JP2581290B2 - 反射鏡アンテナ装置 - Google Patents

反射鏡アンテナ装置

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JP2581290B2 JP2243359A JP24335990A JP2581290B2 JP 2581290 B2 JP2581290 B2 JP 2581290B2 JP 2243359 A JP2243359 A JP 2243359A JP 24335990 A JP24335990 A JP 24335990A JP 2581290 B2 JP2581290 B2 JP 2581290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、追尾機能を有する小型反射鏡アンテナの円
偏波一次放射器に関する。
〔概要〕
本発明は、追尾手段をもつ反射鏡アンテナの円偏波一
次放射器において、 アンテナビームを機械的に回転させる代わりに電子的
に回転させることにより、 装置の信頼性を向上することができるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
追尾機能を有する小型反射鏡で従来用いられている追
尾方式には、一次放射器を焦点から偏心させて回転させ
るコニカルスキャン方式があり、簡易な方式として多く
採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来例では、一次放射器を機械的に回転させるモ
ータが用いられており、アンテナ先端が重くなってバラ
ンスを取ることが難しく、またモータを常に回転させる
ので保守に注意を要し、採用される場所などが限定され
る場合があった。
本発明はこのような欠点を除去するもので、機械的な
回転に代りビームを電子的に回転させる手段をもつ反射
鏡アンテナ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、反射鏡アンテナと、この反射鏡アンテナを
目標方向に追尾して機械的に駆動するアンテナ駆動部
と、このアンテナ駆動部を制御する制御部と、上記反射
鏡アンテナに対向するビームをこの反射鏡アンテナの焦
点から偏心して回転させて得られる制御信号をこの制御
部に与える一次放射器とを備えた反射鏡アンテナ装置に
おいて、 上記一次放射器は、厚い誘電体基板の一方の面上に形
成され、90度ピッチで対称に配置された第1、第2、第
3および第4の給電点をもつパッチアンテナと、上記誘
電体基板の他方の面上に形成され、上記給電点に対応し
て設けられた4個の半導体スイッチ素子と、上記誘電体
基板の他方の面上に形成され、上記第1および第2の給
電点、上記第2および第3の給電点、上記第3および第
4の給電点、ならびに上記第4および第1の給電点の各
ペアへの励振電流をこのペア順に順次切り換える上記半
導体スイッチ素子と開閉制御信号が通過する回路と、上
記誘電体基板の他方の面上に形成され、上記第1の給電
点に与えられる励振電流の位相に対して90度、180度、
および270度の位相差を上記第2の給電点、上記第3の
給電点、および上記第4の給電点のそれぞれに与える4
個の移相器部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記パッチアンテナは円形であっても良い。
また、上記パッチアンテナは円環形であっも良い。
〔作用〕
パッチアンテナ上に90度ピッチで設けた4つの励振点
を隣接する励振点に対して位相差を90度つけて励振し、
隣接する2つの励振点を1組として順次切り換える。こ
れにより、円偏波ビームを4方向に回転させる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図ないし第3図に、この実施例の構造を示す。円
形のパッチアンテナ1は、厚い誘電体基板2上に形成さ
れ、90゜ピッチ対称の4点で給電される。給電ピン3は
グランド板4を介して下方の誘電体基板上に形成された
給電回路に接続される。給電回路はストリップライン9
で構成され、各給電点に対して固定の移相器部5が接続
され、その後にダイオード6が取り付けられ、各ダイオ
ード6はバイアスA1、B1、C1およびD1によってオンオフ
制御が行われる。
すなわち、この実施例は、反射鏡アンテナ12と、この
反射鏡アンテナ12を衛星17の方向に追尾して機械的に駆
動するアンテナ駆動部16と、このアンテナ駆動部16を制
御する制御部であるバイアスティー13、増幅器14および
追尾受信器15と、反射鏡アンテナ12に発射するビームを
この反射鏡アンテナ12の焦点から偏心して回転させて得
られる制御信号をこの制御部に与える一次放射器11とを
備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、一次放
射器11は、厚い誘電体基板2の一方の面上に形成され、
90度ピッチで対称に配置された第1、第2、第3および
第4の給電点である給電ピン3をもつ円形または円環形
のパッチアンテナ1と、誘電体基板2の他方の面上に形
成され、上記給電点に対応して設けられた4個のダイオ
ード6と、誘電体基板2の他方の面上に形成され、上記
第1および第2の給電点、上記第2および第3の給電
点、上記第3および第4の給電点、ならびに上記第4お
よび第1の給電点の各ペアへの励振電流をこのペア順に
順次切り換える上記ダイオードの開閉制御信号が通過す
る回路であるバイアス線8と、誘電体基板2の他方の面
上に形成され、上記第1の給電点に与えられる励振電流
の位相に対して90度、180度、および270度の位相差を上
記第2の給電点、上記第3の給電点、および上記第4の
給電点のそれぞれに与える4個の移相器部5とを備え
る。
表1にバイアス状態と励振点のオンオフの例を示す。
このようにダイオード6のオンオフ状態を制御すること
により、隣り合う2つの給電点を一組として順次給電点
を切り替えることができ、この隣り合う給電点の間に90
゜の位相差を与えることができる。この結果として、円
偏波でビームを4方向にスイッチすることが可能にな
る。
第4図および第5図は円環のパッチアンテナを用いた
例であり、ビームの太さを円環の径を変化させることに
より制御することが可能になり、反射鏡アンテナの開口
角にある程度自由度が許される。
また、第6図は、本アンテナを用いた反射鏡アンテナ
システムの構成を示す模式図であり、追尾受信器15から
第3図のダイオード6をスイッチング制御する信号が出
され、バイアスティー13を通って一次放射器11に与えら
れる。ここで、給電点が切り替えられてビームがスイッ
チされる。ここで変調された信号は増幅器14を介して追
尾受信器15が送られ、ここで信号は復調され、アンテナ
の衛星17方向からの誤差が検知されてこれに対応したア
ンテナ駆動信号がアンテナ駆動部16へ送出され、アンテ
ナを衛星17方向に駆動する。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、一次放射器を機械的
に回転させることなく、アンテナビームを電子的に回転
させて衛星を追尾させるので、信頼性が向上すると共に
一次放射器の軽量化が図られ、また単一のパッチアンテ
ナでビームを回転させることができるので、開口角の大
きい反射鏡アンテナに有効に適用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例(円形パッチアンテナ)の正面
図。 第2図は、第1図に示す実施例の断面図。 第3図は、第1図に示す実施例の給電部の構成図。 第4図は、本発明実施例の(円環パッチアンテナ)の正
面図。 第5図は、第4図に示す実施例の断面図。 第6図は、本発明の一次放射器を用いたアンテナ追尾シ
ステム例の構成を示すブロック図。 第7図は、比較的厚い誘電体上に形成されたパッチアン
テナとアンテナパターンの関係を示す図。 1……パッチアンテナ、2……誘電体基板、3……給電
ピン、4……グランド板、5……移相器部、6……ダイ
オード、7……結合部、8……バイアス線、9……スト
リップライン、10……コネクタ、11……一次放射器、12
……反射鏡アンテナ、13……バイアスティー、14……増
幅器、15……追尾受信器、16……アンテナ駆動部、17…
…衛星。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射鏡アンテナと、この反射鏡アンテナを
    目標方向に追尾して機械的に駆動するアンテナ駆動部
    と、このアンテナ駆動部を制御する制御部と、上記反射
    鏡アンテナに対向するビームをこの反射鏡アンテナの焦
    点から偏心して回転させて得られる制御信号をこの制御
    部に与える一次放射器とを備えた反射鏡アンテナ装置に
    おいて、 上記一次放射器は、厚い誘電体基板の一方の面上に形成
    され、90度ピッチで対称に配置された第1、第2、第3
    および第4の給電点をもつパッチアンテナと、上記誘電
    体基板の他方の面上に形成され、上記給電点に対応して
    設けられた4個の半導体スイッチ素子と、上記誘電体基
    板の他方の面上に形成され、上記第1および第2の給電
    点、上記第2および第3の給電点、上記第3および第4
    の給電点、ならびに上記第4および第1の給電点の各ペ
    アへの励振電流をこのペア順に順次切り換える上記スイ
    ッチ素子の開閉制御信号が通過する回路と、上記誘電体
    基板の他方の面上に形成され、上記第1の給電点に与え
    られる励振電流の位相に対して90度、180度、および270
    度の位相差を上記第2の給電点、上記第3の給電点、お
    よび上記第4の給電点のそれぞれに与える4個の移相器
    部とを備えたことを特徴とする反射鏡アンテナ装置。
  2. 【請求項2】上記パッチアンテナは円形である特許請求
    項1記載の反射鏡アンテナ装置。
  3. 【請求項3】上記パッチアンテナは円環形である特許請
    求項1記載の反射鏡アンテナ装置。
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