JP2583156B2 - 建設機械の洗浄装置 - Google Patents

建設機械の洗浄装置

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JP2583156B2
JP2583156B2 JP3016822A JP1682291A JP2583156B2 JP 2583156 B2 JP2583156 B2 JP 2583156B2 JP 3016822 A JP3016822 A JP 3016822A JP 1682291 A JP1682291 A JP 1682291A JP 2583156 B2 JP2583156 B2 JP 2583156B2
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信爾 高杉
幸雄 森谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベル、ブル
ドーザ等の建設機械を洗浄する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベル、ブルドーザ等の建設機
械は履帯式走行装置により走行する車体に作業機を装着
し、土木工事現場等で土工作業するものであり、その履
帯式走行装置はトラックフレームに取付けた起動輪と遊
動輪とに履帯を巻掛け、トラックフレームに取付けた上
転輪、下転輪で履帯を支持するようにしてある。建設機
械は前述のようであるから、土木作業することで履帯式
走行装置、特に履帯の表面、履帯の裏面とトラックフレ
ームの上下面との間、起動輪、遊動輪に土砂が付着堆積
し、点検・修理時やトラック等による輸送時に付着堆積
した土砂を洗浄する必要があり、従来は作業者がホース
を持って高圧水を噴きつけることで洗浄している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる土砂の洗浄では
作業者に水とともに泥が飛散して身体を汚すことがあっ
て大変な苦渋作業となっている。そこで、本発明は前述
の課題を解決できるようにした建設機械の洗浄装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、長尺なフ
レーム本体1と、このフレーム本体1の長手方向に沿っ
て走行モータ25によって走行する本体2と、この本体
2の上下方向に上下送りモータ34で移動する支持フレ
ーム30と、この支持フレーム30の上下方向に首振り
モータ39で首振りするノズル3とより構成したことを
特徴とする建設機械の洗浄装置である。第2の発明は、
第1の発明における本体2に、フレーム本体1に接する
駆動ローラ17と、この駆動ローラ17を回転駆動する
走行モータ25を取付け、前記本体2にフレームとガイ
ド杆29を取付け、そのフレームと本体2に亘って送り
スクリュー28を回転自在に取付け、そのフレームに送
りスクリュー28を回転する上下送りモータ34を取付
け、前記支持フレーム30をガイド杆29に沿って上下
動自在に支承し、その支持フレーム30に前記ガイド杆
29に螺合した送りナット35を取付け、前記支持フレ
ーム30に首振りモータ39で正逆転される軸38を取
付け、この軸38にノズル3を取付けた建設機械の洗浄
装置である。第3の発明は、第1又は第2の発明におけ
る一対の洗浄装置を、そのフレーム本体1が所定の間隔
を置いてほぼ平行で、ノズル3が相対向して配設した建
設機械の洗浄装置である。
【作 用】第1の発明によれば、走行モータ25によ
って本体2が走行し、上下送りモータ34で支持フレー
ム30が上下動し、首振りモータ39でノズル3が上下
方向に首振りするので、各モータを動作制御することで
ノズル3を上下首振りしながら本体2を走行し、本体2
が所定ストローク走行したら支持フレーム30を下方に
移動し、再びノズル3を上下首振りしながら本体2を走
行することができる。したがって、建設機械の履帯式走
行装置に高圧水を波形軌跡を描くように噴射して自動的
に、しかも効率良く洗浄でき、洗浄時間の短縮、洗浄水
の節約などができる。また、ノズル3の首振り角度を調
整可能であるから、建設機械の履帯式走行装置の汚れの
異なる各部分毎にノズル3の首振り角度を変更して効率
良く洗浄できる。第2の発明によれば、走行モータ25
で駆動ローラ17を回転駆動することで本体2をフレー
ム本体1に沿って確実に走行できるし、上下送りモータ
34で送りスクリュー28を回転することで支持フレー
ム30をガイド杆29に沿って確実に上下動できる。し
たがって、ノズル30の動作を確実に精度良く制御でき
る。第3の発明によれば、建設機械の履帯式走行装置を
左右両側から同時に洗浄できる。
【0005】
【実 施 例】図1に示すように、鉄板等の基板A上に
洗浄装置Bが配設され、この洗浄装置Bは建設機械Cと
平行に配設された長尺なフレーム本体1と、このフレー
ム本体1に沿って長手方向に走行自在な本体2と、その
本体2に上下首振り及び上下動自在に設けたノズル3よ
り成り、フレーム本体1の長手方向両側に取付けた一対
の縦支持材4,4間に索条5が張設され、その索条5に
沿って摺動自在なる摺動子6にホース7及び制御ケーブ
ル8の長手方向複数箇所が間隔を置いて垂れ下がるよう
に連結されて、本体2の走行時にホース7、制御ケーブ
ル8がスムーズに移動するようにしてある。前記フレー
ム本体1は図2、図3に示すように、長尺なI型断面の
レール10の長手方向両端部に横材11をそれぞれ取付
け、その各横材11の両端部にキャスタ輪12を取付け
てあり、フレーム本体1は基板Aに沿って走行可能とな
っている。前記本体2は図2、図3に示すように、レー
ル10に沿って走行自在な可動枠13に縦長の本体枠1
4を取付けて成り、その可動枠13にレール10の下面
に接する下部ガイドローラ15及びレール10の側面に
接する側部ガイドローラ16、並びにレール10の上面
に接する駆動ローラ17が設けてある。前記駆動ローラ
17は図4に示すように一対の軸18に2個取付けら
れ、この一対の軸18はスプロケット19とチェーン2
0で連動し、一方の軸18は図5のようにスプロケット
21、チェーン22等の伝動機構23、減速機24等を
介して走行モータ25に連結している。
【0006】前記本体枠14内には図4、図6、図7の
ように一対の縦フレーム26,26が設けてあり、この
一対の縦フレーム26,26の上部間に横フレーム27
