の近傍は、前記自走
車11内の空間通信装置15と異なる他の空間通信装置16が
設置され、この各空間通信装置15,16を介して、中央CPU
17と前記自走車11内の演算処理装置4との間で信号の送
受信が行なわれるようになっている。
なお図中、符号42は自走車11に内蔵されたバッテリ12
の充電を行う充電装置である。
次に、第2図は前記ITVカメラ2と中央CPU17との間の
信号の送受信径路の一実施例を示すブロック図である。
同図において、ITVカメラ2により得られる映像信号23
は一般的に水平方向380本、垂直方向350本の133kビット
からなり、これに対応したメモリを保有する画像処理装
置3に入力されるようになっている。この画像処理装置
3で2値化演算された映像信号24は、ストップ標識検出
装置5、計器位置検出装置6、および計器指示値演算装
置7へ送られるようになっている。
前記自走車11が所定の位置に走行し、前記ITVカメラ
2を介して、前記ストップ標識検出装置5が、盤18上に
ストップ標識20を検出すると、自走車駆動装置13へ停止
指令25を出力するとともに、計器位置検出装置6へ検出
開始指令26を出力するようになっている。そして、この
検出開始指令26によって、前記計器位置検出装置6は前
記画像処理装置3からの2値化映像信号24を取込むよう
になっている。前記計器位置検出装置6はITVカメラ駆
動装置14へ移動指令27を与え、前記計器19を認識し、計
測位置が決定されると、演算開始指令28を出力するよう
になっている。
ここで、前記計器19は第3図に示すようになってお
り、ITVカメラ2は、その中心が前記計器19の中心102に
収まるまで計器19の最高端から最近位まで、上下動ある
いは回転するようになっている。
前記演算開始指令28を受けた計器指示演算装置7は、
前記2値化映像信号24から第3図に示すような計器19の
画像を得た後、第4図に示すように、計器19の最小値Mo
指標と、中心値102を水平線100と一致させるように画像
を回動させるようになっている。第4図より中心値102
の座標(xe,ye)、指針101の先端座標(xs,ys)を求
め、前記プログラムメモリ8に予め格納してある最大振
れ角θm、最大指示値Mmおよび演算式(第4象限のみ示
す) をリクエスト信号29で呼び出し、信号30で呼び込み計算
を行う。たとえば第4図に示す実例を計算すると、中心
値が再像処理3の原点と一致しているとすると、中心座
標(xe,ye)は(0,0)、指針先端座標(xs,ys)は(−
9,28)計器により決定される定数である最大振れ角θm
は240゜、最大指示値Mmは200Aであり、指示値Mxは
(1)(2)式より を得る。60Aを2進数で表わすと111100となり6ビット
となり、演算処理データ31を出力するようになる。
処理データ記憶装置10は、演算データ31を記憶すると
ともに、時計9より与えられる時刻信号32を合わせて記
憶し、記憶完了信号33を出力する。この信号33により、
ITVカメラ駆動装置14は、ストップ標識20の高さにITVカ
メラ2を移動し移動完了信号34を出力し、自走車駆動装
置13は、停止状態を終了し次のストップ標識20に向い移
動開始する。
このようにして集収された計測データは、自走車11に
搭載された空間通信装置15と誘導線路付近に設置した空
間通信装置16を介し、中央CPU17に取込み、印字や請求
等に使用される。中央CPU17は、常時、空間通信装置15,
16を介し、計測データ記憶装置10は逆ルートで計器No、
時刻、計測データを図中38→39→40を送信し中央CPUは
これを送信する。
なお、自走車11およびこれに搭載した各機器は、該自
走車11に内蔵した充電可能なバッテリ12により電気エネ
ルギを供給されるもので、自走車11の原点位置に設置さ
れた充電装置42に脱着可能なコネクタ41を介して充電さ
れるようになっている。
以上説明したように、上述した実施例によれば、計器
の指標値の最小値から最大値までの隔たりを示す物理数
と、基準とした指標値の最小値から指針の指す指標値ま
での変位物理数との関係から測定値の数値データが得ら
れるようになる。そして、前記各物理数は十数ビットの
信号で足りることから、その演算処理も簡単であり、通
信処理を容易にすることができるようになる。具体的に
は、ITVカメラ2での映像データは133.000ビットである
が、演算データは12ビットとすることができ、1/11.083
の通信処理を可能ならしめることができる。
前記実施例では、指示計器の指示値を演算し記憶する
ものであるが、液面計等のレベル計器は、現有の長さを
測定する機能で実現でき、さらに積算時間計等の数字式
計器は、計器指示値演算装置7に、パターンエッチング
等の周知の文字認識機能を付加することにより容易に実
現でき、計測範囲を広めることが可能となる。
さらにITVカメラの解像度および処理装置の能力が向
上すれば、一度に複数の計器を撮映し、処理装置内で分
類し、必要であれば拡大し、演算することにより、ITV
カメラの駆動装置が削減できるとともに、ITVカメラの
位置決めおよび自走車の位置決めに要する時間が減少
し、計測時間が短縮できる。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明による
遠隔計測装置によれば、計器をテレビカメラにとらえた
後、その測定結果を数値等のデータとして自動的に得ら
れるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遠隔計測装置の応用の一実施例を
示す概観図、第2図は本発明による遠隔計測装置の信号
送受信径路を示すブロック図、第3図は本発明による遠
隔計測装置における測定値認識のための計器の一実施例
を示す構成図、第4図は、前記計器の測定値を演算する
場合の説明図である。 1……遠隔計測装置全体、 2……ITVテレビカメラ、4……演算処理装置、 5……ストップ標識検出装置、 6……計器位置検出装置、 7……計器指示値演算装置、 8……プログラム記憶装置、9……時計、 10……処理データ記憶装置、11……自走車、 12……バッテリ、13……自走車駆動装置、 14……ITVカメラ駆動装置、 15,16……空間通信装置、21……誘導線路、 17……中央CPU、19……計器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 将 茨城県日立市国分町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内 (56)参考文献 特開 平2−71699(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指針を指標値に位置づけて計測値を表示す
    る計器を、テレビカメラを介して遠隔計測する遠隔計測
    装置において、前記計器の指標の最小値から最大値まで
    の隔たりを示す物理数を記憶する記憶手段と、前記指標
    値の最小値に基準を位置づけ、前記記憶手段より前記最
    小値から最大値までの隔たりを示す物理数を取出し、前
    記基準から指針の示す指標値までの変位物理数との割合
    から、前記指標値の数値データを演算する演算装置とを
    備え、前記演算手段は、前記テレビカメラを介して計器
    の画像を得た後、当該画像における当該計器の最小値指
    標及び中心値が所定の水平線に一致するまで当該画像を
    回動させる計器指示演算装置を有することを特徴とする
    遠隔計測装置。
  2. 【請求項2】前記計器の指標値は円弧形状に配置され、
    前記物理数は角度とした請求項1記載の遠隔計測装置。
  3. 【請求項3】前記計器の指標値は直線状に配置され、前
    記物理数は距離とした請求項1記載の遠隔計測装置。
  4. 【請求項4】前記テレビカメラは自走車に搭載され計器
    が取付けられた盤等の間を誘導されるようにした請求項
    1記載の遠隔計測装置。
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