JP2582277Y2 - 医療器具 - Google Patents
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H9/00—Pneumatic or hydraulic massage
- A61H9/005—Pneumatic massage
- A61H9/0078—Pneumatic massage with intermittent or alternately inflated bladders or cuffs
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- A61H2205/00—Devices for specific parts of the body
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- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、医療器具特に血
液循環を刺戟するために人体の一部に圧力を加えるため
の医療器具である。 【0002】 【従来の技術】我々の明細書EP−A−0150533
には次の事項が記述されている。 【0003】−人間の足の土踏まずにおいて働くために
形づくられた膨脹式バッグから成立っている医療器具: −土踏まずにおいてバッグを足に固着させるため人間の
足の甲の上で働くのに適応させた方法: −歩行中に起ったであろうように足を伸ばすことによっ
てバッグが土踏まずにポンプ圧をかけるように、バッグ
に連結されて2秒以内にバッグを周期的に膨らませるこ
とができる方法: −足のボール(親指のつけ根のふくらみ)と踵をお互い
に引離すように促がすことによって、ポンプ圧は足の静
脈から血液を押しやるのに役立つが、足の静脈に血液が
帰るのに必要な時間、膨脹と膨脹の間にバッグから周期
的に空気を出す方法: 【0004】 【考案が解決しようとする課題】上記の明細書の装置
は、人間の足の裏にある静脈ポンプメカニズムによって
働く。それは足にとり普通の歩行状態の下では、筋肉の
作用の助けをなんら借りることなく、血液を足から腹の
中に帰すのに役立っている。これが足にとり普通の歩行
状態に似ていない特別なやり方で、静脈ポンプメカニズ
ムを刺戟するよう修正されると、血液の流れが全面的に
改善されて特定の治療値について、動脈の流れがはっき
りと強化されるということを我々は発見している。 【0005】 【課題を解決するための手段】この考案によれば、指示
された性格の医療器具は実際に膨脹タイムを超過する時
間、膨脹バッグを膨脹状態に保つ方法が含まれており、
次のサイクルの膨脹パルスが始まる前に足の裏のコンプ
レックスの静脈に血液を満たすことができるため、その
ときバックからはより長い時間、空気が出される。もっ
とはっきり言えば、この考案された装置はバッグを1秒
足らず(できれば約1/2秒)で一層急速に膨らます方
法と10秒から60秒の範囲(できれば約20秒)にあ
る長引いた状態の膨脹圧力を解放する前に、5秒(でき
れば約3秒)まで膨脹圧力を保つ方法が組込まれてい
る。 【0006】 【考案の実施の形態】この考案を具体化する数個の医療
器具につき図面を参照して実例を示す形で述べる。 【0007】図1を参照し、ここに示された器具はプラ
スチック材から成形され、人間の足11の裏10に嵌ま
るような形に作られた膨脹式バッグ1から成立ってい
る。バッグ1は可撓管2を経由してバッグ1を膨ますこ
とのできるポンプ装置3に連結される。 【0008】バッグ1は適当なスリッパーまたは接着剤
の方法によって足11にしっかりと固着することもでき
るが、図示された形で布スリング4はバッグ1を抱いて
足11の甲12の上に結びつけられる。もし必要とあれ
ば、あるいは希望するならばスリング4と甲12との間
に詰め物を入れることもできる。概して薦められるのは
バッグ1と足との間に挟まれるようにストッキネットの
ような多孔性の編物繊維または他の繊維が足に対して先
づ使用することである。こうすると皮膚の風通しがよく
なりまた擦れるのを防ぐことができる。 【0009】スリング4とバルブ1とは足11の大部分
を覆う布スリッパ6によって覆われる。 【0010】器具を使用する際に図1に示すように足に
しっかりつけるとポンプ装置3は、足11の裏10にポ
ンプ圧をかけるバッグ1を膨らますため急速に働き、ま
た足のボールと踵をお互に相手から引離すように促しも
する。こうして仮に足11が普通の歩行の間、地上に置
かれたら多分起るように土踏まずを平らにし、それによ
って血行が刺戟される。貯蓄タンクはポンプ装置3の一
部であり、これはポンプによって連続的にチャージさ
れ、バッグ1が急速膨脹するだけの容量を持っているの
で、できればつけることが望ましい。バッグ1の膨脹は
満足なポンプ作用を与えるため急速に、できれば0.5
秒で完了する。ポンプ装置3における弁配置(図示され
ない)はバッグ1を約3秒間、平らな状態に保ち、その
後バッグ1が再び膨らまされたあとはバッグ1から空気
を出せるようになっており、この膨脹/収縮サイクルは
器具による処置が必要とされる限り繰返される。 【0011】こうして与えられた処置は普通に歩くこと
ができなかったと思われる人、または足で立つことさえ
できなかったと思われる人に処置されてその人の血行を
改善する。 【0012】この考案した器具の際立った長所は足が石
膏鋳物に入れられることになっていた時、または足11
を運ぶ足が手術を受ける必要があることになっていた時
に使用できるということである。 【0013】図2と図3とは、石膏鋳物100の下で人
間の足11に使用された位置において、この考案に従っ
た器具を示す。図1に用いたのと同じ参照数字が対応す
る部分に使われている。 【0014】図2と図3に示す器具は図1に示すものと
同様であるが、足11の裏10の下だけでなく、足11
の内側のまわりと足11の甲12の上もまた一層大きく
且つ伸びている。 【0015】使用の際は器具を足11の上に置かれ次に
石膏鋳物100は鋳物100にある穴を通ってか、また
は鋳物100の一端からか、いづれかを通過してポンプ
装置3からパイプ2によって必要なだけバッグ1の上に
成形される。 【0016】バッグ1は石膏鋳物100が成形される間
一部膨らんだ状態で保つことができ、それによって足1
1のその後に起こり得る膨脹に対するすきまが作られ
る。 【0017】さて図4を参照すると、ここに示された器
具は端末継目22に示すように互に周辺をシールされた
