JP2583262Y2 - トルク検出装置の検量装置 - Google Patents
トルク検出装置の検量装置Info
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- JP2583262Y2 JP2583262Y2 JP1993000014U JP1493U JP2583262Y2 JP 2583262 Y2 JP2583262 Y2 JP 2583262Y2 JP 1993000014 U JP1993000014 U JP 1993000014U JP 1493 U JP1493 U JP 1493U JP 2583262 Y2 JP2583262 Y2 JP 2583262Y2
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- calibration
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、交流ダイナモメー
タ、直流ダイナモメータ、エディックダイナモメータ、
回転計トルクメータなどのトルク検出装置の検量装置に
関するものである。
タ、直流ダイナモメータ、エディックダイナモメータ、
回転計トルクメータなどのトルク検出装置の検量装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、トルク検出装置においては、ト
ルクアームにロードセルや秤を取付け、トルクを検出し
ているが、トルク測定の前後においてはトルク検量を行
い、較正を行う必要がある。このトルク検量に際しては
トルクアームに検量レバーを取付け、基準錘を加重、減
重して、アンプ調整や摺動抵抗などに不具合がないこと
を確かめることがデータ上必要である。
ルクアームにロードセルや秤を取付け、トルクを検出し
ているが、トルク測定の前後においてはトルク検量を行
い、較正を行う必要がある。このトルク検量に際しては
トルクアームに検量レバーを取付け、基準錘を加重、減
重して、アンプ調整や摺動抵抗などに不具合がないこと
を確かめることがデータ上必要である。
【０００３】図３は従来のトルク検量装置（ダイナモメ
ータ）の構成を示し、検量装置を取付けた状態を示す。
図において、１は回転部、２は揺動部、３は揺動軸受、
１５は回転受、４は揺動部２に取付けたトルクアーム
で、トルクアーム４にはロードセル５が連結され、この
ロードセル５によりトルクが検出され、このトルクはロ
ードセル５に接続されたアンプ６により増幅され、表示
部７により表示される。８は一端がトルクアーム４に取
付けられた検量レバーであり、検量レバー８の他端には
刃部９が設けられ、刃部９には振器１０が支持され、振
器１０には錘受１１が支持され、錘受１１には検量錘１
２が支持されている。そして、検量錘１２を錘受１１に
乗せた際のロードセル５の検出値が正常値を示すように
ロードセル５やアンプ６を調節する。
ータ）の構成を示し、検量装置を取付けた状態を示す。
図において、１は回転部、２は揺動部、３は揺動軸受、
１５は回転受、４は揺動部２に取付けたトルクアーム
で、トルクアーム４にはロードセル５が連結され、この
ロードセル５によりトルクが検出され、このトルクはロ
ードセル５に接続されたアンプ６により増幅され、表示
部７により表示される。８は一端がトルクアーム４に取
付けられた検量レバーであり、検量レバー８の他端には
刃部９が設けられ、刃部９には振器１０が支持され、振
器１０には錘受１１が支持され、錘受１１には検量錘１
２が支持されている。そして、検量錘１２を錘受１１に
乗せた際のロードセル５の検出値が正常値を示すように
ロードセル５やアンプ６を調節する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のトルク検出装置の検量装置においては、刃部９
と振器１０の係合の具合により刃部９に局部荷重が加わ
り易く、刃部９はその形状から機械的強度が弱いもので
あるから変形が生じ易く、保守や修理を必要とした。
た従来のトルク検出装置の検量装置においては、刃部９
と振器１０の係合の具合により刃部９に局部荷重が加わ
り易く、刃部９はその形状から機械的強度が弱いもので
あるから変形が生じ易く、保守や修理を必要とした。
【０００５】この考案は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、保守や修理をあまり必要とし
ないトルク検出装置の検量装置を得ることを目的とす
る。
めに成されたものであり、保守や修理をあまり必要とし
ないトルク検出装置の検量装置を得ることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案に係るトルク検
出装置の検量装置は、トルクアームに一端が取付けられ
るとともに、他端に孔が設けられた検量レバーと、この
孔にボールベアリングを介して回転自在に取付けられた
平行ピン又はスプリングピンと、この平行ピン又はスプ
リングピンに掛けられた振器と、この振器に吊下げられ
て検量錘を支持する錘受を設けたものである。
出装置の検量装置は、トルクアームに一端が取付けられ
るとともに、他端に孔が設けられた検量レバーと、この
孔にボールベアリングを介して回転自在に取付けられた
平行ピン又はスプリングピンと、この平行ピン又はスプ
リングピンに掛けられた振器と、この振器に吊下げられ
て検量錘を支持する錘受を設けたものである。
【０００７】
【作用】この考案においては、検量レバーの孔にボール
ベアリングを介して平行ピン又はスプリングピンが回転
自在に取付けられ、この平行ピン又はスプリングピンに
振器が掛けられ、振器に錘受が吊下げられる。
ベアリングを介して平行ピン又はスプリングピンが回転
自在に取付けられ、この平行ピン又はスプリングピンに
振器が掛けられ、振器に錘受が吊下げられる。
【０００８】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面とともに説明
する。図１はこの実施例によるトルク検出装置の検量装
置の要部の正面図を示し、図２は検量装置の要部横断面
図である。一端がトルクアーム４に取付けられた検量レ
バー８の他端の中心には孔８ａが精度良く設けられ、孔
８ａにはボールベアリング１３が嵌合され、このボール
ベアリング１３の中心には平行ピン１４が取付けられ、
平行ピン１４は回転自在となっている。平行ピン１４に
は振器１０が掛けられ、振器１０には先端がフック状に
なった錘受１１が吊下げられ、錘受１１に検量錘１２が
支持される。
する。図１はこの実施例によるトルク検出装置の検量装
置の要部の正面図を示し、図２は検量装置の要部横断面
図である。一端がトルクアーム４に取付けられた検量レ
バー８の他端の中心には孔８ａが精度良く設けられ、孔
８ａにはボールベアリング１３が嵌合され、このボール
ベアリング１３の中心には平行ピン１４が取付けられ、
平行ピン１４は回転自在となっている。平行ピン１４に
は振器１０が掛けられ、振器１０には先端がフック状に
なった錘受１１が吊下げられ、錘受１１に検量錘１２が
支持される。
【０００９】上記構成の検量装置においては、錘受１１
に検量錘１２が所定の重さとなる数だけ乗せられ、この
ときの表示部７の表示が所定のトルク量を示すようにロ
ードセル５及びアンプ６が調整される。又、平行ピン１
４及びボールベアリング１３には荷重が等分にかかり、
局部荷重はなくなり、平行ピン１４及びボールベアリン
グ１３の変形は少なく、耐久性があり、保守、修理の必
要も少なくなる。又、ボールベアリング１３の摩擦によ
る誤差ΔＦは、ボールベアリング１３に加わる荷重を
Ｗ、ボールベアリング１３の摩擦係数をμ、平行ピン１
４の直系をｄ、回転部１の中心からボールベアリング１
３の中心までの距離をＬとすると、ΔＦ＝Ｗμ×（ｄ／
２）×（１／Ｌ）であるから、Ｗ＝４０Ｋｇ、μ＝０．
００１、ｄ＝１０ｍｍ、Ｌ＝１０００ｍｍとすると、Δ
Ｆ＝０．００２ｋｇと非常に小さくなり、支障はない。
なお、平行ピン１４に代わってスプリングピンを用いて
もよい。
に検量錘１２が所定の重さとなる数だけ乗せられ、この
ときの表示部７の表示が所定のトルク量を示すようにロ
ードセル５及びアンプ６が調整される。又、平行ピン１
４及びボールベアリング１３には荷重が等分にかかり、
局部荷重はなくなり、平行ピン１４及びボールベアリン
グ１３の変形は少なく、耐久性があり、保守、修理の必
要も少なくなる。又、ボールベアリング１３の摩擦によ
る誤差ΔＦは、ボールベアリング１３に加わる荷重を
Ｗ、ボールベアリング１３の摩擦係数をμ、平行ピン１
４の直系をｄ、回転部１の中心からボールベアリング１
３の中心までの距離をＬとすると、ΔＦ＝Ｗμ×（ｄ／
２）×（１／Ｌ）であるから、Ｗ＝４０Ｋｇ、μ＝０．
００１、ｄ＝１０ｍｍ、Ｌ＝１０００ｍｍとすると、Δ
Ｆ＝０．００２ｋｇと非常に小さくなり、支障はない。
なお、平行ピン１４に代わってスプリングピンを用いて
もよい。
【００１０】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、従来の
刃部に代わってボールベアリングと平行ピン又はスプリ
ングピンを用いており、ボールベアリングと平行ピン又
はスプリングピンは刃部に比べて機械的強度が強く、ま
た局部荷重も加わらないので、変形が少なく、耐久性が
ある。従って、保守、修理の必要も少なくなる。
刃部に代わってボールベアリングと平行ピン又はスプリ
ングピンを用いており、ボールベアリングと平行ピン又
はスプリングピンは刃部に比べて機械的強度が強く、ま
た局部荷重も加わらないので、変形が少なく、耐久性が
ある。従って、保守、修理の必要も少なくなる。
【図１】この考案によるトルク検出装置の検量装置の要
部の正面図である。
部の正面図である。
【図２】この考案によるトルク検出装置の検量装置の要
部横断面図である。
部横断面図である。
【図３】従来の検量装置を取付けた状態でのトルク検出
装置（ダイナモメータ）の正面図である。
装置（ダイナモメータ）の正面図である。
４…トルクアーム ８…検量レバー ８ａ…孔 １０…振器 １１…錘受 １２…検量錘 １３…ボールベアリング １４…平行ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 トルクアームに荷重計を連結してトルク
を検出するトルク検出装置において、トルクアームに一
端が取付けられるとともに、他端に孔が設けられた検量
レバーと、この孔にボールベアリングを介して回転自在
に取付けられた平行ピン又はスプリングピンと、この平
行ピン又はスプリングピンに掛けられた振器と、この振
器に吊下げられて検量錘を支持する錘受を備えたことを
特徴とするトルク検出装置の検量装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993000014U JP2583262Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | トルク検出装置の検量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993000014U JP2583262Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | トルク検出装置の検量装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653943U JPH0653943U (ja) | 1994-07-22 |
| JP2583262Y2 true JP2583262Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=11462590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993000014U Expired - Fee Related JP2583262Y2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | トルク検出装置の検量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583262Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4899778U (ja) * | 1972-02-23 | 1973-11-24 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP1993000014U patent/JP2583262Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0653943U (ja) | 1994-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |