JP2582650Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

Info

Publication number
JP2582650Y2
JP2582650Y2 JP1991062204U JP6220491U JP2582650Y2 JP 2582650 Y2 JP2582650 Y2 JP 2582650Y2 JP 1991062204 U JP1991062204 U JP 1991062204U JP 6220491 U JP6220491 U JP 6220491U JP 2582650 Y2 JP2582650 Y2 JP 2582650Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
magnetic head
core holder
core
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991062204U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH058705U (ja
Inventor
義彦 加藤
銀矢 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Tokin Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1991062204U priority Critical patent/JP2582650Y2/ja
Publication of JPH058705U publication Critical patent/JPH058705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582650Y2 publication Critical patent/JP2582650Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気ヘッドの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気ヘッドを図2、図3
および図4を参照して説明する。従来の磁気ヘッドは、
記録用および再生用の巻線が巻回された磁気コアを有す
る。この磁気コアは図4に示すように、側断面が略コ形
に切削加工されたコア1および2とを有し、一端は磁気
的に接続された状態に組み合わされ、他端間には磁気ギ
ャップGが形成されている。一般に磁気ギャップGに
は、その寸法維持のために非磁性体から成るギャップ材
が挟み込まれている。この磁気コアは図3に示すように
コアホルダ3および4によって保持されている。例え
ば、巻線を施した磁気コアをコアホルダに樹脂などによ
って固定し、磁気ギャップ寄にギャップ材を挟み込ん
で、ねじ止め等によりコアホルダを固着することにより
磁気ヘッドが組み立てられる。この磁気ヘッドは、図
中、上面がR面研磨されていて、磁気媒体はこの表面上
を摺動する。また、図2を参照すると、コアホルダ3お
よび4の摺動面と反対側には凹部が形成されている。こ
の凹部には、磁気ヘッドの入出力(電気信号)配線ため
の基板5がネジ6によってコアホルダ4に取り付けられ
ている。基板5には、磁気コアに巻回された巻線の各端
部7が半田付け部5aに半田付けされ、電子機器等から
のケーブルが半田付け部5bに半田付けされるようにな
っている。また、ネジ6はアースも兼ねている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の磁気ヘッドにお
いては、前述したように基板5がネジ6による一点留め
であるため、図2中矢印Fで示すようにケーブル等から
外力が印加されると基板5のめくれが起こる。これは、
巻線の断線や半田付け部5aからの破損等断線不良の原
因となる。本考案の課題は、入出力用基板を確実に固定
できる磁気ヘッドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、磁気コ
アを保持するバルク状のコアホルダを有し、前記コアホ
ルダには、外部との配線のための回路基板を所定の収容
位置に収容可能な凹部が形成されている磁気ヘッドにお
いて、前記コアホルダには、前記凹部の一部を前記回路
基板の実質的な厚さに相当する間隙を残して覆うように
延び、前記収容位置に収容された該回路基板のその板面
に垂直な方向の動きを制限する基板押さえ部が形成され
ていることを特徴とする磁気ヘッドが得られる。本考案
によればまた、前記回路基板には、ネジ止め用の貫通孔
部が形成されており、前記コアホルダには、前記収容位
置に収容された前記回路基板の前記貫通孔部に対応する
位置にネジ孔部が形成されており、前記収容位置に収容
された前記回路基板は、前記基板押さえ部および止めネ
ジによって前記コアホルダに対して固定される前記磁気
ヘッドが得られる。本考案によればさらに、前記回路基
板には、前記貫通孔部の周囲面をも含んで延びるアース
パターンが形成されており、前記コアホルダと前記アー
スパターンとは、前記止めネジによって電気的に接続さ
れる前記磁気ヘッドが得られる。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。図1は、本実施例による磁気ヘッドを示す斜視
図である。図中、従来例と同一あるいは相当部分には同
一符号を付している。従来例と同様の記録用および再生
用の巻線が巻回された磁気コアが、コアホルダ1および
2によって保持されている。図中、底面はR面研磨され
ていて、磁気媒体はこの表面上を摺動する。コアホルダ
3および4の摺動面と反対側には凹部が形成されてい
る。この凹部は、3つの壁面と、底面とで形成されてい
る。3つの壁面のうちの1面には、基板押え部3aが形
成されている。磁気ヘッドの入出力配線ための基板5
は、磁気コアからの巻線を半田付け部5aから引き出し
た後、基板5の基板押え部3aとの結合部分が凹部の底
面と基板押え部3aとの間隙に挿入されネジ6により固
定されている。基板5には、磁気コアに巻回された巻線
の各端部7が半田付け部5aに半田付けされ、電子機器
等からのケーブルが半田付け部5bに半田付けされるよ
うになっている。また、ネジ6はアースも兼ねている。
以上のようにして製造された磁気ヘッドにおいては、基
板5がコアホルダに対してネジ6と基板押え部3aとで
保持されている。尚、基板押え部3aを設ける位置は、
本実施例に限定されるものではないが、基板面上にて留
めネジから遠方であることが好ましい。
【0006】
【考案の効果】本考案による磁気ヘッドは、基板がコア
ホルダに対してネジと基板押え部とで保持されているた
め、基板が確実に固定される。このため、基板にかかる
外力が原因の断線不良が起こりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気ヘッドの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図3】従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図4】従来例および本実施例に適用される磁気コアを
示す図である。
【符号の説明】
1、2 コア 3、4 コアホルダ 5 基板 6 ネジ 7 巻線の端部 G ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−40707(JP,U) 実開 昭54−36409(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/10 - 5/105 G11B 5/17

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気コアを保持するバルク状のコアホル
    ダを有し、前記コアホルダには、外部との配線のための
    回路基板を所定の収容位置に収容可能な凹部が形成され
    ている磁気ヘッドにおいて、前記コアホルダには、前記
    凹部の一部を前記回路基板の実質的な厚さに相当する間
    隙を残して覆うように延び、前記収容位置に収容された
    該回路基板のその板面に垂直な方向の動きを制限する基
    板押さえ部が形成されていることを特徴とする磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記回路基板には、ネジ止め用の貫通孔
    部が形成されており、前記コアホルダには、前記収容位
    置に収容された前記回路基板の前記貫通孔部に対応する
    位置にネジ孔部が形成されており、前記収容位置に収容
    された前記回路基板は、前記基板押さえ部および止めネ
    ジによって前記コアホルダに対して固定される請求項1
    に記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記回路基板には、前記貫通孔部の周囲
    面をも含んで延びるアースパターンが形成されており、
    前記コアホルダと前記アースパターンとは、前記止めネ
    ジによって電気的に接続される請求項2に記載の磁気ヘ
    ッド。
JP1991062204U 1991-07-12 1991-07-12 磁気ヘッド Expired - Lifetime JP2582650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062204U JP2582650Y2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062204U JP2582650Y2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 磁気ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058705U JPH058705U (ja) 1993-02-05
JP2582650Y2 true JP2582650Y2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=13193386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991062204U Expired - Lifetime JP2582650Y2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582650Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140707U (ja) * 1984-08-13 1986-03-14 キヤノン電子株式会社 磁気ヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH058705U (ja) 1993-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2574771B2 (ja) 回転磁気ヘツド装置
JP2582650Y2 (ja) 磁気ヘッド
JPH07260829A (ja) 電流検出器
JP3059650B2 (ja) ビデオカセットレコーダーのマグネチックイレージングヘッド
JP2506592Y2 (ja) 磁気ヘッド保持構造
JP2567884Y2 (ja) 磁気ヘッド装置
JP2536390Y2 (ja) 磁気ヘッド
KR900006057Y1 (ko) 자기헤드의 차폐커버 부착체
JPH0525051Y2 (ja)
JP2506593Y2 (ja) 磁気ヘッド保持構造
JPS6046087U (ja) 電子時計の導通構造
JPH05307726A (ja) フレキシブルディスク用磁気ヘッド装置
JP2948732B2 (ja) 面接続用コイル装置
JPH0447767Y2 (ja)
JPH0419611Y2 (ja)
JP2592761Y2 (ja) 電流検出装置
JPH0138733Y2 (ja)
JPH05298647A (ja) 磁気ヘッド
JP2998290B2 (ja) 磁気ヘッド装置
JPH0227723B2 (ja)
JPS5830995U (ja) 磁気バブルメモリカセット装置
JPS59162779U (ja) 静電遮蔽用接地コ−ド
JPS59107182U (ja) 電気部品の取付け構造
JPH01119198U (ja)
JPS6115572U (ja) 磁気検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980617

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250