JP2530047Y2 - 車載用盗難防止装置 - Google Patents

車載用盗難防止装置

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JP2530047Y2
JP2530047Y2 JP12105490U JP12105490U JP2530047Y2 JP 2530047 Y2 JP2530047 Y2 JP 2530047Y2 JP 12105490 U JP12105490 U JP 12105490U JP 12105490 U JP12105490 U JP 12105490U JP 2530047 Y2 JP2530047 Y2 JP 2530047Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車載用盗難防止装置に関し、特に窓ガラス
破壊を感知して警報を発生する車載用盗難防止装置に関
する。
(従来の技術) これまで、車の盗難を防止するための各種盗難防止装
置が提案されている。その中の1つとして、車の窓ガラ
スが破壊されたときに生ずる破壊音を検知して警報を発
生する車載盗難防止装置が実用化されている。
従来の車載用盗難防止装置の構成例が第4図に示され
ている。
車内の適当な位置に設置されたマイクロフォン41は、
ガラス破壊音を検知し、音信号として出力する。この音
信号は、増幅器42で増幅された後、フィルタ43により不
要な雑音成分が除去されてコンパレータ44の一入力端子
に送出される。コンパレータ44の他入力端子には、可変
抵抗器45で任意に設定された基準レベルが供給されてい
る。
コンパレータ44による2入力端子の入力信号レベルの
比較結果はCPU46のI/Oポートに入力される。CPU46で
は、コンパレータ44の比較結果に基づいて車の窓ガラス
の破壊を検知して警報信号を出力する。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように従来の車載用盗難防止装置は、コンパレ
ータに供給される基準レベルの設定を可変抵抗器のマニ
ュアル操作で行っているが、その最適値設定は非常に困
難である。つまり、かかる盗難防止装置の検出感度は、
可変抵抗器45により設定され、コンパレータ44に供給さ
れる基準レベルにより定まるが、基準レベルが低過ぎる
と感度が高過ぎ、また基準レベルが高過ぎると感度が低
くなり過ぎて防止機能を果たさなくなってしまう。
そこで、この考案の目的は基準レベル設定を自動化
し、その設定を容易化した車載用盗難防止装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案による車載用盗
難防止装置は、 車内の所定位置に設置されたマイクロホンで検出した
信号レベルが所定の基準レベル以上であるとき窓ガラス
が破壊されたと判断して警報を発生する車載用盗難防止
装置において、前記マイクロホンの検出信号から不要な
雑音成分を除去した信号を出力するフィルタと、初期設
定スイッチと、前記初期設定スイッチON動作時に、前記
フィルタの出力する信号レベルのうち最大レベルを保持
し、前記初期設定スイッチOFF動作時に、前記保持され
た最大レベルを前記基準レベルに設定する基準レベル設
定手段とを備えて構成される。
(作用) この考案では、マイクロホンで検出した車内の信号レ
ベルが所定の基準レベル以上であるとき窓ガラスが破壊
されたと判断して警報を発生する車載用盗難防止装置に
おいて、フィルタによりマイクロホンの検出信号から不
要な雑音成分を除去し、初期設定スイッチON動作時に、
前記フィルタの出力する信号レベルのうち最大レベルを
保持し、前記初期設定スイッチOFF動作時には、前記保
持された最大レベルを前記基準レベルに設定することに
より、使用者が自由に基準レベル、つまり警報が発せら
れる音の大きさを簡易に設定可能で、その設定は周囲の
雑音に影響の受けず且つ車の種類(マイクロホンで検出
される打撃音が異なる)にも左右されずに行うことがで
きる。また、窓ガラスの打撃音のみを効果的に検出で
き、周囲の騒音による誤動作を防止できる。
(実施例) 次に、この考案について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この考案による車載用盗難防止装置の一実
施例を示す構成図である。
マイクロフォン11は、車内の被検知窓ガラス近傍所定
位置に設置されており、当該窓ガラスが破壊されたとき
に生ずる音の大きさを検出して電気信号の形で増幅器12
に送出する。
増幅器12で増幅された信号は、フィルタ13で不要雑音
成分が除去された後、整流器14で整流されてCPU15に供
給される。
CPU15は、整流器14からのレベル信号を受け、CPU15内
で設定した基準レベルとの比較を行い、整流器14からの
信号レベルが基準レベルよりも大きいときに警報を発生
する。
このとき、基準レベルの設定(感度の設定)は、初期
設定スイッチ16のON動作により開始され、OFF動作によ
って最終設定が為される。すなわち、初期設定スイッチ
16をON動作させた状態で、車の窓ガラスを適当な強さで
叩いたときに発生する音のレベルをCPU15内の基準レベ
ルメモリに記憶し、窓ガラスを任意の強さで、つまり、
ユーザが反応を欲する強さで複数回叩き、それぞれで得
られる信号レベルの最大値を基準レベルメモリに保持す
るようにする。上記動作を終了するときには、初期設定
スイッチ16をOFF動作することによって所望の基準レベ
ルが設定される。こうすることにより、従来のように可
変抵抗器を手動操作する煩雑さ、困難さが解消されるこ
とになる。その結果、この盗難防止装置の動作状態にお
いて、窓ガラスが上記ユーザの指定した強さ以上で叩か
れたときには、CPU15が、これを検知して警報を発生す
る。
第2図には、この実施例における基準レベルの設定手
順を示すフローチャートが示されている。先ず、初期設
定スイッチ16が“ON"か否かが判定され(ステップS
1)、“ON"であれば今マイクロフォン11から入力された
信号レベルを基準レベルメモリに記憶する(ステップS
2)。この記憶は、マイクロフォン11からの入力がある
毎に、その入力レベルを、基準レベルメモリに記憶され
ているレベルと比較し、高いレベルを記憶して更新す
る。その後、初期設定スイッチ16が“ON"か否かを判定
し、“ON"であればステップS2の処理に戻る。ステップS
1において、初期設定スイッチ16が“OFF"であるときに
は処理を終了する。
第3図には、この実施例の動作を示す波形とタイミン
グチャートが示されている。
初期設定スイッチ16が“ON"に至って後、所定のキャ
ンセル時間内はマイクロフォン11からの入力レベルの取
り込みを禁止する。これは、初期設定スイッチ16は、通
常、マイクロフォン11と同一基板上に搭載されているた
め初期設定スイッチの“ON"操作時のスイッチ音が基準
レベル設定に与える影響を除去するためのものである。
尚、初期設定スイッチ16は、独立して設けたスイッチ
である必要はなく、他のスイッチによる組合せ等により
兼用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案による車載用盗難防止
装置は、窓ガラスを叩いたときに発生する音信号レベル
がユーザの設定した所望の基準レベル以上に至ったとき
に警報を発生させることができ、このとき、基準レベル
の設定はCPU内でマイクロフォンから入力される窓ガラ
スを叩いたときに発生する音レベルのうち最大値を保持
することにより行われるので、基準レベルの設定が自動
的に行われ、簡単な基準レベルの設定が可能となる。特
に、この考案は、使用者が自由に基準レベル、つまり警
報が発せられる音の大きさを簡易に設定でき、その設定
は周囲の雑音に影響の受けず且つ車の種類(マイクロホ
ンで検出される打撃音が異なる)にも左右されずに行う
ことができる。そして窓ガラスの打撃音のみを効果的に
検出できるため、周囲の騒音による誤動作などを効果的
に防止できる。つまり、基準レベルの設定時に周囲が静
かであり、その後周囲の雑音が大きくなっても誤警報を
発することを未然に防止できる。また、真に窓の打撃音
にのみ警報動作させることが可能なため、周囲の雑音に
よる誤動作を未然に防止できる。更に、装置が取り付け
られている車種の実際の窓の打撃音を基準値とするた
め、自動車の種類にも対応可能である。また、使用者が
実際の警報を発する音の大きさを設定できるため、車の
使用環境に合わせて適切に設定できる。(車の駐車環境
が、子供のボールの遊び場を兼ねていても、ボールの衝
突音のレベルでは警報が動作しないようにも設定でき
る。)
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案による車載用盗難防止装置の構成
図、第2図は第1図の実施例における基準レベル設定の
処理手順を示すフローチャート、第3図は、第1図の実
施例における基準レベル設定処理を説明するためのタイ
ミングチャート、第4図は従来の車載盗難防止装置の構
成図である。 11…マイクロフォン、12…増幅器、13…フィルタ、14…
整流器、15…CPU、16…初期設定スイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車内の所定位置に設置されたマイクロホン
    で検出した信号レベルが所定の基準レベル以上であると
    き窓ガラスが破壊されたと判断して警報を発生する車載
    用盗難防止装置において、前記マイクロホンの検出信号
    から不要な雑音成分を除去した信号を出力するフィルタ
    と、初期設定スイッチと、前記初期設定スイッチON動作
    時に、前記フィルタの出力する信号レベルのうち最大レ
    ベルを保持し、前記初期設定スイッチOFF動作時に、前
    記保持された最大レベルを前記基準レベルに設定する基
    準レベル設定手段と、を備えて成ることを特徴とする車
    載用盗難防止装置。
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