JP2584310Y2 - Ic検査装置 - Google Patents

Ic検査装置

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JP2584310Y2
JP2584310Y2 JP7898892U JP7898892U JP2584310Y2 JP 2584310 Y2 JP2584310 Y2 JP 2584310Y2 JP 7898892 U JP7898892 U JP 7898892U JP 7898892 U JP7898892 U JP 7898892U JP 2584310 Y2 JP2584310 Y2 JP 2584310Y2
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suction
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suction nozzle
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秀利 牧山
朋幸 市橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、IC検査装置に関
し、特にフラットパッケージ型ICの電気的性能の良否
を自動的に検査するためのIC検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC検査装置は、未検査のフラットパッ
ケージ型ICを収納しておくIC供給部と、検査済のフ
ラットパッケージ型ICを収納しておくIC収納部と、
IC供給部とIC収納部との間に配置され、フラットパ
ッケージ型ICの電気的良否を検査するIC検査部と、
IC供給部、IC検査部及びIC収納部間でフラットパ
ッケージ型ICをひろい上げて搬送する複数のIC搬送
装置とを備えている。
【0003】IC供給部とIC検査部との間には未検査
のフラットパッケージ型ICをIC検査部へ運ぶ入口側
スライドシャトルが配設され、IC検査部とIC収納部
との間には検査済のフラットパッケージ型ICをIC収
納部側へ運ぶ出口側スライドシャトルが配設されてい
る。
【0004】入口側スライドシャトル、出口側スライド
シャトル、IC供給部のIC供給トレー及びIC収納部
のIC収納トレーの表面には、それぞれ位置決め用の凹
部が設けられている。この凹部の周壁面はテーパ状に形
成され、IC搬送装置により運ばれてきたフラットパッ
ケージ型ICはテーパ状の周壁面を滑って、凹部内に収
まるので、フラットパッケージ型ICの位置決めができ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ICの高集
積化に伴うフラットパッケージ型ICのファインピッチ
化が進み、フラットパッケージ型ICのリードの強度が
低下したので、図17に示すように、フラットパッケー
ジ型IC101を入口側スライドシャトル112等の凹
部102のテーパ状の周壁面102で滑らせたとき、フ
ラットパッケージ型IC101のリードが傷み易いとい
う問題があった。
【0006】また、IC搬送装置によりフラットパッケ
ージ型IC101をひろい上げては置くという動作を繰
り返すが、このときに位置ずれが生じ、更にIC検査部
内は例えば−55〜+150℃の雰囲気温度に保たれる
ので、その温度変化に応じてフラットパッケージ型IC
101が伸縮し、位置ずれが生じるなどして、ファイン
ピッチ化したフラットパッケージ型IC101の検査に
支障を来たすという問題があった。
【0007】この考案はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はICのリードを傷めずに位置決め
を行うことができるIC検査装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の考案のIC検査装置は、第1の所定個
所からICをひろい上げ、そのICを第2の所定個所に
運ぶIC搬送装置を備え、このIC搬送装置のIC吸着
ノズルにホルダを介して互いに平行な複数のガイドピン
を取り付け、前記第1及び第2の所定個所の表面に前記
ICのボディを支持する支持用凸部を設け、この支持用
凸部の近傍に前記ガイドピンに対応する位置決め穴を設
けたIC検査装置において、4個のブロックを4本のシ
ャフトで連結して環状体を形成し、前記シャフトのうち
互いに平行な第1、3のシャフト間にX軸スライダをス
ライド自在に架け渡し、前記シャフトのうち互いに平行
な第2,4のシャフト間にY軸スライダをスライド自在
に架け渡し、前記両スライダに前記IC吸着ノズルを貫
