JPH11123663A - 荷重検出機構付きプライヤー - Google Patents

荷重検出機構付きプライヤー

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JPH11123663A
JPH11123663A JP9288776A JP28877697A JPH11123663A JP H11123663 A JPH11123663 A JP H11123663A JP 9288776 A JP9288776 A JP 9288776A JP 28877697 A JP28877697 A JP 28877697A JP H11123663 A JPH11123663 A JP H11123663A
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JP
Japan
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load
pliers
handle
holding
plier
Prior art date
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Pending
Application number
JP9288776A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Ito
邦行 伊藤
Akira Tani
旭 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohnichi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tohnichi Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tohnichi Mfg Co Ltd filed Critical Tohnichi Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライヤーを用いる作業時において、そのプ
ライヤーに荷重が加わる毎(挟持作業毎)にその荷重発
生回数を検出する荷重検出機構をプライヤーに設けて、
プライヤーによる取り外し部品等の取外し個数(回数)
管理等を容易かつ確実に検知することができるプライヤ
ーの提供。 【解決手段】 挟持部3及び該挟持部3から延長形成さ
れている柄部4とからなるプライヤー部材と、上記挟持
部3に対称位置されかつ上記プライヤー部材に植設され
ている支軸6に軸支される挟持部材7及び該挟持部材7
に軸結合されると共に上記柄部と対称に位置される筒状
柄部材9とを有し、該筒状柄部材9の内部に、上記挟持
部と挟持部材との間での発生荷重を検出する荷重検出機
構を内装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プライヤーであっ
て、特にプライヤーを使用する荷重作業毎の荷重回数を
検出する荷重検出機構を具備せしめたプライヤーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、プライヤーを使用する作
業として、例えば適宜の機器に接続されるホースを、そ
の機器に締結せしめるための周知の手段として、一般的
にホースクリップや、ホースバンド等が使用されてい
る。そして上記機器の保守点検時、又は上記ホース又は
機器の交換作業時等におけるホースの取り外し時におい
ては、上記ホースクリップやホースバンドの一対の端部
をプライヤーで挟持して(荷重をかけながら)それらホ
ースクリップやホースバンドによるホースへの締結力を
解除しながら、ホース及びホースクリップ、ホースバン
ドを機器より取り外す作業を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなホ
ースクリップやホースバンド等の取外し部品の取外し作
業を多量に行なうライン作業時においては、それら多数
個の取外し部品の取外し作業が適正に行なわれているか
否かの作業管理が必要となる場合がある。このようにプ
ライヤーを使用して上記取外し部品の例えば取外し個数
や完了回数をチェックする従来例では、プライヤーを使
用する作業者の人為的なカウントに頼っているために、
作業性悪く、その上カウントミスが生じやすく、このた
めに作業内容を適格に把握することができないという問
題点があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に着目して
なされたもので、プライヤーを用いる作業時において、
そのプライヤーに荷重が加わる毎(挟持作業毎)にその
荷重発生回数を検出する荷重検出機構をプライヤーに設
けて、プライヤーによる取り外し部品等の取外し個数
(回数)管理等を容易かつ確実に検知することができる
プライヤーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、挟持部及び該挟持部から延
長形成されている柄部とからなるプライヤー部材と、上
記挟持部に対称位置され、かつ上記プライヤー部材に植
設されている支軸により軸支される挟持部材及び該挟持
部材に軸結合されると共に上記柄部と対称に位置される
筒状柄部材とを有し、該筒状柄部材の内部に、上記挟持
部材の筒状柄部材内側端部にトグルリンクを介して軸連
結されているスラスターと該スラスターをトグル方向へ
弾圧的に押圧せしめるためのスプリングと、該スプリン
グの弾圧力を調整するための圧力調整手段とからなる荷
重検出機構を内装してなる荷重検出機構付きプライヤー
であることを特徴としている。
【0006】また本発明の請求項2では、請求項1に加
えて、上記荷重検出機構の動作に関連して荷重検出信号
を発する信号発信器を具備せしめた荷重検出機構付きプ
ライヤーであることを特徴としている。
【0007】また本発明の請求項3では、請求項1及び
2に加えて、挟持部と挟持部材とにより、被挟持部材を
挟持していないときには、その挟持部と挟持部材との間
で荷重が働かないように柄部と筒状柄部材の接近を規制
するために、柄部と筒状柄部材との間にストッパーを設
けた荷重検出機構付きプライヤーであることを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、図面に示す実施
形態に基いて詳細に説明する。
【0009】1は荷重検出機構付きプライヤーであっ
て、このプライヤー1は、被挟持部材2を挟持する挟持
部3及び該挟持部から延長形成されている柄部4とから
なるプライヤー部材5と、上記の挟持部3に対称位置さ
れると共に、支軸6によって軸支されている挟持部材7
と、該挟持部材7に対して連結軸8を介して揺動可能に
連結され、かつ上記の柄部4と対称位置される筒状柄部
材9を有しており、上記のプライヤー部材5、挟持部材
7及び筒状柄部材9によってプライヤーとしての機能を
有する。
【0010】本実施形態にあっては、上記筒状柄部材9
の内部に、荷重検出機構10を内装している。この荷重
検出機構10は、図3で示すように従来のトルクレンチ
におけるトルク検出機構と同様の構造であって、上記挟
持部材7の筒状柄部材9内側端部に連結ピン11を介し
てトグル12の一端が連結されており、さらにこのトグ
ル12の他端には、連結ピン13を介してスラスター1
4が連結されている。このスラスター14は、筒状柄部
材9の内部に内装されているスプリング15の弾圧作用
で挟持部材7方向へ押圧されている。このスプリング1
5の押圧力は筒状柄部材9の末端に設けられている調整
ねじ16を回動することにその強弱を調整することがで
きる。
【0011】つまりこの荷重検出機構10は、上記の挟
持部3と挟持部材7とにより、被挟持部材2を挟持する
とき、その挟持圧力がスプリング15による一定の設定
圧力以上になるとトグル12が動作し、その結果挟持部
材7が連結軸8を支点として回動される。なお17は筒
状柄部材9の外側に被着されているグリップ部材を示
す。
【0012】18は、FM、赤外線等の無線信号を発す
る信号発信器であって、この信号発信器18は、上記挟
持部材7の動きに連動する、例えばリードスイッチ、マ
イクロスイッチ等のスイッチ19の動作によって所定の
信号を不図示の受信器に向けて発信させることができ
る。
【0013】20は、柄部4に取付けられているストッ
パーであって、このストッパー20は、上記の挟持部3
と挟持部材7とが被挟持部材2を挟持しないで接触した
とき、つまり空挟持したときには、そのストッパー20
の先端が筒状柄部材9に当接されて、上記の荷重検出機
構10が動作されることがないようにするためのもので
ある。
【0014】次にその作用について述べると、上記構成
の荷重検出機構付きプライヤー1により被挟持部材2を
挟み、その被挟持部材2にその被挟持部材2を取り外す
に必要な所望の挟持圧力(荷重)を、柄部4と筒状柄部
材9を握り締めることにより発生させる。この荷重P1
は、P1 /L1 =P2 /L2 の式により求められ、この
荷重P1 が生じた時点で上記荷重検出機構10内のトグ
ル12が動作し、その動作により信号発信器18から、
例えばFM信号が管理室に設備されている受信器に向け
て発信され、これによって1個の被挟持部材2が取り除
かれたことが検知される。以下同様にしてそれぞれの被
挟持部材を挟持取り除く作業を繰返すことにより管理室
では被挟持部材の取り除き数等が記録管理されるもので
ある。
【0015】また上記プライヤーにおける挟持部3と挟
持部材7とによる被挟持部材2の挟持を行なっていない
ときであっても、仮にその挟持部3と挟持部材7との間
で荷重が働くと、上記荷重検出機構10が動作して誤信
号を発するので、この誤信号の発生を防ぐために、被挟
持部材2を挟持していないときは、柄部4と筒状柄部材
9が握り締められても挟持部3と挟持部材7との間で荷
重が働かないようにする、つまり荷重検出機構10が働
かないようにするためのストッパー20が設けられてい
るので、誤動作が防止され測定精度の向上と信頼性が高
められる。
【0016】また上記実施形態では、荷重検出信号とし
て、無線を用いているが、これに限るものではなく、例
えば有線を利用することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の荷重検出機構付き
プライヤーによれば、該プライヤーを用いて被挟持部材
を挟持し、かつ取り外す部材の例えば取り外し個数等を
自動的にしかも精度よく記録管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる荷重検出機構付きプライヤーの
実施形態を示した平面図。
【図2】本発明よりなる荷重検出機構付きプライヤーの
実施形態を示した動作説明図。
【図3】本発明の実施形態である荷重検出機構のみを示
した断面図。
【符号の説明】
1…荷重検出機構付きプライヤー 2…被挟持部材 3…挟持部 4…柄部 5…プライヤー部材 6…支軸 7…挟持部材 8…連結軸 9…筒状柄部材 10…荷重検出機構 11…連結ピン 12…トグル 13…連結ピン 14…スラスター 15…スプリング 16…調整ねじ 17…グリップ 18…信号発信器 19…スイッチ 20…ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挟持部(3)及び該挟持部(3)から延
    長形成されている柄部(4)とからなるプライヤー部材
    と、上記挟持部(3)に対称位置されかつ上記プライヤ
    ー部材に植設されている支軸(6)に軸支される挟持部
    材(7)及び該挟持部材(7)に軸結合されると共に上
    記柄部と対称に位置される筒状柄部材(9)とを有し、
    該筒状柄部材(9)の内部に、上記挟持部材(7)の筒
    状柄部材(9)内側端部にトグル(12)を介して軸連
    結されているスラスター(14)と該スラスター(1
    4)をトグル(12)方向へ弾圧的に押圧せしめるため
    のスプリング(15)と、該スプリング(15)の弾圧
    力を調整するための圧力調整手段(16)とからなる荷
    重検出機構(10)を内装していることを特徴とする荷
    重検出機構付きプライヤー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の荷重検出機構付きプラ
    イヤーに、上記荷重検出機構(10)の動作に関連して
    荷重検出信号を発する信号発信器(18)を具備せしめ
    たことを特徴とする荷重検出機構付きプライヤー。
  3. 【請求項3】 挟持部(3)と挟持部材(7)とによ
    り、被挟持部材を挟持していないときには、その挟持部
    (3)と挟持部材(7)との間で荷重が働かないように
    柄部(4)と筒状柄部材(9)の接近を規制するため
    に、柄部(4)と筒状柄部材(9)との間にストッパー
    (20)を設けたことを特徴とする請求項1及び2に記
    載の荷重検出機構付きプライヤー。
JP9288776A 1997-10-21 1997-10-21 荷重検出機構付きプライヤー Pending JPH11123663A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104662A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Tohnichi Mfg Co Ltd プライヤ
JP4865033B2 (ja) * 2006-08-25 2012-02-01 ハンス・エーテイケル・アクチエンゲゼルシヤフト・マシイネン−ウント・アパラーテフアブリーク 力監視手段を備える手動プライヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08141927A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Tonichi Seisakusho:Kk 発信器

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