JP2585292Y2 - 芳香剤収納容器 - Google Patents
芳香剤収納容器Info
- Publication number
- JP2585292Y2 JP2585292Y2 JP3372293U JP3372293U JP2585292Y2 JP 2585292 Y2 JP2585292 Y2 JP 2585292Y2 JP 3372293 U JP3372293 U JP 3372293U JP 3372293 U JP3372293 U JP 3372293U JP 2585292 Y2 JP2585292 Y2 JP 2585292Y2
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- Japan
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- wall
- cap
- fitted
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は芳香剤収納容器に係る。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】例えば、実開平２-108
49号公報記載の容器は、口頸部を起立した蓋付きの容器
体と、口頸部内面に嵌合させた筒部下端から内向きフラ
ンジ状壁を介して垂下筒を垂設した栓体と、上記垂下筒
内面に上部を嵌合させて容器体底壁へ垂設した芳香水吸
上げ用の棒状吸水体とからなり、蓋を開蓋させて棒状吸
水体上端から香気を放散する構造を有する。
49号公報記載の容器は、口頸部を起立した蓋付きの容器
体と、口頸部内面に嵌合させた筒部下端から内向きフラ
ンジ状壁を介して垂下筒を垂設した栓体と、上記垂下筒
内面に上部を嵌合させて容器体底壁へ垂設した芳香水吸
上げ用の棒状吸水体とからなり、蓋を開蓋させて棒状吸
水体上端から香気を放散する構造を有する。
【０００３】しかしながら、上記従来容器は、棒状吸水
体から香気を僅かずつ放散するよう形成されており、香
気を迅速に拡散させることができなかった。
体から香気を僅かずつ放散するよう形成されており、香
気を迅速に拡散させることができなかった。
【０００４】本案は、芳香水吸収用の吸収体から香気を
僅かずつ拡散させることができると共に、容器体に装着
させた噴霧式ポンプ装置で容器体内芳香水を室内へ噴霧
させることにより、香気を迅速に拡散できるよう設け
た。
僅かずつ拡散させることができると共に、容器体に装着
させた噴霧式ポンプ装置で容器体内芳香水を室内へ噴霧
させることにより、香気を迅速に拡散できるよう設け
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】胴部２上端から肩部３を
介して口頸部４を起立した容器体１と、上記口頸部４外
面に嵌合させた装着筒７の上端内面から容器体内へ吸上
げパイプ９付きシリンダ10を垂設すると共に、該シリン
ダの内部からステム11を口頸部上方へ上方付勢させて起
立し、また、該ステムの押下げにより容器体内芳香水を
ステム11上部に嵌着させた噴霧筒12から噴霧させるポン
プ装置６と、上記ステム11の上部外面に固着させた取付
け筒20の外面に、第１透孔21を複数穿設した外向きフラ
ンジ状壁22を付設し、該外向きフランジ状壁の外周縁か
ら短筒23を起立した内部材19と、上記短筒23外面にカバ
ー筒26の上部内面を嵌着させ、かつ該カバー筒上端に内
向きフランジ状壁27を介してキャップ取付け筒28を付設
し、それ等カバー筒26および内向きフランジ状壁27に第
２，第３透孔29，30をそれぞれ複数穿設したカバー部材
25と、上記外向きフランジ状壁22上面へ載置させた吸水
体31と、上記キャップ取付け筒28内面に周壁33の下部外
面を着脱自在に嵌合させたキャップ32とで形成した。
介して口頸部４を起立した容器体１と、上記口頸部４外
面に嵌合させた装着筒７の上端内面から容器体内へ吸上
げパイプ９付きシリンダ10を垂設すると共に、該シリン
ダの内部からステム11を口頸部上方へ上方付勢させて起
立し、また、該ステムの押下げにより容器体内芳香水を
ステム11上部に嵌着させた噴霧筒12から噴霧させるポン
プ装置６と、上記ステム11の上部外面に固着させた取付
け筒20の外面に、第１透孔21を複数穿設した外向きフラ
ンジ状壁22を付設し、該外向きフランジ状壁の外周縁か
ら短筒23を起立した内部材19と、上記短筒23外面にカバ
ー筒26の上部内面を嵌着させ、かつ該カバー筒上端に内
向きフランジ状壁27を介してキャップ取付け筒28を付設
し、それ等カバー筒26および内向きフランジ状壁27に第
２，第３透孔29，30をそれぞれ複数穿設したカバー部材
25と、上記外向きフランジ状壁22上面へ載置させた吸水
体31と、上記キャップ取付け筒28内面に周壁33の下部外
