JP2581917B2 - 農園芸用殺菌剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D275/00Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings
    • C07D275/04Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D275/06Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems with hetero atoms directly attached to the ring sulfur atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/80Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,2

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベンゾイソチアゾールオキシム誘導体を有効
成分として含有する農園芸用殺菌剤に関する。
〔従来の技術〕
或る種のベンゾイソチアゾール系化合物が農業用殺菌
剤として有用であることは特公昭45−38,080号公報、特
公昭45−38,356号公報および特公昭49−37,247号公報に
記載されている。しかしながらこれら化合物群の植物に
対する試験評価は今少し改良の必要性が望まれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的はなお一層改良された、効果的な農園芸
用殺菌剤を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明者等は水稲栽培での重要病害であるイモチ病に
有効で、なおかつ稲に安全な化合物の検索を行った結
果、一般式〔I〕 (式中R1はアルキル基を示し、R2はアルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシアルキル基またはアルコキシカルボ
ニル基を示し、またR1とR2は一緒になってアルキレン鎖
を形成していてもよい)で表わされる新規なベンゾイソ
チアゾールオキシム誘導体(以下本発明化合物という)
が陸稲にも水稲にも安全で、イモチ病に対して茎葉処
理、土壌処理のいずれの方法においても顕著な防除効果
を示すことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、 一般式〔I〕: (式中、R1はアルキル基を示し、R2はアルキル基、アル
ケニル基、アルコキシアルキル基またはアルコキシカル
ボニル基を示し、またR1とR2は、一緒になってアルキレ
ン鎖を形成してもよい。)で表されるベンゾイソチアゾ
ールオキシム誘導体の少なくとも1種を有効成分として
含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤を提供する。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明化合物は下記の反応式で示される方法によって
合成することができる(但し下記式中R1、R2およびXは
上記と同じ意味を表わす)。
本発明化合物の原料となる、一般式〔II〕で表わされ
る3−ハロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキ
シドは知られている(特公昭45−14301号公報、特公昭4
7−1926号公報)。もう一方の原料となる一般式〔III〕
で表わされるオキシムは通常の方法、例えば相当するケ
トンとヒドロキシルアミンの反応によって容易に合成す
ることができる。一般式〔III〕におけるR1はメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシルの様なアルキル基
であり、R2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキ
シルの様なアルキル基、ビニル、3−ブテニルの様なア
ルケニル基、メトキシメチル、エトキシメチル、2−メ
トキシメチルの様なアルコキシアルキル基、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニルの様なアルコキシカルボ
ニル基である。さらにR1とR2は一緒になってテトラメチ
レン、ペンタメチレンの様なアルキレン鎖を形成してい
てもよい。
本反応を実施するに当っては溶媒の使用が望ましく、
非プロトン性溶媒、例えばシクロヘキサン、ベンゼン、
トルエンの様な炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレ
ン、四塩化炭素、トリクロロエタン、クロロベンゼンの
様な塩素化された炭化水素類、ジエチルエーテル、ジブ
チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランの様な
エーテル類、アセトン、メチルエチルケトンの様なケト
ン類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドの
様な酸アミド類、スルホランおよびジメチルスルホキシ
ドのような含流溶媒類、アセトニトリル、プロピオニト
リルの様なニトリル類、酢酸エチル、酢酸アミルの様な
エステル類が単一または混合して広く使用できる。
本発明の方法を実施するには、例えば前記一般式〔I
I〕で表わされる3−ハロ−1,2−ベンゾイソチアゾール
−1,1−ジオキシドを前記の溶媒に溶解または懸濁した
中へ、前記一般式〔III〕で表わされるオキシムをその
ままかまたは前記溶媒に溶解または懸濁して加え、反応
を行なう。この反応を促進するため、または発生したハ
ロゲン化水素を中和するために塩基の使用が望ましい場
合には、例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、
ピリジンの様な有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カルシウムの様なアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カルシウムの様なアルカリ金属または
アルカリ土類金属の炭酸塩、第四アンモニウム構造を持
つ強塩基性樹脂、第三アミン構造を持つ弱塩基性樹脂、
ピリジン構造を持つ樹脂などの塩基性高分子類を使用で
きるが、トルエチルアミン、トリブチルアミンの様な有
機塩基が望ましい。
一般に反応は特に冷却または加熱を要しない室温付近
ですみやかに進行するが、反応に伴ない発熱するので室
温付近に保つことが望ましい場合があり、特に熱に不安
定なものの場合には0〜20℃に冷却することが望まし
い。反応終了後は副生するハロゲン化水素またはその塩
を水洗または濾過して除き、本発明化合物を得る。
下記の第1表に本発明化合物の代表例を示すが、本発
明はこれらの化合物のみに限定されるものではない。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合、
