JP2583297Y2 - 加熱蒸散体 - Google Patents

加熱蒸散体

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JP2583297Y2
JP2583297Y2 JP7678993U JP7678993U JP2583297Y2 JP 2583297 Y2 JP2583297 Y2 JP 2583297Y2 JP 7678993 U JP7678993 U JP 7678993U JP 7678993 U JP7678993 U JP 7678993U JP 2583297 Y2 JP2583297 Y2 JP 2583297Y2
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幸雄 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はボトル内に収容された殺
虫、殺菌、消臭、芳香等の薬液中に吸液芯の一部を浸せ
きして該芯に薬液を吸液すると共に、該芯の上部をその
周囲に配設した発熱体によって加熱することにより吸液
された薬液を蒸散させる方式の加熱蒸散体に関する。
【0002】
【従来の技術】薬液中に吸液芯の一部を浸せきすること
により該芯に薬液を吸液すると共に、該吸液芯の上部を
加熱することにより吸液された薬液を蒸散させる方式の
加熱蒸散方式は公知である。この方式に用いられる加熱
蒸散装置の基本的構成は、図11に示す如くであり、薬
液5が収納されたボトル1内に、その開口部6に固定さ
れる中栓3を介して多孔質の吸液芯2が固定、浸せきさ
れる。このように吸液芯2、ボトル1、中栓3より成る
加熱蒸散体は、装置本体7の上部に環状に配設されたリ
ング状もしくは複数の分割片状の発熱体8の中央開口部
に中栓3から突出している吸液芯2の上端部が配設され
るように、装置本体7内の所定位置に載置される。そし
て、発熱体8によって吸液芯2の上端部を70〜140
℃程度に加熱することにより、吸液芯2に吸液された薬
液5を装置本体上部に配設された通気孔9を通して蒸散
させるものである。
【0003】そして、前記多孔質吸液芯2としては、一
般にクレー、タルク、カオリン、パーライト、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、石綿、ケイソウ土、石膏、
ベントナイト、ガラスファイバー、シリカ、アルミナ、
シリカアルミナ、木粉、活性炭、セルロース、パルプ、
リンター、高分子樹脂等の無機粉末及び/又は有機粉末
をデンプン、CMC等の糊剤で固着成形したもの(粘結
芯)やこれら粉体の成形品をさらに焼成したもの(焼成
芯)がよく用いられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】これら粘結芯や焼成芯
は一般に柔軟性がなく、応力や衝撃によって折損するこ
とがある。これら吸液芯の製造工程、輸送途上に折損す
る場合は事故品を取り除けば済むのであるが、この吸液
芯をボトルに装着したあとの充填、包装工程、薬液の輸
送、保管、店頭展示等の流通過程、消費者が購入後の使
用前、使用中にこの折損があると、この蒸散体はもはや
使用不能に陥ることになる。これまで本蒸散体用の中栓
が各種提案されているものの、この点の防護策は全く示
されていない(たとえば、実開昭60−125876号
公報、実開平2−90977号公報、実開平3−350
55号公報、実開平3−92976号公報、実開平4−
43022号公報等)。
【0005】実公昭45−29244号公報に示されて
いるようにフェルト等を吸液芯に用いれば、この折損は
起こりえないが、転倒した時の液漏れその他の問題があ
る。特開平3−72833号公報には、繊維の囲りに保
持材としてシリコンガラスチューブ、シリコンポリエス
テル繊維チューブを巻きつけるものが示されている。こ
のものは折損も起こらず、液漏れ等も改善されている
が、製造上の難しさ、コスト、薬液との適合性等の点で
一長一短といえる。
【0006】
【課題を解決するための手段ならびに作用】本考案は薬
液5中に吸液芯2の一部を浸せきし、該吸液芯に薬液5
を吸液させると共に、該吸液芯の上部を加熱することに
より薬液5を蒸散させる方式の蒸散体であって、該吸液
の中栓3より下方部分に沿って保護チューブ4を設け
ことを特徴とする加熱蒸散体を提供する。
【0007】本考案によって、吸液芯2が前記粘結芯或
いは焼成芯の如き、応力、衝撃等により折損するもので
あっても、保護チューブ4の支持、衝撃吸収により折損
を防止でき、仮に折損が起こったとしても、保護チュー
ブ4の中であれば折損箇所が離れにくくなっているの
で、使用不能となることも少なくなる。又、薬液5と吸
液芯2の接触する表面積を後述のように制限できるの
で、たとえば、薬液5の揮散量が、薬液5の残量によっ
て変化することを防止できる点、薬液5と吸液芯2が相
互に反応するのを少なくできる点などの副次効果も挙げ
ることができる。
【0008】本考案の保護チューブ4は、薬液を分解せ
ず、又、逆に薬液により、腐食、劣化、溶解、膨潤等の
起こらない材質で作られる。そのようなものとして、薬
液5の組成にもよるが、ポリエチレン(PE)、ポリプ
ロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ABS樹脂、シリコ
ーン樹脂、テフロン、フッ素ゴム等のプラスチック、ゴ
ム類、或いはステンレス、銅等の金属が例示できる。
又、該保護チューブ4は中栓3に接していることが好ま
しく、たとえば、中栓3に嵌合させたり、中栓3と一体
成形する等が更に好ましい。
【0009】保護チューブ4は吸液芯2に密着している
ことが好ましく、その為には、たとえば、熱収縮性プラ
スチック製のチューブを用い吸液芯2にかぶせた後、熱
により密着させたり、バネ、ゴムの弾性を利用して密着
させる等が挙げられる。
【0010】本考案の保護チューブ4は、通常吸液芯2
の底部に開口部10を設け、該吸液芯2への薬液の供給
は該開口部10からなされるが、これに限定されるもの
でなく、例えば網状、或いは格子状、更には底部を閉塞
し、好ましくは下部側面の一箇所以上に開口を設けるこ
ともできる。又、吸液芯2のボトル1内部に収納された
部分、すなわち中栓3より下方部分の全長を覆う必要も
なく、中途迄の長さでもよいが、本考案の目的からし
て、中栓3より下方部分の吸液芯の長さの1/2以上を
覆うのが好ましい。
【0011】又、本考案で用いられる中栓3としては、
図1のような形状の他、前記実開昭60−125876
号公報、実開平2−90977号公報、実開平3−35
055号公報、実開平3−92976号公報及び実開平
4−43022号公報に記載の中栓でもよい。
【0012】薬液5として殺虫剤溶液を挙げることがで
きる。本考案で用いられる殺虫剤は、従来より用いられ
ている各種蒸散性殺虫剤を用いることができ、ピレスロ
イド系殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤、有機リン系殺虫
剤等を挙げることができる。一般に安全性が高いことか
ら、ピレスロイド系殺虫剤が好適に用いられ、たとえば
アレスリン、プラレトリン、フラメトリン、エムペント
リン、テラレスリン、ベンフルスリン等、従来公知の各
種ピレスロイド系殺虫剤を用いることができる。これら
の殺虫剤の溶剤としては、炭素数12以上のパラフィン
系或いはナフテン系炭化水素、或いはポリオキシアルキ
レンエーテル系の可溶化剤を配合した水性溶剤等を例示
できる。
【0013】又、その使用目的に応じて、殺菌剤、防カ
ビ剤、消臭剤、忌避剤、香料等従来より用いられている
蒸散性薬剤の溶剤も使用でき、たとえば殺菌、防カビ剤
としては、o−フェニルフェノール、イソプロピルメチ
ルフェノール、2−クロロ−4−フェニルフェノール、
チモール等、香料としては、シトロネロール、オイゲノ
ール、メントール、リナロール等である。
【0014】又、本考案における吸液芯2としては無機
粉末及び/又は有機粉末の1種以上を糊剤と共に押出成
形し、乾燥したもの(粘結芯)や、無機粉末及び/又は
有機粉末の1種以上に糊剤を添加したものを圧縮成形し
たものや、無機粉末及び/又は有機粉末の1種以上を糊
剤と共に成形したものを焼成したもの(焼成芯)や、繊
維状物質からなる吸液芯などが挙げられる。当然のこと
ながら、前記したように粘結芯、焼成芯を用いた場合、
本考案の効果は大きい。
【0015】
【実施例】以下、本考案について具体的に説明を行う。
【0016】
【実施例1】本考案の加熱蒸散体の一実施例として、図
1に示すように、加熱蒸散体は薬液5を収納するボトル
1と、ボトル1の上部の開口部6に冠着する中栓3と、
中栓3の中心に上下方向に保持される吸液芯2と、吸液
芯2の下部を覆い、開口部10をもつ保護チューブ4と
から成る。
【0017】本蒸散体は輸送、保管の際の薬液、吸液芯
を保護する為、流通形態としては図2のようにキャップ
11を螺合し、密封されている。
【0018】このように図2の形態(必要に応じラベル
をつけ紙箱に入れられる)の蒸散体は使用段階ではキャ
ップをはずし、図3の状態で使用される。
【0019】次に、図1に示した実施例1(なお、図4
は図1の吸液芯、中栓、保護チューブのみを示したもの
である)の蒸散体を用いて行った試験例を示す。
【0020】
【試験例】次の2種類の吸液芯を用いて、図2の流通形
態での落下試験を行い、図10の保護チューブのないも
のを使用した蒸散体と比較した。 吸液芯(1):パーライト60重量部及び木粉20重量
部に澱粉20重量部と水を加え練合後、押出成形乾燥し
たもの(直径7mm、長さ70mmの丸棒)。 吸液芯(2):タルク粉43重量部、生コークス粉30
重量部、木粉6重量部、クレー19重量部、澱粉2重量
部からなる粉体に水を加え混練、加圧押出し、風乾後、
1000℃で焼成したもの(形状は(1)に同じ)。 これらに中栓を装着し図4のようにポリエチレン製保護
チューブ(内径7mm、外径9mm)をつけたもの(本
考案)と図10のようにつけないもの(比較例)を、d
−T80−フラメトリン入りの炭化水素系薬液45ml
を充填した50mlPVCボトルにセットし、更にキャ
ップ11をかぶせた(図2参照)。各々200本を1m
の高さから厚さ15mmの合板上に落下さ辻、のち、キ
ャップ11、中栓3をはずし、吸液芯2の折損数を調べ
た。結果は表1の通りとなった。
【0021】
【表1】
【0022】このように本考案の効果は明らかである。
【0023】次に本考案の別の実施例を吸液芯2、中栓
3及び保護チューブ4の部分のみを示す図5〜図9を用
いて説明するが、これらに限定されるものではない。
【0024】
【実施例2】図5に示すように中栓3と保護チューブ4
を一体とした例である。この形状は、コスト的にかさむ
ことになるが、吸液芯2の保護効果は大きい。
【0025】
【実施例3】図6に示すように保護チューブ4を中栓3
の下部12にはめ込む例である。実施例2に次いで、吸
液芯2の保護効果は大きい。
【0026】
【実施例4】図7に示すように、最下部を塞ぎ、側面に
複数個の開口部を設けた例である。
【0027】
【実施例5】図8に示すように、保護チューブ4を格子
状にした例である。
【0028】
【実施例6】図9に示すように、保護チューブ4を吸液
芯2より短くした例である。
【0029】
【考案の効果】本考案によって、吸液芯2が前記粘結芯
或いは焼結芯の如き、応力、衝撃等によって折損するも
のであっても、保護チューブ4の支持、衝撃吸収により
折損を防止でき、仮に、折損が起こったとしても、保護
チューブ4の中であれば折損箇所が離れにくくなってい
るので、使用不能となることも少なくなり、又、薬液5
と吸液芯2の接触する表面積を後述のように制限できる
ので、たとえば、薬液5の揮散量が、薬液5の残量によ
って変化することを防止できる点、薬液5と吸液芯2が
相互に反応するのをより少なくできる点などの効果も挙
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る加熱蒸散体の実施例の断面図であ
る。
【図2】そのキャップ11を螺合させた流通形態の一例
を示した断面図である。
【図3】その使用形態の一例の断面図である。
【図4】その吸液芯、中栓及び保護チューブのみを示し
た正面図である。
【図5】別の実施例の吸液芯、中栓及び保護チューブの
みを示した正面図である。
【図6】更に別の実施例の吸液芯、中栓及び保護チュー
ブのみを示した正面図である。
【図7】更に別の実施例の吸液芯、中栓及び保護チュー
ブのみを示した正面図である。
【図8】更に別の実施例の吸液芯、中栓及び保護チュー
ブのみを示した正面図である。
【図9】更に別の実施例の吸液芯、中栓及び保護チュー
ブのみを示した正面図である。
【図10】従来の加熱蒸散体の一例の吸液芯と中栓のみ
を示した正面図である。
【図11】従来の加熱蒸散体の使用例の断面図である。
【符号の説明】
1・・・ボトル 2・・・吸液芯 3・・・中栓 4・・・保護チューブ 5・・・薬液 6・・・(ボトルの)開口部 7・・・加熱蒸散装置 8・・・発熱体 9・・・蒸散口 10・・・(保護チューブの)開口部 11・・・キャップ 12・・・(保護チューブの)嵌合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液5を収納し、上部に開口部6を有す
    るボトル1と、該開口部6に中栓3を介して、吸液芯2
    を装着した加熱蒸散体において、該吸液芯2の中栓3よ
    り下方部分に沿って保護チューブ4を設けことを特徴
    とする加熱蒸散体。
JP7678993U 1993-12-27 1993-12-27 加熱蒸散体 Expired - Lifetime JP2583297Y2 (ja)

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JPH0739454U JPH0739454U (ja) 1995-07-18
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EP1088562A1 (en) * 1999-09-29 2001-04-04 Givaudan SA A device for the controllable transfer of a liquid and an apparatus for dispensing transferred liquids
JP5818539B2 (ja) * 2011-07-01 2015-11-18 小林製薬株式会社 薬剤揮散器
JP6084260B2 (ja) * 2015-08-03 2017-02-22 小林製薬株式会社 薬剤揮散器

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