JPH05236290A - モアレキャンセル回路 - Google Patents
モアレキャンセル回路Info
- Publication number
- JPH05236290A JPH05236290A JP3748792A JP3748792A JPH05236290A JP H05236290 A JPH05236290 A JP H05236290A JP 3748792 A JP3748792 A JP 3748792A JP 3748792 A JP3748792 A JP 3748792A JP H05236290 A JPH05236290 A JP H05236290A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- current
- circuit
- voltage
- screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 垂直周期毎の画面の表示位置を相対的に上下
方向にシフトし、このシフト量を直流で制御することに
より走査線とCRTのシャドウマスクのアパーチャーピ
ッチとの相互干渉による垂直モアレ現象を軽減する。 【構成】 抵抗器21をS字補正コンデンサ42に並列
に接続し、垂直周期の2倍の周期の制御信号でスイッチ
22を開閉し、スイッチ22が閉のとき抵抗器21、ス
イッチ22、直流電圧源5を通して垂直偏向電流に電流
を加算し、画面の表示位置をシフトする。直流電圧源5
の電圧を制御直流電圧で制御することにより、画面の表
示位置のシフト量を制御できる構成とする。
方向にシフトし、このシフト量を直流で制御することに
より走査線とCRTのシャドウマスクのアパーチャーピ
ッチとの相互干渉による垂直モアレ現象を軽減する。 【構成】 抵抗器21をS字補正コンデンサ42に並列
に接続し、垂直周期の2倍の周期の制御信号でスイッチ
22を開閉し、スイッチ22が閉のとき抵抗器21、ス
イッチ22、直流電圧源5を通して垂直偏向電流に電流
を加算し、画面の表示位置をシフトする。直流電圧源5
の電圧を制御直流電圧で制御することにより、画面の表
示位置のシフト量を制御できる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(以下CRT
と呼ぶ)を用いたラスタスキャン方式のディスプレイモ
ニタ(以下、ディスプレイモニタと呼ぶ)における表示
画面上の垂直モアレ現象を軽減するモアレキャンセル回
路に関する。
と呼ぶ)を用いたラスタスキャン方式のディスプレイモ
ニタ(以下、ディスプレイモニタと呼ぶ)における表示
画面上の垂直モアレ現象を軽減するモアレキャンセル回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及に連れて、そ
のデータ表示部となるディスプレイモニタも水平、垂直
の表示ドット数として諸々の値が要求され、さらに1台
のモニタで、異なった表示ドット数のディスプレイモー
ドを切り替えて表示することが要求されるようになって
きた。
のデータ表示部となるディスプレイモニタも水平、垂直
の表示ドット数として諸々の値が要求され、さらに1台
のモニタで、異なった表示ドット数のディスプレイモー
ドを切り替えて表示することが要求されるようになって
きた。
【0003】ディスプレイモニタは電子ビームの水平方
向への走査を繰り返し、この走査線を垂直方向へ動かす
ことにより画像を表示している。このため、ディスプレ
イモニタの表示画面は多数の細かい走査線(水平方向の
線)が垂直方向に並んでいる状態となっている。一方、
CRTにおいてはシャドウマスクのアパーチャーピッチ
により光ることのできる蛍光体のドットピッチが決定し
ている。走査線とシャドウマスクのアパーチャーは相互
に干渉を起し、表示画面に干渉の縞模様が生じ、いわゆ
る垂直モアレ現象が発生する。このようなモアレ現象を
軽減するための従来例を図3に示し、図3を用いて従来
例を説明する。
向への走査を繰り返し、この走査線を垂直方向へ動かす
ことにより画像を表示している。このため、ディスプレ
イモニタの表示画面は多数の細かい走査線(水平方向の
線)が垂直方向に並んでいる状態となっている。一方、
CRTにおいてはシャドウマスクのアパーチャーピッチ
により光ることのできる蛍光体のドットピッチが決定し
ている。走査線とシャドウマスクのアパーチャーは相互
に干渉を起し、表示画面に干渉の縞模様が生じ、いわゆ
る垂直モアレ現象が発生する。このようなモアレ現象を
軽減するための従来例を図3に示し、図3を用いて従来
例を説明する。
【0004】図3で1は分周回路、2は垂直位置シフト
回路、21は抵抗器、22はスイッチ、3は垂直出力回
路、41は垂直偏向コイル、42はS字補正コンデンサ
である。
回路、21は抵抗器、22はスイッチ、3は垂直出力回
路、41は垂直偏向コイル、42はS字補正コンデンサ
である。
【0005】図4にモアレキャンセル回路のタイミング
図を示す。図3の各構成要素の関係と動作を図4を参照
しながら以下に説明する。
図を示す。図3の各構成要素の関係と動作を図4を参照
しながら以下に説明する。