通させ、前記両スライダの一方にリング状の頭部を形成
し、前記IC吸着ノズルにリング状のガイドを嵌着し、
このガイドの外周面にV溝を設け、前記両スライダの一
方に取付ブロックを固定し、この取付ブロックに取り付
けた回動範囲調整ねじの先端を前記V溝に挿入し、回動
又はスライドした前記両スライダを基準位置に自動的に
復帰させる自動復帰手段を設けた。
【0009】また、請求項2記載の考案のIC検査装置
は、第1の所定個所からICをひろい上げ、そのICを
第2の所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、このIC搬
送装置のIC吸着ノズルにホルダを介して互いに平行な
複数のガイドピンを取り付け、前記第1及び第2の所定
個所の表面に前記ICのボディを支持する支持用凸部を
設け、この支持用凸部の近傍に前記ガイドピンに対応す
る位置決め穴を設けたIC検査装置において、筒状のフ
ローティングブロック内に前記IC吸着ノズルを摺動自
在に収容し、前記フローティングブロックにフランジを
設け、そのフランジの下面側にリフトプレートを配置
し、前記フランジの上面側に吸着用配管が接続されるサ
クションベースを配置し、前記フランジ及び前記リフト
プレート間、並びに前記フランジ及びサクションベース
間のそれぞれに、リテーナで転動自在に支持されたベア
リングボールを配設し、前記リフトプレート、前記フラ
ンジ及び前記サクションベースをガイドねじで連結し、
このガイドねじが挿通する前記フランジの孔の内径をそ
のガイドねじの外径よりも十分大きくした。
【0010】更に、請求項3記載のIC検査装置は、第
1の所定個所からICをひろい上げ、そのICを第2の
所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、このIC搬送装置
のIC吸着ノズルにホルダを介して互いに平行な複数の
ガイドピンを取り付け、前記第1及び第2の所定個所の
表面に前記ICのボディを支持する支持用凸部を設け、
この支持用凸部の近傍に前記ガイドピンに対応する位置
決め穴を設けたIC検査装置において、筒状のフローテ
ィングブロック内に前記IC吸着ノズルを摺動自在に収
容し、前記フローティングブロックにフランジを設け、
このフランジを吸着用配管が接続されるサクションベー
スに筒状弾性体を介して懸架し、前記フランジ側の通路
開口と前記サクションベース側の通路開口とを対向さ
せ、前記フランジのサクションベース対向面に凸部又は
凹部を設け、この凸部又は凹部と嵌合する凹部又は凸部
を前記サクションベースのフランジ対向面に設けた。
【0011】また、請求項4記載のIC検査装置は、第
1の所定個所からICをひろい上げ、そのICを第2の
所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、このIC搬送装置
のIC吸着ノズルにホルダを介して互いに平行な複数の
ガイドピンを取り付け、前記第1及び第2の所定個所の
表面に前記ICのボディを支持する支持用凸部を設け、
この支持用凸部の近傍に前記ガイドピンに対応する位置
決め穴を設けたIC検査装置において、4個のブロック
を4本のシャフトで連結して環状体を形成し、前記シャ
フトのうち互いに平行な第1、3のシャフト間にX軸ス
ライダをスライド自在に架け渡し、前記シャフトのうち
互いに平行な第2,4のシャフト間にY軸スライダをス
ライド自在に架け渡し、前記両スライダに前記IC吸着
ノズルを貫通させ、前記両スライダの一方にリング状の
頭部を形成し、その頭部をホルダプレートに回動自在に
配設されたプーリベアリングで回動自在に支持し、回動
又はスライドした前記両スライダを基準位置に自動的に
復帰させる自動復帰手段を設けた。
【0012】
【作用】ガイドピンが位置決め穴に挿入されたとき、ガ
イドピンは位置決め穴にガイドされて水平方向に動き、
その動きに対してIC吸着ノズルがホルダを介して追随
し、ICが位置決めされる。
【0013】
【実施例】以下この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0014】図1はこの考案の一実施例に係るIC検査
装置全体を示す平面図、図2は図1のII−II線に沿
う断面図である。このIC検査装置は、未検査のフラッ
トパッケージ型IC(以下ICという)を収納しておく
IC供給部2と、検査済のIC1を収納しておくIC収
納部3と、IC1の電気的良否を検査するIC検査部4
と、IC1を搬送する第1、第2及び第3のIC搬送装
置5〜7とを備えている。
【0015】前記IC収納部2にはIC収納トレー8が
配置され、IC収納トレー8には未検査のIC1が収納
されている。
【0016】前記IC検査部4はIC供給部2とIC収
納部3との間に配置され、断熱壁9で形成されたチャン
バ内には環状のターンテーブル10が配設され、ターン
テーブル10に囲まれるようにしてICソケット11が
配設されている。また、チャンバ内を−55〜+150
℃の範囲の雰囲気温度に設定することができる。
【0017】チャンバとIC供給部2との間には水平方
向に移動するプレート状の入口側スライドシャトル12
が、チャンバとIC収納部3との間にはプレート状の出
口側スライドシャトル13がそれぞれ配設されている。
入口側スライドシャトル12は駆動機構14により水平
にスライドし、IC収納部2側からチャンバ内にIC1
を運び、出口側スライドシャトル13は駆動機構15に
より水平にスライドし、チャンバ側からIC供給部3に
ICを運ぶ。
【0018】また、ターンテーブル10の下面はプーリ
16に連結され、モータ17の回転力がベルト18を介
してプーリ16に伝わり、ターンテーブル10が回転す
る。
【0019】前記IC収納部3にはIC収納トレー19
が配置され、検査済のIC1が収納される。
【0020】前記両スライドシャトル12,13、ター
ンテーブル10及びICソケット11には位置決め穴2
0〜23が設けられている。
【0021】また、入口側スライドシャトル12、ター
ンテーブル10、ICソケット11及び出口側スライド
シャトル13に、図10に示すように、IC1のボディ
ーを支持する凸部38,39が設けられている。
【0022】IC供給部2にはIC搬送装置5が配設さ
れ、このIC搬送装置5はIC吸着部24と、このIC
吸着部24をXY方向に動かすX軸ガイド機構25とY
軸ガイド機構26とからなる。IC吸着部24はIC供
給部2のIC収納トレー8から未検査のIC1をひろい
上げ、入口側スライドシャトル12の所定位置にのせ
る。
【0023】IC収納部3側のIC搬送装置7も、IC
吸着部27と、このIC吸着部27をXY方向に動かす
X軸ガイド機構28とY軸ガイド機構29とからなる。
IC吸着部27は出口側スライドシャトル13から検査
済のIC1をひろい上げ、IC収納トレー19にのせ
る。
【0024】IC検査部4のチャンバ内に配設されたI
C搬送装置6は、ガイドシャフト30と、ガイドシャフ
ト30にスライド自在に取り付けられたスライダ31
と、スライダ31に取り付けられた3個のIC吸着部3
2〜34と、IC吸着部32〜34を下方へ動かすエア
シリンダ35〜37とからなる。IC吸着部32はチャ
ンバ内に入り込んだ入口側スライドシャトル12からI
C1をひろい上げ、ターンテーブル10にのせ、IC吸
着部33はターンテーブル10からIC1をひろい上
げ、ICソケット11にのせる。IC吸着部34はIC
ソケット11上のIC1を保持し、検査後ひろい上げ、
出口側スライドシャトル13にのせる。
【0025】図3は図2のIC吸着部34を示す拡大側
面図、図4はその縦断面図である。
【0026】IC吸着ノズル40にはホルダ41を介し
て2本のガイドピン42,43が取り付けられている。
図6に示すように、4個のブロック44〜47を4本の
シャフト48〜51で連結して環状体を形成し、シャフ
ト48,50間にX軸スライダ52を、シャフト49,
51間にY軸スライダ53をそれぞれスライド自在に架
け渡した。IC吸着ノズル40は両スライダ52,53
を貫通している。IC吸着ノズル40にはノズルホルダ
ブロック54を介してリング状のガイド55が嵌着さ
れ、このガイド55の外周面にV溝56が設けられてい
る(図5)。
【0027】また、スライダ53にリング状の頭部53
aが形成され、その頭部53aがノズルホルダブロック
54に回動自在に取り付けられている。図5に示すよう
に、頭部53aには取付ブロック57がボルト62で連
結され、この取付ブロック57に回動範囲調整ねじ58
が取り付けられている。回転範囲調整ねじ58の先端は
V溝56に挿入され、その挿入量によって回動範囲が調
整される。また、取付ブロック57とガイド55とに自
動復帰手段としての巻ばね59がかけ渡され、Y軸スラ
イダ53が回動しても元の位置に自動的に復帰する。巻
ばね59の一端はブロック57のねじ60の先端で保持
され、巻ばね59の他端はガイド55の孔61に挿入さ
れている。
【0028】また、シャフト48〜51にはそれぞれ2
個のコイルバネ63〜70が取り付けられ、コイルバネ
63,64,67,68はX軸スライダ52がX軸方向
に動いたとき、そのX軸スライダ52を自動的に基準位
置に復帰させるようにバネ力が働き、コイルバネ65,
66,69,70はY軸スライダ53がY軸方向に動い
たとき、そのY軸スライダ53を自動的に基準位置に復
帰させるようにバネ力が働く。
【0029】図7は図2のIC吸着部32,33を示す
拡大側面図、図8はその平面図、図9は縦断面図であ
る。
【0030】フローティングブロック71内にIC吸着
ノズル72が摺動自在に収容され、そのフローティング
ブロック71のフランジ71aの下面側にリフトプレー
ト73が配置されている。フランジ71aの上面側に吸
着用配管74が接続されるサクションベース75が配置
されている。フランジ71a及びリフトプレート73
間、フランジ71a及びサクションベース75間のそれ
ぞれに、リテーナ76,77で転動自在に支持されたベ
アリングボール78,79が配設されている。リフトプ
レート73、フランジ71a及びサクションベース75
はガイドねじ80で連結されている。ガイドねじ80が
挿通されるフランジ71aの孔81の内径は、そのガイ
ドねじ80の外径よりも十分大きい。
【0031】次に、この実施例のIC検査装置の作動を
説明する。
【0032】図示しない起動スイッチをオンにすると、
IC搬送装置5〜7が作動してIC吸着部24がIC供
給部2のIC収納トレー8から未検査のIC1を吸着
し、そのIC1を入口側スライドシャトル12まで運
び、その入口側スライドシャトル12の所定位置に置
く。
【0033】入口側スライドシャトル12がIC1を受
け取ると、駆動機構14が作動してIC1をIC検査部
4の所定雰囲気温度に設定されたチャンバ内に運ぶ。I
C1がチャンバ内に運ばれると、IC吸着部32がIC
1を吸着してひろい上げ、ターンテーブル10上に置
く。IC1はターンテーブル10上をほぼ一回転したと
ころで、IC吸着部33により吸着されてひろい上げら
れ、ICソケット11上に置かれる。IC1はここで測
定され、測定後IC吸着部34により吸着されてひろい
上げられ、出口側スライドシャトル13の所定位置に置
かれる。
【0034】出口側スライドシャトル13がIC1を受
け取ると、IC1をIC収納部3側へ運ぶ。
【0035】IC1がIC収納部3に運ばれると、IC
搬送装置7のIC吸着部27がIC1を吸着してひろい
上げ、測定結果に応じていずれかのIC収納トレー19
に置く。
【0036】IC吸着部32〜34がIC1を入口側ス
ライドシャトル12、ターンテーブル10、ICソケッ
ト11からひろい上げるとき、又はIC1をターンテー
ブル10、ICソケット11及び出口側スライドシャト
ル13におくとき、図10に示すように、IC吸着部3
2〜34のガイドピン42,43はガイド穴20〜23
に入り込む。IC吸着ノズルはXY方向及びθ方向に、
動くことができるので、吸着パッド38からIC1を離
したとき、IC1は常に正確な位置に置かれる。
【0037】また、入口側スライドシャトル12、ター
ンテーブル10、ICソケット11及び出口側スライド
シャトル13に、図10に示すように、IC1のボディ
ーを支持する凸部38,39が設けられているので、I
C1のリードは傷まない。
【0038】図11は他のIC吸着部を示す縦断面図で
ある。
【0039】筒状のフローティングブロック82内にI
C吸着ノズル83が摺動自在に収容され、フローティン
グブロック82にフランジ82aが設けられている。吸
着用配管85が接続されるサクションベース84にフロ
ーティングブロック82のフランジ82aが筒状弾性体
85を介して懸架されている。フランジ82a側の通路
開口82bとサクションベース84側の通路開口84a
とが対向している。フランジ82aのサクションベース
対向面に凸部82cが設けられ、その凸部82cと嵌合
する凹部84bがサクションベース84のフランジ対向
面に設けられている。
【0040】この実施例のIC吸着部は、構造が簡単で
あり、前述の実施例のIC吸着部と同様の機能を発揮す
る。
【0041】図12は他のIC吸着部を示す縦断面図、
図13はその平面図である。
【0042】ホルダプレート86の中央部にはホルダブ
ロック87が固定され、このホルダブロック87にはI
C搬送装置のアームの連結ピン88が挿入される。
【0043】ホルダプレート86の両端部にはそれぞれ
3個のプーリ89が回動自在に設けられ、プーリ89を
介してIC吸着ノズルがそれぞれ連結されている。
【0044】4個のブロック90を4本のシャフト91
で連結して環状体を形成し、シャフト91のうち互いに
平行なシャフト91の間にX軸スライダ92をスライド
自在に架け渡し、残りの互いに平行なシャフト91の間
に図16に示すY軸スライダ93をスライド自在に架け
渡し、両スライダ92,93に筒状のノズルホルダ94
