JP2584266Y2 - コネクタの誤挿入防止構造 - Google Patents
コネクタの誤挿入防止構造Info
- Publication number
- JP2584266Y2 JP2584266Y2 JP1988070212U JP7021288U JP2584266Y2 JP 2584266 Y2 JP2584266 Y2 JP 2584266Y2 JP 1988070212 U JP1988070212 U JP 1988070212U JP 7021288 U JP7021288 U JP 7021288U JP 2584266 Y2 JP2584266 Y2 JP 2584266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- connectors
- shell
- panel
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はコネクタの誤挿入防止構造に関し、特にシェ
ルを有するコネクタのパネル実装時の誤挿入防止構造に
関する。
ルを有するコネクタのパネル実装時の誤挿入防止構造に
関する。
［従来の技術］ 従来、電子機器等においてケーブル付きコネクタ等の
パネルへの実装構造は、第３図に示す様にケーブル３を
接続したコネクタ本体１の外周に、この接続されたケー
ブル３を固定すると同時に電気的にシールドするための
シェル２を設けてなる雌コネクタ10を第４図に示すよう
にパネル４上に複数個取付けられたコネクタ５に嵌合さ
せる構造がとられている。
パネルへの実装構造は、第３図に示す様にケーブル３を
接続したコネクタ本体１の外周に、この接続されたケー
ブル３を固定すると同時に電気的にシールドするための
シェル２を設けてなる雌コネクタ10を第４図に示すよう
にパネル４上に複数個取付けられたコネクタ５に嵌合さ
せる構造がとられている。
この場合に、コネクタ10は、芯数の違い等によって、
誤挿入の防止が一般的に図られているが、同一芯数のコ
ネクタが複数個実装される場合のコネクタ間の誤挿入の
防止は、外装ラベルか本体色を変えることで相手側コネ
クタを指定するようにしている。
誤挿入の防止が一般的に図られているが、同一芯数のコ
ネクタが複数個実装される場合のコネクタ間の誤挿入の
防止は、外装ラベルか本体色を変えることで相手側コネ
クタを指定するようにしている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した従来のコネクタの誤挿入防止
構造は、コネクタが同一芯数の場合、機械的あるいは物
理的に誤挿入を防止する構造がなく、うっかりして異な
るコネクタを挿入してしまってもコネクタ間の電気的接
続がなされてしまい、電子機器の故障の原因となってい
た。
構造は、コネクタが同一芯数の場合、機械的あるいは物
理的に誤挿入を防止する構造がなく、うっかりして異な
るコネクタを挿入してしまってもコネクタ間の電気的接
続がなされてしまい、電子機器の故障の原因となってい
た。
［課題を解決するための手段］ 本考案のコネクタの誤挿入防止構造は、パネルに形成
された複数の開口の各々よりそれぞれの嵌合部を前面に
突出して設けた複数の第１のコネクタと、前記第１のコ
ネクタに嵌合する本体および該本体の外周を覆うシェル
をそれぞれが有する複数の第２のコネクタとからなる電
子機器用入出力ケーブルコネクタの誤挿入防止構造にお
いて、前記複数の第２のコネクタの各々の前記シェルの
コネクタ嵌合部端部に、該シェルに一体的に形成され嵌
合方向に突出する１つの突起部を前記複数の第２のコネ
クタ毎に異ならせて形成するとともに、前記複数の第１
のコネクタの各々の前記嵌合部が突出する前記パネルの
前記複数の開口の各々には、その開口に対応する前記第
２のコネクタの前記突起部との対応位置に該突起部が係
合する１つの切り欠き溝を形成してなることを特徴とす
る。
された複数の開口の各々よりそれぞれの嵌合部を前面に
突出して設けた複数の第１のコネクタと、前記第１のコ
ネクタに嵌合する本体および該本体の外周を覆うシェル
をそれぞれが有する複数の第２のコネクタとからなる電
子機器用入出力ケーブルコネクタの誤挿入防止構造にお
いて、前記複数の第２のコネクタの各々の前記シェルの
コネクタ嵌合部端部に、該シェルに一体的に形成され嵌
合方向に突出する１つの突起部を前記複数の第２のコネ
クタ毎に異ならせて形成するとともに、前記複数の第１
のコネクタの各々の前記嵌合部が突出する前記パネルの
前記複数の開口の各々には、その開口に対応する前記第
２のコネクタの前記突起部との対応位置に該突起部が係
合する１つの切り欠き溝を形成してなることを特徴とす
る。
［実施例］ 次に、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第１図は雌コネクタの一実施例を示す外観斜視図、第
２図は雌雄コネクタの嵌合状態を示す斜視図である。
２図は雌雄コネクタの嵌合状態を示す斜視図である。
上記各図において、本考案コネクタの誤挿入防止構造
は、複数の雌コネクタ10をパネル４に取付けられた複数
の雄コネクタ５に嵌合する際に誤まって接続がなされな
いようにするためのものである。
は、複数の雌コネクタ10をパネル４に取付けられた複数
の雄コネクタ５に嵌合する際に誤まって接続がなされな
いようにするためのものである。
上記雌コネクタ10は、コネクタ本体１の後部にケーブ
ル３を接続し、嵌合部1aを残して外周をシェル２で覆っ
てなる。シェル２は、コネクタ本体１のシールド及びケ
ーブル３をクランプするためのものである。
ル３を接続し、嵌合部1aを残して外周をシェル２で覆っ
てなる。シェル２は、コネクタ本体１のシールド及びケ
ーブル３をクランプするためのものである。
そしてシェル２の嵌合部1a側端面には、雌コネクタ10
の嵌合方向に突出する突起部2aを設けてある。突起部2a
は、第１図に示すものにあっては、上側の端面、中央よ
りやや右寄りに設けてあるが、第２図に示すように他の
複数の雌コネクタ10はそれぞれ、異なる位置に突起部２
を設けてある。
の嵌合方向に突出する突起部2aを設けてある。突起部2a
は、第１図に示すものにあっては、上側の端面、中央よ
りやや右寄りに設けてあるが、第２図に示すように他の
複数の雌コネクタ10はそれぞれ、異なる位置に突起部２
を設けてある。
一方雄コネクタ５は、第２図に示すように、電子機器
筺体のパネル４に複数並設してある。すなわち、各雄コ
ネクタ５は、パネル４の開口4aよりその嵌合部5aを突出
して設けられ、各対応する雌コネクタ10と嵌合する。
筺体のパネル４に複数並設してある。すなわち、各雄コ
ネクタ５は、パネル４の開口4aよりその嵌合部5aを突出
して設けられ、各対応する雌コネクタ10と嵌合する。
このパネル４の開口4aの一部には切欠き溝4bが形成し
てある。この切欠き溝4bは、上記雌コネクタ10の突起部
2aと係合するもので、その位置は、両コネクタ5,10を嵌
合接続した際に突起部2aと対応するよう第１図に示す雌
コネクタ10に対応するものにあっては、開口4aの上部左
寄りに形成してある。そして、他の雄コネクタ５の切欠
き溝4bは、それぞれ対応する雌コネクタ10の突起部2aと
対応するよう開口4aの上部中央、あるいは右寄りに形成
してある。
てある。この切欠き溝4bは、上記雌コネクタ10の突起部
2aと係合するもので、その位置は、両コネクタ5,10を嵌
合接続した際に突起部2aと対応するよう第１図に示す雌
コネクタ10に対応するものにあっては、開口4aの上部左
寄りに形成してある。そして、他の雄コネクタ５の切欠
き溝4bは、それぞれ対応する雌コネクタ10の突起部2aと
対応するよう開口4aの上部中央、あるいは右寄りに形成
してある。
従って、各対応する雌雄コネクタ5,10を嵌合接続する
と、パネル４の切欠き溝4bにシェル２の突起部2aが係合
することとなる。各対応する雌雄コネクタ5,10は、それ
ぞれ切欠き溝4b及び突起部2aの位置を異ならせてあるの
で、誤まって一の雄コネクタ５に異なる雌コネクタ10を
挿入していくと、突起部2aが切欠き溝4bと一致せずパネ
ル４に当接してコネクタ5,10の嵌合接続は拒まれる。
と、パネル４の切欠き溝4bにシェル２の突起部2aが係合
することとなる。各対応する雌雄コネクタ5,10は、それ
ぞれ切欠き溝4b及び突起部2aの位置を異ならせてあるの
で、誤まって一の雄コネクタ５に異なる雌コネクタ10を
挿入していくと、突起部2aが切欠き溝4bと一致せずパネ
ル４に当接してコネクタ5,10の嵌合接続は拒まれる。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案は雌雄一方のコネクタを固
定したパネルの一部に切欠き溝を形成し、他方のコネク
タのシェルに突起部を一体的に形成すると共に、上記一
対のコネクタごとに係合する切欠き溝と突起部との位置
を異ならせたことにより、うっかりして異なるコネクタ
を挿入しても、コネクタの嵌合接続はなされず、従って
誤まってコネクタを接続してしまうことがなくなり、簡
単な構造により電子機器の故障等を未然に防止できると
いった効果がある。
定したパネルの一部に切欠き溝を形成し、他方のコネク
タのシェルに突起部を一体的に形成すると共に、上記一
対のコネクタごとに係合する切欠き溝と突起部との位置
を異ならせたことにより、うっかりして異なるコネクタ
を挿入しても、コネクタの嵌合接続はなされず、従って
誤まってコネクタを接続してしまうことがなくなり、簡
単な構造により電子機器の故障等を未然に防止できると
いった効果がある。
第１図及び第２図は、本考案の一実施例に関し、第１図
は雌コネクタの一実施例を示す外観斜視図、第２図は雌
雄コネクタの嵌合状態を示す斜視図、第３図は従来のシ
ェル付きコネクタの外観斜視図、第４図は従来のコネク
タの嵌合状態を示す斜視図である。 1:コネクタ本体、1a:嵌合部 2:シェル、2a:突起部 3:ケーブル、4:パネル 4a:開口、4b:切欠き溝 5:雄コネクタ、10:雌コネクタ
は雌コネクタの一実施例を示す外観斜視図、第２図は雌
雄コネクタの嵌合状態を示す斜視図、第３図は従来のシ
ェル付きコネクタの外観斜視図、第４図は従来のコネク
タの嵌合状態を示す斜視図である。 1:コネクタ本体、1a:嵌合部 2:シェル、2a:突起部 3:ケーブル、4:パネル 4a:開口、4b:切欠き溝 5:雄コネクタ、10:雌コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 島田 正志 東京都世田谷区玉川台２丁目33番１号 住友スリーエム株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−58284（ＪＰ，Ｕ) 実公 平７−43974（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】パネルに形成された複数の開口の各々より
それぞれの嵌合部を前面に突出して設けた複数の第１の
コネクタと、前記第１のコネクタに嵌合する本体および
該本体の外周を覆うシェルをそれぞれが有する複数の第
２のコネクタとからなる電子機器用入出力ケーブルコネ
クタの誤挿入防止構造において、 前記複数の第２のコネクタの各々の前記シェルのコネク
タ嵌合部端部に、該シェルに一体的に形成され嵌合方向
に突出する１つの突起部を前記複数の第２のコネクタ毎
に異ならせて形成するとともに、前記複数の第１のコネ
クタの各々の前記嵌合部が突出する前記パネルの前記複
数の開口の各々には、その開口に対応する前記第２のコ
ネクタの前記突起部との対応位置に該突起部が係合する
１つの切り欠き溝を形成してなることを特徴とするコネ
クタの誤挿入防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070212U JP2584266Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | コネクタの誤挿入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070212U JP2584266Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | コネクタの誤挿入防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01174880U JPH01174880U (ja) | 1989-12-12 |
| JP2584266Y2 true JP2584266Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=31295468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988070212U Expired - Lifetime JP2584266Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | コネクタの誤挿入防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584266Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2529566Y2 (ja) * | 1992-02-06 | 1997-03-19 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ及びその誤嵌合防止構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5758284U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP1988070212U patent/JP2584266Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01174880U (ja) | 1989-12-12 |
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