JP2585196Y2 - 農用結束装置 - Google Patents

農用結束装置

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JP2585196Y2
JP2585196Y2 JP1992001188U JP118892U JP2585196Y2 JP 2585196 Y2 JP2585196 Y2 JP 2585196Y2 JP 1992001188 U JP1992001188 U JP 1992001188U JP 118892 U JP118892 U JP 118892U JP 2585196 Y2 JP2585196 Y2 JP 2585196Y2
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JP
Japan
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string
holding piece
holding
tying
switch
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JP1992001188U
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JPH0555842U (ja
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晴充 牧園
一孝 岡
敬 有本
如一 田中
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンバインやバインダ
等の農用結束装置に関し、詳しくは、結束紐の使い終わ
りを検出する検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、結束紐の使い終わりを検出する検
出手段としては、実開昭53−102428号公報に示
されるように、結束紐の終端部を電気的接点によって挟
み付けて、結束紐の使い終わりによって紐抜けが生じる
と、安全装置としての警報装置を操作すべく構成してあ
る。このように、紐の終端部の存否を検出して安全装置
を作動させる前記農用結束装置によれば、例えば、実開
平2−60538号公報に示されるように、紐の使い終
わりによる紐弛み取り杆の作動に伴って安全装置として
のエンジン停止装置の操作スイッチを操作する場合のよ
うに、紐の終端が、紐の繰出しに抵抗を与える紐ブレー
キから抜け出てしまうと言うことがなく、旧紐の端部と
新紐の端部との括り付け作業が行い易いと言う利点があ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、結束紐の終
端部を電気的接点によって挟み付けて結束紐の使い終わ
りを検出する検出手段では、麻紐や樹脂紐等の紐の硬軟
の種類、径の太さ等によって挟持力が異なるため、前記
接点が誤作動したり、又は、朝露や雨で濡れた結束紐に
より接点が絶縁不良を起こして誤作動したり、或いは、
紐の終端部に付着した泥土が紐抜け時に、前記接点に挟
まって安全装置が作動しなかったりすると言う不都合が
ある。本考案は、紐の硬軟の種類や径の太さ、更に、朝
露や雨等の影響を受けずに、紐の使い終わりを確実に検
出することができるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる農用結束
装置は、結束紐の終端部を、位置固定状態の挟持片と、
この固定の挟持片側に付勢された揺動自在な挟持片とで
機械的に挟み付けて止め付けるように構成された挟持機
構を設けると共に、前記挟持機構における紐抜け状態を
検出するための操作スイッチを設け、この操作スイッチ
が、紐抜けによって作動する前記揺動自在な挟持片の作
動に伴って操作されるように、前記挟持片の前記結束紐
を挟持する箇所から離れた箇所にスイッチ操作部を設け
てあることを特徴構成とする。
【0005】
【作用】例えば、図4に示すように、巻紐2の終端を
1、2回の結束長さを残して繰り出して、その部位をブ
ラケット7の一部を折り返して形成した固定の挟持片と
しての折曲片8と、ブラケット7に揺動自在に枢支した
揺動自在な挟持片としての挟持アーム10とにより挟持
しておくと、紐の使い終わり時には、紐抜けによって挟
持アーム10が折曲片8に形成のスリット8aに突入し
て安全装置としてのエンジン停止装置11の操作スイッ
チ12を操作することとなる。このように、結束紐の終
端部を機械的に挟み付ける挟持機構と、挟持機構におい
て結束紐の挟持箇所と別の箇所にスイッチ操作部を備え
た挟持で操作される操作スイッチとから構成したことに
より、紐の硬軟の種類や径の太さ等によって挟持力が異
なっても紐の有る無しによって揺動自在な挟持片の変位
量が大きなものとなっていることから紐を挟持している
ときには操作スイッチが操作されることがなく、又、挟
持機構自身が操作スイッチの電極を構成するものでない
から、朝露や雨で結束紐が濡れても操作スイッチが絶縁
不良を起こして操作されるということがない。
【0006】
【考案の効果】上記構成の結果、紐の硬軟の種類や径の
太さ、更に、朝露や雨等の影響を受けずに、紐の使い終
わりを確実に検出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例をコンバインの排ワラ
結束装置に付いて説明する。図4に示すように、巻紐ホ
ルダー1に支持された巻紐2は、紐の繰出しに抵抗を与
える紐ブレーキ3、及び、紐弛み取り杆4、並びに、紐
ガイドパイプ5を介して排ワラ結束装置のニードル6に
案内供給されている。そして、前記巻紐ホルダー1に、
巻紐の終端部を機械的に挟持する挟持機構Aを設けてあ
る。前記挟持機構Aは、図1乃至図3に示すように、巻
紐ホルダー1に固着のブラケット7の一部を折曲して形
成した固定の挟持片8と、トグル作用を行うスプリング
9により、デッドポイントPを越えて作用姿勢と非作用
姿勢とに切り換えられる揺動自在な挟持片としての挟持
アーム10とからなり、前記固定の挟持片8と前記挟持
アーム10とで巻紐2の終端部を挟持すべく構成してあ
る。そして、紐の使い終わりによって紐抜けが生じる
と、前記挟持アーム10が固定の挟持片8に形成のスリ
ット8aに突入して安全装置としてのエンジン停止装置
11の操作スイッチ12を操作すべく構成してある。前
記作用姿勢と非作用姿勢とに切り換えられた挟持アーム
10は、スイッチ12に対する操作アーム兼用のストッ
パ10a、並びに、固定の挟持片8に接当可能なストッ
パ10bにより、その位置規制がはかられている。
【0008】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】挟持機構の揺動自在な挟持片が紐を挟持してい
るところを示す説明図
【図2】同要部の断面図
【図3】挟持機構の揺動自在な挟持片が非作用状態に切
換えられたところを示す説明図
【図4】巻紐ホルダーからニードルへの紐通しを示す概
略図
【符号の説明】
2 結束紐 8 固定の挟持片 10 揺動自在な挟持片 12 操作スイッチ A 挟持機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 如一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭61−56019(JP,A) 特開 昭54−18398(JP,A) 特開 昭49−126494(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 59/00 B65B 13/00 - 13/34

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束紐終端部の存否を検出して安全装置
    を作動させる農用結束装置において、結束紐(2)の終
    端部を、位置固定状態の挟持片(8)と、この固定の挟
    持片(8)側に付勢された揺動自在な挟持片(10)と
    で機械的に挟み付けて止め付けるように構成された挟持
    機構(A)を設けると共に、前記挟持機構(A)におけ
    る紐抜け状態を検出するための操作スイッチ(12)を
    設け、この操作スイッチ(12)が、紐抜けによって作
    動する前記揺動自在な挟持片(10)の作動に伴って操
    作されるように、前記挟持片(10)の前記結束紐
    (2)を挟持する箇所から離れた箇所にスイッチ操作部
    を設けてある農用結束装置。
JP1992001188U 1992-01-17 1992-01-17 農用結束装置 Expired - Lifetime JP2585196Y2 (ja)

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JPH0555842U JPH0555842U (ja) 1993-07-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156019A (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 井関農機株式会社 結束機の紐ホルダ−における紐抜警報装置

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JPH0555842U (ja) 1993-07-27

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