JP2584056B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2584056B2
JP2584056B2 JP1115317A JP11531789A JP2584056B2 JP 2584056 B2 JP2584056 B2 JP 2584056B2 JP 1115317 A JP1115317 A JP 1115317A JP 11531789 A JP11531789 A JP 11531789A JP 2584056 B2 JP2584056 B2 JP 2584056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は加熱室内の食品から発生する蒸気量を測定す
る湿度センサーと、空気浄化の為の触媒とを併設した加
熱装置における湿度センサー素子の破壊防止及び排気浄
化効率の向上に関するものである。
<従来の技術> 従来より加熱室内の食品から発生する蒸気量を湿度セ
ンサーで測定し、自動的に加熱を停止させることが行わ
れている。この湿度センサーは蒸気量により抵抗が変化
するセンサー素子とこのセンサー素子を加熱するセンサ
ーヒーターにより構成されている。センサー素子は安定
した蒸気量測定の為と排気による素子の汚れ防止の為セ
ンサーヒーターは常時通電されており、センサー素子を
450〜600℃に保っている。又、食品を高温で加熱調理す
る場合には湿度センサーの雰囲気温度も上昇し、センサ
ー素子が600℃を越える場合、センサーヒーターへの印
加電圧を下げて600℃を越えないように制御している。
この印加電圧の切り替えは加熱室内の温度制御を行う温
度サーミスタレベルにより切り替えを行っていた。
以下、第3図とともに従来例について説明する。図に
示すように加熱室2の上部には食品3を加熱するための
加熱ヒーター4が設けられている。加熱室2の温度は温
度サーミスタ5で庫内温度を測定しながら加熱ヒーター
4の通電制御を行うことにより温度制御を行っている。
又、本体1内に設けられた送風ファン6により、加熱室
2内の空気は排気通路4を通って本体1の外へ排出され
る。排気通路7の中には触媒9と触媒ヒーター10が設け
られており排気を浄化している。この触媒9は食品3か
らの油煙を分解して浄化しており、触媒ヒーター10は浄
化能力を高めるために触媒9を加熱している。又、排気
通路7の中には湿度センサー8が設けられており、食品
3からの蒸気量を測定している。この湿度センサー8は
蒸気量により抵抗が変化する素子8aと素子を加熱するセ
ンサーヒーター8bにより構成されている。センサー素子
8aは蒸気量測定の為と排気による素子の汚れ防止の為セ
ンサーヒーター8bは常時通電されており、センサー素子
8aを450〜600℃に保っている。加熱室2内の温度が上昇
すると湿度センサー8近傍の温度が上昇し、センサー素
子8aが600℃を越える場合はセンサーヒーター8bへの印
加電圧を下げて600℃を越えないように制御している。
つまり温度サーミスタ5のレベルによりセンサーヒータ
ー8bへの印加電圧を切り替えている。
第4図は従来例の動作シーケンスを表したものであ
る。
加熱を開始すると加熱ヒーター4が通電されて、温度
サーミスタ5のレベルが上がって行き、設定温度に達す
ると加熱ヒーター4への通電が断続的に行われる。触媒
ヒーター10への通電も断続的に行われており、触媒ヒー
ター10通電中は加熱ヒーター4は通電されない。加熱室
2内の温度がセンサーヒーター切り替えレベルに達する
と、センサーヒーター印加電圧はHIGHからLOWへと切り
替えられる。
<発明が解決しようとする課題> 触媒9はなるべく排気温度が下がっていない排気口2a
付近にある方が触媒の分解能力も高く、触媒9を高温に
保つための触媒ヒーター10の通電時間も短くてすむので
効率が良い。しかしながら、この構成においては単に加
熱室2内の温度が上昇したときにのみセンサーヒーター
8bの印加電圧を切り替えているので、触媒9と触媒ヒー
ター10を加熱室排気口2aの近傍、湿度センサー8付近に
取り付けると、触媒ヒーター10が通電されたときに湿度
センサー8を加熱してしまい、センサー素子8aが許容温
度の600℃を越る恐れがある。従って、触媒9と触媒ヒ
ーター10は加熱室排気口に設けられた湿度センサー8と
距離を離して取り付けられなければならなかったので、
浄化効率が良くなかった。又、湿度センサー8との距離
を近くすると、センサー素子8aの損傷を招き、正確な蒸
気量の測定ができなくなるという課題があった。そこ
で、本発明は触媒9と触媒ヒーター10を加熱室排気口2a
近傍、湿度センサー8付近に設けてもセンサー素子8aが
損傷を受けない信頼性の高い加熱装置を提供することを
目的としている。
<課題を解決するための手段> そこで前記目的を達成するために本発明は、本体内に
加熱室と、加熱室内の食品から発生する蒸気量を測定す
る湿度センサー素子と、湿度センサー素子を加熱するセ
ンサーヒーターと、加熱室内の空気を排出する排気通路
と、排気通路に設けられる排気浄化の為の触媒と、触媒
を加熱する触媒ヒーターとを備え、触媒と触媒ヒーター
