JP2583946Y2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2583946Y2
JP2583946Y2 JP3229993U JP3229993U JP2583946Y2 JP 2583946 Y2 JP2583946 Y2 JP 2583946Y2 JP 3229993 U JP3229993 U JP 3229993U JP 3229993 U JP3229993 U JP 3229993U JP 2583946 Y2 JP2583946 Y2 JP 2583946Y2
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重男 大隈
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車用エンジ
ン等の燃焼圧を検出する燃焼圧センサに用いて好適な圧
力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による圧力センサとして、図4
および図5に燃焼圧センサを例に挙げて説明する。
【0003】1はエンジン本体を示し、該エンジン本体
1は、シリンダ2と、該シリンダ2内を往復動するピス
トン3と、シリンダ2上に設けられたシリンダヘッド4
とから大略構成され、該シリンダヘッド4はシリンダ
2,ピストン3との間に燃焼室5を画成している。ここ
で、該シリンダヘッド4には吸気口4Aが形成され、該
吸気口4Aには吸気弁6が設けられている。また、該シ
リンダヘッド4には燃焼室5内と連通して段部7Aを有
し、後述の燃焼圧センサ12が挿入される段付穴7が穿
設されている。そして、該シリンダヘッド4の吸気口4
Aは吸気マニホールド8と接続され、該吸気マニホール
ド8から供給される空気と燃料との混合気を吸気弁6を
介して燃焼室5内にピストン3の往復動により吸込ませ
るようになっている。
【0004】9は先端側が燃焼室5内に臨むようにシリ
ンダヘッド4に取付けられた点火プラグを示し、該点火
プラグ9は燃焼室5内に吸込まれた混合気に点火を行
い、この混合気を燃焼させることによって燃焼室5内に
高い燃焼圧を発生させるようになっている。そして、エ
ンジン本体1のピストン3はこの燃焼圧によって下向き
に駆動され、クランク軸(図示せず)から回転出力を導
出させるようになっている。
【0005】10はエンジン本体1の外側に位置して、
段付穴7内に燃焼圧センサ12を位置決めする取付ステ
ーを示し、該取付ステー10の一端側は点火プラグ9に
筒状のスペーサ11を介して固定され、他端側は後述す
るカバー15の縮径部15Aに遊嵌される自由端となっ
ている。
【0006】12は燃焼室5内に臨むようにシリンダヘ
ッド4の段付穴7に取付られた燃焼圧センサ、13は該
燃焼圧センサ12のケーシングを後述のカバー15と共
に構成するケーシング本体を示し、該ケーシング本体1
3は銅合金等の金属材料から大径の筒状に形成された大
径筒部13Aと、該大径筒部13Aの下端側に設けら
れ、下向きに縮径するテーパ状に形成された肩部13B
と、後述のダイヤフラム14とから有底の段付筒状に構
成され、該ケーシング本体13は肩部13Bを介して段
付穴7の段部7Aに当接するように段付穴7内に挿入さ
れている。また、該ケーシング本体13は肩部13Bを
除いた外周面と段付穴7の周面との間に、図5に示す如
く全周に亘って約100〜200μm程度の隙間を介在
させ、エンジン本体1の振動がケーシング本体13を介
して後述の圧電体18に伝達されるのを極力防止するよ
うになっている。
【0007】14はケーシング本体13の肩部13Bか
ら下向きに突出したダイヤフラムを示し、該ダイヤフラ
ム14は薄肉な円筒状に形成された小径部14Aと、該
小径部14Aの先端部に形成され、燃焼室5内に臨む厚
肉円板状の受圧部14Bとから構成されている。そし
て、該ダイヤフラム14は燃焼室5内の圧力(燃焼圧)
を受圧部14Bで受圧すると、この圧力に応じて小径部
14Aが軸方向に撓んで、後述の受圧ロッド16を軸方
向に変位させるようになっている。
【0008】15はケーシング本体13の上端側にレー
ザ溶接等の手段を用いて固着された段付円筒状のカバー
を示し、該カバー15の上側にはシリンダヘッド4外へ
と上向きに突出する縮径部15Aが形成され、該縮径部
15Aは取付ステー10の他端側に遊嵌されている。
【0009】16はケーシング本体13内に軸方向に変
位可能に設けられたステンレス等の金属材料からなる受
圧ロッドを示し、該受圧ロッド16は下端側の球面部1
6Aがダイヤフラム14の受圧部14Bに当接され、上
端側の円錐部16Bが絶縁性のセラミック材料等からな
る円板状の下側プレート17および後述のコンタクトプ
レート20を介して後述の圧電体18に当接している。
そして、該受圧ロッド16は燃焼圧によって軸方向に撓
むダイヤフラム14の変位を下側プレート17等を介し
て圧電体18に伝達すると共に、燃焼室5内の高温が圧
電体18に伝わるのを防止するようになっている。
【0010】18はケーシング本体13の大径筒部13
A内に位置して後述するコンタクトプレート20のコン
タクト部20A上に設けられ、チタン酸鉛等の圧電性材
料から環状に形成された圧電体を示し、該圧電体18の
両端面側にはシート状の上側電極,下側電極(いずれも
図示せず)が形成され、該圧電体18の下側電極はコン
タクトプレート20のコンタクト部20Aに接触し、上
側電極は導電性の金属材料から筒状に形成された上側プ
レート19、後述の止めねじ22を介してケーシング本
体13にアースされている。そして、該圧電体18はダ
イヤフラム14が燃焼室5内の燃焼圧を受圧し、受圧ロ
ッド16を介してこの燃焼圧を受承することにより軸方
向に圧縮され、このときの圧縮歪に対応した起電力を燃
焼圧の検出信号として出力するようになっている。
【0011】20はケーシング本体13内に設けられた
導電性の金属材料からなるコンタクトプレートを示し、
該コンタクトプレート20は、下端側に位置して円板状
に形成され、圧電体18に接触するコンタクト部20A
と、該コンタクト部20Aの内周側から軸方向上向きに
突設され、上端側がリード線21にカシメ固定された筒
状の軸部20Bとから構成され、該コンタクトプレート
20は後述の絶縁チューブ25,26と下側プレート1
7とによりケーシング本体13と絶縁されている。そし
て、該コンタクトプレート20は圧電体18からの検出
信号をリード線21を介してコントロールユニット(図
示せず)に伝達する。
【0012】22はケーシング本体13内に螺着された
位置決め手段としての止めねじを示し、該止めねじ22
は導電性の金属材料から略円筒状に形成され、その外周
面にはおねじ部22Aを有している。そして、該止めね
じ22は上側プレート19を介して圧電体18を下向き
に押圧することにより、該圧電体18に所定の初期荷重
を与え、大径筒部13A内で圧電体18を軸方向に位置
決めしている。
【0013】23はカバー15の縮径部15A上端側に
カシメ等の手段により嵌合固着されたシール部材を示
し、該シール部材23はリード線21の抜け止めを行う
と共に、外部の雨水等がカバー15内へ浸入するのを防
止するようになっている。
【0014】24,24は取付ステー10の自由端側と
カバー15の縮径部15Aの上端側との間に配設された
皿ばねを示し、該各皿ばね24はケーシング本体13の
肩部13Bを段付穴7の段部7Aに常時押付けることで
段付穴7を閉塞させ、燃焼室5内の燃焼圧が段付穴7を
介してエンジン本体1の外部に漏れるのを防止すると共
に、エンジン本体1の振動がスペーサ11,取付ステー
10等を介してケーシング本体13内の圧電体18に伝
達されるのをそのばね力により緩衝して防止するように
なっている。
【0015】25はコンタクトプレート20のコンタク
ト部20A外周側に設けられた下側絶縁チューブを示
し、該下側絶縁チューブ25は熱収縮性の絶縁樹脂材料
から大径な筒状に形成されている。そして、該下側絶縁
チューブ25は下側プレート17、圧電体18、コンタ
クト部20A等が挿入された状態で熱風等により加熱さ
れて収縮し、コンタクト部20A等を囲繞するようにな
っている。
【0016】また、26はコンタクトプレート20の軸
部20B外周側に設けられた上側絶縁チューブで、該上
側絶縁チューブ26は熱収縮性の絶縁樹脂材料から小径
な筒状に形成され、該上側絶縁チューブ26は軸部20
Bの外周側を止めねじ22、ケーシング本体13から絶
縁するようになっている。
【0017】従来技術による燃焼圧センサ12は上述の
如き構成を有するもので、ケーシング本体13内に受圧
ロッド16を挿入し、該受圧ロッド16の上端側に予め
各絶縁チューブ25,26によって外周側を囲繞された
コンタクトプレート20、圧電体18等を挿入して取付
けた後、止めねじ22をケーシング本体13内に螺着し
てこれらを固定し、カバー15をケーシング本体13の
上端側に固着して組立てられ、段付穴7内に取付けられ
る。そして、エンジン本体1の燃焼室5内に吸込まれた
混合気を点火プラグ9によって点火すると、この混合気
が燃焼して燃焼室5内に非常に高い燃焼圧が発生するか
ら、この燃焼圧はケーシング本体13の一部を構成する
ダイヤフラム14の受圧部14Bで受圧され、小径部1
4Aを燃焼圧に応じて軸方向に撓ませる。
【0018】かくして、この燃焼圧は受圧ロッド16を
介して圧電体18に伝えられ、該圧電体18はこのとき
の燃焼圧に応じて圧縮され、燃焼圧に対応した起電力を
検出信号としてコンタクトプレート20,リード線21
等を介して外部のコントロールユニットに出力する。そ
して、コントロールユニットはこの検出信号に基づいて
燃焼圧の大,小を判定し、エンジン本体1の点火時期を
制御したり、エンジン本体1の負荷状態を検出したりす
るようになっている。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による燃焼圧センサ12は、エンジンの燃焼室5
に取付けられることにより、エンジンの燃焼圧を検出す
るようになっている。
【0020】しかし、エンジンの燃焼室5ではエンジン
の運転状態に応じて、例えばアイドル時と加速時等とで
温度差が生じ、この温度差によって圧電体18の温度も
変化するから、この温度変化に応じて圧電体18にパイ
ロ電気が発生し、このパイロ電気が圧電体18の検出信
号に重畳されてしまい、燃焼圧に応じた正確な検出信号
を出力することができないという問題がある。
【0021】このため上述した従来技術によるもので
は、圧電体18の近傍に熱電対やサーミスタ等の温度セ
ンサを設け、該温度センサによって圧電体18の温度を
検出し、コントロールユニットはこの検出温度に基づい
て該圧電体の検出信号を補正するようにしている。しか
し、コントロールユニットは圧電体18の温度変化に応
じ、圧電体18からの検出信号を逐次補正しなくてはな
らず、圧力検出時の零点が変動し、コントロールユニッ
トの電子回路や補正用プログラム等が大幅に複雑化し
て、燃焼圧センサのコストが増大するという問題があ
る。
【0022】本考案は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本考案は圧電体が外部からの熱影響を受
けるのを防止でき、燃焼圧を高精度に検出することがで
きるようにした圧力センサを提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本考案が採用する構成の特徴は、ケーシング本体
の内面には、熱伝導率の高い材料によって形成され、少
なくとも圧電体を囲む位置からケーシング本体の基端側
に延びる熱の良導体層と、該良導体層よりも熱伝導率の
低い材料によって形成され、該良導体層を前記ケーシン
グ本体の内側から被覆した被覆層とを設けたことにあ
る。
【0024】
【作用】上記構成により、外部からケーシング本体に熱
が伝わるときには、この熱を良導体層を介してケーシン
グ本体の基端側に伝導させて逃がすことができる。ま
た、熱の良導体層は熱伝導率の低い被覆層によって覆わ
れているから、該被覆層を介して圧電体に熱が伝導する
のを防止でき、圧電体の温度が上昇するのを抑えること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1および図2に基
づき詳述する。なお、実施例では前述した図4および図
5に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0026】図中、31はケーシング本体を示し、該ケ
ーシング本体31は前述した従来技術のケーシング本体
13とほぼ同様に、銅合金等の金属材料から大径筒部3
1A,肩部31Bを有する段付筒状に形成され、該肩部
31Bの先端側には従来技術で述べたダイヤフラム14
と同様に小径部32Aと受圧部(図示せず)とからなる
ダイヤフラム32が設けられている。
【0027】33は大径筒部31Aの内側に、基端側か
ら中間部にかけて形成されためねじ部を示し、該めねじ
部33には止めねじ22のおねじ部22Aが螺合するよ
うになっている。
【0028】34は熱の良導体層としての銀層を示し、
該銀層34は熱伝導率の高い金属材料としての銀をケー
シング本体31の内面にメッキ処理することにより形成
され、圧電体18を周囲から取囲むように、肩部31B
の内周側から大径筒部31Aの基端側内周に亘りケーシ
ング本体31の内周面に沿って延びている。
【0029】35は被覆層としてのニッケル層を示し、
該ニッケル層35は前記銀層34を構成する銀材料より
も熱伝導率の低いニッケル材料をメッキ処理することに
よって形成され、前記銀層34をケーシング本体31の
内側から被覆している。
【0030】本実施例による燃焼圧センサは上述の如き
構成を有するもので、その基本的作動については従来技
術によるものと格別差異はない。
【0031】然るに、本実施例では、ケーシング本体3
1の大径筒部31Aの内側に、圧電体18を囲む位置よ
り下側の肩部31B内周側から大径筒部31Aの基端側
内周に延びるように熱伝導度の大きい銀層34を形成
し、該銀層34上には該銀層34よりも熱伝導率の低い
ニッケル材料からなるニッケル層35をケーシング本体
31の内側から被覆して設けたから、以下に述べる作用
効果を奏する。
【0032】即ち、当該燃焼圧センサをシリンダヘッド
4の段付穴7に図4に示す如く設け、燃焼室5内に発生
する燃焼圧を検出するときに、該燃焼室5からの高熱は
肩部31B等を介してケーシング本体31内に伝達す
る。しかし、熱伝導率の高い銀からなる銀層34はこの
ときの熱をケーシング本体31の大径筒部31A基端側
に導き、カバー15、取付ステー10等から外部へと逃
すことができる。また、該銀層34を熱伝導率の低いニ
ッケル層35で被覆したことにより、該ニッケル層35
を介して圧電体18に熱が伝導するのを防止でき、該圧
電体18の温度上昇を防止できる。
【0033】従って、本実施例によれば、圧電体18の
温度変化を小さくでき、圧電体18から出力される燃焼
圧検出信号に温度変化によるパイロ電気が重畳されるの
を効果的に防止し、圧力検出時の零点が変動するのを防
止できるから、燃焼室内の燃焼圧を長期に亘って安定さ
せて検出できると共に、例えばサーミスタ等の温度検出
素子を用いて熱対策等を施す必要がなくなり、コントロ
ールユニットのプログラムや電子回路等を簡略化でき、
コストを大幅に低減することができる。
【0034】なお、前記実施例では、ケーシング本体3
1の先端側に薄肉円筒状の小径部32Aと厚肉円板状の
受圧部とからなるダイヤフラム32を設ける場合を例に
挙げて説明したが、本考案はこれに限るものではなく、
例えば図3に示す変形例の如く、ケーシング本体41の
先端側には小径部42Aと該小径部42Aの先端側を閉
塞する薄肉円板状の受圧部42Bからなるダイヤフラム
42を形成し、外部の圧力により該受圧部42Bが軸方
向に変位するようにしてもよい。また、熱の良導体層と
しての銀層43、被覆層としてのニッケル層44を小径
部42Aの内側からケーシング本体41の基端側まで延
びるように形成してもよい。
【0035】また、前記実施例では、良導体層として銀
層34を用い、被覆層としてニッケル層35を用いるも
のとして説明したが、本考案はこれに限るものではな
く、例えば良導体層を金等の熱伝導率の高い材料で形成
し、被覆層を熱伝導率の低いシリコーン樹脂等の材料に
よって形成してもよい。
【0036】さらに、前記実施例では、圧力センサとし
て燃焼圧センサを例に挙げて説明したが、本考案は空
気、工業用ガス等の気体や燃料、水等の液体の圧力を検
出する圧力センサにも適用することができる。
【0037】
【考案の効果】以上詳述した通り、本考案によれば、ケ
ーシング本体の内面には、熱伝導率の高い材料によって
形成され、少なくとも圧電体を囲む位置からケーシング
本体の基端側に延びる熱の良導体層と、該良導体層より
も熱伝導率の低い材料によって形成され、該良導体層を
前記ケーシング本体の内側から被覆した被覆層とを設け
たから、外部からケーシング本体内に伝達する熱を、熱
伝導率の高い熱の良導体層を介してケーシング本体の基
端側に導いて逃すことができ、ケーシング本体が高温状
態になるのを防止できる。また、熱の良導体層を熱伝導
率の低い被覆層で被覆したことにより、該被覆層を介し
て圧電体に熱が伝導するのを防止でき、圧電体の温度上
昇を防止できる。
【0038】従って、圧電体の温度変化を小さくでき、
圧電体から出力される圧力検出信号に、温度変化による
パイロ電気が重畳されるのを効果的に防止し、圧力検出
時の零点が変動するのを防止できるから、周囲温度の変
化に対しても安定した圧力検出を行うことができ、構造
を簡略化してコストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である燃焼圧センサの要部を拡
大して示す縦断面図である。
【図2】ケーシング本体のめねじ部等を拡大して示す縦
断面図である。
【図3】ダイヤフラムの変形例を示す部分断面図であ
る。
【図4】従来技術によるエンジン本体の要部を示す縦断
面図である。
【図5】図4中に示す燃焼圧センサを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】 16 受圧ロッド 18 圧電体 22 止めねじ(位置決め手段) 31,41 ケーシング本体 32,42 ダイヤフラム 34,43 銀層(熱の良導体層) 35,44 ニッケル層(被覆層)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力に応じて変位するダイヤフラムが先
    端側に設けられた筒状のケーシング本体と、先端側が前
    記ダイヤフラムに当接するように該ケーシング本体内に
    設けられ、前記ダイヤフラムの変位に応じて軸方向に変
    位する受圧ロッドと、該受圧ロッドの基端側に位置して
    前記ケーシング本体内に設けられ、該受圧ロッドを介し
    て伝達される前記ダイヤフラムの変位に応じた検出信号
    を出力する圧電体と、前記ケーシング本体内に設けら
    れ、該圧電体に初期荷重を与えるように、該圧電体をケ
    ーシング本体内に位置決めする位置決め手段とからなる
    圧力センサにおいて、前記ケーシング本体の内面には、
    熱伝導率の高い材料によって形成され、少なくとも前記
    圧電体を囲む位置から前記ケーシング本体の基端側に延
    びる熱の良導体層と、該熱の良導体層よりも熱伝導率の
    低い材料によって形成され、該良導体層を前記ケーシン
    グ本体の内側から被覆した被覆層とを設けたことを特徴
    とする圧力センサ。
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