JP2584649B2 - 合焦応答形シャッタ自動駆動装置 - Google Patents

合焦応答形シャッタ自動駆動装置

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JP2584649B2
JP2584649B2 JP1756088A JP1756088A JP2584649B2 JP 2584649 B2 JP2584649 B2 JP 2584649B2 JP 1756088 A JP1756088 A JP 1756088A JP 1756088 A JP1756088 A JP 1756088A JP 2584649 B2 JP2584649 B2 JP 2584649B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動合焦(AF)機能装備の装置例えばAF
カメラに設けて好適であって、特にスナップ・イン・フ
ォーカス時に、従って被写体に対しカメラ側で合焦した
とき或いはカメラに対し被写体が合焦位置に達したとき
に、自動的にシャッタを駆動させて所望の写真撮影を行
なうことが出来る合焦応答形シャッタ自動駆動装置に関
するものである。
(従来の技術) 近年、撮影レンズ交換可能なカメラの中にも自動合焦
(AF)機能を装備したものが現れてきている。
このようなAFカメラのカメラボディ(以下、AFボディ
と略称することもある。)としては、例えば、この出願
の出願人に係る特願昭61−265738号(特開昭63−121029
号公報)に提案されているものがある。
このAFボディは、これにAF機能装備の撮影レンズ(以
下、AFレンズと略称することもある。)を装着させるこ
とによってAE(自動露出)及びAFによる写真撮影が可能
なことはもとより、これにAF機能を装備しない従来の撮
影レンズ(以下、従来の撮影レンズと称することもあ
る。)を装着させてAEによる写真撮影を行なうことも出
来るものであった。
以下、図面を参照して、上述のAFボディにAFレンズを
装着させた場合或いは従来の撮影レンズを装着させた場
合のカメラの構成及び動作に付き簡単に説明する。
第4図は、このAFボディにAFレンズを装着させ構成さ
れたカメラを概略的に示すブロック図であり、図中、10
1はこのAFボディを示す。
このAFボディ101は、AF・AE機能をはじめカメラの機
能を司る制御部105と、合焦判定に寄与する撮像部106
と、AFレンズ内の移動自在レンズを駆動するためのレン
ズ駆動手段107とを具えている。さらに、このカメラボ
ディ101のマウントには、撮影レンズとの情報授受に供
する複数個の電気接点(175a、175b,175c,177,179a,179
b及び181)が設けられており、これら各電気接点は制御
部105内の所定端子にそれぞれ接続されている。
又、このAFボディ101に装着させるAFレンズとして
は、例えばこの出願人に係る特願昭61−234141(特開昭
63−184719号公報)に提案されているものがあり、第4
図中、71はこのAFレンズを示している。
このような構成のカメラにおいては、被写体からの光
のうちAFレンズ71を通過した光の一部が撮像部106で撮
像される。制御部105では、この撮像部106からの情報に
基づいて被写体に対する非合焦量が求められ、これと基
準値とを比較して合焦判定がなされる。この際、制御部
105は、合焦或いは非合焦のいずれかの状態を示す合焦
検出信号を出力する。又、非合焦時には被写体に対する
非合焦量に応じ移動自在レンズ87の合焦位置までの駆動
量が制御部105によって求められ、この駆動量に応じ駆
動手段107によって移動自在レンズ87が合焦位置に移動
される。尚、駆動手段107の駆動力は、AFレンズ71に具
わる駆動力伝達手段89を介して移動自在レンズに伝達さ
れる。又、AE及びAF撮影に必要な他の情報は、所定の電
気接点を介しボディ及びレンズ曲で受け渡しされ、この
結果、AE及びAFによる所望とする写真撮影が行なわれて
いた。
又、第4図中、73はAFレンズの固有情報が格納された
レンズROMを示す。83はカメラボディがAF機能を有して
いるか否かに応じレンズROMをON/OFFさせ、かつOFF状態
においてはTr1〜Tr3で決定される例えばFナンバ等をこ
の撮影レンズの固有情報とさせるための切換手段を示
す。88は撮影レンズ71に備わる移動自在レンズ87以外の
レンズ系を示す。
一方、第5図は、このAFボディ101に従来の撮影レン
ズを装着させて構成されたカメラを概略的に示すブロッ
グ図である。図中、15は従来の撮影レンズを示す。
このような構成のカメラにおいては、AFボディ側に備
わる電気接点177が従来の撮影レンズのマウントに直接
に接することを利用して、従来の撮影レンズが装着され
たことを識別する電気信号が作りだされ、そして従来の
撮影レンズを用いてのAEによる写真撮影を可能ならしめ
ていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の撮影レンズとAFボディとで構成
された上述のカメラの場合、AEによる写真撮影は可能で
あったが、AFボディに備わるAF機能を写真撮影のために
積極的に利用しているとは云えないという問題点があっ
た。
AFボディに従来の撮影レンズを装着させた場合にも、
合焦判定信号を用いてシャッタを駆動させることができ
れば、マクロ撮影、さらにはシャッタチャンスに合致し
た撮影をそれぞれ容易に行なうことが出来るようにな
り、カメラユーザにとって非常に好ましいことになる。
従って、この発明の目的は、上述した問題点を解決
し、AFボディに従来の撮影レンズを装着させた場合でも
合焦時、特にスナップ・イン・フォーカス時にシャッタ
が自動的に駆動されるような、合焦応答形シャッタ自動
駆動装置を提供することにあり、あわせて、自動合焦装
置の機能向上を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の合焦応答形シ
ャッタ駆動装置によれば、モード切換スイッチをシング
ルモードに設定した時にイネーブル信号を発生する手段
と、このイネーブル信号と合焦手段からの合焦検出信号
との論理演算を行なってシャッタ駆動信号を出力する論
理演算回路と、この論理演算回路によりシャッタを駆動
させる駆動回路とを具えたことを特徴とする。
(作用) このような構成によれば、被写体に対し合焦したとき
に自動的にシャッタが駆動されるから、AFボディにAF機
能をもたない従来の撮影レンズを装着させた場合であっ
も、一種のAFによる写真撮影を行なうことが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を説明す
る。尚、これら図はこの発明が理解出来る程度に概略的
に示してあるにすぎず、各構成成分の寸法、形状及び配
置関係はこの図示例に限定されるものでないこと明らか
である。さらに、各図において同一の構成成分について
は同一の符号を付して示すと共に、従来の構成成分と同
一の構成成分については同一の符号を付しその説明を一
部省略する。
ところで、既に第4図を参照して声明したAFボディ10
1及びAFレンズ71で構成されたAFカメラにおいては、写
真撮影を行なう際、例えば、以下簡単に説明するシン
グルモード、サーボモード又はマニュアルモードの
ようなモードでの撮影を行なわせることが出来るよう
に、AFボディの制御部にそれぞれのモードに応じたプロ
グラムを予め格納させることが出来る。この場合、写真
撮影を〜のモードのうちのどのモードによって行な
うかの選択は、このAFボディにモード切換スイッチを設
けて、このスイッチを切り換えることによって行なう。
……被写体に対し合焦するまではシャッタレリーズは
ロックされ即ち合焦優先とされ、被写体に対し合焦した
時に移動自在レンズの駆動が停止されシャッタレリーズ
が可能な状態になるシングルモード。
……被写体に対し常に合焦するように移動自在レンズ
が駆動され被写体を追い続けるがいつでもシャッタレリ
ーズが可能即ちシャッタレリーズ優先になるコンティニ
アスサーボモード(以下、サーボモードと略称すること
もある。) ……撮影者によって距離リングが操作され被写体に対
し合焦した際には、アラームや表示によって撮影者に合
焦を知らせるマニュアルモード。
一方、このAFボディはAF機能を有している訳である
が、第5図で説明したようにこのボディに従来の撮影レ
ンズを装着させた場合には、電気接点177の信号変化に
よってレンズ駆動手段107の機能を停止させることが出
来る。しかし、被写体からの光は、従来の撮影レンズを
使用している際にも撮像部106に撮像させることは可能
であるから、既に説明したように撮像部106及び制御部1
05の一部分で構成された合焦検出手段によって、被写体
に対する非合焦量を求めること、合焦判定を行なわせる
こと、さらに、合焦或いは非合焦のいずれかの状態を表
わす合焦検出信号を出力させることをいづれも容易に行
なうことが出来る。
上述したようなモード切換スイッチ及び合焦検出信号
は、カメラにさらに他の機能を付加した際に、モード切
換スイッチはこの機能を選択する信号を発生させる手段
として、又、合焦検出信号はこの機能を動作及び停止さ
せる信号として有効に使用することが出来る。この発明
の合焦応答形シャッタ自動駆動装置は、このモード切換
スイッチ及び合焦検出信号を利用した構成とする。
合焦応答形シャッタ自動駆動装置 <装置構成> 先ず、第1図(A)を参照して、合焦応答形シャッタ
自動駆動装置(以下、シャッタ自動駆動装置と略称する
こともある。)の構成につき説明する。第1図(A)
は、シャッタ自動駆動装置の一構成例を示す回路図であ
る。
第1図(A)において、201はシャッタ自動駆動装置
を示す。又、203はモード切換スイッチを示す。このモ
ード切り換えスイッチ203はAFボディの適切な位置に設
けられていて撮影者によって手動で切換装置されるもの
である。尚、このモード切換スイッチ203は、カメラを
シングルモード或いはサーボモードのいずれかに切換え
るときは例えばスイッチをスライドさせることによって
容易に行なうことができ、マニュアルモードに切換える
場合については、撮影者が誤ってマニュアルモードを選
択することがないように、例えば一度スイッチを押した
後さらにスライドさせないとマニュアルモードにはなら
ないというような考慮を払ったものにするのが好適であ
る。
この実施例のモード切換スイッチ203は2ビットの信
号を出力する構成となっており、例えば電源とアース間
に接続された、抵抗とスイッチ素子との直列回路2組並
列に設けている。スイッチ素子としては機械的、電子的
又は光学的のいずれであってもよい。又、この2ビット
のモード切換出力信号は2入力OR回路205の各入力端子
に接続してある。このモード切換スイッチ203を切り換
えることによって生じた少なくとも一方の出力信号例え
ばS1は既に説明した機能を有する制御部105(第1図
(B)に示してある。)にも送られ、この結果、シング
ルモード、サーボモード又はマニュアルモードの中のい
ずれかのモードが選択される。この実施例の場合OR回路
205の一方の入力端子205aにおける信号S1と、他方の端
子205bにおける信号S2との組み合わせからなる信号状態
によって、各モードが第1表に示すように選択されるよ
うに構成してある。
そして、この実施例では、このモード切換スイッチ20
3を利用し、このスイッチとOR回路205とでこの発明のシ
ャッタ自動駆動装置のイネーブル信号発生手段207を構
成しているが、これに限定されるものではなく、モード
切換スイッチ203をイネーブル信号発生手段207と別個に
設けることも出来る。尚、このイネーブル信号発生手段
207の出力端子、すなわちOR回路205の出力端子は、後述
する論理演算回路に接続してある。
209は、イネーブル信号と、合焦判定手段からの合焦
検出信号との論理演算を行なってシャッタ駆動信号を出
力する論理演算回路としてのNOR回路を示す。このNO回
路209の一方の端子はイネーブル信号発生手段207の出力
端子に接続してある。又、他方の端子は既に説明した合
焦検出手段、すなわち制御部105の合焦検出手段出力端
子に接続してある。
又、211は、シャッタを駆動させるシャッタ駆動回路
を示す。この実施例の場合の駆動回路211は、カメラボ
