JP3858716B2 - バンドクランプの保持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスや、ワイヤハーネスを構成するサブアッセンブリ等からなる被結束材をバンドクランプによって結束する際等に用いられるバンドクランプの保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図5に示すように、車体パネル等に形成された取付け孔に止着される止着用頭部2と、ワイヤハーネス等に巻回されることによりこれを結束する帯状のバンド部3とを有し、上記止着用頭部2の挿通部6にバンド部3を挿通させて係止するように構成されたバンドクランプ1が知られている。このバンドクランプ1によるワイヤハーネス等の結束作業を行う際に、作業図板等に立設された保持具を用いることにより、上記結束個所の位置ずれ等を防止しつつ、ワイヤハーネス等にバンド部3を巻回す作業を容易化することが一般に行われている。
【0003】
すなわち、バンドクランプ1の止着用頭部2に対応した形状を有する保持部を上記保持具に形成し、この保持部内に上記止着用頭部2を嵌着して保持させた状態で、バンド部3をワイヤハーネス等に巻回して上記挿通部に挿通させ、この挿通部に設けられた係止爪と、バンド部3に設けられた係合部とを相係合する等により、上記結束作業を容易かつ正確に行い得るように構成されたバンドクランプの保持具が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記バンドクランプ1には、被結束材であるワイヤハーネスの太さおよび重さや、その取付位置等に対応した様々な種類があり、その中から作業指示書等に従った適正品番のものを使用する必要があるが、バンドクランプ1の形状および大きさが似通っている場合あるいは作業者の熟練度が低い場合等に、適正品番以外のバンドクランプ1が誤って使用される可能性がある。このような弊害を防止するため、上記保持具に設けられた凹孔等からなる保持部の形状および大きさと、止着用頭部の形状および大きさとを正確に対応させることにより、適正品番のバンドクランプ1だけが上記保持具にぴったりと保持させることが行われていた。
【0005】
上記構成によれば、止着用頭部2の外径が上記保持部よりも大きい場合には、この保持部内に止着用頭部を嵌着することができないので、適正品番以外のバンドクランプ1が誤って使用されるという事態の発生を防止することができる。しかし、止着用頭部2の外径が上記保持部よりも小さい場合には、この保持部内に止着用頭部2を嵌入することが許容されるため、上記誤使用が発生する可能性があった。
【0006】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ワイヤハーネス等からなる被結束材を結束する際に、適正品番以外のバンドクランプが誤って使用されることを容易かつ適正に防止できる機能を備えたバンドクランプの保持具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、取付け孔に止着される止着用頭部と、ワイヤハーネス等に巻回されるバンド部とを有し、上記止着用頭部にバンド部が挿通されて係止されるように構成されたバンドクランプを保持する保持具であって、上記止着用頭部を保持する保持部が設けられた保持具本体と、この保持具本体に揺動自在に支持された検知レバーと、この検知レバーの検知部を上記保持部内に進入させる方向に付勢する付勢部材と、上記保持部内にバンドクランプの止着用頭部が保持されたことを検出する保持検出手段と、上記付勢部材により付勢された検知レバーの揺動位置を検出する揺動検出手段とを備え、上記保持具本体に、バンドクランプの止着用頭部に設けられた挿通部を挟持する一対の挟持部を設け、この両挟持部の設置間隔を上記挿通部の外形に対応した寸法に設定するとともに、適正品番のバンドクランプが選択されて上記保持部内に保持された場合に、上記付勢部材の付勢に抗して検知レバーの検知部を最大退避位置に揺動変位させるとともに、この最大退避位置への揺動変位が上記揺動検出手段より検出されたか否かを判別することにより、適正品番のバンドクランプが保持具本体に保持されたか否かを検出するように構成したものである。
