JP2585690B2 - シヤドウマスク式カラー陰極線管を用いたデイスプレイ装置 - Google Patents

シヤドウマスク式カラー陰極線管を用いたデイスプレイ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シヤドウマスクを有するカラー陰極線管
を用いたデイスプレイ装置に関し、詳しくは電子ビーム
の走査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のように、シヤドウマスク式カラー陰極線管は、
螢光面の電子銃側に、無数の透孔が規則正しい配列で形
成されたシヤドウマスクが配設されていて、電子ビーム
はこの透孔を通過して螢光面に到達するように構成され
ている。他方、電子ビーム自身もほぼ等間隔の走査線を
形成しているため、これら2種の規則模様が干渉し合つ
て螢光面上に見苦しい干渉縞いわゆるモアレ縞が現われ
る。
以下に、シヤドウマスク式カラー陰極線管をもちいた
従来のデイスプレイ装置におけるモアレ縞の発生につい
て説明する。
第5図は、従来のシヤドウマスク式カラー陰極線管の
螢光面と、その周期的なモザイク構成を図解的に示す図
である。第5図(a)に示す発光部分(10)は、シヤド
ウマスク(図示せず)の透孔に対応して長方形状をな
し、非発光部分のブリツジ(20)を挾んで画面の垂直方
向(以下、これを「Y軸方向」とする)に規則正しく配
設されている。
螢光面上のモザイク模様は、このようにY方向に並ん
だ発光部分(10)の列がほぼ平行に多数規則正しく配列
されたものから構成されるが、一般に相となる列はブリ
ツジ(20)の位置がY方向に互いに他を2等分するよう
に設けられている。
螢光面はこのように発光部分(10)とブリツジ(20)
とが交互に配列されているため、Y軸方向に垂直な方向
には、これを平均化したY軸方向の平均発光効率のよう
なものが考えられる。これをTA(Y)とすると、平均発
光効率TA(Y)は第5図(b)に示すような形をなし、
これをフーリエ級数展開すると次の第(1)式で表わす
ことができる。
ここで、PAはこの関数のY軸方向の周期(ピツチ)で
あつて、第5図(a)に示すように、同じ列に属する相
となるブリツジ(20)の間隔PAの1/2である。そして、
このPAは、平均発光効率の実効ピツチとも称せられるべ
きものであつて、以下、「実効ピツチ」と称することに
する。
一方、螢光面は電子ビームによる刺激を受けて発光す
るが、この刺激点は螢光面全面を走査する。すなわち、
刺激点はY軸方向にほぼ垂直方向に移動して走査線を形
成し、走査線が等間隔に並んで螢光面全面を覆つてフイ
ールドを形成し、これが繰返されることによつて螢光面
上に画像が形成される。
すなわち、この走査線の走査による螢光面の刺激密度
(電子ビーム密度)TB(Y)は、第6図に示すようにY
軸方向に周期性を有し、これをフーリエ級数展開すると
次の第(2)式のように表わすことができる。
ここで、PBは等間隔に配置されている走査線間隔であ
る。実際の螢光面上でのY方向の輝度分布L(Y)は、
第(1)式で表わされる平均発光効率と第(2)式で表
わされる刺激密度分布の積であつて、次の第(3)式で
表わすことができる。
この第(3)式で第2項は発光素子のモザイク模様そ
のものであり、第3項は走査線模様そのものの成分をそ
れぞれ表わす。また、第4項はさらに次の第(4)式に
変形することができる。
この第(4)式の第1項は発光素子のモザイク模様お
よび走査線模様のいずれよりも小さいピツチの周期関数
であるため問題にはならないが、第2項は非常に大きな
空間周期(ピツチ)になる可能性のある周期画数であ
り、ピツチと振幅とによつては肉眼ではつきりわかる大
きな縞模様になつて非常に見苦しいものとなる。この模
様をモアレ縞と称し、この第2項をモアレの項と称す
る。このモアレの項を取出すと、次の第(5)式で表わ
すことができる。
すなわち、光の強弱の振幅がAmBn/2であり、ピツチが である。この模様はmとnの値によつて異なり、(m,
n)がきめられたとき1つ定まる。今、あるm,nの組に対
応するモアレ縞をモード(m,n)のモアレ縞と称するこ
ととする。
モアレ縞が目立つて見苦しくなる条件の1つは、この
ピツチが大きくなることであつて、そのためにはmPB−n
PAが小さな値になる。すなわち、mPB=nPAが大ざつぱに
でも成り立つことが条件である。
他方、Am,Bnの値はm=1〜3,n=1〜3に対して特に
大きいのが普通である。
したがつて、通常のカラー陰極線管装置にあつては、
これらのm,nに対してmPB=nPAが近似的にでも成り立た
ないように、与えられた走査線間隔PBに対して、PA