ディに設けられているレリーズスイッチ211aと、NOR回
路211bと、電磁リレー211cと、このリレー駆動用トラン
ジスタ2111dとで主として構成する。NOR回路211bの一方
の端子にレリーズスイッチ211aから信号線を接続し、他
方の端子に論理演算回路としたNOR回路209の出力端子を
接続してある。NOR回路211bの出力信号に応じトランジ
スタ211dはオン・オフし、シャッタを必要に応じて駆動
することが出来る。通常のカメラボディには外部レリー
ズ端子が設けられている。この外部レリーズ端子に外部
レリーズスイッチ211eを接続した場合には、この外部レ
リーズスイッチ211eも駆動回路211の構成の一部分とな
る。この外部レリーズスイッチ211eをNOR回路211bの出
力端子に接続し、NOR回路211bの出力信号よりも優先し
てシャッタを駆動出来る構成とするのが好適である。
第1図(B)は、上述のシャッタ自動駆動装置201
を、既に説明したAFボディ101に装着し、さらに、このA
Fボディ101に従来の撮影レンズ15を装着した様子を概略
的に示すブロック図である。尚、この図において、AFボ
ディ101については、従来の構成成分をさらに詳細に示
してある。又、第1図(A)に211b、211c、211d及び21
1eで示した各構成成分は、第1図(B)においては、ブ
ロック212で示しているが、構成成分203、207は省略し
て示してある。
ところで、AFボディ101は、これに装着される撮影レ
ンズ15の種類及びモード切り換えスイッチ203で選択さ
れる撮影モードの組み合わせで生じる種々の条件に応
じ、AF機能を全て利用する場合(AF動作)と、レンズ駆
動手段107の機能は停止させ合焦判定機能のみを有効に
する場合(合焦判定動作)との動作を行なうように構成
する必要がある。
このように構成する方法の一例につき第2図を参照し
て説明する。
第2図において、177は既に説明した撮影レンズ判定
用電気接点を示す。この接点の電圧状態が「1」のとき
はAFレンズが装着されたことを示し、「0」の時は従来
の撮影レンズが装着されたことを示す。この電気接点17
7は2入力AND回路213の一方の入力端子に接続してあ
る。又、このAND回路213の他方の入力端子には、NOT回
路215を介し、モード切り換え信号の一方のビット情
報、この場合OR回路205の一方の端子205aに供給される
情報が供給されるように構成してある。又、AND回路213
の出力端子は制御部105の所定の端子に接続してある。
又、制御部105のAF動作部は主として合焦判定回路105a
と、モータ駆動回路105bとを具えている。
この場合、AND回路213の出力信号は判定用電気接点17
7の信号S3と、モード切り換え信号の一方の信号S1とに
よって変化する。又、制御部105の動作は、AND回路213
の出力状態に応じ、合焦判定回路105aと、合焦判定の結
果を用いてモータ駆動回路105bを作動させて撮影レンズ
を動かして合焦をとるというAF機能を全て利用する場合
(AF動作)か、モータ駆動回路105bは作動させず、従っ
て移動自在レンズ駆動手段107の機能を停止させ合焦判
定回路105aのみを有効にする場合(合焦判定動作)かが
決定される。ここで、AND回路213の出力端子の電圧状態
が「0」の時に、合焦判定のみの動作が行われるよう
に、制御部105を構成してあるとする。第2図に示した
回路によれば、AFボディにAFレンズが装着され、かつ、
シングル又はサーボモードが選択された時だけ、AND回
路213の出力端子の電圧状態は「1」になり、カメラはA
F動作する。
一方、従来の撮影レンズが装着され、かつ、シングル
モードが選択された時には、AND回路213の出力が「0」
となるので、これに応答して制御部105から合焦検出信
号を得る。
上述した電気接点177は、既に説明した通りAF機能を
有さない従来の撮影レンズが装着されるとアースされた
電圧状態「0」の信号を供給するので、従来の撮影レン
ズの装着の有無を判定する端子でもある。又、この電気
接点177と、AND回路213と、NOT回路215との組合わせ回
路は、従来の撮影レンズが装着されかつシングルモード
が選択された時には、AF機能部の合焦判定回路105aのみ
を作動させる回路として機能する。
<装置の動作> 次に、第3図及び第1図(B)を参照して、この発明
のシャッタ自動駆動装置201の動作につき説明する。
尚、第3図は、シャッタ自動駆動装置201の動作に当
り、AFボディ101の制御部105に格納させてあるプログラ
ムの動作を示す流れ図である。
一般に、AFカメラではボディに設けられているレリー
ズスイッチを半押状態にした時、同時に測光スイッチが
オンとなり、測光が行われ、続いて又はこれと同時に被
写体に対する焦点合せ動作が行なわれる。そしてレリー
ズスイッチを全部押し切った場合には合焦に関係なくシ
ャッタが切られてしまう。しかし、この発明のシャッタ
自動駆動装置を具えるAFカメラでは、レリーズスイッチ
を全部押し切って測光スイッチがオンとなっている場合
でも、ある条件の下では、被写体に対し合焦するまでレ
リーズされず合焦と同時ににシャッタが切られるように
なる。
先ず、測光スイッチがオンとなっているか否か判定さ
れ(ステップ300)、オンの場合には続いてレリーズス
イッチ211aがオンかどうかの判定がなされる(ステップ
301)。尚、この場合、レリーズスイッチ211aがアース
端子に接触したときにオン状態になるように設定してあ
る。
レリーズスイッチ211aがオンの場合には、次に、写真
撮影のモードがいづれのものであるかの判定がなされる
(ステップ302)。このモード判定は、先ず、AFモード
(シングル及びサーボモード)かマニュアルモードかの
判定をする(ステップ302)。ステップ302で、マニュア
ルモードと判定された場合はレリーズ処理に進み、シャ
ッタが切れる(ステップ302,320)。又、AFモードと判
定された場合には、続いて、シングルモードかサーボモ
ードかの判定がなされる(ステップ303)。サーボモー
ドと判定された場合はレリーズ処理に進み、シャッタが
切れる(ステップ303,320)。又、シングルモードの場
合は、装着されている撮影レンズがAFレンズか従来の撮
影レンズかの判定がなされる(ステップ304)。AFレン
ズと判定された場合には、合焦していればレリーズ処理
が行なわれシャッタが切れる(ステップ304,305,32
0)。
一方、ステップ304で従来の撮影レンズと判定された
場合、第2図を用いて既に説明したように、制御部105
は合焦判定動作での動作を選択することになる(ステッ
プ311)。
このような状態においては、シャッタ自動駆動装置20
1は、合焦状態を示す合焦検出信号を待つばかりの状態
になり、合焦を示す信号の到来と同時にレリーズ処理が
行なわれ、シャッタが切れる(312,320)。
このような待機状態の時、被写体からの光のうち、撮
影レンズ15を透過した光は、メインミラー109、ピント
板111及びペンタゴナルプリズム113等の光学系を経た
後、受光素子115で測光され、AEによる撮影に必要な情
報の一部が制御部105に取り込まれている。又、撮影レ
ンズ15を透過した光の一部は、サブミラー117によって
撮像部106に導かれる。
ここで、例えば、 ……撮影者が距離リングを回動させて被写体に対しピ
ントを合せを行なうこと。
……距離リングを固定した状態にしたカメラを被写体
に近ずけること。
……距離リングが固定された状態のカメラに被写体が
近ずいてくること。
等のいずれかが行なわれ、この最中のある時に合焦した
とする。制御部105は合焦を示す信号をシャッタ自動駆
動装置201の論理演算回路、すなわちNOR回路209に出力
する。この結果、合焦と同時にシャッタを切ることが出
来、所望の写真撮影を行なうことが出来る。
ところで、カメラボディに設けたレリーズスイッチ21
1aを用いる代わりに、外部レリーズスイッチ211e(第1
図参照)を用いてシャッタを切りたい場合もある。この
外部レリーズスイッチ211eが、上述したレリーズスイッ
チ211aとは異なり、測光スイッチをオンとする機能を有
していない場合を考えたとき、これを使用する場合には
