JPH03295049A - 電子機器の盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はカーステレオ等の電子機器の盗難防止装置に
関する。

〈従来の技術〉 カーステレオ等の車載用電子機器は盗難にあいやすいた
め、従来より種々の盗難防止装置が普及している。最も
簡単なものは電子機器を車輌から取り外し可能とし、車
輌から取り外して持ち運ぶようにしたものである。また
電子機器全体ではなく操作部の一部又は全部を取り外し
て持ち運べるようにしたものもある。更に電子機器が車
輌から取り外されると電子ロック状態になり、暗証コー
ドを入力しない限り、電子機器が動作しないようにした
ものも知られている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記した取り外し方式の場合には機器本体が重
く、持ち運びが容易でない欠点があった。

また操作部を取り外し可能にしたものは、同じ操作部を
持っていれば、他の機器本体を稼働状態にすることが出
来る欠点があった。更に電子ロック方式では暗証コード
がわかれば、簡単に稼働状態にすることができる欠点が
あった。

〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記した従来の欠点を改善するためになされた
もので、機器本体に着脱自在に設けられた操作部と、該
操作部に設けられた第１の記憶手段と、前記機器本体に
設けられた第２の記憶手段と、前記操作部の機器本体か
らの離脱を検出して機器の正常動作を禁止し、前記操作
部の装着を検出して前記第１の記憶手段と第２の記憶手
段の記憶内容を比較し、該記憶内容が一致した時機器本
体の正常動作を許容する制御手段とを備えたことを基本
的な特徴とする。

く作用〉 操作部が取り外されたことを検出すると制御手段は機器
本体の正常動作を禁止する。操作部が装着されると、制
御手段は第１の記憶手段と第２の記憶手段の記憶内容を
比較し、該記憶内容が一致した時機器本体の正常動作を
許容する。

これにより、他の機器本体の操作部を装着しても記憶手
段の記憶内容が一致しない限り機器本体を作動させるこ
とができない。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明をカーオーディオ装置の盗難防止装置に
適用した実施例のブロック図、第２図はオーディオ装置
本体Ｘの外ｍ図である。

アンテナ１からの電波はラジオ受信部２により受信され
、ステレオ復調器３で復調されて、ラジオ信号／テープ
信号切換部４、コントロール部５、音量調整用ボリュー
ム６を介してオーディオアンプ７で増幅されスピーカ８
から音声として出力される。ラジオ受信部２にはラジオ
受信用ＰＬＬ部１１が設けられており、このラジオ受信
用ＰＬＬ部１１はマイクロコンピュータを主体に構成さ
れた制御装置１２により制御されＤＣＰ部１４゛（Ｄｅ
しａ’ｃｈａｂｌｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｐａｎｅｌ）か
らの操作に応じてチューニングが行われるように構成さ
れている。テープの再生はテープ再生用ヘッド９、テー
プ用プノアンプ１０により行われる。オーディオ装置本
体ＸにはＥ　Ｅ　Ｆ　ＲＯＭ等の第１不揮発メモリ１３
が内蔵されており、ここに予め第１コードが入力されて
いる。

ＤＣＰ部１４は第２図に示すようにオーディオ装置本体
Ｘから着脱自在に設けられている。ＤＣＰ部１４にはキ
ーマトリクス１５と第２不揮発メモリ１６か設けられて
おり、キーマトリクス１５からは種々の操作指令を制御
装置１２に入力するように構成されている。第２不揮発
メモリ１６には第１不揮発メモリ１３と同じ第２コード
が格納されている。

制御装置１２にはＤＣＰ部１４を取り外した時およびＤ
ＣＰ部１４を装着した時には夫々その旨の信号が入力し
、またオーディオ装置本体Ｘを車輌から取り外した時及
び車輌に装着した時には夫々その旨の信号か入力し、こ
れらの着脱を検出てきるようになっている。この検出の
ための構成は従来の既知のどの様な構成も採用可能であ
る。

