JP2583224Y2 - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

車両用ワイパー装置

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JP2583224Y2
JP2583224Y2 JP1990103982U JP10398290U JP2583224Y2 JP 2583224 Y2 JP2583224 Y2 JP 2583224Y2 JP 1990103982 U JP1990103982 U JP 1990103982U JP 10398290 U JP10398290 U JP 10398290U JP 2583224 Y2 JP2583224 Y2 JP 2583224Y2
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washer
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寿 西川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ワイパーモータとウォッシャモータを駆動
する車両用ワイパー装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種のワイパー装置としては、操作レバーの
ノブ先端に設けられたプッシュ式の構造のスイッチに
て、ウォッシャモータを駆動し、摺動体に傾動可能に枢
支された操作レバーと、摺動体の下部に設けられた板バ
ネによる構造のスイッチにて、操作レバーを傾動するこ
とによりワイパーモータを1回〜数回動作(以降MIST動
作と称する)させるようにしたものが用いられている。
しかしながら、車両の付加価値が高まるにつれて、洗
浄効果が高い油膜取り用の液を含んだウォッシャ液を噴
出させる必要性があり、第2のウォッシャモータを駆動
させるようにしたものが用いられてきている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、第2のウォッシャモータを駆動させる
ためのスイッチを従来の車両用ワイパー装置に追加する
場合に、板バネ、接点からなる個別のスイッチとこれを
操作するボタン、レバー等を追加すると、ワイパースイ
ッチの形状が大きくなり、且つ価格が高くなるという問
題を有していた。
本考案はこのような従来の課題を解決するものであ
り、新たな板バネ、接点からなる個別のスイッチとこれ
を操作するボタン、レバー等を追加しないで、従来のワ
イパー装置に第2のウォッシャモータを駆動させるため
のスイッチ機能を付加した、小形で、付加価値の高い優
れた車両用ワイパー装置を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するために、摺動体の下部
に設けられた一枚の板バネを摺動体に上下動可能に枢支
された操作レバーによって操作する構造のスイッチを、
通常は中立状態にあり、上下の方向で別の固定接点と接
離する構成とし、MIST動作させるために一方への傾動操
作のみをしていた操作レバーを他方へも傾動操作できる
ようにして、第2のウォッシャモータを駆動させるよう
にするものである。
作用 したがって、本考案によれば、MIST動作用のスイッチ
と第2のウォッシャモータ駆動用のスイッチを1つの板
バネによる構造のスイッチにて構成できて、従来と同等
の形状寸法で安価な車両用ワイパー装置を提供できるも
のである。
実施例 本考案の一実施例の車両用ワイパー装置を第1図〜第
3図により説明する。
第1図は分解斜視図で、第2図(A)は側断面図、第
2図(B)は主要部であるウォッシャモータ用スイッチ
の説明図、第3図は同車両用ワイパーの回路図である。
同図によると、1はノブベースであり、操作レバー2
に固定されている。3はウォッシャボタンであり、ノブ
ベース1に抜けないように係合されている。このウォッ
シャボタン3の内部には、導電性のバネ4と接点受け5
に挿入された接点6と、接点受け5に固定された端子7
が装着されており、このウォッシャボタン3、バネ4、
接点6、接点受け5、端子7によって第1のウォッシャ
スイッチ43が構成され、リード線8のそれぞれと接点
6、端子7を結合して本体側へ信号を伝達している。従
ってウォッシャボタン3を押すと、バネ4が接点6が当
接し電流は、接点6からバネ4を通って端子7に流れる
ようになり、リード線8により車両側へ流れ、第1のウ
ォッシャモータ40が駆動され、ウォッシャ液が噴出す
る。9はバネ受け用のピンであり操作レバー2に設けら
れた穴10に圧入固定される。
11は摺動体であり、節度山11aと節度山11bが設けられ
ており、ボール12とバネ13を操作レバー2に組込み、支
点ピン14を摺動体11の支点穴11cと操作レバー2の支点
穴2aに合わせて組込むことにより、操作レバー2は、上
下方向に節度感を持ちつつ動作可能となり、中点位置に
自動復帰するよう構成されている。
20は、アクチュエータであり、上端に操作レバー2と
の半球形の当接部20aと下端に板バネ21との半球形の当
接部20bが設けられている。21は、片持ちの板バネであ
り先端部に可動接点22が固定されている。このとき、定
位置の操作レバー2が中点位置にてアクチュエータ20に
よりほぼ水平の中立状態に保持されるように板バネ21に
は、垂直部21aが設けられている。23は固定端子であ
り、第2のウォッシャモータ39の動作用の固定接点A24
がかしめられており、板バネ21の垂直部21aの約2倍の
高さの位置に固定接点A24が配設するように形成されて
いる。25はプリント基板であり、ウォッシャ連動回路26
がワイパー間欠制御回路27の電気部品に配設されてお
り、板バネ21と固定端子23がそれぞれ動くことのないよ
うにプリント基板25に固定されている。
なお、板バネ21に固定された可動接点22の下部には、
ワイパーモータ38動作用の固定接点B28が、プリント基
板25に固定されている。従って、、板バネ21の可動接点
22と固定端子23の固定接点A24にて、スイッチ41が構成
されると共に、板バネ21の可動接点22とプリント基板25
に固定された固定接点B28にて、スイッチ42が構成され
第2のスイッチ部を備えている。また、摺動体11に係合
されている2連の接触片29が摺動する範囲には、複数の
接点30が配設されており、オフ(OFF)、イント(IN
T)、ロー(LO)、ハイ(HI)の第1のスイッチ部を形
成している。31は、押さえ板であり、操作レバー2が組
み込まれた摺動体11にバネ33、ボール34を挿入して、ワ
イパーケース32に組込んだ際にはずれないようにビス35
にて固定するものである。さらに、プリント基板25は、
ワイパーケース32にビス36にて組み込まれ、ナリード線
37をハンダ付することによって車両側へ信号を伝達する
ように構成されている。
第3図は、回路図であり、OFF位置では、+1と+
S、+BとF1が導通し、INT位置では、+1と+S、F1
とF2が導通し、LO位置では、+Bと+1が導通し、HI位
置では、+Bと+2が導通する。RLはリレーであり、ト
ランジスタTRと抵抗R1,R2,R3と両極性コンデンサCとダ
イオードD1とツェナーダイオードZDにより間欠ワイパー
回路27(ワイパーモータ動作制御回路)が構成されてい
る。従ってINT位置で、ワイパーモータ38は、間欠的に
動作する。またRLは、操作レバー2の動作にて励磁可能
なように構成されている。従って、操作レバー2をハン
ドルの手前側(上側)に動作させると、支点ピン14を支
点として摺動体11の内部では、操作レバー2は、下側に
下がることになる。従ってアクチュエータ20は下降し、
板バネ21を押さえ、板バネ21にある可動接点22がプリン
ト基板25にある固定接点B28に当接する(スイッチ42がO
Nする)。従って第3図によれば、電流は、バッテリー
→リレーRL→固定接点B28→可動接点22→アースへと流
れ、リレーが励磁され、スイッチ27aがNC側からNO側へ
移動するため、電流は、ハッテリー→NO→C→+S→+
1→+1→ワイパーモータ38→アースへと流れ、ワイパ
ーモータ38は低速で回り出し、操作レバー2を動作させ
ている間、回転しつづける。操作レバー2が自動復帰す
ると、板バネ21にある可動接点22は、固定接点B28から
はなれ、リレーはOFFとなりスイッチ27aがNO側からNC側
へ移動するため、オートストップ回路38aにより定位置
になるまで回転し、定位置にくると、アース→+S→NC
→C→+S→+1→+1→ワイパーモータ→アースとい
う閉ループが成立し停止する。
次に、操作レバー2をハンドルの向側(下側)に動作
させると、支点ピン14を支点として、摺動体11の内部で
は、操作レバー2は上側に上がることになる。従ってア
クチュエータ20は上昇し、板バネ21にある可動接点22
は、固定端子23にある固定接点A24に当接する(スイッ
チ41がONする)。従って第3図によれば、電流は、バッ
テリー→第2のウォッシャモータ39→固定接点A24→可
動接点22→アースと流れ、第2のウォッシャモータ39は
回り出し、油膜取り用の液が噴出されることになる。こ
の場合に、プリント基板25には第1のウォッシャモータ
用のウォッシャ連動回路26が設けられているので、逆流
防止用のダイオードD1,D2を設けるだけで容易に、第1
のウォッシャモータ40と第2のウォッシャモータ39につ
いて、ウォッシャ連動回路26を共用使用することができ
る。従って、第1又は第2のウォッシャモータ40,39が
洗浄液を噴出したあと、約0.5秒程遅れてワイパーモー
タ38が動作し、スイッチ41を切った後は、数回ワイパー
モータ38が動作して停止することになる。従って一枚の
板バネ21によりMIST動作とウォッシャモータの動作が可
能となる。
また、実施例では、ワイパーモータ38の動作制御回路
として、間欠ワイパー回路27のリレーRLのスイッチ27a
を利用した構成としたが、リレーRLのかわりにパワート
ランジスタを2個用いて、一方がONしている間、一方が
OFFになるように構成したスイッチによりワイパーモー
タが動作するように構成することも可能である。
なお、実施例では、第2のウォッシャモータ39用とし
て油膜取りスイッチ41を用いたが、第1のウォッシャモ
ータ40用のスイッチ43を、第2のウォッシャモータ39用
のスイッチ41に適用することにより、ノブ先端に設けて
ある第1のウォッシャモータ40用のプッシュ式のスイッ
チ43を廃止することも可能となる。
考案の効果 本考案は摺動体の下部に設けられた一枚の板バネによ
り摺動体に上下動可能に枢支された操作レバーによって
操作する構造のスイッチを、通常は中立状態にあり上下
の方向でそれぞれワイパーモータを駆動するリレー動作
用とウォッシャモータ動作用の固定接点に接離する構成
とし、MIST動作させるために一方への傾動操作のみをし
ていた操作レバーを他方へも傾動操作できるようにし
て、第2のウォッシャモータを駆動させるようにするこ
とにより、新たな板バネ、接点からなる個別のスイッチ
とこれを操作するボタン、レバー等を追加しないで、従
来のワイパー装置に第2のウォッシャモータを駆動させ
るためのスイッチ機能を付加した、小形で、付加価値の
高いコストアップ要素の少ない車両用ワイパー装置の提
供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例における車両用ワイパー装
置の分解斜視図、第2図(A)は同側断面図、第2図
(B)は主要部であるウォッシャモータ用スイッチの説
明図、第3図は同回路図である。 2……操作レバー、11……摺動体、20……アクチュエー
タ、21……板バネ、22……可動接点、24……固定接点
A、25……基板、28……固定接点B。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子がアースに接続され、第2の端
    子あるいは第3の端子に電源が供給されることにより動
    作するワイパーモータと、共通端子が基板上に構成され
    た第1のスイッチ部を介してワイパーモータの第2の端
    子に接続され、NO側端子が電源に接続され、NC側端子が
    ワイパーモータと連動したオートストップ回路を介して
    アースに接続され、励磁回路の一方が電源に、他方が励
    磁制御用のトランジスタのコレクタに接続されたリレー
    と、上記トランジスタのエミッタ端子がアースに接続さ
    れ、ベース端子に逆流防止用のダイオードと第1のスイ
    ッチ部を介して抵抗とコンデンサによる回路が接続され
    て、間欠的にトランジスタがON、OFFするように構成さ
    れた間欠ワイパー回路と、一方の端子が電源に接続され
    たウォッシャモータの他方の端子をアースに接続するよ
    うに構成するとともに、ワイパーモータが連動して動作
    するようにウォッシャ連動回路の動作端子に逆流防止用
    のダイオードを介して接続されたウォッシャモータスイ
    ッチと、間欠ワイパーの動作に関係なくリレーが動作す
    るように上記リレーの励磁回路のトランジスタ接続側を
    アースに接続するように構成したワイパースイッチと、
    基板上に摺動可能に装着されて、上記第1のスイッチ部
    を切替える摺動体と、この摺動体に上下動可能で中点位
    置に自動復帰するように枢支された操作レバーと、上記
    摺動体に上下動可能に支承された上端が上記操作レバー
    に当接し、下端が上記基板に固着された片持ち形状の一
    枚の板バネに当接して上方に付勢されたアクチュエータ
    と、板バネの先端の上下の両面に装着され、上記操作レ
    バーの中点位置において中立状態にあり、上記操作レバ
    ーの上下動操作に伴う上記アクチュエータの下または上
    方向への作動によって上記板バネと共に上下動する上下
    面接接触部である可動接点を有し、この可動接点の上下
    動により接離するように可動接点の上下に二つの固定接
    点が配され、一方が上記ウォッシャモータスイッチの固
    定接点、他方が上記ワイパースイッチの固定接点であ
    り、可動接点がアースに接続された第2のスイッチ部か
    らなる車両用ワイパー装置。
JP1990103982U 1990-10-01 1990-10-01 車両用ワイパー装置 Expired - Lifetime JP2583224Y2 (ja)

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