面を着脱自在に嵌合させたキャップ32とで形成した。
【０００６】
【作用】図１が示すキャップ装着状態で、カバー部材25
を介してステム11を押下げると、容器体内芳香水が噴霧
されてキャップ32内面へ付着し、かつ滴となってキャッ
プ32内面を垂れ落ちて吸水体31に吸収され、該吸収体か
ら放散された香気は第３透孔30、或いは第１透孔21を通
って第２透孔29から室内へ拡散される。
を介してステム11を押下げると、容器体内芳香水が噴霧
されてキャップ32内面へ付着し、かつ滴となってキャッ
プ32内面を垂れ落ちて吸水体31に吸収され、該吸収体か
ら放散された香気は第３透孔30、或いは第１透孔21を通
って第２透孔29から室内へ拡散される。
【０００７】また、図２が示すように、キャップ32を取
外した状態でステム11を押下げると、容器体内芳香水が
室内へ噴霧され、香気は迅速に拡散される。
外した状態でステム11を押下げると、容器体内芳香水が
室内へ噴霧され、香気は迅速に拡散される。
【０００８】
【実施例】１は合成樹脂製の容器体で、胴部２上端から
肩部３を介して口頸部４を起立している。
肩部３を介して口頸部４を起立している。
【０００９】６は公知のポンプ装置であり、該ポンプ装
置は、上記口頸部４外面に嵌合させた装着筒７の上端か
ら起立筒８を起立すると共に、その装着筒７の上端内面
から容器体内へ吸上げパイプ９付きシリンダ10を垂設
し、該シリンダの内部からステム11を口頸部上方へ付勢
させて起立し、かつ、該ステムの上部外面に嵌着させた
噴霧筒12内面とステム11上部外面とにスピン機構を形成
し、ステム11の押下げにより容器体内芳香水を噴霧筒12
の上端開口から噴霧させるよう形成している。
置は、上記口頸部４外面に嵌合させた装着筒７の上端か
ら起立筒８を起立すると共に、その装着筒７の上端内面
から容器体内へ吸上げパイプ９付きシリンダ10を垂設
し、該シリンダの内部からステム11を口頸部上方へ付勢
させて起立し、かつ、該ステムの上部外面に嵌着させた
噴霧筒12内面とステム11上部外面とにスピン機構を形成
し、ステム11の押下げにより容器体内芳香水を噴霧筒12
の上端開口から噴霧させるよう形成している。
【００１０】14は補助部材であり、該補助部材は、既述
装着筒７外面へ嵌合させた内筒部15の下端に付設した外
向きフランジ16を介して外筒部17を起立し、かつ該外筒
部を下方へ延長形成して、該延長形成部を上記胴部２上
部の小径部外面へ嵌合させている。
装着筒７外面へ嵌合させた内筒部15の下端に付設した外
向きフランジ16を介して外筒部17を起立し、かつ該外筒
部を下方へ延長形成して、該延長形成部を上記胴部２上
部の小径部外面へ嵌合させている。
【００１１】19は内部材であり、該内部材は、既述ステ
ム11の上部外面に固着させた取付け筒20の上部に、第１
透孔21を複数穿設した外向きフランジ状壁22を付設し、
該外向きフランジ状壁の外周縁から短筒23を起立してい
る。
ム11の上部外面に固着させた取付け筒20の上部に、第１
透孔21を複数穿設した外向きフランジ状壁22を付設し、
該外向きフランジ状壁の外周縁から短筒23を起立してい
る。
【００１２】25はカバー部材であり、該カバー部材は、
既述短筒23外面に上部内面を嵌着させたカバー筒26上端
に内向きフランジ状壁27を付設し、該内向きフランジ状
壁の内周縁に内外二重の短周壁を付設し、内側の短周壁
をキャップ取付け筒28とし、また、上記カバー筒25およ
び内向きフランジ状壁27に第２，第３透孔29，30をそれ
ぞれ複数穿設している。
既述短筒23外面に上部内面を嵌着させたカバー筒26上端
に内向きフランジ状壁27を付設し、該内向きフランジ状
壁の内周縁に内外二重の短周壁を付設し、内側の短周壁
をキャップ取付け筒28とし、また、上記カバー筒25およ
び内向きフランジ状壁27に第２，第３透孔29，30をそれ
ぞれ複数穿設している。
【００１３】31は紙等の吸水性材料で形成した吸水体
で、既述外向きフランジ22上面へ載置させている。
で、既述外向きフランジ22上面へ載置させている。
【００１４】32はキャップで、ドーム状の頂壁33下端か
ら垂設した周壁34下部外面を上記キャップ取付け筒部28
内面へ嵌合させている。
ら垂設した周壁34下部外面を上記キャップ取付け筒部28
内面へ嵌合させている。
【００１５】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、容器
体口頸部４に噴霧式のポンプ装置６を装着させると共
に、該ポンプ装置のステム11上部外面に固着させた内部
材19の外向きフランジ状壁22上面へ吸水体31を載置さ
せ、かつ、その内部材15に装着させたカバー部材25にキ
ャップ取付け筒28を付設して、該キャップ取付け筒内面
にキャップ32の周壁を着脱自在に嵌合させたから、キャ
ップ32を装着させた状態でポンプ装置６を作動させる
と、容器体内芳香水がキャップ32内へ噴霧され、かつキ
ャップ32内面に付着した芳香水が垂れ落ちて吸水体31に
吸収され、よって、該吸収体から香気が僅かずつ放散さ
れることとなり、また、キャップ32を取外した状態で噴
霧させると、容器体内芳香水が室内へ噴霧され、香気が
迅速に拡散されることとなり、従って、キャップ32を着
脱することで香気の拡散速度を容易に変化させることが
できる。
体口頸部４に噴霧式のポンプ装置６を装着させると共
に、該ポンプ装置のステム11上部外面に固着させた内部
材19の外向きフランジ状壁22上面へ吸水体31を載置さ
せ、かつ、その内部材15に装着させたカバー部材25にキ
ャップ取付け筒28を付設して、該キャップ取付け筒内面
にキャップ32の周壁を着脱自在に嵌合させたから、キャ
ップ32を装着させた状態でポンプ装置６を作動させる
と、容器体内芳香水がキャップ32内へ噴霧され、かつキ
ャップ32内面に付着した芳香水が垂れ落ちて吸水体31に
吸収され、よって、該吸収体から香気が僅かずつ放散さ
れることとなり、また、キャップ32を取外した状態で噴
霧させると、容器体内芳香水が室内へ噴霧され、香気が
迅速に拡散されることとなり、従って、キャップ32を着
脱することで香気の拡散速度を容易に変化させることが
できる。
【図１】本案容器の縦断面図である。
【図２】キャップを取外した状態での要部縦断面図であ
る。
る。
６…ポンプ装置 19…内部材 25…カバー
部材 32…キャップ
部材 32…キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A45D 34/02 A61L 9/14 B05B 11/04
Claims (1)
- 【請求項１】 胴部２上端から肩部３を介して口頸部４
を起立した容器体１と、上記口頸部４外面に嵌合させた
装着筒７の上端内面から容器体内へ吸上げパイプ９付き
シリンダ１０を垂設すると共に、該シリンダの内部から
ステム１１を口頸部上方へ上方付勢させて起立し、ま
た、該ステムの押下げにより容器体内芳香水をステム１
１上部に嵌着させた噴霧筒１２から噴霧させるポンプ装
置６と、上記ステム１１の上部外面に固着させた取付け
筒２０の外面に、第１透孔２１を複数穿設した外向きフ
ランジ状壁２２を付設し、該外向きフランジ状壁の外周
縁から短筒２３を起立した内部材１９と、上記短筒２３
外面にカバー筒２６の上部内面を嵌着させ、かつ該カバ
ー筒上端に内向きフランジ状壁２７を介してキャップ取
付け筒２８を付設し、それ等カバー筒２６および内向き
フランジ状壁２７に第２，第３透孔２９，３０をそれぞ
れ複数穿設したカバー部材２５と、上記外向きフランジ
状壁２２上面へ載置させた吸水体３１と、上記キャップ
取付け筒２８内面に周壁３３の下部外面を着脱自在に嵌
合させたキャップ３２とからなる芳香剤収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3372293U JP2585292Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 芳香剤収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3372293U JP2585292Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 芳香剤収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685612U JPH0685612U (ja) | 1994-12-13 |
| JP2585292Y2 true JP2585292Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12394298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3372293U Expired - Fee Related JP2585292Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 芳香剤収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585292Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP3372293U patent/JP2585292Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685612U (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |