JP2583602Y2 - 測量機用データバックアップ装置 - Google Patents

測量機用データバックアップ装置

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JP2583602Y2
JP2583602Y2 JP5595692U JP5595692U JP2583602Y2 JP 2583602 Y2 JP2583602 Y2 JP 2583602Y2 JP 5595692 U JP5595692 U JP 5595692U JP 5595692 U JP5595692 U JP 5595692U JP 2583602 Y2 JP2583602 Y2 JP 2583602Y2
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滋 青木
健一 渋谷
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Nikon Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は測量機用データバックア
ップ装置に係り、特にトータルステーションや電子式セ
オドライト等の測量機のデータの収集やバックアップを
確実に行えるようにした測量機用データバックアップ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年大量の測量データを測量機本体から
電気的信号として外部の記録媒体に取り出し、パーソナ
ルコンピュータ等により測量データの処理を行えるよう
にしたトータルステーションや電子式セオドライト等が
種々開発されている。また、これらの測量機からデータ
を取り出すデータ記録装置としては、内部に記憶部を有
するハンドヘルドタイプの小型コンピュータの一種であ
るデータコレクタや、このデータコレクタ機能が測量機
内部に一体に組み込まれ、I/Oインターフェイスを介
して種々の測量データを書き込めるメモリカード等があ
る。データの取り出し用プログラムや測量データの記憶
手段には小型で大きな記憶容量が確保できるROMやR
AMの半導体素子が使用され、これら半導体素子を搭載
した外部記憶装置に対し、本体やデータコレクタ内部の
CPUで実行されるプログラムにより所定形式でのデー
タの書き込みが行われる。
【0003】このうちデータコレクタは操作者の指令を
入力可能な操作パネルを有しており、自由度の高いデー
タ収集を行うことができ、また各種の測量データを用い
た応用計算機能も備えており、データの加工等に対して
優れた機能を発揮できるという特徴を有する。一方、メ
モリカードは薄型のカード内にRAM等の半導体素子が
組み込まれ、そのRAMに記憶されたデータをカードリ
ーダ等により読み出し、このカードリーダを介してパー
ソナルコンピュータ等にデータを引き渡すようになって
いる。このタイプは測量機とデータコレクタとが一体に
なっているので、操作性が高いという利点がある。
【0004】図3はこの種の測量機におけるデータの授
受を示したブロック図である。同図に示したように測量
機10の内部には、所定の演算を行ったり測量データを
外部に記憶させるために所定の制御を行うメインCPU
101と、メインCPU101から直接アクセス可能な
メインメモリ102とが設けられ、さらにこれらにはイ
ンターフェイス103が接続され、データコレクタ等の
外部記憶装置20とのデータ転送が行えるようになって
いる。
【0005】このとき前述のメインCPU101とメイ
ンメモリ102とインターフェイス103とはデータバ
ス104により相互にデータの授受が行えるようになっ
ている。またメインCPU101の指令によりメインメ
モリ102やインターフェイス103に送られるデータ
のアドレス(番地)を指定するアドレスバス105が併
せて設けられている。このような構成からなる測量機で
はデータは外部記憶装置20としてのデータコレクタや
メモリカードのRAMに書き込まれ、あるいは読み出さ
れるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来の技術においては、以下のような問題により測量
機本体にある測量データや、データコレクタやメモリカ
ードに蓄積されたデータが破壊あるいは消去してしまう
というおそれがある。たとえば、 イ)物理的破壊によるデータ破壊、消去。 測量機を転倒させてしまったり、データコレクタを落と
してしまったりして測量機本体内部やデータコレクタ内
の記憶素子が破損すると、記憶素子内のデータが物理的
に破壊してしまう。 ロ)電気的破壊によるデータ破壊、消去。 測量機内において、供給電源が不安定だったりすると、
実行中のプログラムが暴走したり、システムプログラム
がハングアップしてしまう場合がある。そのような場
合、データが消去されたり、全然別なデータに更新され
てしまう(いわゆるデータ化け)という事故もある。
【0007】そこで本考案の目的は、このような従来の
問題点を解消し、データを確実に保護することのできる
測量機用データバックアップ装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案はバックアップデータ内部記憶手段と、外部
記憶装置とのインターフェイス手段と別個に設けられ前
記バックアップデータ内部記憶手段とバスラインとのデ
ータ授受を行う内部インターフェイス手段とを備え、前
記バックアップデータ内部記憶手段に前記測量機内部の
主記憶部に書き込まれるデータ内容と同一のデータを書
き込むようにしたことを特徴とするものである。
【0009】この場合、バックアップデータ内部記憶手
段を外部記憶装置内に設け、該バックアップデータ内部
記憶手段に前記外部記憶装置内のデータ記憶部に書き込
まれるデータ内容と同一のデータを書き込ことが好まし
い。
【0010】また、前記バックアップデータ内部記憶手
段には、着脱自在なメモリカードを用いると良い。
【0011】
【作用】本考案によれば、バックアップデータ内部記憶
手段と、外部記憶装置とのインターフェイス手段と別個
に内部インターフェイス手段を設け、バックアップデー
タ内部記憶手段とバスラインとのデータ授受を行うこと
により前記バックアップデータ内部記憶手段に前記測量
機内部の主記憶部に書き込まれるデータ内容と同一のデ
ータを書き込むようにしたので、データ記憶時に常に同
一データを別のメモリエリアに記憶させることができ、
測量機の主記憶部等が破損しても別個に測量機内部に収
容されているバックアップデータ内部記憶手段にアクセ
スしてデータを復旧することができる。
【0012】この場合、バックアップデータ内部記憶手
段を外部記憶装置内に設け、該バックアップデータ内部
記憶手段に前記外部記憶装置内のデータ記憶部に書き込
まれるデータ内容と同一のデータを書き込ことにより外
部記憶装置におけるデータ保存をより確実にすることが
できる。
【0013】また、前記バックアップデータ内部記憶手
段に着脱自在なメモリカードを用いることにより測量機
からデータ記憶部を独立した部品として機器外に容易に
取り出すことができる。
【0014】
【実施例】以下本考案による測量機用データバックアッ
プ装置の一実施例を図1を参照して説明する。図1にお
いて符号1は測量機本体を示し、この測量機1の内部に
は各種の演算やデータハンドリングを行うメインCPU
11と、このメインCPU11での演算結果や測量デー
タを直接格納するメインメモリ12と、メインCPU1
1、インターフェイス13を介して測量データ等のデー
タを記憶可能な内部補助記憶装置16とが設けられてい
る。メインCPU11とメインメモリ12とはデータバ
ス14で接続されており、このデータバス14を介して
各種のデータの授受がなされ、データの記憶場所として
はアドレスバス15の情報が用いられる。
【0015】本実施例では、メインメモリ12には8ビ
ットCMOSが搭載され、メインメモリ12としては書
換え可能なRAMが、内部補助記憶装置16には書換え
可能なEEPROMあるいはRAMが使用され、インタ
ーフェイス13を介してデータバス14によりデータの
授受が行われる。一方、測量機1の外部には外部記憶装
置20が接続されている。この外部記憶装置20には従
来の技術で述べたデータコレクタあるいはメモリカード
と同タイプのものを用いることができる。
【0016】外部記憶装置20がデータコレクタの場合
には測量機1のインターフェイス17に接続された図示
しないコネクタに接続された転送ケーブルCを介して所
定の形式でデータを取り込むことができ、メモリカード
の場合には測量機1のインターフェイスボードのスロッ
ト等に直接挿入したりして測量機との接続を行い、同様
のデータを取り込むことができる。
【0017】ここで、測量機1により得られた測量デー
タを外部記憶装置20に記憶させるとともに、内部の内
部補助記憶装置16に記憶させる手順について説明す
る。測量作業によって得られた座標データ等の測量デー
タは、メインCPU11によって演算あるいは整理され
た後、一時的にメインメモリ12に格納される。その時
メインメモリ12に格納されるデータはメインCPU1
1からのプログラム指令によりに同時にかつ自動的にイ
ンターフェイス13を介して内部補助記憶装置16にも
記憶される。
【0018】このとき内部補助記憶装置16に取り込ま
れるデータとしては測距、測角、測点、日時等が考えら
れるが、ユーザの指定によりバックアッププログラムを
変更し、内部補助記憶装置16に取り込むデータの種類
を自由に選択することも可能である。このように測量作
業により得られた測量データは常にメインメモリ12お
よび内部補助記憶装置16の2か所に記憶されることに
なり、内部補助記憶装置16はメインメモリ12のバッ
クアップ機能を果たす。
【0019】次に、本考案により得られた測量データを
メインメモリ12からインターフェイス17を介して外
部記憶装置20へ転送する場合について説明する。測量
機1のハウジングの所定位置に設けられた接続コネクタ
に接続された転送ケーブルCを介して外部記憶装置20
を接続できる。これらの測量機では測量データの外部記
録装置へのインターフェイスとして、RS−232C等
のシリアルインターフェイスが使用でき、RS−232
Cケーブルを介してパーソナルコンピュータに直接接続
し、パーソナルコンピュータ上のコマンド入力により測
量機側のデータをテキストファイルとして取り出し、フ
ロッピーデスク等の記録媒体に記憶させることもでき
る。
【0020】外部記憶装置20としてデータコレクタを
使用する場合には、付属の操作パネルから操作指令を行
い、測量機1内のメインメモリ12に記憶された測量デ
ータのうち、希望データの読み出しを行うことができ
る。このとき前述のようにメインメモリ12からのデー
タ転送と同時にデータバス6およびインターフェイス1
3を介して同一のデータが内部補助記憶装置16にも同
時に転送される。これにより外部記憶装置20に転送さ
れたデータのバックアップもとることができ、外部に測
量データが読み出されても内部にバックアップデータと
して所定のデータを保存しておくことができる。
【0021】次に、図2を参照して内部補助記憶装置を
有するデータコレクタ等の外部記憶装置にデータを転送
する場合について説明する。図2に示したように外部記
憶装置30の内部には書き込み読み取り可能なデータ記
憶部34と、内部補助記憶装置36がデータバス34を
介して並列接続されている。したがってこの外部記憶装
置30に測量機1からデータを転送するインターフェイ
ス17を介して外部記憶装置30の内部のデータ記憶部
32に所定のデータを書き込むと同時に内部補助記憶装
置36にも同一のデータを書き込むことができる。これ
により外部記憶装置30においても独立してデータのバ
ックアップを行なうことができ、単独の外部記憶装置3
0におけるデータの安全性も確保することができる。
【0022】なお、前述の内部補助記憶装置16、36
をメモリカードで構成することにより測量機が物理的破
壊を生じた場合でもメモリカードを単独で取り出し、外
部のカードドライバ等で読み出し、データ復旧を行うこ
とができる。また記憶素子が着脱自在にモジュール化さ
れていればそれによっても同様の効果を得ることができ
る。また、内部補助記憶装置のメモリエリアをメインメ
モリエリアと独立させるように設計することで、メイン
CPUの暴走等電気的破壊が生じても、メインCPUの
修理、交換等の処理を行うことで再び補助記憶装置へア
クセスできるようになり、破壊前の蓄積データをある程
度復旧することもできる。
【0023】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば物理的、
電気的なアクシデントによる蓄積データの破壊を最小限
に抑えることができ、貴重な測量データを確実に保護す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による測量機用データバックアップ装置
の一実施例を示したブロック図。
【図2】本考案の他の実施例を示したブロック図。
【図3】従来の測量機データ記憶装置の一例を示したブ
ロック図。
【符号の説明】
1 測量機 11 メインCPU 12 メインメモリ 13,17 インターフェイス 16,36 内部補助記憶装置 20,30 外部記憶装置 32 データ記憶部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックアップデータ内部記憶手段と、外部
    記憶装置とのインターフェイス手段と別個に設けられ前
    記バックアップデータ内部記憶手段とバスラインとのデ
    ータ授受を行う内部インターフェイス手段とを備え、前
    記バックアップデータ内部記憶手段に前記測量機内部の
    主記憶部に書き込まれるデータ内容と同一のデータを書
    き込むようにしたことを特徴とする測量機用データバッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】バックアップデータ内部記憶手段を外部記
    憶装置内に設け、該バックアップデータ内部記憶手段に
    前記外部記憶装置内のデータ記憶部に書き込まれるデー
    タ内容と同一のデータを書き込むようにしたことを特徴
    とする測量機用データバックアップ装置。
  3. 【請求項3】前記バックアップデータ内部記憶手段は、
    着脱自在なメモリカードからなることを特徴とする請求
    項1または請求項2のいずれかに記載の測量機用データ
    バックアップ装置。
JP5595692U 1992-07-17 1992-07-17 測量機用データバックアップ装置 Expired - Lifetime JP2583602Y2 (ja)

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JPH0612909U JPH0612909U (ja) 1994-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4640697B2 (ja) * 2005-03-15 2011-03-02 株式会社安川電機 エンコーダ装置およびそのパラメータ破壊自己復帰装置並びにパラメータ破壊自己復帰方法
JP2019149763A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 オムロン株式会社 データの処理方法、制御システム、制御装置

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JPH0612909U (ja) 1994-02-18

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