JP2584891Y2 - ケーキ成形型を兼ねた紙製容器 - Google Patents
ケーキ成形型を兼ねた紙製容器Info
- Publication number
- JP2584891Y2 JP2584891Y2 JP4019493U JP4019493U JP2584891Y2 JP 2584891 Y2 JP2584891 Y2 JP 2584891Y2 JP 4019493 U JP4019493 U JP 4019493U JP 4019493 U JP4019493 U JP 4019493U JP 2584891 Y2 JP2584891 Y2 JP 2584891Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper container
- cylinder
- bottom plate
- peripheral wall
- cake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は小麦粉を主な材料として
作る菓子で、カステラやスポンジケーキー等の成形焼形
型を家庭等で、組み立てを簡便に使用でき、ケーキ類を
持ち運びできるようにした紙製容器。
作る菓子で、カステラやスポンジケーキー等の成形焼形
型を家庭等で、組み立てを簡便に使用でき、ケーキ類を
持ち運びできるようにした紙製容器。
【０００２】
【考案の目的】本考案の目的は、成形焼形を兼ねた紙製
容器によってカステラやスポンジケーキ等の菓子を家庭
等で簡便に成形焼形できるようにする一方、焼き上げる
菓子を焼形と共に型崩れを防止し、蓋を被せて運搬をし
得るようにすることを目的とする。
容器によってカステラやスポンジケーキ等の菓子を家庭
等で簡便に成形焼形できるようにする一方、焼き上げる
菓子を焼形と共に型崩れを防止し、蓋を被せて運搬をし
得るようにすることを目的とする。
【０００３】
【従来の技術】カステラやスポンジケーキ等の菓子は、
おもな材料の小麦粉に卵や砂糖の甘味料を混合して種や
生地を作り、種や生地を金属製の成形焼形に入れ、電子
レンジやオーブン加熱器にて焼き上げ、焼き上がった菓
子等を成形焼形より取り出し、直接器に入れて、食する
か包装して一時保管して随時食しているのが現状であ
る。家庭で、簡便にこの種の菓子等を成形焼形する際
に、金属製焼形から、取り出す時に、菓子等の外壁面が
成形焼形に付着している為に、この焼形の内面に紙を入
れて焼き上げていた。又、別の考案としては、実公平２
−４６３１０号に記載された考案が提案されている。
おもな材料の小麦粉に卵や砂糖の甘味料を混合して種や
生地を作り、種や生地を金属製の成形焼形に入れ、電子
レンジやオーブン加熱器にて焼き上げ、焼き上がった菓
子等を成形焼形より取り出し、直接器に入れて、食する
か包装して一時保管して随時食しているのが現状であ
る。家庭で、簡便にこの種の菓子等を成形焼形する際
に、金属製焼形から、取り出す時に、菓子等の外壁面が
成形焼形に付着している為に、この焼形の内面に紙を入
れて焼き上げていた。又、別の考案としては、実公平２
−４６３１０号に記載された考案が提案されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来のこの種の技術で
は必ず菓子等を成形焼形する際に、金属製焼形から取り
出す時に、菓子等の外壁面が成形焼形に付着している為
に、この焼形の内面に紙を入れて使用する必要があっ
た。又、実公平２−４６３１０号に記載された考案が提
案されている。この考案では、ケーキ焼き上げに使用す
るとき底蓋の他突出する円筒付き内体とか、円盤状内体
を準備しなければならず、この種の容器を持ち運びする
時には器具が多くなり又容器に蓋を被せるのには突出部
分があって被せにくかった等の不便であった。本考案
は、上記の不便を解決するために考案されたものであ
る。
は必ず菓子等を成形焼形する際に、金属製焼形から取り
出す時に、菓子等の外壁面が成形焼形に付着している為
に、この焼形の内面に紙を入れて使用する必要があっ
た。又、実公平２−４６３１０号に記載された考案が提
案されている。この考案では、ケーキ焼き上げに使用す
るとき底蓋の他突出する円筒付き内体とか、円盤状内体
を準備しなければならず、この種の容器を持ち運びする
時には器具が多くなり又容器に蓋を被せるのには突出部
分があって被せにくかった等の不便であった。本考案
は、上記の不便を解決するために考案されたものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案のケーキ成形型を
兼ねた紙製容器は、上部が開口する容器本体の周壁２上
外周に周壁２上端部を巻付けして形成した捲込部１２を
設け、一方周壁２下端部を内側に折込み係止部４を設け
て紙製容器体１を形成すると共にこの紙製容器体１内に
透孔６を中央部に穿設した底板５と底板５の透孔６に挿
入し底板５より上方に突出する円筒８から成る内体７を
嵌脱可能に嵌挿して、紙製容器体１の上端開口部２０に
蓋１４を嵌合可能にしてなるケーキ成形型を兼ねた紙製
容器に於いて、内体７の円筒８の下端部を周回する切り
込み１３を設けて、突出部１０を有する円筒８を切り離
すことを可能としたケーキ成形型を兼ねた紙製容器を形
成して、従前の課題を解決しようとするものである。
兼ねた紙製容器は、上部が開口する容器本体の周壁２上
外周に周壁２上端部を巻付けして形成した捲込部１２を
設け、一方周壁２下端部を内側に折込み係止部４を設け
て紙製容器体１を形成すると共にこの紙製容器体１内に
透孔６を中央部に穿設した底板５と底板５の透孔６に挿
入し底板５より上方に突出する円筒８から成る内体７を
嵌脱可能に嵌挿して、紙製容器体１の上端開口部２０に
蓋１４を嵌合可能にしてなるケーキ成形型を兼ねた紙製
容器に於いて、内体７の円筒８の下端部を周回する切り
込み１３を設けて、突出部１０を有する円筒８を切り離
すことを可能としたケーキ成形型を兼ねた紙製容器を形
成して、従前の課題を解決しようとするものである。
【０００６】
【実施例】本考案に係る紙製容器の構造を実施例の図面
により説明すると、１は略逆円錐台形状を成す周壁２の
下端部３を内周側に着設して、係止部４を設けた紙製容
器体で、該本体１の周壁２は逆円錐台形状を成し、上部
に向けて僅かに開口されている。この上縁部外周には周
壁２の上端部１１を巻付けして形成した捲込部１２を設
けてある。７は上記紙製容器本体１の内部に挿入される
内体で、内体７は底板５の中心部に設けた底板５の透孔
６に挿入される。
により説明すると、１は略逆円錐台形状を成す周壁２の
下端部３を内周側に着設して、係止部４を設けた紙製容
器体で、該本体１の周壁２は逆円錐台形状を成し、上部
に向けて僅かに開口されている。この上縁部外周には周
壁２の上端部１１を巻付けして形成した捲込部１２を設
けてある。７は上記紙製容器本体１の内部に挿入される
内体で、内体７は底板５の中心部に設けた底板５の透孔
６に挿入される。
【０００７】この内体７は更に上部に向けて略円錐台形
状の円筒８が延設され、円筒８の上端部付近にして周壁
２の高さより僅かに高く上方に突出する突出部１０が形
成される。この突出部１０の開口部１６からは輻射熱を
ケーキの表面に対流により照射し易くする。又この突出
部１０を有する円筒８を周回するミシン目状切り込み１
３が付設されている。この切り込み１３により、突出部
１０を有する円筒８を切り離し図４に示すように内体７
の高さを周壁２の高さと同一又は低い高さとすることが
できる。
状の円筒８が延設され、円筒８の上端部付近にして周壁
２の高さより僅かに高く上方に突出する突出部１０が形
成される。この突出部１０の開口部１６からは輻射熱を
ケーキの表面に対流により照射し易くする。又この突出
部１０を有する円筒８を周回するミシン目状切り込み１
３が付設されている。この切り込み１３により、突出部
１０を有する円筒８を切り離し図４に示すように内体７
の高さを周壁２の高さと同一又は低い高さとすることが
できる。
【０００８】底板５と円筒８との着設手段は、円筒８の
下端部を透孔６にまで挿入させて円筒８の下端部を底板
５の裏面側に折り曲げて、係止部４を底板５に装着する
か、底板５の透孔６側即ち底板５の内縁部９を円筒８の
下部内周に折曲して挟設する。１４は紙製容器本体１の
上部に嵌合される蓋で、生地Ａが焼き上がった時ミシン
目状切り込み１３で円筒８の突出部１０を切り離して、
内体７と周壁２の高さと同一の高さに構成した後、嵌め
合わせれる蓋１４である。
下端部を透孔６にまで挿入させて円筒８の下端部を底板
５の裏面側に折り曲げて、係止部４を底板５に装着する
か、底板５の透孔６側即ち底板５の内縁部９を円筒８の
下部内周に折曲して挟設する。１４は紙製容器本体１の
上部に嵌合される蓋で、生地Ａが焼き上がった時ミシン
目状切り込み１３で円筒８の突出部１０を切り離して、
内体７と周壁２の高さと同一の高さに構成した後、嵌め
合わせれる蓋１４である。
【０００９】本考案にかかる容器主体、内体、底板の素
材は板紙であるもポリエチレンをラミネートした板紙や
耐熱紙や離形剤を塗布した加工紙等が望ましい。しかし
ながら、本考案の目的を達成するためには適切な素材を
選択しうることは勿論である。本考案の紙製容器は上記
の構造であるからこれを使用して家庭で簡便にケーキ等
の菓子を焼くときには、先ず、別々に保管されいてる底
板に内体を挿入して紙製容器を組み立て、底板上部に予
め別々に準備された生地を入れた本考案の紙製容器をガ
スオーブン又は電子レンジに入れ、紙製容器内の生地を
適宜温度に焼き上げるものである。上記の本考案の紙製
容器を用いてケーキ等の菓子を焼き上げた後、先ず、円
筒８のミシン目状切り込み１３から容器本体１より突出
した円筒８の突出部１０を切り離した後、容器本体１の
開口部に蓋をして運搬や持ち運びし、食べる際には先ず
周壁の内面にナイフを入れて、ケーキを周壁から離した
りあるいはケーキ類の上面から突出している内体７を摘
んで上方に取り出したり、底板５を上方に押し上げてケ
ーキを取り出しナイフを入れて分けたり或いはそのまま
販売用に展示し得る。ケーキ全体を販売する場合にはケ
ーキを再度紙製容器体内に入れて蓋をすれば運搬が可能
になる。
材は板紙であるもポリエチレンをラミネートした板紙や
耐熱紙や離形剤を塗布した加工紙等が望ましい。しかし
ながら、本考案の目的を達成するためには適切な素材を
選択しうることは勿論である。本考案の紙製容器は上記
の構造であるからこれを使用して家庭で簡便にケーキ等
の菓子を焼くときには、先ず、別々に保管されいてる底
板に内体を挿入して紙製容器を組み立て、底板上部に予
め別々に準備された生地を入れた本考案の紙製容器をガ
スオーブン又は電子レンジに入れ、紙製容器内の生地を
適宜温度に焼き上げるものである。上記の本考案の紙製
容器を用いてケーキ等の菓子を焼き上げた後、先ず、円
筒８のミシン目状切り込み１３から容器本体１より突出
した円筒８の突出部１０を切り離した後、容器本体１の
開口部に蓋をして運搬や持ち運びし、食べる際には先ず
周壁の内面にナイフを入れて、ケーキを周壁から離した
りあるいはケーキ類の上面から突出している内体７を摘
んで上方に取り出したり、底板５を上方に押し上げてケ
ーキを取り出しナイフを入れて分けたり或いはそのまま
販売用に展示し得る。ケーキ全体を販売する場合にはケ
ーキを再度紙製容器体内に入れて蓋をすれば運搬が可能
になる。
【００１０】
【本考案の効果】本考案の紙製容器は家庭等で簡便にケ
ーキ類の菓子を成型し、そのまま包装や収納しうるもの
で先ず焼く際に内面に紙を使用することなく焼形として
使用してからそのままケーキ包装としても円筒の突出部
を切り離し、内体の高さを周壁の高さと同一にして蓋を
被せて運搬や持ち運びに有効に使用できるので、容器本
体や円筒・底板等別々収納可能で、家庭等の使用時に組
み立てが容易である。その本体内に生地を入れ焼けば良
く又紙製なので安価に提供し得る。又使い捨てもできる
という効果も期待できる。
ーキ類の菓子を成型し、そのまま包装や収納しうるもの
で先ず焼く際に内面に紙を使用することなく焼形として
使用してからそのままケーキ包装としても円筒の突出部
を切り離し、内体の高さを周壁の高さと同一にして蓋を
被せて運搬や持ち運びに有効に使用できるので、容器本
体や円筒・底板等別々収納可能で、家庭等の使用時に組
み立てが容易である。その本体内に生地を入れ焼けば良
く又紙製なので安価に提供し得る。又使い捨てもできる
という効果も期待できる。
【図１】本考案品の縦断面図
【図２】本考案品の斜視図
【図３】ケーキと内体を取り出した状態を示す斜視図
【図４】本考案品に円筒を取り除き蓋を被せた状態を示
す縦断面図
す縦断面図
【図５】本考案品に蓋を被せた斜視図
【図６】本考案品の各部材を示す斜視図
【符号の説明】１…紙製容器体 ２…周壁 ３…下端部 ４…折
込み係止部 ５…底板 ６…透孔 ７…内体 ８…円
筒 ９…内縁部 １０…突出部 １１…上端部 １２…捲
込部 １３…ミシン目状切り込み １４…蓋 １６…
開口部２０…上端開口部 Ａ…生地
込み係止部 ５…底板 ６…透孔 ７…内体 ８…円
筒 ９…内縁部 １０…突出部 １１…上端部 １２…捲
込部 １３…ミシン目状切り込み １４…蓋 １６…
開口部２０…上端開口部 Ａ…生地
Claims (1)
- 【請求項１】上部が開口する容器本体の周壁２上外周に
周壁２上端部を巻付けして形成した捲込部１２を設け、
一方周壁２下端部を内側に折込み係止部４を設けて紙製
容器体１を形成すると共にこの紙製容器体１内に透孔６
を中央部に穿設した底板５と底板５の透孔６に挿入し底
板５より上方に突出する円筒８から成る内体７を嵌脱可
能に嵌挿して、紙製容器体１の上端開口部２０に蓋１４
を嵌合可能にしてなるケーキ成形型を兼ねた紙製容器に
於いて、内体７の円筒８の下端部を周回する切り込み１
３を設けて、突出部１０を有する円筒８を切り離すこと
を可能としたケーキ成形型を兼ねた紙製容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019493U JP2584891Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ケーキ成形型を兼ねた紙製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019493U JP2584891Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ケーキ成形型を兼ねた紙製容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730080U JPH0730080U (ja) | 1995-06-06 |
| JP2584891Y2 true JP2584891Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12573977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4019493U Expired - Lifetime JP2584891Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ケーキ成形型を兼ねた紙製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584891Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6028209B1 (ja) * | 2015-08-10 | 2016-11-16 | 節子 廣澤 | ケーキを焼成する際に使用する焼き型具とその製造方法 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP4019493U patent/JP2584891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730080U (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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