値、すなわち螢光面モザイクのY方向の間隔およびシヤ
ドウマスクの透孔のピツチを選び、どのモードのモアレ
縞も、そのピツチ(空間周期)が大きくならないように
留意するのが普通である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、走査線数がまちまちに設計されているコンピ
ユータに共用することを前提としているデイスプレイ装
置にあつては、走査線間隔PBを必ずしも一定と考えるこ
とができない。このようなデイスプレイ装置にあつて
は、使用予定走査線数、すなわち走査線間隔のすべてに
対して、たとえm=1〜3,n=1〜3の範囲であつて
も、いずれの組合わせモードのモアレ縞も目立たないよ
うにするには、シヤドウマスクの透孔のピツチPAがいち
じるしく小さくなつて暗い画面になるか、逆にいちじる
しく大きくなつてモザイク模様そのものが荒くなり
((3)式の第2項が問題になりだす)いちじるしく画
面が汚くなつたり、シヤドウマスクの必要な強度の維持
ができなくなるなどの問題が生じてくるので実現困難で
あつた。
この発明は、走査線数が広い範囲で変わってもモアレ
縞の出にくいシヤドウマスク式カラー陰極線管を用いた
デイスプレイ装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るデイスプレイ装置は、通常の垂直偏向
手段に加えて、水平同期信号によって制御され、水平同
期手段による一回の水平偏向ごとに垂直偏向量を所定値
と他の所定値とに交互に変化させ、走査線を一本おきに
所定値だけ垂直方向に変位させる手段を備えた点を特徴
とするものである。
〔作用〕
電子ビームスポツトが画く走査線を一本おきに所定量
だけ垂直方向に変位させると、電子ビームスポツトが螢
光面に射突して発光する部分の垂直方向の配列周期を変
えることができるので、シヤドウマスクの透孔の垂直方
向の配列周期との関係で発生するモアレ縞を目立たなく
することができる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例のブロツク回路図で、
(1)は垂直偏向コイル、(2)垂直偏向コイル(1)
に垂直偏向電流を供給する垂直出力回路、(3)は水平
偏向コイル、(4)は水平偏向コイル(3)に水平偏向
電流を供給する水平出力回路で、垂直出力回路(2)に
は垂直同期信号が、また水平出力回路(4)には水平同
期信号がそれぞれ印加され、これらの同期信号に同期し
た偏向電流をそれぞれ垂直偏向コイル(1)および水平
偏向コイル(3)に供給している。
垂直出力回路(2)の出力端子aは垂直偏向コイル
(1)の一方の端子Aに直接々続されているが、他方の
出力端子bは、フリツプフロツプスイツチ(5)の一方
の選択端子Eに直接接続されるとともに、直流電源
(6)を介して他方の選択端子DCに接続されており、フ
リツプフロツプスイツチ(5)の共通接点Cは、垂直偏
向コイル(1)の他方の端子Bに接続されている。
フリツプフロツプスイツチ(5)は、すべての動作が
電子回路のON−OFFによつておこなわれる一種の電子回
路スイツチで、水平出力回路(4)に印加される水平同
期信号が印加され、この水平同期信号パルスがひとつ入
力するたびに共通端子Cが選択端子EとDCに交互に(電
子回路的に)接続されるように構成されている。
また、直流電源(6)は、後に詳しく説明する小さい
一定電流を垂直偏向コイル(1)に流すための電源装置
であつて、その電流量は調節できるように構成されてい
る。
従ってE端子に接続された時に所定値の出力が、また
DC端子に接続された時に直流電源(6)との和による他
の所定値の出力が垂直偏向コイル(1)に与えられる。
第2図はこの実施例のカラー陰極線管の螢光面上に画
かれる電子ビームの走査線(10)を示す図で、走査線
(10)は一本おきに図に一点鎖線で示したように、Y方
向に所定値での等間隔からαだけずれた位置を走査す
る。このように一本おきに変位させるためにフリツプフ
ロツプスイツチ(5)が用いられ、変位量αを調整する
ために直流電源(6)がもちいられる。すなわち直流電
源(6)は走査線位置微修正回路の一部を構成してい
る。
次に、モード(m,n)のときに発生するモアレ縞を、
nの値に対して変位量αの値を適当に選ぶことによつて
消去できることを説明する。
走査線が等間隔で走査するとき、モード(m,n)のモ
アレ縞が問題になるのは、(1)〜(4)式の考察か
ら、Yの周期関数である平均発光効率TA(Y)(基本周
期PA)の第m高調波成分と、おなじくYの周期関数であ
る走査線による螢光面の刺激密度(電子ビーム密度)TB
(Y)(基本周期PB)の第n高調波成分とが干渉し合つ