制御装置１２にはオーディオ装置本体Ｘ全体のコントロ
ールを行うプログラムと共に次のような盗雅防止のため
の構成がプログラムとして設けられている。

即ち、ＤＣＰ部１４が取り外された場合制御装置１２（
まオーディオ装置本体Ｘの正常動作を禁止し、１次電子
ロックをかける。ＤＣＰ部１４が装着されると、第１不
揮発メモリ１３と第２不揮発メモリ１６のコードを比較
しこれらが不一致の場合は１次電子ロックを持続し、一
致している場合には１次電子ロックを解除するように構
成されている。一方オーディオ装置本体Ｘが車輌から取
り外された場合には、制御装置１２はオーディオ装置本
体Ｘの正常動作を禁止して２次電子ロックをかけるよう
に構成されている。次いでオーディオ装置本体Ｘが車輌
に装着されると、制御装置１２は同様に第２不揮発メモ
リ１６と第１不揮発メモリ１３のコードを比較し、両者
の一致不一致を判定する。不一致の場合には２次電子ロ
ックを持続し、一致する場合にはキーマトリクス１５か
らの第３コード入力待ち受は状態となるように構成され
ている。この状態で、操作者がコードを入力すると制御
装置１２は該入力コードが正規の第３コードと一致する
か否か判定し、不一致の場合には２次電子ロックを維持
する。一致している場合には２次電子ロック解除信号を
出力し、ロックを解除するようルこ構成されている。こ
れにより、正常なオーディオ装置本体Ｘの動作が行える
。

なお、前記した第１乃至第３コードは工場出荷時に設定
しても良いし、或はユーザにより設定するようにしても
良い。また前記した第３コードは通常は第１コード及び
第２コードと同じコードであり、この正規の第３コード
は第２不揮発メモリ１６又は第１不揮発メモリ１３に記
憶させておけば良い。更に正規の第３コードを第１、第
２コードと全く別のものにしても良いし、或は第１コー
ドと第２コードを加算したものを第３コードとしたり、
そのまま継げて２倍の桁の第３コードとする等、第１、
第２コードと関係付けたコードとすることも可能である
。

また、ＤＣＰ部１部外４した時に２次電子ロックをかけ
るように構成することも可能である。

次に動作を説明する。

第３図は電子ロックをかける場合の動作を説明するフロ
ーチャートである。

通常動作中をしている時（ステップ３０）、制御装置１
２はＤＣＰ部１部外４無を検出しくステップ３１）、Ｄ
ＣＰ部１部外４い場合には１次電子ロックをかける（ス
テップ３２）。そしてＤＣＰ部１部外４着されたら（ス
テップ３３）、該１次電子ロックを解除する（ステップ
３４）。ステップ３１でＤＣＰ部１部外４る場合、また
ステップ３３でＤＣＰ部１部外４い場合、オーディオ装
置本体Ｘが車輌から外されたか否か判定しくステップ３
５）、外されていれば２次電子ロックをかける（ステッ
プ３６）。

第４図は１次電子ロック解除の動作を示すもので、ＤＣ
Ｐ部１部外４り付けられると（ステップ４０）、制御装
置１２は第１不揮発メモリ１３を呼び出しくステップ４
１）、また第２不揮発メモリ１６を呼び出す（ステップ
４２）。そして第１コードと第２コードを比較しくステ
ップ４３）、異なっている場合にはステップ４１に戻る
。一致している場合にはオーディオ装置本体Ｘの動作を
開始させ、１次電子ロックを解除する（ステップ４４）
。

