JP2584506Y2 - 遠方監視制御装置 - Google Patents

遠方監視制御装置

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JP2584506Y2
JP2584506Y2 JP1854993U JP1854993U JP2584506Y2 JP 2584506 Y2 JP2584506 Y2 JP 2584506Y2 JP 1854993 U JP1854993 U JP 1854993U JP 1854993 U JP1854993 U JP 1854993U JP 2584506 Y2 JP2584506 Y2 JP 2584506Y2
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JP
Japan
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station
slave
abnormality
slave station
abnormal
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JP1854993U
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English (en)
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JPH0674047U (ja
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俊郎 梶間
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、送配電設備等の遠方監
視制御に用いられる1:Nポーリング式の遠方監視制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送配電設備の1:Nポーリング式
の遠方制御装置は図4に示すように構築され、変電所の
親局1と複数(N)の区分開閉器毎の子局2とは下り線
及び上り線からなる通信用の伝送路3により結合され、
下り線を介した親局1のポーリングにより呼び出された
子局2は自局の呼び出しを検知してその送信用接点2a
を閉成し、必要な応答を上り線を介して親局1に返送す
る。
【0003】そして、親局1は図5に示すように構成さ
れ、制御用のマイクロプロセッサ4,操作スイッチ部5
の接点信号が入力される接点入力インタフェース6,表
示部7を駆動する表示出力インタフェース8,送信出力
用のパラレル/シリアル変換器9及び受信入力用のシリ
アル/パラレル変換器10は共通バス11により結合さ
れ、変換器9により変換形成された送信用のシリアル信
号は変調器12により変調されて下り線に送信出力さ
れ、上り線を介して受信した各子局2からの信号は復調
器13により復調された後、変換器10によりパラレル
信号に戻されて処理される。なお、各子局2は昇順或い
は除順の子局番号等の識別符号が設定され、ポーリング
の送信,返信の信号にはポーリング対象子局の識別符号
が含まれる。
【0004】また、親局1はマイクロプロセッサ4に各
子局2の識別符号,伝送路上の位置等の子局情報が設定
され、受信した識別符号から応答子局の特定等を行う。
さらに、親局1のマイクロプロセッサ4は、従来、子局
異常の検出機能を有し、ポーリング対象の子局2が呼び
出しから一定時間無応答であれば、その子局2に故障等
の異常が発生したとして、当該子局2の識別符号を表示
部7に表示して子局異常の発生を報知する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の遠方監視制
御装置の場合、伝送路3に断線,短絡,地絡等の異常
(伝送路異常)が発生しても、親局1ではそれを検出し
て異常個所を知ることができない。そして、異常個所よ
り遠方の各子局2を呼び出しても応答が返送されないた
め、親局1は子局異常として検出し、その子局2の識別
符号を表示部7に表示するのみである。
【0006】そのため、特に子局2の数が多く、伝送路
3が樹枝状(ツリー状)の分岐した系統では、子局異常
なのか伝送路異常なのかわからず、いたずらに操作員を
あわてさせる。本考案は、親局に伝送路異常の検出機能
を備えることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案の遠方監視制御装置においては、親局に、通
常の呼び出しに対する無応答子局の発生により異常検出
に移行して全子局をポーリングする手段と、該ポーリン
グの呼び出しに対する全無応答子局を異常子局として検
出する手段と、連続する異常子局のうちの最も親局に近
い子局を特定し,前記伝送路の当該子局の親局側直前を
異常の発生個所として伝送路異常を検出する手段とを備
える。
【0008】
【作用】前記のように構成された本考案の遠方監視制御
装置の場合、通常のポーリングの呼び出しに対して応答
しない子局が発生すると、親局は異常検出に移行して全
子局をポーリングする。そして、このポーリングの呼び
出しに応答しない全ての子局を異常子局として検出し、
このとき、伝送路異常により連続する複数の異常子局が
検出されると、それらの異常子局のうちの最も親局に近
い子局を特定する。
【0009】さらに、特定した異常子局の親局側直前を
異常の発生個所として伝送路異常を検出する。したがっ
て、どのような伝送路についても、比較的簡単に従来は
不可能であった伝送路異常の検出が行え、親局により子
局異常と伝送路異常とを区別して知ることができ、しか
も、伝送路異常の発生個所を知ることができる。
【0010】
【実施例】1実施例について、図1ないし図3を参照し
て説明する。図1は親局15と20個の子局16とを樹
枝状の伝送路17により結合した場合の構成を示し、親
局15が図4の従来の親局1と異なる点は、同図のマイ
クロプロセッサ4に図2,図3の異常検出機能を備えた
点である。
【0011】また、子局16は、同一枝路では昇順と
し、かつ、分岐した枝路程大きくすることを条件とし
て、識別符号としての子局番号#1〜#20が設定され
る。そして、親局15は各子局番号に基づいて、各子局
16を識別し、常時は、図2のステップS1により必要
に応じて各子局16を選択的にポーリングする。
