JP2585323Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents
電子機器筐体Info
- Publication number
- JP2585323Y2 JP2585323Y2 JP1631593U JP1631593U JP2585323Y2 JP 2585323 Y2 JP2585323 Y2 JP 2585323Y2 JP 1631593 U JP1631593 U JP 1631593U JP 1631593 U JP1631593 U JP 1631593U JP 2585323 Y2 JP2585323 Y2 JP 2585323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat sink
- side wall
- electronic device
- unit
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ヒートシンク部を備え
たユニットを内蔵する電子機器筐体に関する。
たユニットを内蔵する電子機器筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のヒートシンク部を有するユ
ニットを内蔵する電子機器筐体は、例えば図3および図
4に示すように、筐体1の側壁2に平行に隔壁3を設け
てある。側壁2の下方には空気の流入口21を設け、側
壁2の上方には冷却ファン22を設けて、側壁2と隔壁
3の間にダクト4を形成してある。隔壁3には複数の切
欠き穴31を設けてあり、複数の電子機器のユニット5
を取り付けるときに、ユニット5に取りつけたヒートシ
ンク部51を切欠き穴31を突き抜けてダクト4の中に
突出させている。したがって、冷却空気は、流入口21
からダクト4の中に入り、ヒートシンク部51から熱を
奪って冷却ファン22によって排出される。筐体1を多
種の電子機器に適用するため、隔壁3には複数の切欠き
穴31を設けてある。そして、使用しない切欠き穴31
には、平板状のブラインドプレート6を取りつけて塞
ぎ、冷却空気が筐体内部に侵入しないようにしてある。
ニットを内蔵する電子機器筐体は、例えば図3および図
4に示すように、筐体1の側壁2に平行に隔壁3を設け
てある。側壁2の下方には空気の流入口21を設け、側
壁2の上方には冷却ファン22を設けて、側壁2と隔壁
3の間にダクト4を形成してある。隔壁3には複数の切
欠き穴31を設けてあり、複数の電子機器のユニット5
を取り付けるときに、ユニット5に取りつけたヒートシ
ンク部51を切欠き穴31を突き抜けてダクト4の中に
突出させている。したがって、冷却空気は、流入口21
からダクト4の中に入り、ヒートシンク部51から熱を
奪って冷却ファン22によって排出される。筐体1を多
種の電子機器に適用するため、隔壁3には複数の切欠き
穴31を設けてある。そして、使用しない切欠き穴31
には、平板状のブラインドプレート6を取りつけて塞
ぎ、冷却空気が筐体内部に侵入しないようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、ダクトの中の冷却空気の流れは通風抵抗の少ないブ
ラインドプレートの方に流れてしまい、隔壁に取りつけ
られた電子機器のユニットのヒートシンク部を流れる冷
却空気が少なくなることがある。その結果、ヒートシン
ク部から奪う熱が少なくなり、ヒートシンク部の冷却効
果が低下するという問題があった。本考案は、ブライン
ドプレートの改良により、隔壁に取りつけられた電子機
器のユニットのヒートシンク部に冷却空気を集め、ヒー
トシンク部の冷却効果を高めることを目的とするもので
ある。
は、ダクトの中の冷却空気の流れは通風抵抗の少ないブ
ラインドプレートの方に流れてしまい、隔壁に取りつけ
られた電子機器のユニットのヒートシンク部を流れる冷
却空気が少なくなることがある。その結果、ヒートシン
ク部から奪う熱が少なくなり、ヒートシンク部の冷却効
果が低下するという問題があった。本考案は、ブライン
ドプレートの改良により、隔壁に取りつけられた電子機
器のユニットのヒートシンク部に冷却空気を集め、ヒー
トシンク部の冷却効果を高めることを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本考案は、側壁に平行な隔壁と、前記隔壁の設けた
複数の電子機器のユニットを取りつける切欠き穴と、前
記側壁の下方に設けた空気の流入口と、前記側壁の上方
に設けた冷却ファンと、前記切欠き穴に電子機器のユニ
ットを取りつけない時に前記切欠き穴を塞ぐブラインド
プレートとを備え、前記側壁と前記隔壁との間に空気が
下方から上昇して前記ユニットに取りつけたヒートシン
ク部を冷却するダクトを形成した電子機器筐体におい
て、前記ブラインドプレートに、前記ダクトの下方から
上昇してきた冷却空気が隣接する前記ユニットに取りつ
けたヒートシンク部の方に流れるように傾斜部を備えた
ガイドプレートを設けたものである。
め、本考案は、側壁に平行な隔壁と、前記隔壁の設けた
複数の電子機器のユニットを取りつける切欠き穴と、前
記側壁の下方に設けた空気の流入口と、前記側壁の上方
に設けた冷却ファンと、前記切欠き穴に電子機器のユニ
ットを取りつけない時に前記切欠き穴を塞ぐブラインド
プレートとを備え、前記側壁と前記隔壁との間に空気が
下方から上昇して前記ユニットに取りつけたヒートシン
ク部を冷却するダクトを形成した電子機器筐体におい
て、前記ブラインドプレートに、前記ダクトの下方から
上昇してきた冷却空気が隣接する前記ユニットに取りつ
けたヒートシンク部の方に流れるように傾斜部を備えた
ガイドプレートを設けたものである。
【0005】
【作用】上記手段により、ダクトの下方から上昇する冷
却空気は、ガイドプレートの傾斜部に当たってヒートシ
ンク部の方に集められ、ヒートシンク部を通って冷却フ
ァンによって側壁外に排出される。したがって、従来の
ように、ダクトの下方から上昇する冷却空気が、ブライ
ンドプレートのダクト側をまっすぐ上昇することがな
く、ユニットを取りつけていない部分を通っていた冷却
空気は、必ず隔壁に取りつけられている電子機器のユニ
ットのヒートシンク部を通ることになるので、ヒートシ
ンク部の冷却効果が向上する。
却空気は、ガイドプレートの傾斜部に当たってヒートシ
ンク部の方に集められ、ヒートシンク部を通って冷却フ
ァンによって側壁外に排出される。したがって、従来の
ように、ダクトの下方から上昇する冷却空気が、ブライ
ンドプレートのダクト側をまっすぐ上昇することがな
く、ユニットを取りつけていない部分を通っていた冷却
空気は、必ず隔壁に取りつけられている電子機器のユニ
ットのヒートシンク部を通ることになるので、ヒートシ
ンク部の冷却効果が向上する。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す正面図で、一部を図2に示
すA−A断面に沿う断面で示してある。図2はその平断
面図である。図において、筐体1の側壁2に平行に複数
の切欠き穴31をあけた隔壁3を設け、側壁2の下方に
は空気の流入口21を設け、側壁2の上方には冷却ファ
ン22を設けて、側壁2と隔壁3の間にダクト4を形成
してある点は、従来とほぼ同じ構成である。従来と異な
る点は、平板状のブラインドプレート6に、ガイドプレ
ート7を隔壁3の切欠き穴31からダクト4の中に突出
するように取り付けたところである。すなわち、ヒート
シンク部51を有するユニット5に隣接する切欠き穴3
1にブラインドプレート6を取りつける場合、そのガイ
ドプレート7には、ダクト4の下方から上昇してきた冷
却空気が、隣接するヒートシンク部51の方に流れるよ
うに傾斜部71を設け、続いて垂直部72を設けて冷却
空気の通風抵抗が減少するようにし、更に冷却ファン2
2の方向に向けて傾斜する傾斜部73を設けてある。ダ
クト4の下方から上昇する冷却空気は、図1に破線で示
すように、ガイドプレート7の傾斜部71に当たってヒ
ートシンク部51の方に集められ、ヒートシンク部51
を通り、冷却ファン22によって排出される。したがっ
て、従来のように、ダクト4の下方から上昇する冷却空
気がブラインドプレート6のダクト側をまっすぐ上昇す
ることがなく、ユニット5を取りつけていない部分を通
っていた冷却空気は必ずユニット5のヒートシンク部5
1を通ることになるので、ヒートシンク部51の冷却効
果が向上する。
図1は本考案の実施例を示す正面図で、一部を図2に示
すA−A断面に沿う断面で示してある。図2はその平断
面図である。図において、筐体1の側壁2に平行に複数
の切欠き穴31をあけた隔壁3を設け、側壁2の下方に
は空気の流入口21を設け、側壁2の上方には冷却ファ
ン22を設けて、側壁2と隔壁3の間にダクト4を形成
してある点は、従来とほぼ同じ構成である。従来と異な
る点は、平板状のブラインドプレート6に、ガイドプレ
ート7を隔壁3の切欠き穴31からダクト4の中に突出
するように取り付けたところである。すなわち、ヒート
シンク部51を有するユニット5に隣接する切欠き穴3
1にブラインドプレート6を取りつける場合、そのガイ
ドプレート7には、ダクト4の下方から上昇してきた冷
却空気が、隣接するヒートシンク部51の方に流れるよ
うに傾斜部71を設け、続いて垂直部72を設けて冷却
空気の通風抵抗が減少するようにし、更に冷却ファン2
2の方向に向けて傾斜する傾斜部73を設けてある。ダ
クト4の下方から上昇する冷却空気は、図1に破線で示
すように、ガイドプレート7の傾斜部71に当たってヒ
ートシンク部51の方に集められ、ヒートシンク部51
を通り、冷却ファン22によって排出される。したがっ
て、従来のように、ダクト4の下方から上昇する冷却空
気がブラインドプレート6のダクト側をまっすぐ上昇す
ることがなく、ユニット5を取りつけていない部分を通
っていた冷却空気は必ずユニット5のヒートシンク部5
1を通ることになるので、ヒートシンク部51の冷却効
果が向上する。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、電
子機器のユニットが取りつけられていない部分のブライ
ンドプレートに、隣接するユニットの方向に冷却空気が
集中するようにガイドプレートを設けてあるので、取り
つけられている電子機器のユニットのヒートシンク部を
冷却する冷却空気が増えて、電子機器の冷却効果が大き
く向上する効果がある。
子機器のユニットが取りつけられていない部分のブライ
ンドプレートに、隣接するユニットの方向に冷却空気が
集中するようにガイドプレートを設けてあるので、取り
つけられている電子機器のユニットのヒートシンク部を
冷却する冷却空気が増えて、電子機器の冷却効果が大き
く向上する効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す平断面図である。
【図3】従来例を示す正面図である。
【図4】従来例を示す平断面図である。
1 筐体 2 側壁 21 空気流入口 22 冷却ファン 3 隔壁 31 切欠き穴 4 ダクト 5 ユニット 51 ヒートシンク部 6 ブラインドプレート 7 ガイドプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20
Claims (1)
- 【請求項1】 側壁に平行な隔壁と、前記隔壁の設けた
複数の電子機器のユニットを取りつける切欠き穴と、前
記側壁の下方に設けた空気の流入口と、前記側壁の上方
に設けた冷却ファンと、前記切欠き穴に電子機器のユニ
ットを取りつけない時に前記切欠き穴を塞ぐブラインド
プレートとを備え、前記側壁と前記隔壁との間に空気が
下方から上昇して前記ユニットに取りつけたヒートシン
ク部を冷却するダクトを形成した電子機器筐体におい
て、前記ブラインドプレートに、前記ダクトの下方から
上昇してきた冷却空気が隣接する前記ユニットに取りつ
けたヒートシンク部の方に流れるように傾斜部を備えた
ガイドプレートを設けたことを特徴とする電子機器筐
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1631593U JP2585323Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1631593U JP2585323Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 電子機器筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670296U JPH0670296U (ja) | 1994-09-30 |
JP2585323Y2 true JP2585323Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=11913080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1631593U Expired - Fee Related JP2585323Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585323Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP1631593U patent/JP2585323Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670296U (ja) | 1994-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |