JP2585202Y2 - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP2585202Y2
JP2585202Y2 JP7604592U JP7604592U JP2585202Y2 JP 2585202 Y2 JP2585202 Y2 JP 2585202Y2 JP 7604592 U JP7604592 U JP 7604592U JP 7604592 U JP7604592 U JP 7604592U JP 2585202 Y2 JP2585202 Y2 JP 2585202Y2
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JP
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shaft
karamin
threshing
engine
rotation
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JP7604592U
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功二 浜谷
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、脱穀装置の唐箕の風量
調節に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脱穀装置の唐箕の風量調節は、実
開平4−3538号公報に示されるように、唐箕のケー
シングに設けた吸込口に装着の閉塞カバーの開度を調節
することによって、つまり、唐箕の吸込風の量を調節す
ることによって唐箕の風量を調節していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、唐箕の
吸込風の量を調節することによって唐箕の風量を調節す
るものでは、正確な風量が得られ難かった。そこで、唐
箕の回転数を制御して風量調節することが考えられる
が、従来、脱穀装置の伝動系は、実開昭3ー95741
号公報に示されるように、唐箕の回転軸をカウンター軸
としてエンジンからの出力を脱穀装置の1番物搬送スク
リューや2番物搬送スクリュー等の定速駆動装置に伝達
する構造であるが為に、唐箕の回転速度を変更すると1
番物搬送スクリューや2番物搬送スクリュー等の定速駆
動装置の回転速度が変化する不都合がある。本考案は、
脱穀装置の唐箕の回転軸をカウンター軸としてエンジン
からの出力を脱穀装置の1番物搬送スクリューや2番物
搬送スクリュー等の定速駆動装置に伝達する構造であり
乍ら唐箕の回転速度を調節して唐箕の風量調節を行なえ
るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の特徴構成は、唐箕の回転軸を内外2重軸構造
に構成して、外軸を唐箕軸に構成するとともに、内軸を
エンジンに連動の回転軸に構成して、その回転軸に脱穀
装置の定速駆動装置を連動連結するとともに、前記外軸
の唐箕軸とエンジンに連動の内軸との間に変速装置を設
けて唐箕の回転速度を変更可能に構成した点にある。
【0005】
【作用】エンジンからの出力は唐箕の内外2重軸構造の
内軸を介して脱穀装置の1番物搬送スクリューや2番物
搬送スクリューに伝達されることとなり、そして、唐箕
の回転速度は、外軸の唐箕軸とエンジンに連動の内軸と
の間に設けた変速装置を介して変速されることとなるか
ら、唐箕の回転速度を変更しても脱穀装置の定速駆動装
置に対する回転速度は変化することがない。
【0006】
【考案の効果】上記構成の結果、唐箕の回転軸を脱穀装
置の定速駆動装置に対するカウンター軸として利用でき
るものであり乍ら、唐箕の風量調節を正確に行ない易い
回転速度調節装置を用いて行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図2は、コンバインに搭載される脱穀装置を示し、
前記脱穀装置1は、フィードチェーン2によって挾持搬
送されてくる穀稈を脱穀処理する扱胴3、扱胴3下方の
受網4から漏下した処理物を穀粒とワラ屑とに揺動選別
する揺動選別装置A、揺動選別装置Aからの穀粒を回収
する1番物回収部5と、穀粒とワラ屑とが入り混ざった
処理物を回収する2番物回収部6、そして、2番物回収
部6の処理物を前記揺動選別装置Aに還元する2番物還
元装置7、そして、揺動選別装置Aの処理物を風選処理
する唐箕T、そして、ワラ屑を吸引して機外に排出する
排塵ブロア8を備えて構成されている。
【0008】次に、脱穀装置の伝動系に付いて説明する
と、図1に示すように、エンジンEから第1ベルト伝動
装置9を介して唐箕Tの回転軸10に伝達すると共に、
その唐箕Tの回転軸10をカウンター軸として、その唐
箕Tの回転軸10から第2ベルト伝動装置11を介して
前記扱胴3のベベル軸12に伝達し、そして、扱胴軸1
3から排ワラ搬送ベルト14を介して排ワラチェーン1
5に伝達すべく構成してある。また、前記唐箕の回転軸
10から第3ベルト伝動装置16を介して定速駆動装置
としての前記1番物回収部5の1番物搬送スクリュー5
a、及び、第4ベルト伝動装置17を介して定速駆動装
置としての2番物回収部6の2番物搬送スクリュー6a
に伝達すべく構成してある。そして、前記1番物搬送ス
クリュー5aの回転軸から第5ベルト伝動装置18を介
して前記揺動選別装置Aの駆動軸19に伝達するととも
に、第6ベルト伝動装置20を介して前記2番物還元装
置7の縦搬送スクリュー7aに伝達すべく構成してあ
る。そして、2番物搬送スクリュー6aの回転軸から第
7ベルト伝動装置21を介して第2カウンター軸22に
伝達して、その第2カウンター軸22から咬合ギアを介
して前記排塵ブロア8のファン回転軸8aに伝達すると
ともに、ギア伝動装置23を介して前記フィードチェー
ン2に伝達し、さらに、前記第2カウンター軸22から
第8ベルト伝動装置24を介して排ワラ細断装置(図示
せず)のカッター軸25に伝達すべく構成してある。
【0009】図1に示すように、前記唐箕Tの回転軸1
0は内外2重軸構造に構成され、外軸10aが唐箕軸
に、内軸10bがエンジンに連動の回転軸に構成され
て、その回転軸10bに、前記扱胴3に対する第2ベル
ト伝動装置11、及び、1番物搬送スクリュー5aに対
する第3ベルト伝動装置16、並びに、2番物搬送スク
リュー6aに対する第4ベルト伝動装置17が連動連結
されている。そして、前記外軸10aの唐箕軸へは、前
記エンジンに連動の内軸10bからベルト伝動装置26
を介してベルト無段変速装置27に伝達して、前記外軸
10aの唐箕軸を駆動可能に構成してある。前記ベルト
無段変速装置27は、その駆動側プーリー28が固定側
プーリー28aと可動側プーリー28bとからなる割り
プーリーに構成され、その割りプーリーの可動側プーリ
ー28bが、フィードチェーン2の搬送穀稈のボリュー
を検出するボリューセンサ29の検出結果に基いてボリ
ューが多い場合に回転速度が速くなるように、ボリュー
が少ない場合に回転速度が遅くなるように制御装置3
0、並びに、正逆転モータ31を介して操作されるよう
になっている。
【0010】図4に示すように、前記扱胴3の終端部に
後方へ突出する突出部分3aを設けて、その突出部分に
クランク状の扱歯32を設けるとともに、扱室の送塵口
33aを形成する固定枠33の、前記送塵口33aの上
部にワラ切刃34を設けて、前記扱室排塵部での長ワラ
を細断して、扱室送塵口33a上部の複数の開口33b
から排塵物の排出の促進化を図ってある。尚、図中35
は脱穀装置の側壁に設けた長ワラ巻付防止用環状部材で
ある。
【0011】〔別実施例〕 定速駆動装置としては脱穀装置のフィードチェーンであ
ってもよい。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝動系の概略図
【図2】脱穀装置の概略側面図
【図3】脱穀装置の縦断正面図
【図4】扱胴終端部の縦断側面図
【符号の説明】
5a,6a 定速駆動装置 10 唐箕回転軸 10a 外軸 10b 内軸 27 変速装置 E エンジン T 唐箕

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 唐箕(T)の回転軸(10)をカウン
    ター軸としてエンジン(E)からの出力を脱穀装置の1
    番物搬送スクリューや2番物搬送スクリュー等の定速駆
    動装置(5a又は6a)に伝達する脱穀装置であって、
    前記唐箕(T)の回転軸(10)を内外2重軸構造に構
    成して、外軸(10a)を唐箕軸に構成するとともに、
    内軸(10b)をエンジン(E)に連動の回転軸に構成
    して、その回転軸(10b)に脱穀装置の定速駆動装置
    (5a又は6a)を連動連結するとともに、前記外軸の
    唐箕軸(10a)とエンジンに連動の内軸(10b)と
    の間に変速装置(27)を設けて唐箕(T)の回転速度
    を変更可能に構成してある脱穀装置。
JP7604592U 1992-11-04 1992-11-04 脱穀装置 Expired - Lifetime JP2585202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7604592U JP2585202Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 脱穀装置

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JP7604592U JP2585202Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 脱穀装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0638452U JPH0638452U (ja) 1994-05-24
JP2585202Y2 true JP2585202Y2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=13593829

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JP7604592U Expired - Lifetime JP2585202Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 脱穀装置

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