とを湿度センサーの近傍に配置するとともに触媒ヒータ
ーが通電されたときには、通電開始から一定時間後にセ
ンサーヒーター印加電圧はHIGHからLOWへと切替え、更
に一定時間後に再びLOWからHIGHへ戻る切り替えを行う
構成としたものである。
<作用> 本発明の加熱装置は触媒ヒーターの通電に関連づけて
センサーヒーターへの印加電圧切り替えを行うことによ
り、センサー素子が触媒ヒーターの熱で破壊温度に達す
ることによる損傷を防止できる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例における加熱装置について図
面とともに説明する。第1図に示すように加熱室12の上
部には食品13を加熱するための加熱ヒーター14が設けら
れている。加熱室12の温度は温度サーミスタ15で庫内温
度を測定しながら加熱ヒーター14の通電制御を行うこと
により温度制御を行っている。又、本体11内に設けられ
た送風ファン16により、加熱室12内の空気は排気通路17
を通って本体11の外へ排出される。排気通路17の中の加
熱室排気口付近12aには触媒19と触媒ヒーター20が設け
られており排気を浄化している。この触媒19は食品13か
らの油煙を分解して浄化しており、触媒ヒーター20は浄
化能力を高めるために触媒19を加熱している。又、排気
通路17の中の加熱室排気口付近には湿度センサー18も設
けられており、食品3からの蒸気量を測定している。こ
の湿度センサー18は蒸気量により抵抗が変化する素子18
aと素子を加熱するセンサーヒーター18bにより構成され
ている。センサー素子18aは蒸気量測定の為と排気によ
る素子の汚れ防止の為センサーヒーター18bは常時通電
されており、センサー素子18aを450〜600℃に保ってい
る。加熱室12内の温度が上昇すると湿度センサー18近傍
の温度が上昇し、センサー素子18aが600℃を越える場合
はセンサーヒーター18bへの印加電圧を下げて600℃を越
えないように制御している。つまり温度サーミスタ15の
レベルによりセンサーヒーター18bへの印加電圧を切り
替えている。又、触媒ヒーター20が通電されたときに
も、これに関連づけてセンサーヒーター18bへの印加電
圧を下げる。
第2図は実施例の動作シーケンスを表したものであ
る。
加熱を開始すると加熱ヒーター14が通電されて、温度
サーミスタ15のレベルが上がって行き、設定温度に達す
ると加熱ヒーター14への通電が断続的に行われる。触媒
ヒーター20が通電されたときには、通電開始からT秒後
にセンサーヒーター印加電圧はHIGHからLOWへと切り替
わる。そしてT2秒後再びLOWからHIGHへ戻る。加熱室12
内の温度がセンサーヒーター切り替えレベルに達してい
れば、T2秒経過後もHIGHに戻らずLOWを維持する。
<発明の効果> 以上のように、加熱室の温度が高くなったときにのみ
湿度センサーのセンサーヒーター印加電圧を切り替える
のではなく、触媒ヒーターが通電されたときにも、これ
に関連づけてセンサーヒーターの印加電圧を切り替える
ので、触媒と触媒ヒーターを湿度センサーの近傍、加熱
室排気口付近に取り付けた場合でもセンサー素子を許容
温度に保つことができる。従って、触媒と触媒ヒーター
を加熱室排気口付近に取り付けて、触媒の排気の油煙分
解能力を高めることができ、これにより触媒ヒーターの
通電時間を短くできる。触媒ヒーターの通電時間を短く
できれば、食品を加熱する加熱ヒーターの非通電時間を
短くできるので調理時間を短縮できる。このように本発
明によれば、触媒の浄化効率が高く、かつ湿度センサー
に損傷を与えない信頼性の高い加熱装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱装置の断面を示
す構成図、第2図は本発明の動作シーケンス図、第3図
は従来の加熱装置の断面を示す構成図、第4図は従来の
動作シーケンス図である。 11……本体、12……加熱室、12a……加熱室排気口、13
……食品、14……加熱ヒーター、15……温度サーミス
タ、16……送風ファン、17……排気通路、18……湿度セ
ンサー、18a……センサー素子、18b……センサーヒータ
ー、19……触媒、20……触媒ヒーター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に加熱室と、前記加熱室内の食品か
    ら発生する蒸気量を測定する湿度センサー素子と、前記
    湿度センサー素子を加熱するセンサーヒーターと、前記
    加熱室内の空気を排出する排気通路と、前記排気通路に
    設けられる排気浄化の為の触媒と、前記触媒を加熱する
    触媒ヒーターとを備え、前記触媒と前記触媒ヒーターと
    を前記湿度センサーの近傍に配置するとともに、前記触
    媒ヒーターが通電されたときには、通電開始から一定時
    間後に前記センサーヒーター印加電圧はHIGHからLOWへ
    と切替え、更に一定時間後に再びLOWからHIGHへ戻る切
    り替えを行う構成とした加熱装置。
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