を貫通させるようにして固定させた。
【0045】Y軸スライダ93には図14及び図15に
示すようにリング状の頭部93aが形成され、この頭部
93aは前述したホルダプレート86側のプーリ89に
回動自在に支持されている。また、シャフト91にはそ
れぞれ2個のコイルバネ95が取り付けられ、コイルバ
ネ95はX軸スライダ92がX軸方向に動いたとき、そ
のX軸スライダ92を自動的に基準位置に復帰させるよ
うにバネ力が働き、コイルバネ91はY軸スライダ93
がY軸方向に動いたとき、そのY軸スライダ93を自動
的に基準位置に復帰させるようにバネ力が働く。
【0046】ノズルホルダ94内にはIC吸着ノズル9
6が摺動自在に挿入され、IC吸着ノズル96の後端部
に装着した平ワッシャ97で支持されている。IC吸着
ノズル96の先端にはパッドホルダ98を介して吸着パ
ッド38が装着されている。また、パッドホルダ98の
フランジ98aとノズルホルダ94の端面との間にはス
プリング99が配設され、そのスプリング99によりパ
ッドホルダ98が下方へ付勢される。IC吸着ノズル9
6の後端には継手100が装着され、その継手100に
は図示しない配管が接続される。
【0047】ノズルホルダ94にはホルダ41を介して
IC吸着ノズル96に平行な2本のガイドピン42,4
4が取り付けられている。
【0048】この実施例のIC吸着部によれば、IC1
を2個同時に吸着することができる。
【0049】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案のIC検査
装置によれば、検査時におけるICのリードの損傷を防
ぐことができるとともに、位置決め穴にガイドピンが挿
入したとき、そのガイドピンの水平方向の動きにIC吸
着ノズルが追随するので、ICの位置決めがより正確に
なり、検査の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るIC検査装置
を示す平面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図であ
る。
【図3】図3はIC搬送装置のIC吸着部を示す側面図
である。
【図4】図4は図3のIC吸着部の縦断面図である。
【図5】図5は図3のIC吸着部の上面図である。
【図6】図6は図3のIC吸着部の下面図である。
【図7】図7は他のIC吸着部を示す側面図である。
【図8】図8は図7のIC吸着部の上面図である。
【図9】図9は図7のIC吸着部の縦断面図である。
【図10】図10はIC吸着部がICを吸着又は置くと
きの状態を示す断面図である。
【図11】図11は他の実施例のIC吸着部を示す縦断
面図である。
【図12】図12は他の実施例のIC吸着部を示す縦断
面図である。
【図13】図13は図12のIC吸着部の上面図であ
る。
【図14】図14は図12のIC吸着部のY軸スライダ
を示す平面図及び破断面図である。
【図15】図15は図12のIC吸着部のY軸スライダ
を示す破断面図である。
【図16】図16は図12のIC吸着部のX軸スライダ
を示す平面図及び断面図である。
【図17】図17は従来のIC検査装置におけるICの
保持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 IC 6 IC搬送装置 20 位置決め穴 38,39 支持用凸部 40 IC吸着ノズル 41 ホルダ 42,43 ガイドピン 44〜47 ブロック 48〜51 シャフト 52 X軸スライダ 53 Y軸スライダ 53a 頭部 55 ガイド 56 V溝 57 取付ブロック 59 巻きばね 63〜70 コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/26 B25J 15/06 H01L 21/66 H01L 21/68 H05K 13/04

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定個所からICをひろい上げ、
    そのICを第2の所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、
    このIC搬送装置のIC吸着ノズルにホルダを介して互
    いに平行な複数のガイドピンを取り付け、前記第1及び
    第2の所定個所の表面に前記ICのボディを支持する支
    持用凸部を設け、この支持用凸部の近傍に前記ガイドピ
    ンに対応する位置決め穴を設けたIC検査装置におい
    て、4個のブロックを4本のシャフトで連結して環状体
    を形成し、前記シャフトのうち互いに平行な第1、3の
    シャフト間にX軸スライダをスライド自在に架け渡し、
    前記シャフトのうち互いに平行な第2,4のシャフト間
    にY軸スライダをスライド自在に架け渡し、前記両スラ
    イダに前記IC吸着ノズルを貫通させ、前記両スライダ
    の一方にリング状の頭部を形成し、前記IC吸着ノズル
    にリング状のガイドを嵌着し、このガイドの外周面にV
    溝を設け、前記両スライダの一方に取付ブロックを固定
    し、この取付ブロックに取り付けた回動範囲調整ねじの
    先端を前記V溝に挿入し、回動又はスライドした前記両
    スライダを基準位置に自動的に復帰させる自動復帰手段
    を設けたことを特徴とするIC検査装置。
  2. 【請求項2】 第1の所定個所からICをひろい上げ、
    そのICを第2の所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、
    このIC搬送装置のIC吸着ノズルにホルダを介して互
    いに平行な複数のガイドピンを取り付け、前記第1及び
    第2の所定個所の表面に前記ICのボディを支持する支
    持用凸部を設け、この支持用凸部の近傍に前記ガイドピ
    ンに対応する位置決め穴を設けたIC検査装置におい
    て、筒状のフローティングブロック内に前記IC吸着ノ
    ズルを摺動自在に収容し、前記フローティングブロック
    にフランジを設け、そのフランジの下面側にリフトプレ
    ートを配置し、前記フランジの上面側に吸着用配管が接
    続されるサクションベースを配置し、前記フランジ及び
    前記リフトプレート間、並びに前記フランジ及びサクシ
    ョンベース間のそれぞれに、リテーナで転動自在に支持
    されたベアリングボールを配設し、前記リフトプレー
    ト、前記フランジ及び前記サクションベースをガイドね
    じで連結し、このガイドねじが挿通する前記フランジの
    孔の内径をそのガイドねじの外径よりも十分大きくした
    ことを特徴とするIC検査装置。
  3. 【請求項3】 第1の所定個所からICをひろい上げ、
    そのICを第2の所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、
    このIC搬送装置のIC吸着ノズルにホルダを介して互
    いに平行な複数のガイドピンを取り付け、前記第1及び
    第2の所定個所の表面に前記ICのボディを支持する支
    持用凸部を設け、この支持用凸部の近傍に前記ガイドピ
    ンに対応する位置決め穴を設けたIC検査装置におい
    て、筒状のフローティングブロック内に前記IC吸着ノ
    ズルを摺動自在に収容し、前記フローティングブロック
    にフランジを設け、このフランジを吸着用配管が接続さ
    れるサクションベースに筒状弾性体を介して懸架し、前
    記フランジ側の通路開口と前記サクションベース側の通
    路開口とを対向させ、前記フランジのサクションベース
    対向面に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部と嵌合
    する凹部又は凸部を前記サクションベースのフランジ対
    向面に設けたことを特徴とするIC検査装置。
  4. 【請求項4】 第1の所定個所からICをひろい上げ、
    そのICを第2の所定個所に運ぶIC搬送装置を備え、
    このIC搬送装置のIC吸着ノズルにホルダを介して互
    いに平行な複数のガイドピンを取り付け、前記第1及び
    第2の所定個所の表面に前記ICのボディを支持する支
    持用凸部を設け、この支持用凸部の近傍に前記ガイドピ
    ンに対応する位置決め穴を設けたIC検査装置におい
    て、4個のブロックを4本のシャフトで連結して環状体
    を形成し、前記シャフトのうち互いに平行な第1、3の
    シャフト間にX軸スライダをスライド自在に架け渡し、
    前記シャフトのうち互いに平行な第2,4のシャフト間
    にY軸スライダをスライド自在に架け渡し、前記両スラ
    イダに前記IC吸着ノズルを貫通させ、前記両スライダ
    の一方にリング状の頭部を形成し、その頭部をホルダプ
    レートに回動自在に配設されたプーリベアリングで回動
    自在に支持し、回動又はスライドした前記両スライダを
    基準位置に自動的に復帰させる自動復帰手段を設けたこ
    とを特徴とするIC検査装置。
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