JP2584434Y2 - スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット - Google Patents

スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット

Info

Publication number
JP2584434Y2
JP2584434Y2 JP1991067938U JP6793891U JP2584434Y2 JP 2584434 Y2 JP2584434 Y2 JP 2584434Y2 JP 1991067938 U JP1991067938 U JP 1991067938U JP 6793891 U JP6793891 U JP 6793891U JP 2584434 Y2 JP2584434 Y2 JP 2584434Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
fire extinguishing
lowering
sprinkler fire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991067938U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0511959U (ja
Inventor
明輝 國川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP1991067938U priority Critical patent/JP2584434Y2/ja
Publication of JPH0511959U publication Critical patent/JPH0511959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584434Y2 publication Critical patent/JP2584434Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スプリンクラ消火設
備の巻下げ配管ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等においてスプリンクラ消火設備の
配水管は、スプリンクラヘッドの取り付けられる天井面
から離れているので、巻下げ管と呼ばれる連結管を介し
て両者を接続している。従来の巻下げ管は、回転継手を
介して連結した複数の短管から構成されていて、謂所巻
下げ配管ユニットとなっている。この巻下げ配管ユニッ
トは、継手の部分において垂直方向、又は、水平方向に
回動可能なので、前記配水管とスプリンクラヘッドとの
間の間隔にあわせて簡単に配設することが出来る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の巻下げ配管ユニ
ットには、10K以上の高圧がかかる場合があるため、
回転継手は耐圧のため強固に固定する必要がある。とこ
ろが、該回転継手を強く締めつけると、巻下げ配管工事
に際し、配水管とスプリンクラヘッドとの間の間隔に合
わせて、該ユニットを自由に変位させることができな
い。そのため、回転継手をゆるめた状態で予め各短管の
位置を決めた後、該継手を固く締め付け固定している。
しかし、このようにすると、多数の回転継手をゆるめた
り、締めたりしなければならず面倒であるとともに、締
め忘れにより継手部分が配管から抜け出すことがある。
また、スプリンクラ消火設備では、水圧試験が義務づけ
られているが、この試験は、該巻下げ配管ユニットの配
設作業が完了し、回転継手を強く締め付けた後でないと
行えない。そのため、試験の結果によっては、該巻下げ
配管ユニットの配管直しをしなければならないことがあ
る。
【0004】この考案は、前記事情に鑑み、回転継手を
高水圧に耐えられる状態に締め付けても自由に回動でき
る様にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、回転継手で
連結された複数の短管からなる巻下げ配管ユニットを介
して、配水管とスプリンクラヘッドとを接続したスプリ
ンクラ消火設備において、該回転継手が、止水端部に貫
通横穴を有する雌管継手と、該横穴にフランジ部まで挿
入される雄管継手と、該雄管継手の交差部に形成される
通孔と、該雄管継手の先端に螺着され、前記雌管継手を
回動自在に押さえる蓋体と、前記貫通横穴と前記交差部
との間をシールする手段と、から構成されていることを
特徴とするスプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニッ
ト、により前記目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】高水圧に耐えうる状態に回転継手を締め付けて
巻下げ配管ユニットを形成した後、該ユニットの先端を
配水管に固定し、その後端をスプリンクラヘッドの設定
位置に向けて移動すると、該回転継手は回動しながら変
位する。この時、雌管継手は雄管継手のフランジ部と蓋
体とにより回動可能に保持されているので、該ユニット
の後端を容易にスプリンクラヘッドに接続することがで
きる。
【0007】
【実施例】この考案の実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号はその名称も機能も同一である。分岐
管接続部1の先端におねじ部2を形成し、雌管継手Aを
構成する後端部の嵌着溝3に、雄管継手B(直筒状のロ
ータリニップル4)を挿入し、該継手Bのフランジ部5
の前面を雌管継手Aの先端に当接させる。この雄管継手
BのOリング溝6にOリング7を嵌着し、両継手A、B
間をシールする。ストッパ部10を有する押えナット1
1を雌管継手Bに螺着し、ストッパ部10をフランジ部
5の後面に当接させる。この状態において、フランジ部
5の両面は回転継手R1 の雌管継手Aの先端と、該回転
継手R1 の雄管継手Bのストッパ部10とにより回動可
能に挟持される。ここで、フランジ部5は、Cリング等
を用いて構成してもよく、押えナット11は、雌管継手
Aと一体にしてもよい。
【0008】次に、短管P(ロータリニップル4)の止
水端部20に貫通横穴21を形成する。この貫通横穴2
1は軸心に対し垂直方向に貫通して設けられ、回転継手
2 の雌管継手Cを形成する。この貫通横穴21の上面
側と下面側のOリング溝26にはそれぞれOリング27
が嵌着されている。貫通横穴21に回転継手R2 の雄管
継手D(L字状のロータリニップル24)の先端部をフ
ランジ部25まで差し込み、該フランジ部25と貫通横
穴21の下面とを当接させる。この雄管継手D(ニップ
ル24)の先端に止水部材40を設けシールする。又、
前記ニップル24の交差部29には、両継手C、Dを連
通せしめる複数の通孔22が設けられているが、この通
孔22として、例えば、軸心方向に伸びる長孔が採用さ
れる。次に、前記雄管継手Dの先端部に蓋体28を螺着
し、前記横穴21の上面を当接させる。この状態におい
て、雌管継手Cは雄管継手Dのフランジ部25と蓋体2
8とにより回動自在に挟持される。なお、この回転継手
2 では、雌管継手Cの中心線C4 と雄管継手Dの中心
線C24との間隔Hが、L字状の管継手同志を互いに反対
向きにして接続する回転継手に比べ半分となるので、小
型化が図れる。
【0009】同様にして、雌管継手Cと雄管継手Dとか
らなる回転継手R3 、R4 を介して順次短管Pを接続
し、所定形状の巻下げ配管ユニットUを形成する。
【0010】次に、この配管ユニットUの取り付け方法
について説明する。このユニットUの分岐管接続部1を
配水管30の分岐管31に螺着して固定するとともにス
プリンクラヘッド取付部60にスプリンクラヘッドSを
固定する。そして、該ユニットUの取付部60を天井面
FのスプリンクラヘッドSの設定位置に向かって移動す
ると、回転継手R1 は、矢印A1 に示す様に水平方向に
回転し、又、回転継手R2 、R3 、R4 は矢印A2 、A
3 、A4 に示す様に、垂直方向に回転しながら変位し、
次第にスプリンクラヘッドSの設定位置に近接する。そ
して、巻下げ配管ユニットUのスプリンクラヘッド取付
部60がスプリンクラヘッドSの直上になったら、該取
付部60にスプリンクラヘッドSを固定する。
【0011】この考案の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、配水管30と天井面Fとの間隔が狭
い場合には、図3に示す様に回転継手R1 〜R4 が回動
して変位するので、簡単に設置工事ができる。なお、短
管Pと別個の継手管に雌雄管継手を形成して、短管とは
別体の回転継手を形成する代わりに、短管の端部に雌又
は雄管継手を形成し短管と継手管とを兼用してもよい。
【0012】
【考案の効果】この考案は以上に様に構成したので、巻
下げ配管ユニットは、高圧水が通っても抜けない状態を
保持しながら回動する。そのため、従来例と異なり回転
継手を緩めたり締めたりしなくても良いので、配管施工
が容易となるとともに締め忘れによる管の抜け出し事故
も発生しない。又、従来例と異なり、巻下げ配管ユニッ
トを配水管とスプリンクラヘッドに接続して全管の水圧
試験を行った後に天井下地工事や天井ボード張り工事な
どをしても、施工完了後再び水圧試験をする必要はな
い。又、該ユニットに圧力水を供給すると、両継手の抜
けようとする力は、雌管継手の中心線に交わる雄管継手
の中心線の両方向に相殺する様に加わる。従って、ウォ
ーターハンマ等による衝撃にも強い継手とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図で図2のI−I線拡大
縦断面図である。
【図2】使用状態を示す斜視図である。
【図3】他の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 止水端部 21 貫通横穴 22 通孔 25 フランジ部 27 Oリング 28 蓋体 29 交差部 30 排水管 A 雌管継手 B 雄管継手 C 雌管継手 D 雄管継手 R1 〜R4 回転継手 S スプリンクラヘッド U 巻下げ配管ユニット