て、第(5)式のような光の強弱模様が生じるからであ
る。この実施例における走査線を一本おきに変位量αだ
けずらすのは、後者すなわちBnを実質的に消滅させるこ
とによつて、そのモード(m,n)のモアレ縞を消滅させ
ようとするものである。
このことを、今、具体例としてn=2の場合について
考察する。B2が0でないと言うことは、第6図に示した
刺激密度TB(Y)を(2)式に示すようにフーリエ級数
展開をおこなつたとき、その中に第7図に示すような周
期PB/2,振幅±B2なる高調波としての余弦波成分が含ま
れていることを示している。
ところで、今、PBの間隔でならんでいる走査線の刺激
密度から走査線を一本おきにとり出し、この中に含まれ
ている周期PB/2の高調波成分を考えて見ると、第8図の
ようにその振幅は、±B2/2になるはずである。なぜな
ら、第6図に示した本来の走査線の配列は、第8図に示
した一本おきの走査線の配列を2組、Y方向にPBだけず
らせて重ね合わせたものに相当し、このとき、周期PB/2
の高調波成分である余弦波は、位相が同じになるため重
なり合つて、第7図に示すように振幅±B2の余弦波とな
るためである。
そこで、第8図に示した一本おきの走査線の列を2
組、Y方向にPBだけずらせた位置(すなわち、第6図に
示した従来の位置)から第3図に示すように だけずらして重ね合わせたとすると、先に述べた周期PB
/2の高調波成分は丁度打消し合つて0となる。したがつ
て、B2の関係するモアレ縞、すなわちモード(m,2)の
モアレ縞は消滅する。この重ね合わせの際、ずらす方向
は、Y方向の正負どちらでも良いので、以下ではいちい
ち説明しない。また としても同じ効果を有するが、変位量αを大きくするこ
とは、走査線が等間隔の状態からそれだけ遠ざかること
になり、画像の忠実な表現が損なわれるので、可能なう
ちの最も小さいαの値を選ぶのが望ましい。
以上はn=2の場合について述べたが、これを他のn
の値についても調べるとさきと同様な考察から となり、 一般のnに対して; とすれば良いことになる。
第1図の実施例の直流電源(6)の発生する直流電圧
は、かかる関係を考慮して決定されるもので、モアレ縞
の発生状況を観察してnの値を見出し、 の計算で求まるαの値だけずらせるようにしても良い
が、画面を見ながらモアレ縞が目立たず、かつ走査線が
できるだけ等間隔配置になるように直流電源(6)の出
力電圧を加減するという手段でも決定することもでき
る。なお、nに対するαの値は、必ずしも上記一般式で
求めた値の通りでなくてもよく、先の考察から明らかな
ように、モアレ縞の点からはn=2のときは、α=0、
または が最悪の条件であり、 が最良の条件であるが、この間ではその中間の状況を作
り出すことができる。したがつて、画像の忠実な再現
と、モアレ縞ができるだけ目立たなくすることとの妥協
点を、現物を見ながらみつけることができる。これは、
nが別の値のときも同じことが言える。
第4図はこの発明の他の実施例のブロツク回路図で、
この実施例は直流電源(6)に代えて、出力電圧の設定
が水平同期信号のパルス間隔と関係づけて自動的におこ
なう直流電圧発生装置(61)を設けたものである。コン
ピユータ等に用いられるデイスプレイ装置は、走査線数
がシステムによつて異なつており、このためモアレの発
生状況がシステムによつて異つてくる。しかし、一般に
は走査線によつて画かれるラスタの大きさはほぼ一定で
あり、また毎秒ごとに映し出される画像の枚数は目の残
像特性の関係でほとんど60枚に近く、ほぼ一定と見なす
ことができる。したがつて、走査線間隔PBは水平同期信
号のパルス間隔から検出することがほぼ可能であり、適
当な演算装置を直流電圧発生装置(61)の中に組込んで
おけば走査線間隔PBに応じた変位電圧、すなわちαの値
を自動的に設定することができ、すべての使用条件のも
のでモアレ縞の発生しにくいデイスプレイ装置を構成す
ることができる。勿論直流電圧発生装置(61)に垂直同
期信号もとり込んで、より本格的な走査線間隔の算出を
おこなうように構成してもよい。
また、一般の走査型のデイスプレイ装置においては、
一枚のラスタを書き終つたのち次のラスタを書き始める
ため、電子ビームのスポツトを画面の垂直方向の他端に
もどすための帰線期間が必要であり、この期間も水平方
向の走査は(この期間電子ビームはカツトオフにされて
いるため画面に出ない)おこなわれている。これらの表
立つて見えない走査線を含んだ全走査線の総数(1ラス
タあたりの)は、偶数の場合と奇数の場合とがある。前
者の場合は問題ないが、後者の場合、フリツプフロツプ
スイツチ(5)が走査線一本ごとに切りかえられている
と1枚目のラスタと、2枚目のラスタとで走査線が完全
には重ならず見苦しいちらつきが画面にあらわれる。こ
のような場合、帰線期間中に余分なパルスを1個フリツ
プフロツプスイツチ(5)に送り込んで1回余分に切り
かえるか、または帰線期間中にフリツプフロツプスイツ
チ(5)に送り込まれるはずの同期信号パルスを1個消
して、切かえ回数を1回減らすかの操作が必要である。
かかる装置は必要に応じ容易に作り出すことができる。
また、第1図および第4図の各実施例ではフリツプフ
ロツプスイツチ(5)および直流電源(6)、または直
流電圧発生装置(61)を独立に構成したが、これらを一
体化して実質的に同じ動作をおこなう回路を作ることも
可能である。また、フリツプフロツプスイツチ(5)に
よつて切り替えて垂直偏向コイル(1)のB端子に印加
される直流電圧は、一方が必ずしも0である必要はな
く、所定の変位量αを与える電位差であればよい。
また、走査線を従来の等間隔位置から変位させる手段
は、偏向ヨークに流れる垂直偏向電流の制御によらず、
偏向ヨークとは別に、電子ビームを偏向させるための磁
界発生装置を、カラー陰極線管の適当な位置に設けても
良い。
このように、電子ビームの走査線を一本おきに所定量
αずつ変位させるための具体的な構成は、以上述べた実
施例のほかにも種々な構成とすることができる。
なお、シヤドウマスク式カラー陰極線管は、第5図に
示したような長方形の透孔を有するシヤドウマスクをも
ちいているものに限らず、円形の透孔が互に60゜の角度
をなして等間隔に引かれた3組の直線の交点上に配列さ
れているタイプのものにも適用できるのは勿論である。
この場合、シヤドウマスクの透孔の配列、したがつて
ある一色の螢光体モザイクの配列には第9図(a),
(b)に示す2種が考えられるが、モアレ発生の可能性
を調べるための(1)式における実効ピツチPAは図に記
入してあるごとく同図(a)に示す配列にあつては同色
のモザイクとモザイクのとなり合う間隔Pの1/2倍にと
り、同図(b)に示す配列にあつては同じく にとるべきである。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、水平同期信号によっ
て制御され、水平偏向手段による一回の水平偏向ごとに
垂直偏向量を所定値と他の所定値とに交互に変化させる
ようにした垂直偏向手段を設けているため、コンピュー
タ端末用ディスプレイ等に適用した場合にも、モアレ縞
が目立たないようにすることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部の構成を示すブロツ
ク回路図、第2図はこの実施例の陰極線管表示面上の走
査線間隔を示す図、第3図はこの実施例の走査線間隔の
一例における刺激密度分布を示す図、第4図はこの発明
の他の実施例の要部の構成を示すブロツク回路図、第5
図はシヤドウマスク式カラー陰極線管の螢光面の発光部
分の配置と平均発光効率のY軸方向の周期的変化状況を
示す図、第6図は従来のデイスプレイ装置の走査線によ
るY軸方向の刺激密度分布を示す図、第7図は第6図の
刺激密度分布中に含まれている高周波成分を示す図、第
8図は第6図に示した走査線を一本おきに抜き出した場
合の刺激密度分布とその高調波成分を示す図、第9図は
シヤドウマスク式カラー陰極線管の発光部分の他の配置
例を示す図である。 (1)……垂直偏向コイル、(2)……垂直出力回路、
(3)……水平偏向コイル、(4)……水平出力回路、
(5)……フリツプフロツプスイツチ、(6)……直流
電源、(61)……直流電圧発生回路。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ビームスポットの走査線に対して垂直
    方向に一定のパターンで電子ビームの透孔が形成されて
    いるシャドウマスクを有するカラー陰極線管と、水平同
    期信号に対応して上記電子ビームスポットを水平方向に
    走査させる水平偏向手段と、上記水平同期信号によって
    制御され、上記水平偏向手段による一回の水平偏向ごと
    に垂直偏向量を所定値と他の所定値とに交互に変更させ
    る垂直偏向手段とを備え、モアレ縞が目立たなくなるよ
    うにしたことを特徴とするシャドウマスク式カラー陰極
    線管を用いたディスプレイ装置。
JP63045132A 1988-02-26 1988-02-26 シヤドウマスク式カラー陰極線管を用いたデイスプレイ装置 Expired - Lifetime JP2585690B2 (ja)

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