第５図に２次電子ロック解除の動作を示す。２次電子ロ
ック状態の時に制御装置１２はＤＣＰ部１部外４無をチ
エツクしくステップ５０）、ＤＣＰ部１部外４れば制御
装置１２は第１不揮発メモリ］３を呼び出しくステップ
５１）、また第２不揮発メモリ１６を呼び比す（ステッ
プ５２）。そして第１コードと第２コードを比較しくス
テップ５３）、異なっている場合には２次電子ロック状
態を持続する。一致している場合には、オーディオ装置
本体Ｘのパワースイッチのオンを確認して（ステップ５
４）、キーマトリクス１５からの暗証コード人力を待ち
受ける（ステップ５５）。暗証コー１〜か入力されると
（ステップ５６）、それが１■規のコードと一致するか
否か判断しくステップ５７）、異っている場合には所定
秒動作不能になるタイマを経過して（ステップ５９）、
２次電子ロック状態をする。一致している場合には、オ
ーディオ装置本体Ｘの動作を開始し２次電子ロックを解
除する（ステップ５９）。

以上説明した構成によればＤＣＰ部１部外４り外して持
ち運ぶだけで良く、また第１不揮発メモリ１３と第２不
揮発メモリ１６のコードが一致しない限りオーディオ装
置本体Ｘは動作しないから、盗難防止効果も大きい。ま
た、オーディオ装置本体Ｘ自体が取り外された場合には
第１不揮発メモリ１３と第２不揮発メモリ１６のコード
の一致及びキーマトリクス１５から入力されるコードと
の−Ｒがない限り、オーディオ装置本体Ｘの動作が行わ
れることがないから、盗難防止効果が更に大きくなる。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の電子機器における盗難防止
装置は１機器本体に着脱自在に設けられた操作部と、該
操作部に設けられた第１の記憶手段と、前記機器本体に
設けられた第２の記憶手段と、前記操作部の機器本体か
らの離脱を検出して機器の正常動作を禁止し、前記操作
部の装着を検出して前記第１の記憶手段と第２の記憶手
段の記憶内容を比較し、該記憶内容が一致した時機器本
体の正常動作を許容する制御手段とを備えているため、
操作部のみを持ち運べば良く、しかも第１と第２の記憶
手段の記憶内容が一致しない限り機器本体の正常動作は
行われないから、盗難防止効果も大きい等の効果がある
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はその
外観図、第３図は乃至第５図は動作を説明するためのフ
ローチャート図である。 １：アンテナ、２ニラジオ受信部、３ニステレオ復調器
、４ニラジオ信号／テープ信号切換部、５；コントロー
ル部、６：音量調整用ボリューム、７：オーディオアン
プ、８：スピーカ、９：テープ再生用ヘット、１０：テ
ープ用プリアンプ、１１ニラジオ受信用ＰＬＬ部、１２
：制御装置、１３；第１不揮発メモリ、１４：ＤＣＰ部
、１５：キーマトリクス、１６：第２不揮発メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）機器本体に着脱自在に設けられた操作部と、該操作
   部に設けられた第１の記憶手段と、 前記機器本体に設けられた第２の記憶手段と、前記操作
   部の機器本体からの離脱を検出して機器の正常動作を禁
   止し、前記操作部の装着を検出して前記第１の記憶手段
   と第２の記憶手段の記憶内容を比較し、該記憶内容が一
   致した時機器本体の正常動作を許容する制御手段と、 を備えたことを特徴とする盗難防止装置。 ２）機器本体に着脱自在に設けられた操作部と、該操作
   部に設けられた第１の記憶手段と、 前記機器本体に設けられた第２の記憶手段と、前記操作
   部の着脱状態を検出する第１の検出手段と、 前記機器本体の盗難状態を検出する第２の検出手段と、 盗難状態において機器本体の正常動作を禁止し、盗難解
   除信号により機器本体の正常動作を許容する制御手段と
   、 盗難状態において前記第１の記憶手段と前記第２の記憶
   手段の記憶内容を比較し、該記憶内容が一致した時前記
   操作部から解除コードを入力することを許容する第１の
   判定手段と、 該入力された解除コードと任意の記憶手段に記憶された
   正規のコードとを比較し、両者が一致した時盗難解除信
   号を出力する第２の判定手段と、を備えたことを特徴と
   する電子機器の盗難防止装置。