JP2583153Y2 - 車間距離警報装置 - Google Patents

車間距離警報装置

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JP2583153Y2
JP2583153Y2 JP1992014938U JP1493892U JP2583153Y2 JP 2583153 Y2 JP2583153 Y2 JP 2583153Y2 JP 1992014938 U JP1992014938 U JP 1992014938U JP 1493892 U JP1493892 U JP 1493892U JP 2583153 Y2 JP2583153 Y2 JP 2583153Y2
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JP1992014938U
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悦郎 北岸
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車に搭載しその自
動車の走行中に作動させて、先行車両との距離が接近し
たときに運転席に警報を発する装置として利用する。特
に、運転席に自動的に音声を送出して警報する装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】無線信号を発射して自車両の前を走行す
る車両との距離またはその距離の変化を測定し、この測
定出力にしたがって衝突の危険度を演算し、この危険度
に応じて運転席に表示を行い運転者に減速を促す装置が
知られている。この装置の一例は実願昭63−8588
2号の明細書および図面(実開平2−7158号公報参
照)に開示されたものである。この明細書および図面に
は、距離の変化を測定し、その測定出力に応じて2つの
レベルの危険度を演算し、その危険度のレベルの低い方
については小声の音声で警報を出力し、危険度のレベル
の高い方については大声の音声で警報を発する技術の説
明がある。
【0003】この危険度に応じる音声は、大声および小
声の他にも、その話すはやさ、その音声の内容などを違
えて設定することができる。
【0004】このような装置は、複数の音声がディジタ
ル形式で記録されたメモリ(ROM)を備え、警報発生
出力にしたがってこのメモリの内容を読み出して増幅す
るものである。
【0005】また、車間距離を制御するものとして本願
出願人が特願平3−36925号(本件出願時未公開)
にて出願した車間距離警報装置がある。これは車速セン
サおよび車間距離センサを備え、これらのセンサから車
速および車間距離を取込み相対速度を演算し、その相対
速度および車間距離に対応してブレーキ制御の程度を小
さい数の段階(例えば3段階)に区分して記録した制御
テーブルにしたがい、あいまいに制御することにより、
演算時間を短縮して制御出力をただちに送出するととも
に、運転者の判断および補充制御のための余裕をもたせ
るものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このような従来例装置
は優れた装置であるが、低いレベルの音声、例えば「速
度を下げて下さい」という音声が処理され送出されてい
る最中に、演算手段の出力に危険度の高いレベルの出力
が送出されても、その危険度の低いレベルの音声警報が
一旦終了するまでは危険度の高いレベルの音声、例えば
「ブレーキ、ブレーキ」という音声を送出することがで
きない。これは危険度の高いレベルに入ったことを運転
席に表示するのが遅延したことになる。
【0007】本考案はこれを改良するもので、危険度の
低いレベルの音声が出力されている最中に高いレベルの
警報出力が入力したときには、高いレベルの警報出力を
優先的に送出して警報の表示遅延をなくした装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、無線信号を利
用して自車両の前を走行する車両との距離を測定する測
定手段と、この手段の測定出力にしたがって危険度を演
算する演算手段と、この演算手段が演算する危険度に応
じて運転席に音声による警報を表示する発声手段とを備
え、前記危険度は少なくとも二つのレベルを含み、前記
発声手段が一つの危険度レベルに対応する音声を発生中
に、前記演算手段からその危険度レベルより高いレベル
の危険度出力が送出されたときには前記発生手段が出力
している一つの危険度レベルに対応する音声出力を停止
させ、高いレベルの危険度出力を優先実行させる割り込
み処理手段を含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】自車両が先行車両にしだいに接近しているとき
に、その接近の状況が第一の危険レベルに達すると、発
声手段から例えば「速度を下げて下さい」という音声表
示が送出される。これは第一の危険レベルから脱するま
で繰り返される。ところがこの危険レベルから脱するの
でなく、さらに第二の危険レベルに入ると、発生手段か
らは例えば「ブレーキ、ブレーキ」という音声表示が送
出される。このとき第一の危険レベルの音声を発生表示
中であっても、本発明の装置では第一の危険レベルの音
声表示を中断して第二の危険レベルの音声表示を行う。
【0010】したがって第二の危険レベルに入ったこと
を遅延することなく運転席に発声表示することができ
る。
【0011】
【実施例】次に、本考案実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本考案実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0012】本考案実施例は、先行車に対し光を発光す
る発光部11aと先行車からの反射光を受光する受光部
11bとを有する車間距離センサ11、および車速を検
出する車速センサ12を含む測定手段1と、この測定手
段1の測定出力にしたがって危険度を演算する演算手段
21、低い危険度レベルを示す音声信号が記憶された第
一のROM22、および高い危険度レベルを示す音声信
号が記憶された第二のROM23を含む制御回路2と、
演算手段21が演算する二つの危険度レベルの違いによ
りそれぞれ異なる音声を発声し運転席に警報を与える発
声手段3とを備え、さらに、本考案の特徴として、制御
回路2に、発声手段3が一つの危険度レベルに対応する
音声を発声中に、演算手段21にその危険度レベルより
高いレベルの危険度出力が送出されたときには発声手段
3にその高いレベルの危険度出力の処理を実行する割り
込み処理手段24を含む。
【0013】次に、このように構成された本考案実施例
の動作について説明する。図2は本考案実施例における
制御回路の制御動作の流れを示す流れ図である。
【0014】制御回路2の演算手段21は、車間距離セ
ンサ11の発光部11aが発光した反射光を受光部11
bが受光することにより得られた車間距離と車速センサ
12からの検出出力とを受け、その測定出力にしたがっ
て危険度を演算する。
【0015】その危険度があらかじめ定められたレベル
を超えているか否かを判断し、超えていなければ車間距
離センサ11および車速センサ12からの測定出力受信
処理動作に制御を戻し、超えていればその危険度の程度
を判断する。
【0016】危険度が高いときには、第二のROM23
から高い危険度レベルを示す音声信号を取込み、例えば
「ブレーキ、ブレーキ」というような音声を発声手段3
に発声表示させる。低い危険度のときには、第一のRO
M22から低い危険度レベルを示す音声信号を取込み、
例えば「速度を下げて下さい」というような音声を発声
手段3に発声表示させる。
【0017】この低い危険度レベルの音声信号を発声表
示している最中に、危険度レベルが変化して高い危険度
レベルになったときには、第二のROM23から高い危
険度レベルを示す音声信号を取込み、割り込み処理を実
行し低い危険度レベルを示す音声の発声表示を停止して
高い危険度レベルを示す音声を優先的に発声表示させ
る。
【0018】危険度が変化せず低い危険度レベルの状態
が継続していれば、そのまま低い危険度レベルを示す音
声を発声させる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、低
い危険度レベルの音声が発声表示されている最中に、高
い危険度レベルの警報出力を入力したとき高い危険度レ
ベルを示す音声表示を優先的に行い、表示の遅延を防ぎ
運転者に安全な車間距離をとるよう促し走行安全性を高
めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本考案実施例における制御回路の制御動作の流
れを示す流れ図。
【符号の説明】
1 測定手段 2 制御回路 3 発声手段 11 車間距離センサ 11a 発光部 11b 受光部 12 車速センサ 21 演算手段 22 第一のROM 23 第二のROM 24 割り込み処理手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/16 B60K 31/00 B60R 21/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を利用して自車両の前を走行す
    る車両との距離を測定する測定手段と、この手段の測定
    出力にしたがって危険度を演算する演算手段と、この演
    算手段が演算する危険度に応じて運転席に音声による警
    報を表示する発声手段とを備え、前記危険度は少なくと
    も二つのレベルを含み、前記発声手段にはこのレベルの
    違いによりそれぞれ異なる音声を発声する手段を含む車
    間距離警報装置において、 前記発声手段が一つの危険度レベルに対応する音声を発
    生中に、前記演算手段からその危険度レベルより高いレ
    ベルの危険度出力が送出されたときには前記発生手段が
    出力している一つの危険度レベルに対応する音声出力を
    停止させ、高いレベルの危険度出力を優先実行させる
    り込み処理手段を含むことを特徴とする車間距離警報装
    置。
JP1992014938U 1992-03-19 1992-03-19 車間距離警報装置 Expired - Lifetime JP2583153Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0575900U JPH0575900U (ja) 1993-10-15
JP2583153Y2 true JP2583153Y2 (ja) 1998-10-15

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ID=11874908

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05453Y2 (ja) * 1988-06-30 1993-01-07

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JPH0575900U (ja) 1993-10-15

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