JP2584317B2 - 車載用電子機器の盗難防止装置 - Google Patents

車載用電子機器の盗難防止装置

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JP2584317B2 JP1171451A JP17145189A JP2584317B2 JP 2584317 B2 JP2584317 B2 JP 2584317B2 JP 1171451 A JP1171451 A JP 1171451A JP 17145189 A JP17145189 A JP 17145189A JP 2584317 B2 JP2584317 B2 JP 2584317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車載用電子機器の盗難防止装置に関する。
[従来の技術] 例えばラジオ,カセットテープデッキ,無線機等のよ
うな車載用電子機器には車体から取り外されて盗難され
るのを防ぐために、電子機器固有の暗証コードを入力し
なければ電子ロックがかかり通常の動作を行うことが不
可能な、即ち盗難モードとなる盗難防止装置が取り付け
られている。この盗難防止装置に電子機器固有の暗唱コ
ードを入力すれば、通常の動作を継続的に行うことが可
能な即ち通常動作モードとすることができる。またこの
盗難防止装置には、ライン検査等を行うために各電子機
器について共通に設定された共通操作を行うことによ
り、一時的に盗難モードを解除して所定の時間だけ通常
動作モードへ移行する即ちラインモードが備えられてい
る。
このラインモードはライン検査等が終了しないうちに
所定時間が経過して通常動作モードが終了してしまう場
合があるので、このときに繰り返してライン検査等が行
えるように、繰り返し通常動作モードへ移行可能になっ
ている。
[発明が解決しようとする課題] ところでそのようなラインモードを有する盗難防止装
置では、通常動作モードが繰り返し移行可能になってい
るので悪用されて盗難防止の効果が薄くなってしまうと
いう問題がある。ラインモードはライン検査等を行うた
めのモードであり、各電子機器固有の暗証コードを知ら
なくとも所定時間通常動作モードへ繰り返し移行される
ことにより、検査工程における検査員のバラツキにも対
応できるようになっているが、検査員以外の者でも通常
動作モードを繰り返すことによって楽しむことができる
ので悪用されることが多い。
本発明は以上のような問題に対処してなされたもの
で、ライン検査等を行うには支障はないがこれ以外を目
的として使用する場合には支障を与えるようにした車載
用電子機器の盗難防止装置を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、通常動作を継続
的に実行する通常動作実行手段と、上記通常動作を行う
ことを不可能とする盗難モード実行手段と、通常動作を
行いつつ、この通常動作開始時から第1の所定時間経過
する毎にミュートや阻害音等の一時的な通常動作阻害動
作を行うと共に、上記通常動作開始時から上記第1の所
定時間より長い第2の所定時間後に上記盗難モード実行
手段に移行せしめるラインモード実行手段と、上記盗難
モード実行手段の動作中に各機器毎に別個に設定された
暗証コードが入力されたかを判定し、上記別個に設定さ
れた暗証コードが入力された際に上記通常動作実行手段
に移行せしめるコード判定手段と、上記盗難モード実行
手段の動作中に各機器について共通操作がされたかを判
定し、上記共通操作が行われた際に上記ラインモード実
行手段に移行せしめる共通操作判定手段と、を含むこと
を特徴とするものである。
[作用] 盗難モードからラインモードへ移行したとき所定時間
通常の動作が行われると共に阻害動作が行われる。これ
によってライン検査等は支障なく行うことができるが、
楽しむ等のそれ以外の目的で使用する者は阻害音によっ
て不快感を持つようになるため支障を与えることができ
る。
[実施例] 以下図面を参照して本発明実施例を説明する。
第1図は本発明の車載用電子機器の盗難防止装置の実
施例を示すブロック図である。機器本体部6は例えばラ
ジオ,カセットテープデーキ,無線機等のような車載用
電子機器としての主要な機能を持つ部分である。この機
器本体部6は機器制御部5からの盗難モード信号αを受
けて制御される。機器制御部5は例えばバックアップ電
源のオフ状態を検出することにより盗難発生を検出し、
その検出後は入力手段1から加えられる電源投入信号に
基づいて機器本体部6へ動作不可を指示する盗難モード
信号αを出力する。即ちこれによって盗難モードとな
る。
盗難モード信号αは機器本体部6の種類に応じて適宜
決定され、例えばラジオの場合にはミュート信号等が適
当であるし、カセットテープデッキであればモーター停
止信号が有効である。機器制御部5には盗難モード解除
装置2が接続され、これから盗難モード解除信号βを受
けて盗難モードが解除され機器本体部6の動作が許可さ
れる通常動作モードとなる。盗難モード解除装置2の構
成には種々のものが考えられるが、ここでは所定の暗証
コードを入力手段1から入力し、盗難モード解除装置2
に予め記憶された所定の暗証コードとの一致又は不一致
を判定し、一致した場合に盗難モード解除信号βを機器
制御部5へと出力する構成を採用している。この暗証コ
ードとは一般的に4乃至6桁程度の数字で構成されてい
る。
モード制御手段3は電源スイッチ3a、所定スイッチ3
b、アンドゲート3cから構成され、盗難モード解除装置
2によらず即ち暗証コードの入力によらずに機器制御部
5に通常動作信号(ラインモード信号)γを送り、機器
本体部6に通常動作を行わせるものである。上記したよ
うに盗難モード解除装置2による解除操作は機器毎に異
なるのが普通であり、例えばコード一致による場合は機
器毎にコードが異なる。しかし、モード制御手段3の操
作は機器全てに共通化することが可能であり、またそう
することが望ましい。
モード制御手段3は電源スイッチ3aのオン操作と他の
所定スイッチ3bとのオン操作をアンドゲート3cによって
検出し、この検出信号を機器制御部5に送り、盗難モー
ドを一時的に解除し、所定の時間だけ通常動作を行わせ
る。即ち、入力手段1に備えられた所定スイッチ3b、例
えばラジオであればBANDスイッチ等を押しながら、電源
スイッチ3aをオンするといった同時操作を行い、これに
よってアンドゲート3cからラインモード信号γを出力す
ることができる。
この構成によればモード制御手段3により盗難モード
解除装置2を使用せずに盗難モードを一時的に解除し、
所定の時間だけ通常動作を行わせること即ちラインモー
ドに移行することが可能となる。
タイマー4はラインモード信号γが発生されると同時
に動作し、予め設定された所定時間だけ例えば3分間だ
けオンして通常動作を行わせる。タイマー4がオフする
とラインモード信号γは断たれる。
阻害信号発生装置9はタイマー4がオンしている所定
時間だけ動作するように構成され、ミュート信号やアラ
ーム信号等の阻害信号δを発生して阻害動作を行う。即
ちライン検査等の目的以外で使用する者に対してサウン
ド的に不快感を与えるような阻害信号δを発生し、この
阻害信号δはタイマー4がオンしている所定時間だけ継
続的に例えば20秒間毎に3秒間ミュートさせるように発
生される。この阻害信号δはモード制御手段3と共に阻
害音発生装置10へ出力される。阻害音発生装置10は例え
ばスピーカから構成され、阻害信号δを受けてタイマー
4がオンしている所定時間だけ、阻害音を継続的に発生
する。
タイマー4がオフしてラインモード信号γが断たれる
と、機器制御部5からは再び盗難モード信号αが発せら
れ、機器本体部6は通常の動作が行えなくなる。ここで
タイマー4がオンする所定時間は、簡単な検査やテスト
には十分であるが、一方機器をそれら以外の目的で使用
するには短か過ぎる程度の時間が望ましい。一般的には
1乃至5分程度が適当であると考えられるが、検査の内
容によって自由に設定できることは勿論である。
モード制御手段3から発せられるラインモード信号γ
は分岐して表示制御装置7に入力され、この表示制御装
置7からの信号によって表示装置8にラインモードであ
ることを表示させる。また、機器制御部5からの盗難モ
ード信号αを表示制御装置7に入力させ、盗難モードで
あることも表示装置8により表示するようにしても良
い。
次に本実施例の動作を第2図のフローチャートを参照
して説明する。
まず、ステップAにおいて盗難防止装置の電源がオン
される。次にステップBにおいて盗難か否かが判定さ
れ、盗難であることを検知した場合はステップCのよう
に盗難モードとなり、通常の動作を行わない。盗難でな
い場合はフローはステップNへジャンプして通常の動作
が可能となる。
次にステップDで共通操作が行われたか否かが判定さ
れ、BANDスイッチを押しながら電源スイッチをオンする
ような共通操作が行われた場合は、ラインモードへ移行
して(共通操作判定手段に相当)フローはステップEに
進んでタイマーがオンし、さらにステップFのように通
常動作が可能な通常動作モードへと移行する。タイマー
がオンする所定時間(第2の所定時間に相当)が3分間
に設定されたとすると、ステップGにおいて3分が経過
したか否かが判定される。3分が経過した場合はフロー
はステップIに進み、ここで通常動作モードが解除され
て盗難モードへと戻り、ステップCに戻ってラインモー
ドが継続される。3分が経過しない場合はフローはステ
ップHに進み、動作中20秒毎に3秒間ミュートされるよ
うに設定されているとすると、このステップHで20秒
(第1の所定時間に相当)が経過したか否かが判定され
る。20秒が経過した場合はステップJに進み、ここで3
秒間ミュートが行われる。20秒が経過しない場合はフロ
ーはステップFに戻る。
このようにタイマーがオンしている間20秒毎に3秒間
ミュートさせることにより阻害音が断続して発生され
る。この阻害音はアラーム音等を利用して発生させるこ
とができる。
一方、ステップDで共通操作が行われなかった場合
は、盗難モードが維持されてフローはステップKに進
み、ここで暗証コードが入力される。次にステップLで
暗唱コードが一致したか否かが判定され、一致した場合
はステップMで盗難モードが解除され、通常動作モード
へ移行して(コード判定手段に相当)ステップNのよう
に通常の動作が行われる。一致しない場合はフローはス
テップCに戻る。
このように本実施例によれば、ラインモードにおいて
タイマーがオンしている通常動作が可能な通常動作モー
ドの間阻害信号を継続する阻害動作を行わせることによ
り、サウンド的に不快感を与えることができる。従って
ライン検査等の他に楽しむことを目的として使用する者
に対して支障を与えることができるので悪用をやめさせ
ることができる。またライン検査等は通常のように支障
なく行うことができる。これによって盗難防止の効果を
高めることができる。
なお阻害動作はタイマーが断続される1回目は行わせ
ず、2回目以降に行わせるような変形動作を行わせるこ
とも可能となる。本実施例に示したタイマーの動作の所
定時間及び阻害動作の時間は一例を示したものであり、
目的、用途等に応じて任意に変更が可能である。また阻
害動作を行わせる阻害音もサウンド的に利用できるもの
であれば任意の音源を選ぶことができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、ラインモードにお
いて通常の動作を行っている途中で一時的に阻害動作を
行わせるようにしたので、ラインモードの悪用を防止し
て盗難防止効果を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の車載用電子機器の実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本実施例の動作を示すフローチャートで
ある。 2……盗難モード解除装置、3……モード制御手段、4
……タイマー、5……機器制御部、6……機器本体部、
9……阻害信号発生装置、10……阻害音発生装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体の通常動作を継続的に実行する通
    常動作実行手段と、 上記機器本体の通常動作を行うことを不可能とする盗難
    モード実行手段と、 機器本体の通常動作開始時から第1の所定時間経過する
    毎にミュート阻害音等の一時的な通常動作阻害動作を上
    記機器本体に対して行うと共に、上記通常動作開始時か
    ら上記第1の所定時間より長い第2の所定時間後に上記
    盗難モードの実行に移行せしめるラインモード実行手段
    と、 上記機器本体が上記通常動作中か上記盗難モード実行中
    かを判断する盗難モード判定手段と、 各機器本体毎に別個に設定された機器本体固有の暗証コ
    ードが入力されたか、或は各機器本体で共通に設定され
    た共通操作がされたかを判定する操作入力判定手段と、 上記盗難モード判定手段により上記機器本体が盗難モー
    ド実行中であると判定され、且つ上記操作入力判定手段
    により上記機器本体固有の暗証コードの入力が判定され
    た際は上記機器本体を上記通常動作に移行せしめる盗難
    モード解除手段と、 上記盗難モード判定手段により上記機器本体が盗難モー
    ド実行中であると判定され、且つ上記操作入力判定手段
    により上記共通操作の入力が判定された際は上記機器本
    体を上記ラインモードに移行せしめるラインモード移行
    手段と、を含むことを特徴とする車載用電子機器の盗難
    防止装置。
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