スナップ・イン・フォーカスのための合焦検出を行わな
くても良い。従って、例えば、外部レリーズスイッチ21
1eをカメラボディに接続したとき、レリーズスイッチ21
1aを電源側に接続して、当該外部レリーズスイッチ211e
をスナップ・イン・フォーカスに優先させてレリーズ処
理を行わせるように構成することが出来る。この場合、
第3図の流れ図によれば、測光スイッチがオンでないと
判定されたとき(ステップ300)、次のレリーズスイッ
チがオンか否かの判定が行われ(ステップ306)、これ
がオンのときレリーズ処理に進みシャッタが切れる(ス
テップ320)。
このように、この発明によれば、従来の撮影レンズと
AFボディとで構成されたカメラを用いて、AEによる撮影
はもちろんのこと、ある意味でのAFによる撮影が可能に
なる。
シャッタ自動駆動装置の使用例 次に、この発明の理解を深めるため、この発明の合焦
応答形シャッタ自動駆動装置の使用例を簡単に説明す
る。
例えば、マクロ撮影を行なうような場合は、距離リン
グを固定した状態にしたカメラを被写体に対し近ずけた
り遠ざけたりさせ、この際に、合焦に応答して自動的に
シャッタを駆動させるようにする。このようにすれば、
マクロ撮影を容易に行なうことが出来る。
又、ある位置に被写体がくることが予め分っているよ
うな場合には、その位置に合焦するように距離リングを
予め設定しておく。被写体がこの位置に近ずいてきて合
焦するとシャッタは自動的に駆動され、シャッタチャン
スに合致した写真を容易に得ることが出来る。
尚、この発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、シャッタ自動駆動装置の構成は第1図(A)
に限定されるものではなく、この発明の目的の範囲内に
おいて、他のハード構成、さらにはソフト構成とするこ
とも出来る。
又、上述の実施例を、AFボディ及び従来レンズで構成
されたカメラにこの発明のシャッタ自動駆動装置を適用
した例で説明しているが、必要に応じてはAFカメラその
ものに適用しても良い。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の合焦
応答形シャッタ自動駆動装置によれば、AF機能を有する
ボディに従来の撮影レンズを装着させた時でも、必要に
応じ合焦時には自動的にシャッタが駆動されるようにす
ることが出来る。従って、AEによる写真撮影の機能の他
に、さらに合焦応答の撮影機能を付加させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、この発明の合焦応答形シャッタ自動駆
動装置の実施例を概略的に示す回路図、 第1図(B)は、この発明の合焦応答形シャッタ自動駆
動装置をAF機能装備のカメラボディに設けた例を示すブ
ロック図、 第2図は、この発明の合焦応答形シャッタ自動駆動装置
をAFボディに装備させる際の回路構成の一例を示す図、 第3図は、この発明の合焦応答形シャッタ自動駆動装置
の動作の説明に供する流れ図、 第4図及び第5図は、この発明及び従来技術の説明に供
するため、カメラの構成を概略的に示すブロック図であ
る。 15……撮影レンズ、101……カメラボディ 105……制御部、106……撮像部 107……移動自在レンズ駆動手段 177……撮影レンズ判定用電気接点 201……合焦応答形シャッタ自動駆動装置 203……モード切り換えスイッチ 207……イネーブル信号発生手段 209……論理演算回路 211……シャッタ駆動回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モード切換スイッチをシングルモードに設
    定した時にイネーブル信号を発生する手段と、 前記イネーブル信号と合焦手段からの合焦検出信号との
    論理演算を行なってシャッタ駆動信号を出力する論理演
    算回路と、 該論理演算回路によりシャッタを駆動させる駆動回路と を具えたことを特徴とする合焦応答形シャッタ自動駆動
    装置。
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