本発明化合物をそのまゝ使用してもよいが、一般的には
その使用目的に応じて、これを適当な液体担体、例えば
有機溶剤に溶解または分散させ、または固体担体、例え
ば希釈剤、増量剤に混合または吸着させて使用するのが
普通である。その際必要に応じて各種の補助剤、例えば
乳化剤、安定剤、分散剤、懸濁剤、展着剤、湿展剤、浸
透剤を適宜添加することにより、乳剤、水和剤、粒剤、
粉剤等種々の剤型に製剤して10アール当り1g〜1000g、
好ましくは50g〜500gの有効成分投下量で使用すること
ができる。また散布労力を低減する目的で、或いは有効
に防除できる病害の種類を広げる目的で他の殺菌剤また
は殺虫剤と混合して使用することもできる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例をあげて具体的に説明するが、本
発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
実施例1 3−(2−プロパンイミノキシ)−1,2−ベンゾイソチ
アゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.1)の合成 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオ
キシド2.02g(10mmol)をとり、トルエン20mlを加えて
水冷下に攪拌した。アセトンオキシム0.765g(10.5mmo
l)を加え10分間攪拌した後、水を加え攪拌して析出し
た結晶を濾別して採取した。この結晶を水洗し、40〜50
℃でよく真空乾燥して、1.84g(収率77%)の目的化合
物を得た。アセトンより再結晶した。
mp190〜193℃ :1617、1553、1321、1168 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :2.16(3H,s)、2.21(3H,s)、7.78(4H,m) 実施例2 3−(シクロヘキサンイミノキシ)−1,2−ベンゾイソ
チアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.10)の合成 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオ
キシド2.02g(10mmol)をとり、トルエン20mlを加えて
水冷下に攪拌した。トリエチルアミン1.11g(11mmo
l)、次いでシクロヘキサノンオキシム1.19g(10.5mmo
l)を結晶のまま加え、15分間攪拌した。水を加え5分
間攪拌してから析出した結晶をグラスフィルターで濾別
して採取した。この結晶を水洗し、アセトンに加熱して
とかし、氷冷して再結晶を行ない1.81g(収率65%)の
目的化合物を得た。
mp140〜142℃ :1615、1557、1172 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.73(6H,brs)、2.2〜2.9(4H)、7.67(4H,m) 実施例3 3−(1−メトキシカルボニル−1−エタンイミノキ
シ)−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド
(化合物No.5)の合成 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオ
キシド2.02g(10mmol)をジオキサン(25ml)にとか
し、水冷して攪拌した。トリエチルアミン1.11g(11mmo
l)、次いで2−(ヒドロキシイミノ)プロパン酸メチ
ル1.29g(11mmol)を加えて30分間攪拌した。水50mlを
加え5分間攪拌し、析出した結晶を濾別し採取し水洗し
た。この結晶をアセトンから再結晶し1.83g(収率65
%)の目的化合物を得た。
mp193〜196℃ :1748、1735、1619、1560、1365、1325、1291、1170 核磁気共鳴スペクトル(CD3SOCD3)δ :2.43(3H,s)、3.87(3H,s)、8.0(4H,m) 実施例4 3−(5−ヘキセン−2−イミノキシ)−1,2−ベンゾ
イソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.6)の合
成 オキシムとして5−ヘキセン−2−オンオキシム1.36
g(12mmol)を使用した以外は実施例2と同様に行な
い、1.80g(収率65%)の目的化合物を得た。
mp105〜106℃ :1612、1553、1331、1166 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :2.17(3H,s)、2.50(4H,m)、4.87〜5.27(2H)、5.5
〜6.1(1H)、7.75(4H,m) 実施例5 3−(3−ペンタンイミノキシ)−1,2−ベンゾイソチ
アゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.11)の合成 オキシムとしてペンタン−3−オンオキシム1.06g(1
0.5mmol)を使用した以外は実施例2と同様に行ない、
1.62g(収率64%)の目的化合物を得た。
mp140〜141℃ :1619、1559、1330、1168 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.27(6H,t,J=7.5Hz)、2.48(2H,q,J=7.5Hz)、2.6
2(2H,q,J=7.5Hz)、7.73(4H,m) 実施例6 3−(2−ブタンイミノキシ)−1,2−ベンゾイソチア
ゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.2)の合成 オキシムとして2−ブタノンオキシム0.92g(10.6mmo
l)を使用した以外は実施例2と同様に行ない、1.04g
(収率41%)の目的化合物を得た。
mp140〜141℃ :1620、1560、1325、1171 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.20(3H,t,J=7.5Hz)、2.17(3H,s)、2.48(2H,q,J
=7.5Hz)、7.70(4H,m) 実施例7 3−(4−メチルペンタン−2−イミノキシ)−1,2−
ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.
4)の合成 オキシムとして4−メチル−2−ペンタノンオキシム
1.27g(11mmol)を使用した以外は実施例2と同様に行
ない、1.03g(収率37%)の目的化合物を得た。
mp139〜140℃ :1615、1555、1340、1310、1170、940、830、770 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.02(6H,d,J=6Hz)、2.15(3H,s)、2.0〜2.5(3
H)、7.75(4H,m) 実施例8 3−(3−メチルブタン−2−イミノキシ)−1,2−ベ
ンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.3)
の合成 オキシムとして3−メチル−2−ブタノンオキシム1.
11g(11mmol)を使用した以外は実施例2と同様に行な
い、2.08(収率78%)の目的化合物を得た。
mp119℃ :1625、1565、1330、1310、1165、940、840 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.23(6H,d,J=6Hz)、2.13(3H,s)、2.87(1H,septe
t,J=6Hz)、7.73(4H,m) 実施例9 3−(シクロペンタンイミノキシ)−1,2−ベンゾイソ
チアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.9)の合成 オキシムとしてシクロペンタノンオキシム1.10g(11m
mol)を使用した以外は実施例2と同様に行ない、1.98g
(収率75%)の目的化合物を得た。
mp140℃ :1625、1555、1330、1300 1170、940、810、780 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.9(4H,m)、2.6(4H,m)、7.6(4H,m) 実施例10 3−(3,3−ジメチルブタノン−2−イミノキシ)−1,2
−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.
7)の合成 オキシムとして3,3−ジメチル−2−ブタノンオキシ
ム1.27g(11mmol)を使用した以外は実施例2と同様に
行ない、1.69g(収率60%)の目的化合物を得た。
mp97℃、 :1610、1560、1325、1170、940、850、820、780 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :1.3(9H,s)2.15(3H,s)、7.7(4H,m) 実施例11 3−(1−メトキシ−2−プロパンイミノキシ)−1,2
−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.
8)の合成 オキシムとして1−メトキシ−2−プロパノンオキシ
ム1.10g(11mmol)を使用し、反応を氷水冷下で行なっ
た以外は実施例2と同様に行ない、1.74g(収率65%)
の目的化合物を得た。
mp80℃、 :1620、1560、1325、1170、1110、950、850、770 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)(主異性体)δ :2.23(3H,s)、3.35(3H,s)、4.15(2H,s)、7.7(4
H、m) 実施例12 3−(3−ブテン−2−イミノキシ)−1,2−ベンゾイ
ソチアゾール−1,1−ジオキシド(化合物No.12)の合成 オキシムとして3−ブテン−2−オンオキシム0.935g
(11mmol)を使用した以外は実施例2と同様に行ない、
1.60g(収率64%)の目的化合物を得た。
mp163〜164℃ :1615、1555、1330、1170、950、870、770 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δ :2.33(3H,s)、5.77(1H,d,J=11Hz)、5.93(1H,d,J
=17Hz)、6.7(1H,dd,J=11,17Hz)、7.7(4H,m) 実施例13 水和剤の製造 化合物No.3の化合物30部(以下部はすべて重量部を表
わす)にホワイトカーボン2部を加えて混合し、これに
分散湿展剤としてアルキルエーテル硫酸ナトリウム3部
およびジアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム2部
を加え、更に増量剤としてクレー63部を加え、混合粉砕
して水和剤を得た。
実施例14 乳剤の製造 化合物No.4の化合物5部にキシロール15部、ジメチル
ホルムアマイド75部を加え、これに乳化剤としてポリオ
キシエチレンアルキルエーテル1.5部、アルキルベンゼ
ンスルホネート2部、ポリオキシエチレンソルビタンア
ルキレート1.5部を加え、混合溶解し乳剤を得た。
実施例15 粒剤の製造 化合物No.1の化合物8部にクレー62部、ベントナイト
26部を加え、崩壊助剤としてアルキルベンゼンスルホネ
ート0.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム3.5部を加
え、混合しながら適量の水を加えて混合液、造粒、乾
燥、整粒して粒剤を得た。
実施例16 散布効果試験 直径6.5cmの樹脂製ポットで育苗(稲品種:コシヒカ
リ)に所定濃度に希釈した散布液をスプレーガンを用い
て4ポット当り40ml宛を散布した。風乾後25℃の湿室に
入れ、イネイモチ病菌の胞子懸濁液を均一に噴霧して接
種し、一夜湿室に保った後、人工気象室内に移して発病
させた。接種7日後に発病した病斑数を計数調査し、下
記の式によって防除価を算出した。
試験の結果は第2表に示す通りである。
実施例17 土壌処理効果試験 実施例16と同様の方法で育苗した3葉期のイネ1区4
ポットを用い、ポットの土壌表面に所定濃度の希釈薬液
を1ポット当り10ml宛灌注して処理し、薬剤処理14日後
に実施例16の場合と同様の方法でイネイモチ病菌を接種
して発病させ、7日後に病斑数を計数調査して防除価を
算出した。
試験の結果は第3表に示す通りである。
〔発明の効果〕 本発明化合物は稲栽培の重要病害であるイネイモチ病
に対し、茎葉処理、土壌処理(水面施用も含む)のいず
れの処理方法でも稲を害することなく、長期間イモチ病
の発生を抑え、蔓延を防ぐ効果も高いので、極めて実用
性の高いものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太幡 展司 東京都練馬区早宮3−6−27

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕: (式中、R1はアルキル基を示し、R2はアルキル基、アル
    ケニル基、アルコキシアルキル基またはアルコキシカル
    ボニル基を示し、またR1とR2は、一緒になってアルキレ
    ン鎖を形成してもよい。)で表されるベンゾイソチアゾ
    ールオキシム誘導体の少なくとも1種を有効成分として
    含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
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