【0006】分周回路1は入力された垂直同期信号(図
4(a))から垂直周期の2倍の周期の制御信号(図4
(b))を出力する。垂直位置シフト回路2では入力さ
れた制御信号によりスイッチ22のオン、オフを切り換
える。スイッチ22がオンのときには第1の抵抗器21
を通して電流が流れ、スイッチ22がオフのときには第
1の抵抗器21には電流は流れないので、垂直偏向電流
には図4(d)に示す電流が加算される。この電流によ
り画面の表示位置が垂直周期毎に上下にシフトして、モ
アレ現象のコントラスト(濃淡)が弱くなり、表示画面
上のモアレ現象が軽減される。CRTの表示画面は球面
ではなく、平面に近くなっているために、画面の中心か
ら離れるに従って、同じ偏向電流での偏向量が大きくな
るので、表示画面のモアレ現象を均一に軽減するために
は垂直偏向電流に加算する電流を画面の中央部では大き
くし、周辺部では小さくする必要がある。従来例では、
S字補正コンデンサ42のa点に抵抗器21を接続して
おり、図3のa点には図4(c)に示すような垂直周期
のパラボラ波形が発生しているために、垂直偏向電流に
加算される電流は図4(d)に示すようパラボラ状にな
り、表示画面の中央部では大きく、上下に離れるにした
がって小さくなって、画面全体で均一にモアレ現象を軽
減する。表示画面のシフト量は抵抗21の値を変更して
最適に設定する。
4(a))から垂直周期の2倍の周期の制御信号(図4
(b))を出力する。垂直位置シフト回路2では入力さ
れた制御信号によりスイッチ22のオン、オフを切り換
える。スイッチ22がオンのときには第1の抵抗器21
を通して電流が流れ、スイッチ22がオフのときには第
1の抵抗器21には電流は流れないので、垂直偏向電流
には図4(d)に示す電流が加算される。この電流によ
り画面の表示位置が垂直周期毎に上下にシフトして、モ
アレ現象のコントラスト(濃淡)が弱くなり、表示画面
上のモアレ現象が軽減される。CRTの表示画面は球面
ではなく、平面に近くなっているために、画面の中心か
ら離れるに従って、同じ偏向電流での偏向量が大きくな
るので、表示画面のモアレ現象を均一に軽減するために
は垂直偏向電流に加算する電流を画面の中央部では大き
くし、周辺部では小さくする必要がある。従来例では、
S字補正コンデンサ42のa点に抵抗器21を接続して
おり、図3のa点には図4(c)に示すような垂直周期
のパラボラ波形が発生しているために、垂直偏向電流に
加算される電流は図4(d)に示すようパラボラ状にな
り、表示画面の中央部では大きく、上下に離れるにした
がって小さくなって、画面全体で均一にモアレ現象を軽
減する。表示画面のシフト量は抵抗21の値を変更して
最適に設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、マイクロコンピ
ュータにより制御する方式のディスプレイモニタが増え
ているため、マイクロコンピュータで制御し易いよう
に、あらゆる制御が直流電圧でできるようにする要求が
強くなっている。
ュータにより制御する方式のディスプレイモニタが増え
ているため、マイクロコンピュータで制御し易いよう
に、あらゆる制御が直流電圧でできるようにする要求が
強くなっている。
【0008】従来の方法では抵抗21の値で表示画面の
シフト量を決定するために、直流電圧で制御することが
できなかった。
シフト量を決定するために、直流電圧で制御することが
できなかった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、直流電圧で制
御可能なモアレキャンセル回路を提供するものである。
御可能なモアレキャンセル回路を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明はS字補正コンデンサに並列に接続された抵
抗器とスイッチとの直列回路に直列に制御用直流電圧に
より出力電圧が制御可能な定電圧源を接続して、前記定
電圧源の出力電圧を制御用直流電圧で変化させることに
より前記垂直偏向電流に加算する電流の値を制御して、
表示画面のシフト量を制御する構成としたものである。
め、本発明はS字補正コンデンサに並列に接続された抵
抗器とスイッチとの直列回路に直列に制御用直流電圧に
より出力電圧が制御可能な定電圧源を接続して、前記定
電圧源の出力電圧を制御用直流電圧で変化させることに
より前記垂直偏向電流に加算する電流の値を制御して、
表示画面のシフト量を制御する構成としたものである。
【0011】
【作用】本発明の回路によれば、垂直方向の表示ドット
数(走査線数)、表示画面高さ、CRTのシャドウマス
クのアパーチャーピッチのどんな値に対してもモアレ現
象を画面全体で均一に軽減することができ、しかもその
ための表示画面のシフト量の制御を直流電圧で行うこと
が可能である。
数(走査線数)、表示画面高さ、CRTのシャドウマス
クのアパーチャーピッチのどんな値に対してもモアレ現
象を画面全体で均一に軽減することができ、しかもその
ための表示画面のシフト量の制御を直流電圧で行うこと
が可能である。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の原理を示すブロッ