が横架固着され、この横フレーム27と前記可動枠13
とに亘って送りスクリュー28とガイド杆29が平行に
取付けてあり、そのガイド杆29に沿って支持フレーム
30が上下動自在に支承してある。前記送りスクリュー
28はスプロケット31、チェーン32等の伝動機構3
3を介して前記横フレーム27に取付けた上下送りモー
タ34に連結し、その送りスクリュー28に螺合した送
りナット35が前記支持フレーム30に回転自在に支承
され、上下送りモータ34を駆動すると支持フレーム3
0がガイド杆29に沿って上下動し、その上下移動スト
ロークを送りスクリュー28の回転検出器40で検出で
きるようになり、しかも支持フレーム30の上限、下限
を検出する上下リミットスイッチ36、37が一方の縦
フレーム26に取付けてある。前記支持フレーム30に
は軸38が首振りモータ39で正逆回転自在に設けてあ
り、その軸34に前記ノズル3が取付けてある。このノ
ズル3は高圧水はストレートに噴射するタイプでも良い
し、高圧水を拡散して噴射するタイプでも良い。
【0007】次に洗浄動作を説明する。走行用モータ2
5を駆動して可動枠13と本体枠14をレール10に沿
って走行させることで建設機械Cの履帯式走行装置Dの
端部にノズル3を位置決めする。 この時、支持フレー
ム30を上方に移動してノズル3を履帯式走行装置Dの
上部に位置決めする。走行モータ25を駆動して可動枠
13、本体枠14をレール10に沿って走行させながら
首振りモータ39でノズル3を上下に首振りし、ノズル
3より高圧水を履帯式走行装置Dに波形軌跡を描くよう
に噴射する。ノズル3が履帯式走行装置Dの他方の端部
に到達したら、上下首振り量より短い距離だけ支持フレ
ーム30とともにノズル3を下降し、走行モータ25を
前述と逆に駆動して反対方向に走行してノズル3より高
圧水を波形軌跡を描くように噴射する。この時、先の波
形軌跡と今回の波形軌跡が重なるために先の洗浄で洗浄
できなかった部分を洗浄する。ノズル3が履帯式走行装
置Dの一方の端部に到達したら、支持フレーム30とと
もにノズル3を若干下降して前述の動作を繰り返しす
る。なお、以上の動作において汚れの多い部分、例えば
履帯、上下転輪部分を洗浄する際にはノズルの首振り速
度、走行速度を遅くして密度大にして洗浄する。この制
御は履帯式走行装置のサイズに応じて予じめコントロー
ラに記憶し、自動的に行なうようにすれば良い。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、走行モータ2
5によって本体2が走行し、上下送りモータ34で支持
フレーム30が上下動し、首振りモータ39でノズル3
が上下方向に首振りするので、各モータを動作制御する
ことでノズル3を上下首振りしながら本体2を走行し、
本体2が所定ストローク走行したら支持フレーム30を
下方に移動し、再びノズル3を上下首振りしながら本体
2を走行することができる。したがって、建設機械の履
帯式走行装置に高圧水を波形軌跡を描くように噴射して
自動的に、しかも効率良く洗浄でき、洗浄時間の短縮、
洗浄水の節約などができる。また、ノズル3の首振り角
度を調整可能であるから、建設機械の履帯式走行装置の
汚れの異なる各部分毎にノズル3の首振り角度を変更し
て効率良く洗浄できる。請求項2の発明によれば、走行
モータ25で駆動ローラ17を回転駆動することで本体
2をフレーム本体1に沿って確実に走行できるし、上下
送りモータ34で送りスクリュー28を回転することで
支持フレーム30をガイド杆29に沿って確実に上下動
できる。したがって、ノズル30の動作を確実に精度良
く制御できる。請求項3の発明によれば、建設機械の履
帯式走行装置を左右両側から同時に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄装置の設置状態を示す斜視図である。
【図2】洗浄装置の正面図である。
【図3】洗浄装置の側面図である。
【図4】洗浄装置の詳細正面図である。
【図5】駆動ローラ取付部の断面図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】ノズル取付部の平面図である。
【符号の説明】
A 基板、B 洗浄装置、C 建設機械、D 履帯式走
行装置、1 フレーム本体、2 本体、3 ノズル。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺なフレーム本体1と、このフレーム
    本体1の長手方向に沿って走行モータ25によって走行
    する本体2と、この本体2の上下方向に上下送りモータ
    34で移動する支持フレーム30と、この支持フレーム
    30の上下方向に首振りモータ39で首振りするノズル
    3とより構成したことを特徴とする建設機械の洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記本体2に、フレーム本体1に接する
    駆動ローラ17と、この駆動ローラ17を回転駆動する
    走行モータ25を取付け、 前記本体2にフレームとガイド杆29を取付け、そのフ
    レームと本体2に亘って送りスクリュー28を回転自在
    に取付け、そのフレームに送りスクリュー28を回転す
    る上下送りモータ34を取付け、 前記支持フレーム30をガイド杆29に沿って上下動自
    在に支承し、その支持フレーム30に前記ガイド杆29
    に螺合した送りナット35を取付け、 前記支持フレーム30に首振りモータ39で正逆転され
    る軸38を取付け、この軸38にノズル3を取付けた請
    求項1記載の建設機械の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2記載の一対の
    洗浄装置を、そのフレーム本体1が所定の間隔を置いて
    ほぼ平行で、ノズル3が相対向して配設した請求項1又
    は2記載の建設機械の洗浄装置。
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JPH01178051A (ja) * 1987-12-29 1989-07-14 Nippo Giken Kogyo Kk 自動洗車装置
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