【0008】
上記構成のバンドクランプによれば、挿通部の外径が適正寸法よりも大きい場合には、保持具本体の保持部内への止着用頭部の挿入が規制されるため、上記挿通部の外径が適正寸法よりも大きいことが識別されることになる。また、挿通部の外径が適正寸法よりも小さい場合には、保持具本体の保持部内に止着用頭部を挿入することが許容されるが、上記検知レバーの揺動位置に応じ、挿通部の寸法が適正寸法よりも小さいことが検出されることになる。
【0009】
請求項2に係る発明は、取付け孔に止着される止着用頭部と、ワイヤハーネス等に巻回されるバンド部とを有し、上記止着用頭部にバンド部が挿通されて係止されるように構成されたバンドクランプを保持する保持具であって、上記止着用頭部を保持する保持部が設けられた保持具本体と、この保持具本体に揺動自在に支持された検知レバーと、この検知レバーの検知部を上記保持部内に進入させる方向に付勢する付勢部材と、上記保持部内にバンドクランプの止着用頭部が保持されたことを検出する保持検出手段と、上記付勢部材により付勢された検知レバーの揺動位置を検出する揺動検出手段とを備え、上記保持部内に保持されたバンドクランプに設けられた止着用頭部の外径フランジ部の外径等に対応して変化する検知レバーの揺動角度が適正角度であるか否かを上記揺動検出手段により検出することにより、適正品番のバンドクランプが保持具本体に保持されたか否かを検出するように構成したものである。
【0010】
上記構成によれば、挿通部の外径が適正品番のものに比べて大きいバンドクランプの止着用頭部が保持部内に保持された場合、または挿通部の外径が適正品番のものに比べて小さいバンドクランプの止着用頭部が保持部内に保持された場合のいずれにおいても、上記揺動検出手段を構成する検出スイッチから導通状態とならないこと等により、適正品番以外のバンドクランプが保持具本体に誤って保持されたことが検出されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は、本発明に係るバンドクランプの保持具の実施形態を示し、図5はバンドクランプ1の一例を示している。
【0012】
バンドクランプ1は、車体パネル等に形成された取付け孔に止着される止着用頭部2と、帯状のバンド部3とを有し、止着用頭部2には、上記取付け孔を貫通する逆止突起4と、車体パネル等に圧接されるフランジ部5と、バンド部3の挿通孔が形成された挿通部6とが設けられている。そして、上記バンド部3をワイヤハーネス等からなる被結束材に巻回して、その先端部を挿通部6に挿通させ、この挿通部6に設けられた係止爪と、バンド部3に設けられた係合部とを相係合させる等により、このバンド部3により被結束材を結束するように構成されている。
【0013】
バンドクランプの保持具は、図1および図2に示すように、バンドクランプ1の止着用頭部2を保持する保持具本体7と、この保持具本体7に揺動自在に支持された左右一対の検知レバー8と、両検知レバー8の基端部(下端部)を互いに離間させる方向に付勢する圧縮コイルばね等からなる付勢部材9と、この付勢部材9により付勢された検知レバー8の揺動位置を検出する検出手段10とを備えている。
【0014】
保持具本体7は、図3に示すように、バンドクランプ1の挿通部6を挟持する一対の挟持部11と、上記逆止突起4およびフランジ部5が挿入される空間部12とを有する保持部13が上端部に形成されたブロック状の部材からなり、例えば作業図板に立設された支持軸(図示せず)の上端部に取り付けられるように構成されている。上記両挟持部11の設置間隔は、保持具本体7に保持されるバンドクランプ1の挿通部6の外形に対応した寸法に設定され、これによって挿通部6の寸法が適正寸法よりも大きい場合には、保持具本体7の保持部13内への止着用頭部2の挿入が規制されるようになっている。
【0015】
上記保持部13の側方には検知レバー8が配設される左右一対の凹部14と、検知レバー8の揺動支点となる支持ピン15の設置孔16とが形成されるとともに、保持部13の下方には、付勢部材9の装着孔17が形成されている。
【0016】
検知レバー8は、所定長さの作動竿18と、その先端部(上端部)から保持具本体7の内方部側に延びる検知部19とを有し、作動竿18の略中央部に設けられた上記支持ピン15を支点として揺動自在に支持されている。そして、図1に示すように、上記作動竿18の基端部(下端部)が、付勢部材9の付勢力に応じて保持具本体7の外方側に押圧されることにより、検知レバー8の検知部19が上記保持部13内に進入する方向に付勢された状態で、保持具本体7に支持されている。
【0017】
また、保持具本体7には、通常時に上記支持ピン15の上方部に位置する作動竿17の内側面部が当接することにより、上記検知部19の最大進入位置を規制するストッパー20が設けられている。
【0018】
上記検出手段10は、保持具本体7の保持部13にバンドクランプ1の止着用頭部2が保持されたことを検出するリミットスイッチ等からなる第1検出スイッチ(保持検出手段)22と、上記両検知レバー8の検知部19がそれぞれ最大退避位置に変位したことを検出するリミットスイッチ等からなる第2,第3検出スイッチ(揺動検出手段)23,24とを備えている。
【0019】
第1検出スイッチ22は、保持具本体7の保持部13に適正品番のバンドクランプ1が保持された場合に、その止着用頭部2の先端部が接点部に当接する位置に配設され、保持具本体7の保持部13にバンドクランプ1の止着用頭部2が保持されたことを検出するように構成されている。また、第2,第3検出スイッチ23,24は、両検知レバー8の検知部19が最大退避位置に揺動変位した時点で、作動竿18の下端部が接点部に当接する位置にそれぞれ配設され、保持具本体7の保持部13にバンドクランプ1の止着用頭部2を保持させる際に、上記両検知レバー8の揺動位置を検出するように構成されている。
【0020】
第1〜第3検出スイッチ22〜24は、図4に示すように、それぞれ直列に接続されるとともに、図外の表示制御部等に接続されている。そして、第1〜第3検出スイッチ22〜24の全てが導通状態となった場合に、適正品番のバンドクランプ1が保持具本体7に保持されたことが表示部等において表示されるようになっている。
【0021】
上記構成を有する保持具にバンドクランプ1を保持させる場合には、その止着用頭部2を、保持具本体7の表面側(図2の矢印に示す方向)から空間部12内に挿入し、図6に示すように、バンドクランプ1の挿通部6を上記挟持部11間に挟持させた状態で、止着用頭部2を保持部13内に保持させる。この止着用頭部2を保持部13内に保持させる際には、止着用頭部2の挿通部6等により、両検知レバー8の検知部19がそれぞれ外方側に押圧され、上記付勢部材9の付勢力に抗して両検知レバー8の検知部19が最大退避位置に向けて揺動変位することになる。
【0022】
そして、適正品番のバンドクランプ1が選択されて上記保持部13内に止着用頭部2を保持させる作業が行われた場合には、第1検出スイッチ22が導通状態となるとともに、両検知レバー8の検知部19が最大退避位置まで揺動変位し、作動竿18の下端部が第2,第3検出スイッチ23,24の接点部にそれぞれ当接する。この結果、第1〜第3検出スイッチ22〜24がそれぞれ導通状態となり、これによって適正品番のバンドクランプ1が保持具本体7に保持されたことが上記検出手段10において検出される。
【0023】
上記のようにして保持具本体7の保持部13にバンドクランプ1の止着用頭部2を保持させた状態で、バンド部3をワイヤハーネス等からなる被結束材に巻回すとともに、バンド部3の先端部を上記挿通部6に挿通させ、この挿通部6に設けられた係止爪と、バンド部3に設けられた係合部とを相係合する作業が容易かつ正確に行われる。なお、上記バンドクランプ1による結束作業が終了した後に、バンド部3の余長部を必要に応じてカッター等により切断する。
【0024】
一方、適正品番以外のバンドクランプ、例えば図7に示すように挿通部6aの外径が適正品番のものに比べて小さいバンドクランプ1aが誤って選択された場合、その止着用頭部2aを保持具本体7の保持部13内に挿入することは許容されるが、両検知レバー8の検知部19が最大退避位置まで揺動変位することはない。このため、第2,第3検出スイッチ23,24の両方が導通状態となることがなく、これによって適正品番以外のバンドクランプ1aが保持具本体7に保持されたことが上記検出手段10において検出されることになる。
【0025】
また、挿通部6の外径が適正品番のものに比べて大きいバンドクランプ1が誤って選択された場合には、保持部13の両挟持部11,11間の寸法よりも挿通部6の外径が大きいことに起因して、上記止着用頭部2を保持具本体7の保持部13内に挿入することが阻止されるため、適正品番以外のバンドクランプ1が選択されたことが作業者に容易に認識される。
【0026】
このように止着用頭部2を保持する保持部13が設けられた保持具本体7と、この保持具本体7に揺動自在に支持された検知レバー8と、この検知レバー8の検知部19を上記保持部13内に進入させる方向に付勢する付勢部材9と、この付勢部材9により付勢された検知レバー8の揺動位置を検出する検出手段10とを設けたため、挿通部6の外径が適正品番のものに比べて大きいバンドクランプ1が誤って選択された場合は勿論のこと、挿通部6の外径が適正品番のものに比べて小さいバンドクランプ1が選択されて上記保持部13に保持された場合においても、このような事態を上記検出手段10において容易かつ適正に検出することができる。したがって、バンドクランプ1の形状および大きさが似通っている場合等に、適正品番以外のバンドクランプ1が誤って使用されるという事態の発生を効果的に防止することができる。
【0027】
なお、上記実施形態では、バンドクランプ1の止着用頭部に2設けられた挿通部6を挟持する挟持部11を、保持具本体7の保持部13に設け、挿通部6の寸法が適正寸法よりも大きい場合に、保持具本体7の保持部13内に止着用頭部2が挿入されるのを規制することにより、挿通部6の外径が適正品番のものに比べて大きいバンドクランプが誤って選択されたことを作業者に認識させるように構成した例について説明したが、止着用頭部2の寸法が適正品番のものに比べて大きい場合および小さい場合の両方を、上記検知レバー8の揺動角度に応じて検出するように構成してもよい。
【0028】
例えば、図8に示すように、検知レバー8が所定角度となった場合に検出スイッチ23,24の接点部23a,24aに当接して、検出スイッチ23,24を導通状態とする突起25を検知レバー8の下端部等に設け、止着用頭部2の外径、例えば逆止突起4またはフランジ部5の外径等に対応して変化する検知レバー8の揺動角度が適正角度であるか否かを判別することにより、適正品番のバンドクランプ1が保持具本体7に保持されたか否かを検出するようにしてもよい。
【0029】
上記の構成によると、バンドクランプ1の挿通部6が適正寸法であるために、保持具本体7の保持部13内に止着用頭部2を挿入することが許容された場合においても、上記逆止突起4またはフランジ部5の外径等が適正寸法よりも大きい場合または小さい場合には、上記逆止突起4またはフランジ部5の外径等に対応して変化する検知レバー7の揺動角度が、適正角度からずれることになる。したがって、上記逆止突起4またはフランジ部5の外径等が適正寸法よりも大きい場合または小さい場合のいずれにおいても、検出スイッチ23,24が導通状態となることがなく、これによって適正品番以外のバンドクランプ1が保持具本体7に保持されたことを検出できるという利点がある。
【0030】
また、上記実施形態では、左右一対の検知レバー8を設け、上記付勢手段10により両検知レバー8の検知部19をそれぞれ保持部13内に進入させる方向に付勢するようにした例について説明したが、保持部13内の一側辺部に基準面を設けるとともに、保持部13内の他側辺部にのみ検知レバー8を配設し、圧縮コイルばね等からなる付勢部材9により、検知レバー8の検知部19を保持部13内に進入させる方向、つまり上記基準面側に向けて付勢するようにしてもよい。
【0031】