ク図である。図1で1は分周回路、2は垂直位置シフト
回路、21は第1の抵抗器、22はスイッチ、3は垂直
出力回路、41は垂直偏向コイル、42はS字補正コン
デンサ、5は制御用直流電圧により出力電圧が制御可能
な定電圧源(以下単に定電圧源と呼ぶ)である。
ク図である。図1で1は分周回路、2は垂直位置シフト
回路、21は第1の抵抗器、22はスイッチ、3は垂直
出力回路、41は垂直偏向コイル、42はS字補正コン
デンサ、5は制御用直流電圧により出力電圧が制御可能
な定電圧源(以下単に定電圧源と呼ぶ)である。
【0013】図1の各構成要素の関係と動作を図4のタ
イミング図を参照しながら以下に説明する。
イミング図を参照しながら以下に説明する。
【0014】分周回路1は入力された垂直同期信号(図
4(a))から垂直周期の2倍の周期の制御信号(図4
(b))を出力する。垂直位置シフト回路2では入力さ
れた制御信号によりスイッチ22のオン、オフを切り換
える。スイッチ22がオンのときには第1の抵抗器21
の両端には図1のa点の電圧と定電圧源5の出力電圧の
差の電圧がかかり電流が流れ、スイッチ22がオフのと
きには第1の抵抗器21には電流は流れないので、垂直
偏向電流に図4(d)の電流が加算される。定電圧源5
の出力電圧を制御用直流電圧によって変化させると、ス
イッチ22がオンのときの第1の抵抗器21の両端にか
かる電圧が変化するため、垂直偏向電流に加算される電
流(図4(d))の直流成分が変化して、表示画面のシ
フト量が変化する。垂直偏向電流に加算される電流は図
4(d)に示すようパラボラ状になり、表示画面の中央
部では大きく、上下に離れるにしたがって小さくなって
いるので、画面全体で均一にモアレ現象を軽減する。画
面位置の上下シフト量は走査線の間隔以下の僅かの量で
よく、モアレ現象の状態によって最適になるように定電
圧源5の出力電圧を制御用直流電圧によって設定する。
4(a))から垂直周期の2倍の周期の制御信号(図4
(b))を出力する。垂直位置シフト回路2では入力さ
れた制御信号によりスイッチ22のオン、オフを切り換
える。スイッチ22がオンのときには第1の抵抗器21
の両端には図1のa点の電圧と定電圧源5の出力電圧の
差の電圧がかかり電流が流れ、スイッチ22がオフのと
きには第1の抵抗器21には電流は流れないので、垂直
偏向電流に図4(d)の電流が加算される。定電圧源5
の出力電圧を制御用直流電圧によって変化させると、ス
イッチ22がオンのときの第1の抵抗器21の両端にか
かる電圧が変化するため、垂直偏向電流に加算される電
流(図4(d))の直流成分が変化して、表示画面のシ
フト量が変化する。垂直偏向電流に加算される電流は図
4(d)に示すようパラボラ状になり、表示画面の中央
部では大きく、上下に離れるにしたがって小さくなって
いるので、画面全体で均一にモアレ現象を軽減する。画
面位置の上下シフト量は走査線の間隔以下の僅かの量で
よく、モアレ現象の状態によって最適になるように定電
圧源5の出力電圧を制御用直流電圧によって設定する。
【0015】図2は図1の原理に基づく本発明の一実施
例のブロック図である。図2で1は分周回路、11は第
2の抵抗器、12はフリップフロップである。12はク
ロック信号(垂直同期信号)により出力の論理が反転す
る回路であれば何でもよい。2は垂直位置シフト回路、
24は第3の抵抗器、21は第1の抵抗器、23はNP
Nトランジスタ、3は垂直出力回路、41は垂直偏向コ
イル、42はS字補正コンデンサ、5は定電圧回路、5
1はPNPトランジスタである。
例のブロック図である。図2で1は分周回路、11は第
2の抵抗器、12はフリップフロップである。12はク
ロック信号(垂直同期信号)により出力の論理が反転す
る回路であれば何でもよい。2は垂直位置シフト回路、
24は第3の抵抗器、21は第1の抵抗器、23はNP
Nトランジスタ、3は垂直出力回路、41は垂直偏向コ
イル、42はS字補正コンデンサ、5は定電圧回路、5
1はPNPトランジスタである。
【0016】図2の回路の各構成要素の関係と動作を図
4を用いて以下に説明する。フリップフロップ12の出
力Qはクロック信号により論理が反転する。クロック信
号は垂直同期信号(図4(a))なので、フリップフロ
ップ12の出力Qは垂直周期毎にハイとローが交互に出
力される(図4(b))。フリップフロップ12の出力
Qは第3の抵抗器24を通り、NPNトランジスタ23
のベースに入力される。PNPトランジスタ51のベー
スには制御用直流電圧を印加する。上記PNPトランジ
スタ51のベースに印加される制御用直流電圧はフリッ
プフロップ12の出力QがハイのときにNPNトランジ
スタ23およびPNPトランジスタ51がオンになる範
囲の値に設定する。フリップフロップ12の出力Qがハ
イのときはNPNトランジスタ23およびPNPトラン
ジスタ51はオンになり、第1の抵抗器21、NPNト
ランジスタ23、PNPトランジスタ51を通って垂直
偏向電流にパラボラ状の電流が加算され、フリップフロ
ップ12の出力QがローのときはNPNトランジスタ2
3はオフになり、抵抗器22には電流が流れないので垂
