JP2584173Y2 - 打込機 - Google Patents

打込機

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JP2584173Y2
JP2584173Y2 JP5871393U JP5871393U JP2584173Y2 JP 2584173 Y2 JP2584173 Y2 JP 2584173Y2 JP 5871393 U JP5871393 U JP 5871393U JP 5871393 U JP5871393 U JP 5871393U JP 2584173 Y2 JP2584173 Y2 JP 2584173Y2
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JP
Japan
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contact arm
magazine
stopper
trigger
driving
Prior art date
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JP5871393U
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JPH0727775U (ja
Inventor
邦男 山本
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は止具打込後にきれいな仕
上がりが要求される打込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築内装の幅木、回り縁等の仕上建材等
の取付部材を取付ける方法は、該取付部材を接着剤によ
り接着した後に小頭径の止具で取付けるのが一般的であ
る。該止具は、前記取付部材の外観色に合わせて止具頭
部を同色に着色し、かつ取付部材の溝部に打込むため小
頭径として、打込後に傷、打痕が残らないように配慮し
てきれいな仕上りが要求される。従来、かかる止具を打
込む打込機は、図7に示す如く、止具8を指定位置に打
込むための狙い易さと前記取付部材の溝底にコンタクト
アーム5の先端部51を入り込ませる必要があるため、
コンタクトアーム先端部51を、鋭角に先細とすると共
に厚みを薄くした形状としている。
【0003】止具8の打込みは、周知の如く、コンタク
トアーム先端部51を取付部材9に押し付け、コンタク
トアーム上端部52を上昇させると共にトリガ3を引い
てバルブプランジャ4を押し上げ、図示しないトリガバ
ルブを介して図示しないシリンダ内に圧縮空気を供給し
て図示しないドライブビットを下降させることにより行
われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記した如く、止具8
を打込む際はコンタクトアーム先端部51を取付部材9
の溝91の底に突き当てて打込動作を行うが、図8に示
す如く、摺動可能に突出したコンタクトアーム先端部5
1が取付部材9の溝91の上方にずれて、取付部材9の
表面に止具8を打込んでしまう恐れがあり、仕上りが悪
くなるという欠点があった。また取付部材9の溝91が
狭いため、コンタクトアーム先端部51が溝底まで完全
に入らないで打込みが不完全となったり、溝深さの深い
取付部材9の場合はコンタクトアーム5が十分に上昇し
きれず打込動作しないという欠点があった。
【0005】更に、マガジン2内の止具8を給送する押
圧力に打勝ってコンタクトアーム5を下方に移動させる
必要があるため、コンタクトアーム5を下方に付勢する
スプリング6の荷重を強く設定しなければならないが、
このため取付部材9に圧痕を残して取付部材9の表面を
傷つける恐れがあると共にコンタクトアーム先端部51
が薄肉形状とされているため、誤って打込機本体1を落
下した時等にコンタクトアーム先端部51が変形、破損
するという欠点もあった。本考案の目的は、上記した欠
点をなくし、打込後の仕上り状態が良く、かつ落下時等
の衝撃に耐え得る十分な強度を有する打込機を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、取付部材と
接触して移動するコンタクトアームの先端部に止具をガ
イドする射出溝を設けると共に止具を収納するマガジン
がコンタクトアームと連動するように構成する。またマ
ガジンと共に移動するセフティアームの上端を打込動作
を制御するトリガ近傍に配すると共にコンタクトアーム
先端部の端面の厚さを取付部材の溝奥に入り得る厚みと
することにより達成される。
【0007】
【作用】本考案打込機のコンタクトアームは、先端部が
取付部材に押し当たると本体後方の支持ピンを回動中心
としてマガジンと連動して回動または垂直方向に移動す
ると同時にセフティアーム上端部が上昇し、トリガの操
作が可能となる。この状態でトリガを引きドライブビッ
トの駆動を開始させることにより止具の打撃、打込が可
能となる。更にコンタクトアーム先端部の内部に設けた
射出溝が下方端面まで止具の四方を拘束しガイドするよ
う形成しているので、止具が打込みを終了するまで確実
に案内される。
【0008】
【実施例】以下一実施例を示した図1〜図5を参照して
本考案を説明する。側面が接着剤を介して連結された止
具集合体、該止具集合体を前進させる給送部材及び該給
送部材を付勢押圧するスプリング(いずれも図示せず)
を収納支持するマガジン2の前端面にはコンタクトアー
ム5がねじ11を介して装着されている。マガジン2は
後方部が支持ピン13を介して打込機本体1に装着され
ており、マガジン2は該支持ピン13を支点として回動
可能となっている。マガジン2の側面及び底はガード1
4によってカバーされ、マガジン2が他の部材に接触し
て上方に移動しないようにしている。マガジン2の上面
にはセフティアーム52の下端が固着され、該セフティ
アーム52の上端はトリガ3近傍まで延び、マガジン2
が通常の下方位置にある時にトリガ3の突出部31に係
合してトリガ3が操作されるのを阻止している。またマ
ガジン2は打込機本体1との間に設けられたスプリング
6によって下方に付勢押圧されている。
【0009】コンタクトアーム5の先端部51は先端に
行くに従って細くなる先細り形状とされ、下端部端面の
幅及び厚さは前記取付部材9の溝91内に入れるような
大きさに設定されている。コンタクトアーム5には、図
3、図4に示す如く、止具8及び図示しない前記ドライ
ブビットが通過するための射出溝7が長手方向に貫通し
て設けられている。なお射出溝7の上方に設けられてい
る多数の凹凸部は、各種長さの止具8の頭部が通るため
のものである。またコンタクトアーム5は打込機本体1
から下方に延びたビットガイド12に上下動可能に支持
されている。コンタクトアーム5が通常の下方位置にあ
る時にはビットガイド12の係止部121に係止され、
コンタクトアーム5が上下動する時はビットガイド12
の案内面122に沿って上下動する。
【0010】次に上記のように構成された打込機の動作
を説明する。図5に示す如く取付部材9の溝91にコン
タクトアーム5の先端部51を挿入して先端部51を溝
91の底面を押し付けると、ビットガイド12の案内面
122にガイドされてコンタクトアーム5が上昇し、支
持ピン13を回動中心としてスプリング6の下方への押
圧力に逆らって、コンタクトアーム5、マガジン2及び
セフティアーム52が押し上げられ、トリガ突出部31
とセフティアーム52上端部との係合が外れトリガ3の
ロックが解除され、トリガ3の操作が可能になる。この
状態でトリガ3を引くと前記ドライブビットの駆動が開
始され、止具8が打ち出される。取付部材9の溝91内
への止具8の打込みが終了するまでコンタクトアーム5
先端部51内の射出溝7に止具8がガイドされるので、
取付部材9の取付位置に止具8を確実に打込むことがで
きる。
【0011】上記実施例によれば、射出溝7を有するコ
ンタクトアーム先端部51を取付部材9の溝91の底ま
で確実に入り込めるようにしたので、止具8を取付部材
9に接触する下端面まで確実に案内できるようになり、
止具8を指定位置に正確に打込めるようになり、取付部
材9の表面を傷つける恐れがなくなって仕上りがよくな
る。またコンタクトアーム先端部51の厚みを確保する
ことができて強度を大きくできるので、落下等の衝撃に
よるコンタクトアーム5の破損、変形を防止することが
できる。
【0012】図6は本考案の他の実施例を示すもので、
マガジン2を平行を保ったまま上下動できるようにした
ものである。すなわち、支持ピン13を介して打込機本
体1に装着されるマガジン2の後方部に長穴15を設
け、該長穴15を介して支持ピン13によってマガジン
2を打込機本体1に装着するようにしたものである。
【0013】上記実施例においては、セフティアーム5
2の上端部によってトリガ3を直接操作できないように
するとしたが、例えば図7に示す如く、トリガ3とトリ
ガプランジャ4との間に介在するトリガプレートをセフ
ティアーム52の上端部によって押し上げるタイプとし
てもよいことはもちろんである。この構成の場合は周知
の如く、トリガプレートがセフティアーム52によって
上昇された状態でトリガ3を操作することによって釘打
ち動作を開始するが、トリガプレートがセフティアーム
52によって上昇されていない状態ではトリガ3を操作
しても釘打ち動作が開始されないので、本考案において
は、トリガプレートが上昇した状態でトリガ3が操作で
きるとする。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、コンタクトアームの先
端部内に射出溝を設けたので、取付部材と接触する端面
まで止具を確実に案内することができ、確実に取付位置
に打ち込むことが出来る。また前記コンタクトアーム先
端部の端面の厚みを取付部材の溝幅以内としたので、溝
奥まで完全に入り込み、取付部材表面を傷つけることな
く止具を打込めるため仕上がりが向上する。そしてマガ
ジン内の止具を給送する押圧力とは無関係として本体と
マガジンの間にスプリングを設けたので、スプリングの
付勢押圧力を弱く設定でき、取付部の表面に圧痕を残
すことがなく、仕上がりが向上する。更にコンタクトア
ームとマガジンが連動して動作するように構成したの
で、先端部の厚みが確保できるようになり、落下時の衝
撃によって変形や破損する恐れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案打込機の安全装置を示す正面図。
【図2】 図1の要部拡大図。
【図3】 図2の要部側面断面図。
【図4】 図1の打込機で打込動作を終了した状態を示
す要部側面断面図。
【図5】 本考案打込機の使用時を示す正面図。
【図6】 本考案の他の実施例を示す正面図。
【図7】 従来の打込機の安全装置の一例を示す正面
図。
【図8】 従来の打込機の使用時の状態を示す側面図。
【符号の説明】
1は打込機本体、2はマガジン、3はトリガ、5はコン
タクトアーム、51は先端部、52はセフティアーム、
7は射出溝、8は止具、9は取付部材、13は支持ピ
ン、15は長穴である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の止具集合体及び該止具集合体を前
    進させる給送部材を収納支持し、打込機本体に上下動可
    能に支持されたマガジンと、該マガジンの前端面に固着
    され、止具集合体の先頭止具及び該先頭止具を打撃して
    打込むドライブビットが通過する射出溝を有し、先端が
    マガジンの底より下方に延びたコンタクトアームと、下
    が前記マガジンに固着され、上端が前記ドライブビ
    ットの駆動を開始させるトリガの近傍まで延びたセフテ
    ィアームとを備え、前記コンタクトアーム、マガジン及
    びセフティアームが上昇した時にのみ前記トリガを操作
    できるようにしたことを特徴とする打込機。
JP5871393U 1993-10-29 1993-10-29 打込機 Expired - Lifetime JP2584173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5871393U JP2584173Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 打込機

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JP5871393U JP2584173Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 打込機

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Publication Number Publication Date
JPH0727775U JPH0727775U (ja) 1995-05-23
JP2584173Y2 true JP2584173Y2 (ja) 1998-10-30

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Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980721