上記のように構成した場合においても、保持部13の基準面と、検知レバー8の検知部19との間で挟持されるバンドクランプ1の挿通部5等の外径に応じ、検知レバー8の揺動位置が変化するため、この揺動位置を検出手段10により検出することにより、保持具本体7に保持されたバンドクランプ1が適正品番のものであるか否かを容易かつ適正に識別することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、取付け孔に止着される止着用頭部と、ワイヤハーネス等に巻回されるバンド部とを有し、上記止着用頭部にバンド部が挿通されて係止されるように構成されたバンドクランプを保持する保持具であって、上記止着用頭部を保持する保持部が設けられた保持具本体と、この保持具本体に揺動自在に支持された検知レバーと、この検知レバーの検知部を上記保持部内に進入させる方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材により付勢された検知レバーの揺動位置を検出する検出手段とを設けたため、挿通部等の外径が適正品番のものに比べて大きいバンドクランプあるいは挿通部等の外径が適正品番のものに比べて小さいバンドクランプのいずれが選択された場合でも、バンドクランプの品番が異なっていることを容易かつ適正に検出することができる。したがって、バンドクランプの形状および大きさが似通っている場合等に、適正品番以外のバンドクランプが誤って使用されるという事態の発生を、簡単な構成で効果的に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンドクランプの保持具の実施形態を示す正面断面図である。
【図2】本発明に係るバンドクランプの保持具の実施形態を示す側面図である。
【図3】保持具本体および検知レバーの具体的構成を示す正面図である。
【図4】検出手段の具体的構成を示す説明図である。
【図5】バンドクランプの一例を示す説明図である。
【図6】適正品番のバンドクランプの保持状態を示す図1相当図である。
【図7】適正品番以外のバンドクランプの保持状態を示す図1相当図である。
【図8】本発明に係るバンドクランプの保持具の別の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バンドクランプ
2 止着用頭部
3 バンド部
6 挿通部
7 保持具本体
8 検知レバー
9 付勢部材
10 検出手段
11 挟持部
Claims (2)
- 取付け孔に止着される止着用頭部と、ワイヤハーネス等に巻回されるバンド部とを有し、上記止着用頭部にバンド部が挿通されて係止されるように構成されたバンドクランプを保持する保持具であって、上記止着用頭部を保持する保持部が設けられた保持具本体と、この保持具本体に揺動自在に支持された検知レバーと、この検知レバーの検知部を上記保持部内に進入させる方向に付勢する付勢部材と、上記保持部内にバンドクランプの止着用頭部が保持されたことを検出する保持検出手段と、上記付勢部材により付勢された検知レバーの揺動位置を検出する揺動検出手段とを備え、上記保持具本体に、バンドクランプの止着用頭部に設けられた挿通部を挟持する一対の挟持部を設け、この両挟持部の設置間隔を上記挿通部の外形に対応した寸法に設定するとともに、適正品番のバンドクランプが選択されて上記保持部内に保持された場合に、上記付勢部材の付勢に抗して検知レバーの検知部を最大退避位置に揺動変位させるとともに、この最大退避位置への揺動変位が上記揺動検出手段より検出されたか否かを判別することにより、適正品番のバンドクランプが保持具本体に保持されたか否かを検出するように構成したことを特徴とするバンドクランプの保持具。
- 取付け孔に止着される止着用頭部と、ワイヤハーネス等に巻回されるバンド部とを有し、上記止着用頭部にバンド部が挿通されて係止されるように構成されたバンドクランプを保持する保持具であって、上記止着用頭部を保持する保持部が設けられた保持具本体と、この保持具本体に揺動自在に支持された検知レバーと、この検知レバーの検知部を上記保持部内に進入させる方向に付勢する付勢部材と、上記保持部内にバンドクランプの止着用頭部が保持されたことを検出する保持検出手段と、上記付勢部材により付勢された検知レバーの揺動位置を検出する揺動検出手段とを備え、上記保持部内に保持されたバンドクランプに設けられた止着用頭部の外径フランジ部の外径等に対応して変化する検知レバーの揺動角度が適正角度であるか否かを上記揺動検出手段により検出することにより、適正品番のバンドクランプが保持具本体に保持されたか否かを検出するように構成したことを特徴とするバンドクランプの保持具。
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