PVCまたはポリウレタンフィルムのような可撓性材料
からできた2つのパネル20,21のようなものを持つ
膨脹式バッグ1から成立っている。パネル20,21は
各々、足のボールと踵の隣合っている足の裏の境界線の
間で本来は足の部分だけ縦に重なり、足の裏の横の境界
線によって実際の記録の中に拡って配置された足の裏状
の底面積Aから成立っている。 【0018】パネル20,21はまた同じ周辺継目22
の中で、足裏面積Aの一端から面積Aの縦の長さと実際
同じ位大きい横の長さまで横に伸びる完全に成形された
背の中間の面積Bを含んでいる。代表的には図示のよう
に、9から12までの寸法範囲の靴を必要とする足で
は、バッグの縦の長さXは約7インチ(18センチメー
トル)であり、バッグの横の最大長さYは約8インチ
(20センチメートル)である。足裏の面積Aの平均幅
Wx は約2.75インチ(7センチメートル)であり、
面積Bの狭い処の幅Wy は約2インチ(5センチメート
ル)である。 【0019】その前端Cに沿って、面積Bは実際は直線
であり、面積Aの縦方向に対して横になっている。 【0020】またその後端Dに沿って面積Bは面積Aの
踵の端から幅Wy における狭い横端まで中くぼみの湾曲
した勾配になっている。入口管2には、後端Dに沿った
ほぼ中間に密封された入口がついている。 【0021】バッグ1は図4を参照して先に述べたよう
に、1つの製作商品としてそれ自身十分役立つであろう
し、またガーゼ、モスリン包帯材料ないしは粘着テープ
が足に対しバッグの周囲に巻き付けて使用し続けられる
ことを当にできるということで役立つであろう。とはい
え、そのような他の仲介に初めから頼らずに、容易に使
用できるようにするために図4は面積Aの縦端Eにおい
て継目22を超えて横に伸びてバッグ1と共に一体とし
て成形された柔軟性のある固着タブ23(ビニールシー
ト製のような)に対して、また面積Bの横の先端Fにお
いて継目22を超えてバッグ1と共に一体に形成された
拘束タブ24に対しての現在の好みを追加説明してい
る。 【0022】適当な解放材料から作られたはぎ取りスト
リップ25は、タブ24上の圧力に敏感な接着剤の塗布
を保護して示される。これにより接着剤の露出に際し、
足にバッグ1を巻付けて使用し続けたとき調整できるよ
うに固着してタブ24はタブ23に仮付けすることがで
きる。 【0023】それよりタブ23,24には比較的伸びな
い性質の材料が好まれることが分るであろう。タブ23
による外端の重なり部分におけるタブ24の固着を含み
包みの周囲の仮付けの完全は周囲のタガの張力を面積A
の実際に縦の長さ全体に沿って比較的均等に分布させる
ことができるだろう。すなわち端Eに沿い、このように
して土踏まずを平らにする上述の作用を助ける。大きな
タブ23における複数の孔26は近傍の皮膚の風通しを
よくするが、タガの張力の示された分布を損わない。 【0024】図4は、たまたま右足に装着している位置
に対してバッグ1を示すが、左足に対する同じ装着もま
た同じ製品によってできることは理解されよう。 【0025】左足へ使用した場合、図4の平面図はパネ
ル20をパネル21の下に置くことにより左から右へ反
対になる。そして圧力に敏感な接着剤は、タブ23の下
でも働いているものを除いて、全く前のようにタブ23
に仮付けできる。 【0026】既に分っているように、膨脹圧がそれぞれ
脈打って伝達された後、流体の圧力はパネル20,21
の内の一方か両方にある穴または隙間を適宜経由して解
放される。穴をあけることのできる材料を使用して、そ
うした穴や隙間なしにバッグ1を製作することは便利で
あると分かるかも知れない。 【0027】患者の足に取付けて使用する外科医は自分
の口によってバッグに先づ空気を入れることが必要であ
り、次いで患者の足の裏に隣り有っている筈のパネル2
0または21に穴をあけるため、針または他の鋭く尖っ
た器具を使用している間、入口2を閉めておく。 【0028】そうした穴あけ作業は、希望量の液体の漏
れが使用するのに達成されたであろうと外科医が自分を
満足させるため、バッグに圧力を加えている間続くかも
知れない。これに反して我々はバッグ1が2つの構成、
つまり1つは特別に右足専用とはっさり言明したもの、
もう1つは左足専用としたものの各々において現存の穴
あけで市場に出されることを好む。 【0029】図4に示すバッグは図1に示すような周囲
の包帯またはスリング4の中で、あるいは図2及び図3
に示すような鋳物100の中で、足首中央と足の裏の部
分の外周に連続した拘束を与えるために、拘束を急速に
収縮させる作用によって、収縮した拘束を保ち、その後
に収縮作用を解放して使用することができる。 【0030】もっと詳しく言えば、この拘束と周期的な
作用は、(a)これらの部分は足のボールと踵の間で著
しく制限されるので、足底の縦にスペースをとった裏の
部分における上向きの伸ばす力と(b)足首中央接手の
部分における下向きの力とを与える方法と見ることがで
きる。 【0031】結果として土踏まずは周期的に平らにさ
れ、またこのようにして、横の足裏コンプレックス静脈
の内部断面積を、結果として起こる静脈ポンプ作用によ
って伸ばされたり、曲げられたりする。 【0032】なお一層深く掘り下げてみると、この拘束
と周期的な作用はそれにより足の静脈ポンプメカニズム
を刺戟するため足底の裏の部分と足首中央の接手部分と
の間で垂直に反対方向に圧迫する力を与える方法である
ことが分るであろう。 【0033】あらゆる場合において、どんな末梢のふく
らはぎポンプも近位のふくらはぎポンプも、また静脈還
流システムの中に含まれた足の重要なポンプの他のもの
も足−ポンプ活動によって一致した時間には働かない。 【0034】この事実はここに述べた考案が鋳物の中で
働き、または傷害を受けた頸骨、膝あるいは大腿骨の整
形外科的固定あるいは同様に静脈移植手術の部分から遠
く離れた部分において働くことができることを物語って
いる。 【0035】そうした手術に通常予想される手術後の結
果として起こる苦痛とはれものを比較的急速に消散させ
る。 【0036】足−ポンプの活動が、外傷の他のこれらの
部分から遠く離れているにも拘らず他のポンプが全然含
まれていないという事実は足−ポンプ駆動による静脈還
流が、外傷を受けた部分に直接に、またそこを通って行
くのに実際は妨げられていないことを意味している。 【0037】図5と図6は、この考案にもとづくほかの
器械を示す。 【0038】図5に於いて、伸長性の膨張式の袋30は