【0012】この通常のポーリング中に呼び出しに応答
しない無応答子局が発生すると、ステップS2を介して
ステップS3の異常検出に移行する。そして、ステップ
S4〜S10により全子局16を昇順にポーリングし、
規定の応答期間内に応答しない無応答子局を異常子局と
して検出する。
【0013】つぎに、図3のステップS11に移行し、
検出した各異常子局のうちの局番最小の最も親局1に近
い異常子局を先頭子局に設定し、この子局より下流の各
子局が全て異常子局か否かを検出する。そして、図1の
A点で伝送路異常が発生していれば、A点より下流の斜
線を付した#6〜#9の子局16が全て異常子局にな
る。
【0014】このとき、A点に最も近い下流の異常子局
は#6の子局16であり、この子局16が親局15に最
も近い最上流の異常子局になって先頭子局に設定され
る。さらに、ステップS12,S13を肯定(YES)
で通過し、ステップS14により#6の先頭局を親局1
5に最も近い異常子局として特定し、伝送路17の先頭
局の親局側直前のA点を異常の発生個所として伝送路異
常を検出し、検出結果を表示部に表示して伝送路異常を
報知する。
【0015】ところで、伝送路異常は伝送路17の複数
個所で発生することもある。そして、図1のA点及びB
点で伝送路異常が発生したときは、ステップS11〜S
14によりA点を検出して伝送路異常を検出,報知した
後、ステップS15,S16によりA点の下流以外に異
常子局があることを検出する。さらに、ステップS17
によりB点直下の#15の異常子局を先頭局に設定す
る。
【0016】そして、ステップS17からステップS1
2に戻り、ステップS12〜S14により#15の先頭
局を親局15に最も近い異常子局として特定し、先頭局
の親局側直前のB点を異常の発生個所として伝送路異常
を検出,報知する。なお、異常の発生個所が3個所以上
のときは、全ての発生個所を検出するまでステップS1
6を肯定で通過し、ステップS12〜S14の処理をく
り返す。
【0017】また、先頭局が例えば図1の#9の子局1
6のような最端末の子局16のときは、伝送路異常か子
局異常かは不明であるが、本実施例ではステップS12
を否定(NO)で通過してステップS18に移行し、そ
の子局16に何らかの異常が発生したとして従来と同様
の子局異常の検出,報知を行う。一方、先頭局より下流
に正常に応答した子局16があれば、異常子局自身の故
障等であるため、ステップS13を否定で通過してステ
ップS18に移行し、子局異常を検出,報知する。
【0018】さらに、1つの枝路に子局異常と伝送路異
常とが同時に発生する事態,例えば図1の#13の子局
16の異常とA点の伝送路異常とが同時に発生する事態
も考えられるが、このような事態は実際には極めてまれ
でほとんど発生しないため、本実施例ではこのようなと
きは、子局異常として検出,報知する。そして、前記実
施例と異なる順序規則で各子局5に識別符号としての子
局局番等を設定した場合にも適用できるのは勿論であ
る。
【0019】また、設備運用中に例えば#1の子局16
と#2の子局16との間に新たなる子局16を付加する
ようなときは、実際に全ての子局16の子局番号の割付
けをやり直してもよいが、付加する子局16に新たな子
局番号を割付け、図2,図3の処理については、実際の
子局番号に1対1対応する仮想的な昇順又は降順の子局
番号を用いてもよい。
【0020】そして、伝送路異常個所の具体的な検出手
法等は実施例に限定されるものでなく、例えば、枝路毎
に枝路番号を設定し、各枝路の異常子局の発生状態も加
味して伝送路異常を検出するようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。通常のポー
リングの呼び出しに応答しない子局が発生すると、親局
15が異常検出に移行して全ての子局16をポーリング
し、このポーリングの呼び出しに応答しない全ての子局
を異常子局として検出する。
【0022】そして、伝送路異常により連続する複数の
異常子局が検出されると、それらの異常子局のうちの最
も親局15に近い子局16を特定し、この子局16の親
局側直前を異常の発生個所A,Bとして伝送路異常を検
出する。
【0023】したがって、どのような伝送路17につい
ても、比較的簡単に従来は不可能であった伝送路異常の
検出が行え、親局15による子局異常と伝送路異常とを
区別して知ることができるとともに、伝送路異常の発生
個所A,Bを知ることができる。そのため、異常発生時
に操作員をいたずらにあわてさせることがなく、迅速に
適確な復旧を行わせることができ、復旧時間の大幅な短
縮を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の遠方監視制御装置の1実施例の異常検
出説明用の系統図である。
【図2】本考案の1実施例の異常検出の第1のフローチ
ャートである。
【図3】図2のフローチャートに続く異常検出の第2の
フローチャートである。
【図4】従来装置の説明図である。
【図5】図4の親局の詳細なブロック図である。
【符号の説明】
15 親局 16 子局 17 伝送路 A、B 異常の発生個所

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と複数の子局とを通信用の伝送路に
    より結合したポーリング式の遠方監視制御装置におい
    て、 前記親局に、通常の呼び出しに対する無応答子局の発生
    により異常検出に移行して全子局をポーリングする手段
    と、該ポーリングの呼び出しに対する全無応答子局を異
    常子局として検出する手段と、連続する異常子局のうち
    の最も親局に近い子局を特定し,前記伝送路の当該子局
    の親局側直前を異常の発生個所として伝送路異常を検出
    する手段とを備えた遠方監視制御装置。
JP1854993U 1993-03-19 1993-03-19 遠方監視制御装置 Expired - Lifetime JP2584506Y2 (ja)

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JPH0674047U JPH0674047U (ja) 1994-10-18
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