JP2582303B2 - 有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置 - Google Patents
有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置Info
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- JP2582303B2 JP2582303B2 JP1286493A JP28649389A JP2582303B2 JP 2582303 B2 JP2582303 B2 JP 2582303B2 JP 1286493 A JP1286493 A JP 1286493A JP 28649389 A JP28649389 A JP 28649389A JP 2582303 B2 JP2582303 B2 JP 2582303B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、魚くず、肉くず、野菜くず、おから等の有
機廃棄物の攪拌発酵乾燥方法を具体的に実現する攪拌発
酵乾燥装置に関するものである。
機廃棄物の攪拌発酵乾燥方法を具体的に実現する攪拌発
酵乾燥装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものに
なっている。
なっている。
魚くず、肉くず、野菜くず、おから等の有機廃棄物
は、これまでそのままの状態で投棄したり、その他一部
処理をして投棄するようなことが行なわれてきた。
は、これまでそのままの状態で投棄したり、その他一部
処理をして投棄するようなことが行なわれてきた。
つまりこれら有機廃棄物をクラッシャーで細かく切り
刻み、それを発酵槽で発酵菌と共に発酵させ、その後乾
燥させて、容量を小さくして投棄するようなことも行な
われてきた。
刻み、それを発酵槽で発酵菌と共に発酵させ、その後乾
燥させて、容量を小さくして投棄するようなことも行な
われてきた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問
題点を有していた。
題点を有していた。
しかし、これら従来の有機廃棄物の処理法によって
も、これらの廃棄物をそのままクラッシャーで細かく切
り刻んで、それを発酵槽内に入れるため、発酵槽内で水
分が多すぎて発酵に時間がかかっていた。
も、これらの廃棄物をそのままクラッシャーで細かく切
り刻んで、それを発酵槽内に入れるため、発酵槽内で水
分が多すぎて発酵に時間がかかっていた。
また、クラッシャーで細かく切り刻んだ後に、発酵槽
内に入れる前に乾燥することも考えられた。
内に入れる前に乾燥することも考えられた。
それも槽の外から熱を加えて乾燥させるため、乾燥に
時間を要していた。
時間を要していた。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うな事のできるものを提供しようとするものである。
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うな事のできるものを提供しようとするものである。
そこで、本発明者は、これら有機廃棄物をクラッシャ
ーで裁断したりして小片にした後に、短時間でこれらの
水分を除去して、一定の水分量として発酵を開始させる
ことを考えたものである。
ーで裁断したりして小片にした後に、短時間でこれらの
水分を除去して、一定の水分量として発酵を開始させる
ことを考えたものである。
そして、本発明は、その水分除去手段つまり乾燥手段
と発酵手段を同一槽内で行なおうとするものである。
と発酵手段を同一槽内で行なおうとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、下記のように構
成されている。
成されている。
第1発明は、おからのような裁断の不要な有機廃棄物
を入れる原料タンク1と、この原料タンクに連結された
攪拌発酵乾燥装置本体3とからなり、攪拌発酵乾燥装置
本体3は、原料タンクからの有機廃棄物を攪拌発酵乾燥
するための熱風を供給する熱風発生炉4に連結されてい
ると共に、内部には攪拌のための攪拌翼5が回転速度を
調整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥装置本体の下部に連
設した取出しスクリュコンベア8を介して、水分量の減
少した有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を配設した有機廃棄
物の攪拌発酵乾燥装置である。
を入れる原料タンク1と、この原料タンクに連結された
攪拌発酵乾燥装置本体3とからなり、攪拌発酵乾燥装置
本体3は、原料タンクからの有機廃棄物を攪拌発酵乾燥
するための熱風を供給する熱風発生炉4に連結されてい
ると共に、内部には攪拌のための攪拌翼5が回転速度を
調整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥装置本体の下部に連
設した取出しスクリュコンベア8を介して、水分量の減
少した有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を配設した有機廃棄
物の攪拌発酵乾燥装置である。
第2発明は、魚くず、肉くず、野菜くずのような裁断
を要する有機廃棄物を入れる原料タンク1と、この原料
タンクからの有機廃棄物を細かく切り刻むクラッシャー
2と、このクラッシャー2に連結された有機廃棄物を攪
拌発酵乾燥する攪拌発酵乾燥装置本体3とからなり、こ
の攪拌発酵乾燥装置本体3には熱風を供給する熱風発生
炉4が連結されていると共に、内部には攪拌のための攪
拌翼5が回転速度を調整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥
装置本体の下部に設けた取出しスクリュコンベア8を介
して、水分量の減少した有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を
配設した有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置である。
を要する有機廃棄物を入れる原料タンク1と、この原料
タンクからの有機廃棄物を細かく切り刻むクラッシャー
2と、このクラッシャー2に連結された有機廃棄物を攪
拌発酵乾燥する攪拌発酵乾燥装置本体3とからなり、こ
の攪拌発酵乾燥装置本体3には熱風を供給する熱風発生
炉4が連結されていると共に、内部には攪拌のための攪
拌翼5が回転速度を調整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥
装置本体の下部に設けた取出しスクリュコンベア8を介
して、水分量の減少した有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を
配設した有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置である。
この場合、下記のようにすることができる。
A.攪拌翼5の回転数を高速回転(1分間に約400回
転)と低速回転(1分間に約1回転)ができるように構
成することができる。
転)と低速回転(1分間に約1回転)ができるように構
成することができる。
B.攪拌翼5は、中央軸6に放射状に複数個かつ複数段
植設された支持棒5Aの上端に固着された攪拌翼板5Bから
構成されていて、被攪拌物の送り方向すなわち中央軸に
沿った方向に対しねじれ面を有し、互いに相対する攪拌
翼板のねじれ面は、それぞれ反対の角度にねじれを有す
るよう構成することで被攪拌物の往復運動を促進させる
ようにすることができる。
植設された支持棒5Aの上端に固着された攪拌翼板5Bから
構成されていて、被攪拌物の送り方向すなわち中央軸に
沿った方向に対しねじれ面を有し、互いに相対する攪拌
翼板のねじれ面は、それぞれ反対の角度にねじれを有す
るよう構成することで被攪拌物の往復運動を促進させる
ようにすることができる。
[作用] 効果と共に説明する。
[発明の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
後述する有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置によって、下
記の通りの有機廃棄物の攪拌発酵乾燥方法を実現するこ
とができる。
記の通りの有機廃棄物の攪拌発酵乾燥方法を実現するこ
とができる。
第1工程 有機廃棄物をクラッシャーで小さく刻む。
ただし、おからのみを発酵させる場合には細かく裁断
する必要がないからクラッシャーを用いる必要がない。
する必要がないからクラッシャーを用いる必要がない。
第2工程 第1工程を経た有機廃棄物を、中心に攪拌翼を有する
槽内に導き、同槽内の攪拌翼を高速回転(1分間に約40
0回転位)させると共に、同槽内に熱風を送り込むこと
によりクラッシャーで小さく刻んだ有機廃棄物を熱風中
で高速回転させて、その水分量を60重量%位まで低下さ
せる。
槽内に導き、同槽内の攪拌翼を高速回転(1分間に約40
0回転位)させると共に、同槽内に熱風を送り込むこと
によりクラッシャーで小さく刻んだ有機廃棄物を熱風中
で高速回転させて、その水分量を60重量%位まで低下さ
せる。
この場合、水分量を減少させる際に、熱風によること
なく乾燥おからを用いることもできる。
なく乾燥おからを用いることもできる。
つまり、豆腐を作る際にその大豆かすとして残る「お
から」の水分を5〜10重量%までに減少させたものを用
いると、この「乾燥おから」は極めて水分の吸収力が高
いために、上記の有機廃棄物の小片と「乾燥おから」と
を混合させると「乾燥おから」と有機廃棄物の混合比率
によって、その水分量を適宜調節することができる。
から」の水分を5〜10重量%までに減少させたものを用
いると、この「乾燥おから」は極めて水分の吸収力が高
いために、上記の有機廃棄物の小片と「乾燥おから」と
を混合させると「乾燥おから」と有機廃棄物の混合比率
によって、その水分量を適宜調節することができる。
ところで「乾燥おから」については、実願昭53−6144
2号(実開昭54−164169号)にその乾燥の方法等が明示
されている。
2号(実開昭54−164169号)にその乾燥の方法等が明示
されている。
そして「乾燥おから」の成分は次のようなものであ
る。
る。
含水率 7.8% 蛋白質 20.8% 脂 肪 12.9% 繊 維 13.9% 灰 分 2.9% 糖 質 41.7% エネルギー 4191kcal/400g 第3工程 第1工程を経た有機廃棄物に、適量の発酵菌を加えて
同槽内の攪拌翼を1分間に1回転位の非常にゆっくりし
たスピードで回転させながら有機廃棄物を発酵させる。
同槽内の攪拌翼を1分間に1回転位の非常にゆっくりし
たスピードで回転させながら有機廃棄物を発酵させる。
発酵菌としては、納豆菌,味噌麹,イースト菌あるい
は乳酸菌等がある。
は乳酸菌等がある。
発酵させることにより発酵熱が生じて同槽内は常時50
℃〜60℃位を保っており、12時間発酵を続けると発酵が
進行すると共にそれ自体乾燥してくる。
℃〜60℃位を保っており、12時間発酵を続けると発酵が
進行すると共にそれ自体乾燥してくる。
第4工程 乾燥して粉末状になった有機廃棄物を、サイクロンを
用いて空気と共に有機廃棄物を粉末状にして集める。
用いて空気と共に有機廃棄物を粉末状にして集める。
これらの粉末の有機廃棄物は発酵させられたことによ
り分解されて蛋白質がアミノ酸等に変化したものとなっ
ている。
り分解されて蛋白質がアミノ酸等に変化したものとなっ
ている。
ついで、第1図を参照して、Aは本発明の有機廃棄物
の攪拌発酵乾燥装置である。
の攪拌発酵乾燥装置である。
魚くず、肉くず、野菜くず、おから等の有機廃棄物を
原料タンク1に入れると原料タンクの下にクラッシャー
2があり、それによって上記有機廃棄物を細かく切り刻
む。
原料タンク1に入れると原料タンクの下にクラッシャー
2があり、それによって上記有機廃棄物を細かく切り刻
む。
クラッシャー2には第4図のように回転するカッター
2Aが付いていて、これで有機廃棄物を細かいものに裁断
するのである。
2Aが付いていて、これで有機廃棄物を細かいものに裁断
するのである。
ただし、おからのみを発酵させる場合には細かく裁断
する必要がないからクラッシャーを用いる必要がない。
する必要がないからクラッシャーを用いる必要がない。
そして、この刻まれた有機廃棄物は、第1図の攪拌発
酵乾燥装置本体3に導かれる。
酵乾燥装置本体3に導かれる。
ところで攪拌発酵乾燥装置本体3は、熱風を供給する
熱風発生炉4に通じていて熱風を供給できるようになっ
ているだけでなく、中央に攪拌するための攪拌翼5が設
けられている。
熱風発生炉4に通じていて熱風を供給できるようになっ
ているだけでなく、中央に攪拌するための攪拌翼5が設
けられている。
熱風発生炉4は、種々の熱源を用いて熱風を送り込む
ものである。
ものである。
また、攪拌翼5には攪拌発酵乾燥装置本体の中央軸6
の回りに複数個の攪拌翼が取付けられていて、中央軸6
を回転させることにより攪拌翼5が回転できるようにな
っている。
の回りに複数個の攪拌翼が取付けられていて、中央軸6
を回転させることにより攪拌翼5が回転できるようにな
っている。
そこで、この攪拌翼5は、中央軸6に放射状に植設さ
れた支持棒5Aの上端に固着された攪拌翼板5Bとから構成
されているが、これら各攪拌翼板は、被攪拌物である有
機廃棄物の送り方向へのねじれ面を有する攪拌翼板5B1
と、戻り方向へのねじれ面を有する攪拌翼板5B2とが交
互に位置するように構成されている。
れた支持棒5Aの上端に固着された攪拌翼板5Bとから構成
されているが、これら各攪拌翼板は、被攪拌物である有
機廃棄物の送り方向へのねじれ面を有する攪拌翼板5B1
と、戻り方向へのねじれ面を有する攪拌翼板5B2とが交
互に位置するように構成されている。
各攪拌翼は、上述のようなねじれ面を有するよう構成
されているから、攪拌される有機廃棄物は攪拌発酵乾燥
装置本体内で反復状態で攪拌されることになり、乾燥が
より促進されることになる。
されているから、攪拌される有機廃棄物は攪拌発酵乾燥
装置本体内で反復状態で攪拌されることになり、乾燥が
より促進されることになる。
そして、攪拌翼5の回転数を高速回転(1分間に約40
0回転)と低速回転(1分間に約1回転)ができるよう
に中央軸6に変速機7が付けられている。
0回転)と低速回転(1分間に約1回転)ができるよう
に中央軸6に変速機7が付けられている。
クラッシャー2で刻まれた有機廃棄物は攪拌発酵乾燥
装置本体に導かれるが、導かれた後、攪拌発酵乾燥装置
本体はその中の攪拌翼5を高速回転させ熱風発生炉4を
作動させて攪拌発酵乾燥装置本体内に熱風を送り込むこ
とにより、クラッシャーで裁断された有機廃棄物を高速
で攪拌すると共に、熱風を送り込んで有機廃棄物の水分
を除去する。
装置本体に導かれるが、導かれた後、攪拌発酵乾燥装置
本体はその中の攪拌翼5を高速回転させ熱風発生炉4を
作動させて攪拌発酵乾燥装置本体内に熱風を送り込むこ
とにより、クラッシャーで裁断された有機廃棄物を高速
で攪拌すると共に、熱風を送り込んで有機廃棄物の水分
を除去する。
つまり魚くず、肉くず、野菜くず、おから等は当初80
〜90%の水分を含んでいるが、それを小さく刻んで熱風
を当てながら高速で回転させることにより、これら有機
廃棄物に含まれていた水分は数分間で水分量が60%位ま
でに減少する。
〜90%の水分を含んでいるが、それを小さく刻んで熱風
を当てながら高速で回転させることにより、これら有機
廃棄物に含まれていた水分は数分間で水分量が60%位ま
でに減少する。
そこで、攪拌発酵乾燥装置本体の下部にある取出しス
クリュコンベア8を回転することによって、水分量の減
少した有機廃棄物を攪拌発酵乾燥装置本体から出して貯
蔵槽9で貯える。
クリュコンベア8を回転することによって、水分量の減
少した有機廃棄物を攪拌発酵乾燥装置本体から出して貯
蔵槽9で貯える。
この場合、攪拌発酵乾燥装置本体の下部と取出しスク
リュコンベア8とは、開閉自在のシャッター3A1を有す
る連結口3Aで連結されている。
リュコンベア8とは、開閉自在のシャッター3A1を有す
る連結口3Aで連結されている。
そして、その水分量の減少した有機廃棄物細片に発酵
菌として納豆菌,味噌麹,イースト菌,乳酸菌等のうち
適当に選択したものを混合して、それらをまた攪拌発酵
乾燥機本体内に入れて、この際には攪拌翼5を1分間1
回転程度の低速で回転させる。
菌として納豆菌,味噌麹,イースト菌,乳酸菌等のうち
適当に選択したものを混合して、それらをまた攪拌発酵
乾燥機本体内に入れて、この際には攪拌翼5を1分間1
回転程度の低速で回転させる。
このために攪拌機に取付けられている変速機7により
その回転数を変える。
その回転数を変える。
そして、その際有機廃棄物の細片がある程度の温度を
有しているものであれば、特に攪拌発酵乾燥装置本体内
の温度を上昇させることは必要ないが、有機廃棄物の温
度が低い時には攪拌発酵乾燥装置本体の温度を約60℃位
に上昇させる必要がある。
有しているものであれば、特に攪拌発酵乾燥装置本体内
の温度を上昇させることは必要ないが、有機廃棄物の温
度が低い時には攪拌発酵乾燥装置本体の温度を約60℃位
に上昇させる必要がある。
そして、一度攪拌発酵乾燥装置本体内の温度が上昇す
ると、発酵菌により有機廃棄物が発酵を開始するので、
発酵によって生じる熱で温度は60℃程度に上昇したまま
となる。
ると、発酵菌により有機廃棄物が発酵を開始するので、
発酵によって生じる熱で温度は60℃程度に上昇したまま
となる。
ただ、外気が極端に低温時等は60℃に保つ必要があ
る。
る。
有機廃棄物の細片の発酵が進行すると蛋白質は、アミ
ノ酸に変化してより吸収しやすい状態となる。
ノ酸に変化してより吸収しやすい状態となる。
そして、発酵が一定の段階まで進行すると発酵をやめ
て乾燥させる。
て乾燥させる。
そのため発酵は約10時間位続ける。
そして、その後乾燥させる。
そして、乾燥させると有機廃棄物の細片は粉末とな
り、それを攪拌発酵乾燥装置本体からサイクロン10で吸
収し、粉末になったものだけを集めて回収する。
り、それを攪拌発酵乾燥装置本体からサイクロン10で吸
収し、粉末になったものだけを集めて回収する。
図中、11は排風機、12は駆動減速機、13はロータリー
バルブ、8A,13Aは製品取出し口である。
バルブ、8A,13Aは製品取出し口である。
[発明の効果] 以上の通り本発明によれば、1つの槽で有機廃棄物を
乾燥させること及び発酵させることができるものであ
り、それにより有機廃棄物を発酵させることにより有機
廃棄物を一部分解して栄養分の抱負は肥料、飼料、餌料
等として用いることができ有機廃棄物の有効利用が可能
である。
乾燥させること及び発酵させることができるものであ
り、それにより有機廃棄物を発酵させることにより有機
廃棄物を一部分解して栄養分の抱負は肥料、飼料、餌料
等として用いることができ有機廃棄物の有効利用が可能
である。
第1図は正面図、 第2図は平面図、 第3図は左側面図、 第4図は要部の拡大縦断面図、 第5図は中央軸と攪拌翼の関係を示す拡大斜視図、 第6図は第4図の要部拡大図である。 1……原料タンク、 2……クラッシャー、 3……攪拌発酵乾燥装置本体、 4……熱風発生炉、 5……攪拌翼、 6……中央軸、 7……変速機、 8……取出しスクリュコンベア、 9……貯蔵槽、 10……サイクロン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05F 11:08)
Claims (4)
- 【請求項1】おからのような裁断の不要な有機廃棄物を
入れる原料タンク1と、この原料タンクに連結された攪
拌発酵乾燥装置本体3とからなり、攪拌発酵乾燥装置本
体3は、原料タンクからの有機廃棄物を攪拌発酵乾燥す
るための熱風を供給する熱風発生炉4に連結されている
と共に、内部には攪拌のための攪拌翼5が回転速度を調
整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥装置本体下部に連設し
た取出しスクリュコンベア8を介して、水分量の減少し
た有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を配設したことを特徴と
する有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置。 - 【請求項2】魚くず、肉くず、野菜くずのような裁断を
要する有機廃棄物を入れる原料タンク1と、この原料タ
ンクからの有機廃棄物を細かく切り刻むクラッシャー2
と、このクラッシャー2に連結された有機廃棄物を攪拌
発酵乾燥する攪拌発酵乾燥装置本体3とからなり、この
攪拌発酵乾燥装置本体3には熱風を供給する熱風発生炉
4が連結されていると共に、内部には攪拌のための攪拌
翼5が回転速度を調整自在に設けられ、攪拌発酵乾燥装
置本体の下部に設けた取出しスクリュコンベア8を介し
て、水分量の減少した有機廃棄物を貯える貯蔵槽9を配
設したことを特徴とする有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装
置。 - 【請求項3】攪拌翼5の回転数を高速回転(1分間に約
400回転)と低速回転(1分間に約1回転)ができるよ
うに構成されている請求項1あるいは請求項2記載の有
機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置。 - 【請求項4】攪拌翼5は、中央軸6に放射状に複数個か
つ複数段植設された支持棒5Aの上端に固着された攪拌翼
板5Bから構成されていて、被攪拌物の送り方向すなわち
中央軸に沿った方向に対しねじれ面を有し、互いに相対
する攪拌翼板のねじれ面は、それぞれ反対の角度にねじ
れを有するよう構成することが被攪拌物の往復運動を促
進させるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか
に記載の有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286493A JP2582303B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286493A JP2582303B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146491A JPH03146491A (ja) | 1991-06-21 |
JP2582303B2 true JP2582303B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=17705115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1286493A Expired - Fee Related JP2582303B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 有機廃棄物の攪拌発酵乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582303B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55126593A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-30 | Kobayashi Kankiyou Kagaku Kenk | Manufacture fermented fertilizer |
JPS60141692A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | 永田 忠一 | 大豆ならびに大豆副産物より肥料の製造法 |
JPH01112972A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-01 | Nisshin Seiki Kk | 乾燥装置 |
-
1989
- 1989-11-01 JP JP1286493A patent/JP2582303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03146491A (ja) | 1991-06-21 |
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