図4の袋1のAの箇所の機能と配置とに全体的に対応す
る。袋30は、従って足の裏の足底箇所に当てるように
設計されており袋32の周囲シームを通る局部的に密封
された入口を経た袋30に対して密封されたフレキシブ
ルを給気管31により循環的にふくらませる。多孔質の
フレキシブルタブ33は図4のタブ23に対応し類似し
ているが最終的に幅が狭まり、幅が広くなる34は袋3
0の反対側のたてのヘリに接続されていて、はがせる材
料35によって接着的に被覆され保護される保持フープ
はタブ34をタブ33に圧着して円周的に完成されてい
る。図5の装置への圧力流体の循環的に送る際に、フー
トポンプの起動に主として責任を負うのはアーチのたて
平たん化である。 【0039】図6の配置に於いて、膨張性の袋40は給
気管41を備え、シーム42に於いて周辺が密封されて
いるが、一般的に矩形で、足の(仮想の輪かく)たて方
向に対して横方向に伸びている。エンドタブ43−44
は前記のタブに対応し、円周フープや足根骨の2列の中
間/足底範囲のまわりのベルトを圧着完成ができるよう
にする。図6の器械は圧力流体を循環的に送る際に、フ
ートポンプ起動に主たる責任を負うのは、一般的に足根
骨の2列の中間/足底範囲に於けるたての圧迫作用であ
る。つまり、アーチの平坦化作用のないたての作用であ
る。 【0040】足以外の足の一部が関連する手術後の状態
に於いて、フートポンプを操作するだけでなく、患者が
或る程度自由に取付けられたポンプ1,30または40
の上に立って歩けると云う治療上の利益がある。この状
態では、取付けたスリッパが極めて役に立つが、色々な
形の1つをとることができる。従って図7と図8はこれ
らの形を単に図解しているにすぎないことが理解できよ
う。 【0041】スリッパ50は比較的剛性の多孔質の軽量
の材料である足底部材51から成り、中央は軽量のズッ
クかキャンパスのシート52に接着されていて、足底部
材のそれぞれのたてのヘリから横に、フレキシブルな横
フラップM−Nが突出している。フラップM−Nは、特
定の足をぴったり包むように適合する。フラップNの上
のフラップMの重なりが図7に見られる。布地の帯ひも
53−54−55−56は中心が図8の53′−54′
−55′−56′としるしをつけた箇所でシート52の
下側に縫付けられている。 【0042】足に足底部材52の周囲をたてに間隔をと
った3カ所のそれぞれで固定するために、端は自由にし
ておく。各帯ひもの一端にワイヤベールを取付けて、別
の端が対応するベールを介して縫つけられるようにし、
これ自体にフック/ループを固定し、各調整された帯ひ
もの接続を保持できるようにするのが便利である。 【0043】布地シート52のテール部分52′は足底
部材52の裏端で、小さくできるヒールステップ57の
後方に伸びる。テール部分56は反対方向に向いた同じ
タブ58−59が特徴で、そのそれぞれにループ材料5
8′−59′の露出したパッチがある。これらのパッチ
は図8の感じから見られるように、パネルM−Nの下側
に縫付けられたフック材料のパッチ60−61に選択的
にかみ合う。すべり止め材料の薄いパネル62を前記の
アセンブリの下側に接着してスリッパを完成する。 【0044】ふくらませる袋1,30,40の使用中と
取付け後は給気管を図解のようにくるぶしの横から上と
後の方に突出しているが、フラップM−Nをはじめに、
足根骨の2列の中間の箇所に重なるように折りたたみ、
しかも帯ひも53−54−55をこの重なりを保持する
ようにセットする。テイル56は上向きに折りたたみタ
ブ58−59のそれぞれはかかとのうしろで包まれ、5
8−60と59′−61とのそれぞれでフック/ループ
のかみ合わせを完成させる。スリッパとフートポンプ。
アクチュエータは、これで給気管2への接続を経て、循
環的な圧力流体の刺戟作用を受入れる準備ができる。比
較的剛性の足底部材51は袋がふくらむと上記の性質の
アーチ平坦化作用や足根骨の2列の中間/足底圧迫作用
に対して反応するすぐれた基準を提供することが理解さ
れる。 【0045】従って、これまで示したまた述べた器械の
修正として、ふくらませるフートポンプ、バッグ1を便
利なブーツのように履物に組込んで、この器械の使用を
必要とする人がはけるようにするのが理解される。 【0046】図4に関連して記載した性質の膨張式バッ
グ1は膨張/収縮サイクルを通じて、処理を大幅に変え
る必要は決してない。最大膨張量は300〜350cc
程度で、収縮時には膨張量を100〜120ccまで減
らすことが期待できる。従って、圧力流体供給設備3
は、比較的小型に机の上や棚に取付けるのに便利なよう
にでき、給気管2に対するフレキシブルホースと断路カ
ップリングを備える。供給制御手段3は他方で調達でき
るタンクサプライトからの酸素などの流体の圧力パルス
のプログラム伝達を確実にするための単なる定時パルス
調整か、或いは手段3はそれ自体のポンプまたはアキュ
ムレータメカニズムを組入れて、必要な圧力流体を提供
するとにかかわらず、これは真実である。代りに標準レ
ジュレータ、ブリード孔、時間遅延装置、およびこれら
の調整性はすべてよく知られているから供給手段3は多
様な物理的具体化をとることができる。しかし、重要な
のは、圧力流体の給気口2への伝達とガス抜き段階に於
ける流体抜きは、一定の規準を満さなければならないと
云うことである。目下のところ、好ましい規準が図9の
関係で述べられるであろうが、圧力Pは膨張段階aでは
急速に増大し、(i)予備静脈帰還作用に対する収縮段
階b′と(ii)収縮の前の予定された期間C、ポンプ圧
Pを維持した結果、図解の動脈血流に対する収縮段階
b′において幾分指数関数的に消散する。 【0047】バッグ1は1秒以下でふくらますのが望ま
しいと上にのべたが、膨張はできるだけ速やかなのが好
ましく、歩く際の地面の足の裏への正常な衝撃を模倣す
ために、0.5秒が好ましい。このように速やかな膨張
は、帰還血流の流動や急激な搏動作用を与え、この様な
作用は動脈血栓症を防ぐのに役立つと思われる。搏動興
奮にもとづく一過性の最大速度はしかしながら、全血流
以上に重要と思われる。静脈には逆止弁形成があった。
各逆止弁の下流側は沈滞や凝固がおこりかねない場所で
ある。袋をできるだけ早くふくらませると、各逆止弁の
開放段階は対応して速くなり、従って、局部的に停滞し
た帰還血流を撹拌して、帰還流路に凝結狭窄のできるの
を減らす。 【0048】伝達された膨張衝撃に対するピーク圧力P
は、患者が耐えられない程度に不愉快でない限り、適切
な静脈衝撃を造り出すのに十分な圧力である。これは、
特定の患者とその苦痛に依って多様になる異るピーク圧
力Pを意味するのは云うまでもない。しかし、今日まで
の我々の経験したところでは、静脈帰還の促進や作用の
必要性が基本的である場合、バッグ1(20,30、ま
たは40)の中のピーク圧、200〜220mmHgが
満足であったが、220mmHgよりも幾分高いピーク
圧を用いた方がよい場合もあると云えよう。このピーク
圧は、供給装置3に圧縮タンクから酸素のタイムスイッ
チ式伝達をほどこし、膨張時間aが0.4秒であった状
況に於いて、患者のフートポンプの快適な作動を生み出
した。 【0049】膨張/収縮サイクルの全期間(a+b)
も、直面する病理学的状態と、特に、静脈閉鎖の激しさ
やどうしたら速やかに病理学的な静脈ポンプを一杯にで
きるかに依って、色々である。おおまかな目やすとし
て、肢にあざがついて腫張するような、激しい静脈閉鎖
の際には、サイクルa+bは、10秒ごとの頻度になり
かねない。適度な腫張の場合には、30秒で恐らく十分
であるが、維持が目的であるときは60サイクルで十分
である。サイクルの最適頻度は、ドップラーモニターに
よって後方の頸骨静脈の中の血流を聞きながら、臨床医
によって、可聴的に判定できる。 【0050】膨張パルスの間隔が示された急速膨張時間
aよりも、ずっと大きいが、静脈帰還作用の必要性が基
本的である場合には、収縮は予定されたピーク圧に達し
たら自動的にはじめ、初期収縮を急速にして、指数関数
的パタンに従うべきだと信じている。従って、示された
状況に於いて、我々は、目下のところ、例えば、ピーク
圧P、210mmHgに対して、30mmHgまでの収
縮を約1秒、また、20mmHgまでを約1.9秒とす
る限度まで、バッグ1の洩れを推せんする。装置3の中
のタイマーは、インタバルbの予定された時間が過ぎる
と、再始動することが理解される。 【0051】前記のフートポンプ(静脈帰還)作動手段
と圧力サイクルa+bが特に役に立つと思われる手術に
は、下肢骨折と膝関節の周囲の手術が含まれ、この場
合、下肢静脈は手術中や手術後に圧迫される可能性があ
る。動脈と静脈の組織移植手術に於いて非常に役に立つ
のが判った。この場合、下肢静脈を結紮しなければなら
なかったし、側副静脈帰還路(長い伏圧静脈)を、動脈
移植として使うために除去しなければならなかった。 【0052】前記のフートポンプの作動は、インタバル
aに於いて、足底複合体の静脈が圧迫される静脈圧迫段
階と関連があって、その結果、静脈ポンプ作用がおこる
のが認められる。同時に、足底複合体への動脈毛細管も
圧迫されて、その結果、一時的に、局部的に脈搏閉鎖や
動脈流の減少がおこる。図9のa+bサイクルに於ける
ように、静脈帰還作用の必要性が基本的な場合には、こ
の局部的な静搏閉鎖や血流の減少は、微小危険程度の短
時間ある。しかし、この局部的な圧迫が図9のサイクル
a+c+b′に於ける保持イタンバルcによって示唆さ
れる最高約5秒の期間拡がる場合、アテローム性動脈硬
化症など色々な原因による虚血や、動脈閉鎖が極度にで
きた糖尿病と関連のある下肢動脈苦痛の処置で治療学的
に有益な結果が得られることを発見した。今日まで、我
々は約3秒間の保持期間cの後の圧力の解放によって、
動脈流が最大に高まることを発見した。これは改良され
た「スループット」として記述するのにふさわしい。改
良されたスループット効果は最大圧力Pを50mmHg
もの低い圧力として識別でき、またこの結果は、患者の
収縮期圧とは関係がないように思われる。この結果は局
部的な毛細管圧とは関係があるのではないかと推測して
いる。従って、これまで、我々は評価できなかった。し
かし、特定の患者が快適に耐えられる最大圧力Pを選択
して、支えられた患者に対する効果を最大にしている。 【0053】いかなる場合にも、実質的に期間cを超え
る(急速立上り期間aで考えると否とにかかわらず)、
リラックス期間cが続く、立上り期間aは、保持期間c
と共に、組合わさった共動作用に於いて、従って動脈流
増大を助けるための静脈帰還作用を生み出すのが認めら
れる。この関連に於いて、リラックス期間bを10〜6
0秒の範囲内に、できれば約20秒にするのが好まし
い。
液循環を刺戟するために人体の一部に圧力を加えるため
の医療器具である。 【0002】 【従来の技術】我々の明細書EP−A−0150533
には次の事項が記述されている。 【0003】−人間の足の土踏まずにおいて働くために
形づくられた膨脹式バッグから成立っている医療器具: −土踏まずにおいてバッグを足に固着させるため人間の
足の甲の上で働くのに適応させた方法: −歩行中に起ったであろうように足を伸ばすことによっ
てバッグが土踏まずにポンプ圧をかけるように、バッグ
に連結されて2秒以内にバッグを周期的に膨らませるこ
とができる方法: −足のボール(親指のつけ根のふくらみ)と踵をお互い
に引離すように促がすことによって、ポンプ圧は足の静
脈から血液を押しやるのに役立つが、足の静脈に血液が
帰るのに必要な時間、膨脹と膨脹の間にバッグから周期
的に空気を出す方法: 【0004】 【考案が解決しようとする課題】上記の明細書の装置
は、人間の足の裏にある静脈ポンプメカニズムによって
働く。それは足にとり普通の歩行状態の下では、筋肉の
作用の助けをなんら借りることなく、血液を足から腹の
中に帰すのに役立っている。これが足にとり普通の歩行
状態に似ていない特別なやり方で、静脈ポンプメカニズ
ムを刺戟するよう修正されると、血液の流れが全面的に
改善されて特定の治療値について、動脈の流れがはっき
りと強化されるということを我々は発見している。 【0005】 【課題を解決するための手段】この考案によれば、指示
された性格の医療器具は実際に膨脹タイムを超過する時
間、膨脹バッグを膨脹状態に保つ方法が含まれており、
次のサイクルの膨脹パルスが始まる前に足の裏のコンプ
レックスの静脈に血液を満たすことができるため、その
ときバックからはより長い時間、空気が出される。もっ
とはっきり言えば、この考案された装置はバッグを1秒
足らず(できれば約1/2秒)で一層急速に膨らます方
法と10秒から60秒の範囲(できれば約20秒)にあ
る長引いた状態の膨脹圧力を解放する前に、5秒(でき
れば約3秒)まで膨脹圧力を保つ方法が組込まれてい
る。 【0006】 【考案の実施の形態】この考案を具体化する数個の医療
器具につき図面を参照して実例を示す形で述べる。 【0007】図1を参照し、ここに示された器具はプラ
スチック材から成形され、人間の足11の裏10に嵌ま
るような形に作られた膨脹式バッグ1から成立ってい
る。バッグ1は可撓管2を経由してバッグ1を膨ますこ
とのできるポンプ装置3に連結される。 【0008】バッグ1は適当なスリッパーまたは接着剤
の方法によって足11にしっかりと固着することもでき
るが、図示された形で布スリング4はバッグ1を抱いて
足11の甲12の上に結びつけられる。もし必要とあれ
ば、あるいは希望するならばスリング4と甲12との間
に詰め物を入れることもできる。概して薦められるのは
バッグ1と足との間に挟まれるようにストッキネットの
ような多孔性の編物繊維または他の繊維が足に対して先
づ使用することである。こうすると皮膚の風通しがよく
なりまた擦れるのを防ぐことができる。 【0009】スリング4とバルブ1とは足11の大部分
を覆う布スリッパ6によって覆われる。 【0010】器具を使用する際に図1に示すように足に
しっかりつけるとポンプ装置3は、足11の裏10にポ
ンプ圧をかけるバッグ1を膨らますため急速に働き、ま
た足のボールと踵をお互に相手から引離すように促しも
する。こうして仮に足11が普通の歩行の間、地上に置
かれたら多分起るように土踏まずを平らにし、それによ
って血行が刺戟される。貯蓄タンクはポンプ装置3の一
部であり、これはポンプによって連続的にチャージさ
れ、バッグ1が急速膨脹するだけの容量を持っているの
で、できればつけることが望ましい。バッグ1の膨脹は
満足なポンプ作用を与えるため急速に、できれば0.5
秒で完了する。ポンプ装置3における弁配置(図示され
ない)はバッグ1を約3秒間、平らな状態に保ち、その
後バッグ1が再び膨らまされたあとはバッグ1から空気
を出せるようになっており、この膨脹/収縮サイクルは
器具による処置が必要とされる限り繰返される。 【0011】こうして与えられた処置は普通に歩くこと
ができなかったと思われる人、または足で立つことさえ
できなかったと思われる人に処置されてその人の血行を
改善する。 【0012】この考案した器具の際立った長所は足が石
膏鋳物に入れられることになっていた時、または足11
を運ぶ足が手術を受ける必要があることになっていた時
に使用できるということである。 【0013】図2と図3とは、石膏鋳物100の下で人
間の足11に使用された位置において、この考案に従っ
た器具を示す。図1に用いたのと同じ参照数字が対応す
る部分に使われている。 【0014】図2と図3に示す器具は図1に示すものと
同様であるが、足11の裏10の下だけでなく、足11
の内側のまわりと足11の甲12の上もまた一層大きく
且つ伸びている。 【0015】使用の際は器具を足11の上に置かれ次に
石膏鋳物100は鋳物100にある穴を通ってか、また
は鋳物100の一端からか、いづれかを通過してポンプ
装置3からパイプ2によって必要なだけバッグ1の上に
成形される。 【0016】バッグ1は石膏鋳物100が成形される間
一部膨らんだ状態で保つことができ、それによって足1
1のその後に起こり得る膨脹に対するすきまが作られ
る。 【0017】さて図4を参照すると、ここに示された器
具は端末継目22に示すように互に周辺をシールされた
PVCまたはポリウレタンフィルムのような可撓性材料
からできた2つのパネル20,21のようなものを持つ
膨脹式バッグ1から成立っている。パネル20,21は
各々、足のボールと踵の隣合っている足の裏の境界線の
間で本来は足の部分だけ縦に重なり、足の裏の横の境界
線によって実際の記録の中に拡って配置された足の裏状
の底面積Aから成立っている。 【0018】パネル20,21はまた同じ周辺継目22
の中で、足裏面積Aの一端から面積Aの縦の長さと実際
同じ位大きい横の長さまで横に伸びる完全に成形された
背の中間の面積Bを含んでいる。代表的には図示のよう
に、9から12までの寸法範囲の靴を必要とする足で
は、バッグの縦の長さXは約7インチ(18センチメー
トル)であり、バッグの横の最大長さYは約8インチ
(20センチメートル)である。足裏の面積Aの平均幅
Wx は約2.75インチ(7センチメートル)であり、
面積Bの狭い処の幅Wy は約2インチ(5センチメート
ル)である。 【0019】その前端Cに沿って、面積Bは実際は直線
であり、面積Aの縦方向に対して横になっている。 【0020】またその後端Dに沿って面積Bは面積Aの
踵の端から幅Wy における狭い横端まで中くぼみの湾曲
した勾配になっている。入口管2には、後端Dに沿った
ほぼ中間に密封された入口がついている。 【0021】バッグ1は図4を参照して先に述べたよう
に、1つの製作商品としてそれ自身十分役立つであろう
し、またガーゼ、モスリン包帯材料ないしは粘着テープ
が足に対しバッグの周囲に巻き付けて使用し続けられる
ことを当にできるということで役立つであろう。とはい
え、そのような他の仲介に初めから頼らずに、容易に使
用できるようにするために図4は面積Aの縦端Eにおい
て継目22を超えて横に伸びてバッグ1と共に一体とし
て成形された柔軟性のある固着タブ23(ビニールシー
ト製のような)に対して、また面積Bの横の先端Fにお
いて継目22を超えてバッグ1と共に一体に形成された
拘束タブ24に対しての現在の好みを追加説明してい
る。 【0022】適当な解放材料から作られたはぎ取りスト
リップ25は、タブ24上の圧力に敏感な接着剤の塗布
を保護して示される。これにより接着剤の露出に際し、
足にバッグ1を巻付けて使用し続けたとき調整できるよ
うに固着してタブ24はタブ23に仮付けすることがで
きる。 【0023】それよりタブ23,24には比較的伸びな
い性質の材料が好まれることが分るであろう。タブ23
による外端の重なり部分におけるタブ24の固着を含み
包みの周囲の仮付けの完全は周囲のタガの張力を面積A
の実際に縦の長さ全体に沿って比較的均等に分布させる
ことができるだろう。すなわち端Eに沿い、このように
して土踏まずを平らにする上述の作用を助ける。大きな
タブ23における複数の孔26は近傍の皮膚の風通しを
よくするが、タガの張力の示された分布を損わない。 【0024】図4は、たまたま右足に装着している位置
に対してバッグ1を示すが、左足に対する同じ装着もま
た同じ製品によってできることは理解されよう。 【0025】左足へ使用した場合、図4の平面図はパネ
ル20をパネル21の下に置くことにより左から右へ反
対になる。そして圧力に敏感な接着剤は、タブ23の下
でも働いているものを除いて、全く前のようにタブ23
に仮付けできる。 【0026】既に分っているように、膨脹圧がそれぞれ
脈打って伝達された後、流体の圧力はパネル20,21
の内の一方か両方にある穴または隙間を適宜経由して解
放される。穴をあけることのできる材料を使用して、そ
うした穴や隙間なしにバッグ1を製作することは便利で
あると分かるかも知れない。 【0027】患者の足に取付けて使用する外科医は自分
の口によってバッグに先づ空気を入れることが必要であ
り、次いで患者の足の裏に隣り有っている筈のパネル2
0または21に穴をあけるため、針または他の鋭く尖っ
た器具を使用している間、入口2を閉めておく。 【0028】そうした穴あけ作業は、希望量の液体の漏
れが使用するのに達成されたであろうと外科医が自分を
満足させるため、バッグに圧力を加えている間続くかも
知れない。これに反して我々はバッグ1が2つの構成、
つまり1つは特別に右足専用とはっさり言明したもの、
もう1つは左足専用としたものの各々において現存の穴
あけで市場に出されることを好む。 【0029】図4に示すバッグは図1に示すような周囲
の包帯またはスリング4の中で、あるいは図2及び図3
に示すような鋳物100の中で、足首中央と足の裏の部
分の外周に連続した拘束を与えるために、拘束を急速に
収縮させる作用によって、収縮した拘束を保ち、その後
に収縮作用を解放して使用することができる。 【0030】もっと詳しく言えば、この拘束と周期的な
作用は、(a)これらの部分は足のボールと踵の間で著
しく制限されるので、足底の縦にスペースをとった裏の
部分における上向きの伸ばす力と(b)足首中央接手の
部分における下向きの力とを与える方法と見ることがで
きる。 【0031】結果として土踏まずは周期的に平らにさ
れ、またこのようにして、横の足裏コンプレックス静脈
の内部断面積を、結果として起こる静脈ポンプ作用によ
って伸ばされたり、曲げられたりする。 【0032】なお一層深く掘り下げてみると、この拘束
と周期的な作用はそれにより足の静脈ポンプメカニズム
を刺戟するため足底の裏の部分と足首中央の接手部分と
の間で垂直に反対方向に圧迫する力を与える方法である
ことが分るであろう。 【0033】あらゆる場合において、どんな末梢のふく
らはぎポンプも近位のふくらはぎポンプも、また静脈還
流システムの中に含まれた足の重要なポンプの他のもの
も足−ポンプ活動によって一致した時間には働かない。 【0034】この事実はここに述べた考案が鋳物の中で
働き、または傷害を受けた頸骨、膝あるいは大腿骨の整
形外科的固定あるいは同様に静脈移植手術の部分から遠
く離れた部分において働くことができることを物語って
いる。 【0035】そうした手術に通常予想される手術後の結
果として起こる苦痛とはれものを比較的急速に消散させ
る。 【0036】足−ポンプの活動が、外傷の他のこれらの
部分から遠く離れているにも拘らず他のポンプが全然含
まれていないという事実は足−ポンプ駆動による静脈還
流が、外傷を受けた部分に直接に、またそこを通って行
くのに実際は妨げられていないことを意味している。 【0037】図5と図6は、この考案にもとづくほかの
器械を示す。 【0038】図5に於いて、伸長性の膨張式の袋30は
図4の袋1のAの箇所の機能と配置とに全体的に対応す
る。袋30は、従って足の裏の足底箇所に当てるように
設計されており袋32の周囲シームを通る局部的に密封
された入口を経た袋30に対して密封されたフレキシブ
ルを給気管31により循環的にふくらませる。多孔質の
フレキシブルタブ33は図4のタブ23に対応し類似し
ているが最終的に幅が狭まり、幅が広くなる34は袋3
0の反対側のたてのヘリに接続されていて、はがせる材
料35によって接着的に被覆され保護される保持フープ
はタブ34をタブ33に圧着して円周的に完成されてい
る。図5の装置への圧力流体の循環的に送る際に、フー
トポンプの起動に主として責任を負うのはアーチのたて
平たん化である。 【0039】図6の配置に於いて、膨張性の袋40は給
気管41を備え、シーム42に於いて周辺が密封されて
いるが、一般的に矩形で、足の(仮想の輪かく)たて方
向に対して横方向に伸びている。エンドタブ43−44
は前記のタブに対応し、円周フープや足根骨の2列の中
間/足底範囲のまわりのベルトを圧着完成ができるよう
にする。図6の器械は圧力流体を循環的に送る際に、フ
ートポンプ起動に主たる責任を負うのは、一般的に足根
骨の2列の中間/足底範囲に於けるたての圧迫作用であ
る。つまり、アーチの平坦化作用のないたての作用であ
る。 【0040】足以外の足の一部が関連する手術後の状態
に於いて、フートポンプを操作するだけでなく、患者が
或る程度自由に取付けられたポンプ1,30または40
の上に立って歩けると云う治療上の利益がある。この状
態では、取付けたスリッパが極めて役に立つが、色々な
形の1つをとることができる。従って図7と図8はこれ
らの形を単に図解しているにすぎないことが理解できよ
う。 【0041】スリッパ50は比較的剛性の多孔質の軽量
の材料である足底部材51から成り、中央は軽量のズッ
クかキャンパスのシート52に接着されていて、足底部
材のそれぞれのたてのヘリから横に、フレキシブルな横
フラップM−Nが突出している。フラップM−Nは、特
定の足をぴったり包むように適合する。フラップNの上
のフラップMの重なりが図7に見られる。布地の帯ひも
53−54−55−56は中心が図8の53′−54′
−55′−56′としるしをつけた箇所でシート52の
下側に縫付けられている。 【0042】足に足底部材52の周囲をたてに間隔をと
った3カ所のそれぞれで固定するために、端は自由にし
ておく。各帯ひもの一端にワイヤベールを取付けて、別
の端が対応するベールを介して縫つけられるようにし、
これ自体にフック/ループを固定し、各調整された帯ひ
もの接続を保持できるようにするのが便利である。 【0043】布地シート52のテール部分52′は足底
部材52の裏端で、小さくできるヒールステップ57の
後方に伸びる。テール部分56は反対方向に向いた同じ
タブ58−59が特徴で、そのそれぞれにループ材料5
8′−59′の露出したパッチがある。これらのパッチ
は図8の感じから見られるように、パネルM−Nの下側
に縫付けられたフック材料のパッチ60−61に選択的
にかみ合う。すべり止め材料の薄いパネル62を前記の
アセンブリの下側に接着してスリッパを完成する。 【0044】ふくらませる袋1,30,40の使用中と
取付け後は給気管を図解のようにくるぶしの横から上と
後の方に突出しているが、フラップM−Nをはじめに、
足根骨の2列の中間の箇所に重なるように折りたたみ、
しかも帯ひも53−54−55をこの重なりを保持する
ようにセットする。テイル56は上向きに折りたたみタ
ブ58−59のそれぞれはかかとのうしろで包まれ、5
8−60と59′−61とのそれぞれでフック/ループ
のかみ合わせを完成させる。スリッパとフートポンプ。
アクチュエータは、これで給気管2への接続を経て、循
環的な圧力流体の刺戟作用を受入れる準備ができる。比
較的剛性の足底部材51は袋がふくらむと上記の性質の
アーチ平坦化作用や足根骨の2列の中間/足底圧迫作用
に対して反応するすぐれた基準を提供することが理解さ
れる。 【0045】従って、これまで示したまた述べた器械の
修正として、ふくらませるフートポンプ、バッグ1を便
利なブーツのように履物に組込んで、この器械の使用を
必要とする人がはけるようにするのが理解される。 【0046】図4に関連して記載した性質の膨張式バッ
グ1は膨張/収縮サイクルを通じて、処理を大幅に変え
る必要は決してない。最大膨張量は300〜350cc
程度で、収縮時には膨張量を100〜120ccまで減
らすことが期待できる。従って、圧力流体供給設備3
は、比較的小型に机の上や棚に取付けるのに便利なよう
にでき、給気管2に対するフレキシブルホースと断路カ
ップリングを備える。供給制御手段3は他方で調達でき
るタンクサプライトからの酸素などの流体の圧力パルス
のプログラム伝達を確実にするための単なる定時パルス
調整か、或いは手段3はそれ自体のポンプまたはアキュ
ムレータメカニズムを組入れて、必要な圧力流体を提供
するとにかかわらず、これは真実である。代りに標準レ
ジュレータ、ブリード孔、時間遅延装置、およびこれら
の調整性はすべてよく知られているから供給手段3は多
様な物理的具体化をとることができる。しかし、重要な
のは、圧力流体の給気口2への伝達とガス抜き段階に於
ける流体抜きは、一定の規準を満さなければならないと
云うことである。目下のところ、好ましい規準が図9の
関係で述べられるであろうが、圧力Pは膨張段階aでは
急速に増大し、(i)予備静脈帰還作用に対する収縮段
階b′と(ii)収縮の前の予定された期間C、ポンプ圧
Pを維持した結果、図解の動脈血流に対する収縮段階
b′において幾分指数関数的に消散する。 【0047】バッグ1は1秒以下でふくらますのが望ま
しいと上にのべたが、膨張はできるだけ速やかなのが好
ましく、歩く際の地面の足の裏への正常な衝撃を模倣す
ために、0.5秒が好ましい。このように速やかな膨張
は、帰還血流の流動や急激な搏動作用を与え、この様な
作用は動脈血栓症を防ぐのに役立つと思われる。搏動興
奮にもとづく一過性の最大速度はしかしながら、全血流
以上に重要と思われる。静脈には逆止弁形成があった。
各逆止弁の下流側は沈滞や凝固がおこりかねない場所で
ある。袋をできるだけ早くふくらませると、各逆止弁の
開放段階は対応して速くなり、従って、局部的に停滞し
た帰還血流を撹拌して、帰還流路に凝結狭窄のできるの
を減らす。 【0048】伝達された膨張衝撃に対するピーク圧力P
は、患者が耐えられない程度に不愉快でない限り、適切
な静脈衝撃を造り出すのに十分な圧力である。これは、
特定の患者とその苦痛に依って多様になる異るピーク圧
力Pを意味するのは云うまでもない。しかし、今日まで
の我々の経験したところでは、静脈帰還の促進や作用の
必要性が基本的である場合、バッグ1(20,30、ま
たは40)の中のピーク圧、200〜220mmHgが
満足であったが、220mmHgよりも幾分高いピーク
圧を用いた方がよい場合もあると云えよう。このピーク
圧は、供給装置3に圧縮タンクから酸素のタイムスイッ
チ式伝達をほどこし、膨張時間aが0.4秒であった状
況に於いて、患者のフートポンプの快適な作動を生み出
した。 【0049】膨張/収縮サイクルの全期間(a+b)
も、直面する病理学的状態と、特に、静脈閉鎖の激しさ
やどうしたら速やかに病理学的な静脈ポンプを一杯にで
きるかに依って、色々である。おおまかな目やすとし
て、肢にあざがついて腫張するような、激しい静脈閉鎖
の際には、サイクルa+bは、10秒ごとの頻度になり
かねない。適度な腫張の場合には、30秒で恐らく十分
であるが、維持が目的であるときは60サイクルで十分
である。サイクルの最適頻度は、ドップラーモニターに
よって後方の頸骨静脈の中の血流を聞きながら、臨床医
によって、可聴的に判定できる。 【0050】膨張パルスの間隔が示された急速膨張時間
aよりも、ずっと大きいが、静脈帰還作用の必要性が基
本的である場合には、収縮は予定されたピーク圧に達し
たら自動的にはじめ、初期収縮を急速にして、指数関数
的パタンに従うべきだと信じている。従って、示された
状況に於いて、我々は、目下のところ、例えば、ピーク
圧P、210mmHgに対して、30mmHgまでの収
縮を約1秒、また、20mmHgまでを約1.9秒とす
る限度まで、バッグ1の洩れを推せんする。装置3の中
のタイマーは、インタバルbの予定された時間が過ぎる
と、再始動することが理解される。 【0051】前記のフートポンプ(静脈帰還)作動手段
と圧力サイクルa+bが特に役に立つと思われる手術に
は、下肢骨折と膝関節の周囲の手術が含まれ、この場
合、下肢静脈は手術中や手術後に圧迫される可能性があ
る。動脈と静脈の組織移植手術に於いて非常に役に立つ
のが判った。この場合、下肢静脈を結紮しなければなら
なかったし、側副静脈帰還路(長い伏圧静脈)を、動脈
移植として使うために除去しなければならなかった。 【0052】前記のフートポンプの作動は、インタバル
aに於いて、足底複合体の静脈が圧迫される静脈圧迫段
階と関連があって、その結果、静脈ポンプ作用がおこる
のが認められる。同時に、足底複合体への動脈毛細管も
圧迫されて、その結果、一時的に、局部的に脈搏閉鎖や
動脈流の減少がおこる。図9のa+bサイクルに於ける
ように、静脈帰還作用の必要性が基本的な場合には、こ
の局部的な静搏閉鎖や血流の減少は、微小危険程度の短
時間ある。しかし、この局部的な圧迫が図9のサイクル
a+c+b′に於ける保持イタンバルcによって示唆さ
れる最高約5秒の期間拡がる場合、アテローム性動脈硬
化症など色々な原因による虚血や、動脈閉鎖が極度にで
きた糖尿病と関連のある下肢動脈苦痛の処置で治療学的
に有益な結果が得られることを発見した。今日まで、我
々は約3秒間の保持期間cの後の圧力の解放によって、
動脈流が最大に高まることを発見した。これは改良され
た「スループット」として記述するのにふさわしい。改
良されたスループット効果は最大圧力Pを50mmHg
もの低い圧力として識別でき、またこの結果は、患者の
収縮期圧とは関係がないように思われる。この結果は局
部的な毛細管圧とは関係があるのではないかと推測して
いる。従って、これまで、我々は評価できなかった。し
かし、特定の患者が快適に耐えられる最大圧力Pを選択
して、支えられた患者に対する効果を最大にしている。 【0053】いかなる場合にも、実質的に期間cを超え
る(急速立上り期間aで考えると否とにかかわらず)、
リラックス期間cが続く、立上り期間aは、保持期間c
と共に、組合わさった共動作用に於いて、従って動脈流
増大を助けるための静脈帰還作用を生み出すのが認めら
れる。この関連に於いて、リラックス期間bを10〜6
0秒の範囲内に、できれば約20秒にするのが好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による医療機器を足にあ
てがった状態を示し、一部を切載して示してある。 【図2】本考案の第2の実施例による医療機器を足に用
いた側断面図。 【図3】図2の3−3線に沿う断面図。 【図4】本考案の第3の実施例による医療機器の一部切
りさいた平面図。 【図5】図4の医療機器の変形側の平面図。 【図6】図4の医療機器の他の変形側の平面図。 【図7】膨張式装置をとりつけた足の上に使用されたス
リッパの側面からみた立面図。 【図8】図7のスリッパーの平面図。 【図9】本考案によって検討された圧力を時間の函数と
して表したグラフ。 【符号の説明】 1 膨張バッグ 2 可撓管 3 ポンブ装置 4 布スプリング 6 布スリッパ 10 足の裏 11 人の足 12 甲 20,21 パネル 22 末端継目 23 固着タブ 100 石膏鋳物 24 拘束タブ 25 ストリップ
てがった状態を示し、一部を切載して示してある。 【図2】本考案の第2の実施例による医療機器を足に用
いた側断面図。 【図3】図2の3−3線に沿う断面図。 【図4】本考案の第3の実施例による医療機器の一部切
りさいた平面図。 【図5】図4の医療機器の変形側の平面図。 【図6】図4の医療機器の他の変形側の平面図。 【図7】膨張式装置をとりつけた足の上に使用されたス
リッパの側面からみた立面図。 【図8】図7のスリッパーの平面図。 【図9】本考案によって検討された圧力を時間の函数と
して表したグラフ。 【符号の説明】 1 膨張バッグ 2 可撓管 3 ポンブ装置 4 布スプリング 6 布スリッパ 10 足の裏 11 人の足 12 甲 20,21 パネル 22 末端継目 23 固着タブ 100 石膏鋳物 24 拘束タブ 25 ストリップ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(73)実用新案権者 598046697
Julia House,3 Them
istocles Dervis St
reet,CY−1685 Nicosi
a,CYPRUS
(72)考案者 ロジャー ハーリントン フォックス
イギリス国,イングランド,デヴォン,
ビショップステイトン,コールズ バー
ン ハウス(番地なし)
(56)参考文献 特開 昭60−75059(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
A61H 39/04
A61H 7/00 322
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.足の母趾球とかかととの間のスパン内で足の甲領域
と足の土踏まず領域とのみを周辺から包みかつ足の甲領
域と足の土踏まず領域に適合する周囲結束手段、上記周
囲結束手段によりその内部に保持された単一のふくらみ
可能な袋、及び圧力上昇の単一パルスが1秒以内の立上
がり時間をもつことと前記単一パルスが終わると圧力低
下がはじまることと前記圧力低下が足の静脈へ血を帰還
させるのに必要な期間だけであるということとで規定さ
れる再発サイクル中に前記袋をふくらませたり収縮させ
るふくらみ/収縮手段を含み、前記袋は前記スパンで長
さを制限されかつ前記スパン内では足裏に適合する能動
表面部分を有していることを特徴とする医療器具。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/763,686 US4614180A (en) | 1984-06-18 | 1985-08-08 | Medical appliance |
US889376 | 1986-08-01 | ||
US763686 | 1986-08-01 | ||
US06889376 US4696289C1 (en) | 1983-06-22 | 1986-08-01 | Method of stimulating the venous-pump mechanism of the foot and for enhancement of arterial flow to the foot |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09398U JPH09398U (ja) | 1997-07-15 |
JP2582277Y2 true JP2582277Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=27117319
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006680U Expired - Lifetime JP2545982Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1995-07-03 | 医療器具 |
JP1996012586U Expired - Lifetime JP2582277Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1996-12-10 | 医療器具 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006680U Expired - Lifetime JP2545982Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1995-07-03 | 医療器具 |
Country Status (11)
Country | Link |
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