直偏向電流に電流は加算されない。したがって、図4
(d)のような波形の電流が垂直偏向電流に加算され
る。垂直偏向電流に電流が加算されることにより、画面
の表示位置は垂直方向にシフトするので、垂直周期毎に
画面の表示位置が相対的に上下方向にシフトされて表示
画面上のモアレ現象が軽減される。垂直偏向電流に加算
される電流の値はフリップフロップ12の出力Qがハイ
のときの第1の抵抗器21の値および第1の抵抗器21
の両端電圧によって決定される。上記PNPトランジス
タ51のベースに印加される制御用直流電圧の値によっ
て、フリップフロップ12の出力Qがハイのときの第1
の抵抗器21の両端電圧が決定されるので、上記PNP
トランジスタ51のベースに印加する制御用直流電圧の
値によって画面の表示位置のシフト量を制御することが
でき、モアレ現象が最適になるように制御用直流電圧に
よって制御できる。
4を用いて以下に説明する。フリップフロップ12の出
力Qはクロック信号により論理が反転する。クロック信
号は垂直同期信号(図4(a))なので、フリップフロ
ップ12の出力Qは垂直周期毎にハイとローが交互に出
力される(図4(b))。フリップフロップ12の出力
Qは第3の抵抗器24を通り、NPNトランジスタ23
のベースに入力される。PNPトランジスタ51のベー
スには制御用直流電圧を印加する。上記PNPトランジ
スタ51のベースに印加される制御用直流電圧はフリッ
プフロップ12の出力QがハイのときにNPNトランジ
スタ23およびPNPトランジスタ51がオンになる範
囲の値に設定する。フリップフロップ12の出力Qがハ
イのときはNPNトランジスタ23およびPNPトラン
ジスタ51はオンになり、第1の抵抗器21、NPNト
ランジスタ23、PNPトランジスタ51を通って垂直
偏向電流にパラボラ状の電流が加算され、フリップフロ
ップ12の出力QがローのときはNPNトランジスタ2
3はオフになり、抵抗器22には電流が流れないので垂
直偏向電流に電流は加算されない。したがって、図4
(d)のような波形の電流が垂直偏向電流に加算され
る。垂直偏向電流に電流が加算されることにより、画面
の表示位置は垂直方向にシフトするので、垂直周期毎に
画面の表示位置が相対的に上下方向にシフトされて表示
画面上のモアレ現象が軽減される。垂直偏向電流に加算
される電流の値はフリップフロップ12の出力Qがハイ
のときの第1の抵抗器21の値および第1の抵抗器21
の両端電圧によって決定される。上記PNPトランジス
タ51のベースに印加される制御用直流電圧の値によっ
て、フリップフロップ12の出力Qがハイのときの第1
の抵抗器21の両端電圧が決定されるので、上記PNP
トランジスタ51のベースに印加する制御用直流電圧の
値によって画面の表示位置のシフト量を制御することが
でき、モアレ現象が最適になるように制御用直流電圧に
よって制御できる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば制御用直流電圧によってCRTのシ
ャドウマスクのアパーチャーピッチや画像の表示領域の
大きさ、さまざまなモードに関わらず、垂直モアレ現象
を軽減し、かつ解像度の悪化を最小限に抑えることが可
能であり、かつ簡単な回路によって構成することができ
るので、特にマイクロコンピュータによって制御してい
るマルチスキャンタイプのディスプレイモニタにおい
て、各モードでの垂直モアレ現象を軽減するための制御
が容易になるという効果がある。
に、本発明によれば制御用直流電圧によってCRTのシ
ャドウマスクのアパーチャーピッチや画像の表示領域の
大きさ、さまざまなモードに関わらず、垂直モアレ現象
を軽減し、かつ解像度の悪化を最小限に抑えることが可
能であり、かつ簡単な回路によって構成することができ
るので、特にマイクロコンピュータによって制御してい
るマルチスキャンタイプのディスプレイモニタにおい
て、各モードでの垂直モアレ現象を軽減するための制御
が容易になるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のモアレキャンセル回路の原
理を示すブロック図
理を示すブロック図
【図2】同、具体回路のブロック図
【図3】従来のモアレキャンセル回路のブロック図
【図4】本発明および従来のモアレキャンセル回路のタ
イミング図
イミング図
3 垂直出力回路 21 第1の抵抗器 22 スイッチ回路 41 垂直偏向コイル 42 S字補正コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】垂直出力回路、垂直偏向コイル、S字補正
コンデンサが直列に接続された構成の垂直偏向回路にお
いて、前記S字補正コンデンサに並列に、第1の抵抗器
とスイッチ回路と制御用直流電圧により出力電圧が制御
可能な定電圧源との直列回路を接続し、前記スイッチ回
路を垂直周期毎に開閉することにより垂直偏向電流に電
流を加算して垂直周期毎の画面の表示位置を相対的に上
下方向にシフトし、また垂直偏向電流に加算する電流を
表示画面の中央部と上下部で変化させることにより、走
査線と陰極線管のシャドウマスクの垂直方向のアパーチ
ャーピッチとの相互干渉による垂直モアレ現象を画面全
体で均一に軽減し、さらに画面位置のシフト量を直流電
圧により制御可能にしたモアレキャンセル回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3748792A JPH05236290A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | モアレキャンセル回路 |
CA002090731A CA2090731C (en) | 1992-02-25 | 1993-02-24 | Moire cancel circuit |
EP93102877A EP0557970B1 (en) | 1992-02-25 | 1993-02-24 | Moire cancel circuit |
DE69318999T DE69318999T2 (de) | 1992-02-25 | 1993-02-24 | Schaltung zur Unterdrückung des Moire-Effekts |
US08/022,035 US5430502A (en) | 1992-02-25 | 1993-02-24 | Apparatus for eliminating moire pattern effects resulting from the use of different display resolution with a fixed size shadow mask |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3748792A JPH05236290A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | モアレキャンセル回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236290A true JPH05236290A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12498883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3748792A Pending JPH05236290A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | モアレキャンセル回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05236290A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5635803A (en) * | 1994-04-20 | 1997-06-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Display device with shadowmask CRT |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148423A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Hitachi Ltd | Television receiver |
JPS6326592A (ja) * | 1986-04-30 | 1988-02-04 | トムソン−セ−エスエフ | X線写真用パネルおよびその製造方法 |
JPH01220592A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | シヤドウマスク式カラー陰極線管を用いたデイスプレイ装置 |
JPH02128577A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-16 | Sony Corp | 垂直偏向回路 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3748792A patent/JPH05236290A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54148423A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Hitachi Ltd | Television receiver |
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JPH01220592A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | シヤドウマスク式カラー陰極線管を用いたデイスプレイ装置 |
JPH02128577A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-16 | Sony Corp | 垂直偏向回路 |
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