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転継手で連結された複数の短管からなる
    巻下げ配管ユニットを介して、配水管とスプリンクラヘ
    ッドとを接続したスプリンクラ消火設備において、該回
    転継手が、止水端部に貫通横穴を有する雌管継手と、該
    横穴にフランジ部まで挿入される雄管継手と、該雄管継
    手の交差部に形成される通孔と、該雄管継手の先端に螺
    着され、前記雌管継手を回動自在に押さえる蓋体と、前
    記貫通横穴と前記交差部との間をシールする手段と、か
    ら構成されていることを特徴とするスプリンクラ消火設
    備の巻下げ配管ユニット。
  2. 【請求項2】シールする手段が、交差部の上端側と下端
    側にそれぞれ設けられたOリングであることを特徴とす
    る請求項1記載のスプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユ
    ニット。
JP1991067938U 1991-07-31 1991-07-31 スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット Expired - Fee Related JP2584434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991067938U JP2584434Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991067938U JP2584434Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511959U JPH0511959U (ja) 1993-02-19
JP2584434Y2 true JP2584434Y2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=13359375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991067938U Expired - Fee Related JP2584434Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584434Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413648U (ja) * 1977-06-24 1979-01-29
JPS59112750U (ja) * 1983-01-20 1984-07-30 東洋ガラス株式会社 容器蓋

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2744501B2 (ja) * 1990-01-19 1998-04-28 関西日本電気株式会社 気密端子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0511959U (ja) 1993-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5803508A (en) Wall-attached plumbing connector
US4083410A (en) Adjustable drop nipple for sprinkler heads
JP2584434Y2 (ja) スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット
JP2699225B2 (ja) スプリンクラ消火設備の配管構造及び工法
JP2558840Y2 (ja) スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット
JP2569809Y2 (ja) スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニット
JP3118650B2 (ja) スプリンクラヘッド用分岐継手
JPH0511960U (ja) スプリンクラ消火設備の巻下げ配管ユニツト
US5794853A (en) Institutional sprinkler head nipple
JPH076911Y2 (ja) 消化設備用配管構造
JPH0627176Y2 (ja) スプリンクラー用巻出し管と調節ソケットとの接続構造
JP2589343Y2 (ja) スプリンクラーヘッド用立ち下がり管
JP2007130195A (ja) 水系消火配管での配管方法
JP2670423B2 (ja) エルボ固定装置
JP2534107Y2 (ja) 耐火パイプの接続装置
JPH0339646Y2 (ja)
JP2001276267A (ja) 消火設備
JP7097425B2 (ja) 仮設水栓及びその水道仮設工法
JP2005147164A (ja) 給水配管継手およびスプリンクラーヘッド
JP2747968B2 (ja) スプリンクラ装置
JPH0643599Y2 (ja) コンクリート管用枝管の継手
JP2003147819A (ja) 配管構造
JPH0543807Y2 (ja)
JPH066873U (ja) 巻出し管の継手装置
JPH01219224A (ja) 継手

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees