JP2581255Y2 - ネガキャリア - Google Patents

ネガキャリア

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JP2581255Y2
JP2581255Y2 JP1990075059U JP7505990U JP2581255Y2 JP 2581255 Y2 JP2581255 Y2 JP 2581255Y2 JP 1990075059 U JP1990075059 U JP 1990075059U JP 7505990 U JP7505990 U JP 7505990U JP 2581255 Y2 JP2581255 Y2 JP 2581255Y2
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negative
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裕 大曽根
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は135タイプカラーネガフィルムを搬送し印画
紙に焼付けを行う焼付け装置に用いるネガキャリアに設
けたネガフィルムのDXコード及び/又はフレームコード
を読み取る読み取り手段の性能向上に関する。
〔従来の技術〕
135タイプカラー写真焼付装置に設けられているネガ
キャリアによって搬送されるネガフィルムは該ネガキャ
リアに設けられた読み取り手段によって該ネガフィルム
面に記録されたDXコード及び/又はフレームコードが読
み取られネガの種類及び/又はネガ両面の駒番号が特定
される。従来、前記ネガフィルム面に記録されたDXコー
ドを読み取るには搬送される前記ネガフィルムをはさん
で上、下に設けられている搬送ガイド部材の一部に配設
した例えばLEDの発光体を光源としCCDを受光センサとす
るいわゆる透過型光センサを用いて読み取っている。そ
して前記ネガフィルムの搬送経路上所定の位置に設けら
れた画面検出部によってネガ画面の位置が検出されたの
ち前記ネガキャリアに設けられている画面枠のマスクに
焼付けすべきネガ画面が駒番号と対応されて位置決めさ
れる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述したように焼付けすべきネガ画面には前記ネガキ
ャリアの画面枠のマスクにフィルムの種類及び/又は駒
番号と確実に対応させて位置決めされなければならな
い。従来前記ネガフィルム面に記録されたフィルムの種
類及び/又は駒番号を読取る場合、特にDXコードを読み
取る手段としては、2トラックによって形成されるDXコ
ードを1つの光源と2トラックに対応する2つ以上の光
センサとで構成した読み取り手段によって読み取る方法
がとられる。そして、前述したLEDの発光体による光源
や、光ファイバを用いて光源を導入し照射する方法、或
は光源にディフューザを入れて均一な照射をするなどの
方法で光源と光センサとを組合せて、DXコードを確実に
読み取るようにいろいろと工夫がなされている。しかし
ながら、LEDをそのまま光源として用いる場合は該LEDの
指向性が強いため適確な取付位置を調節し選定するには
大変手間がかかる上に性能上LEDの選別や廃棄が伴うた
め極めて非効率かつ高価なものとなっている。またLED
の指向性や取付け位置によってはその光源の拡散光が前
記光センサの周辺から入光して誤作動を起こす場合もあ
る。
一方、光源と光ファイバーとを組合せて照射する場合
は指向性は一定するが極めて高価であり光ファイバーの
特性により形状が制約される。また、光源にディフュザ
を入れる場合は高価な高輝度LEDやランプが必要となり
長い光路長を要するためユニットが大型化するといった
それぞれに欠点をもっている。
本考案はこのような問題点を解決してネガキャリアに
設けた光源と光センサとによってネガフィルム面に形成
された2トラックからなるDXコード及び/又はフレーム
コードを正確に読み取ることのできるネガキャリアの提
供を課題目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は135タイプカラーネガフィルムを搬送し印
画紙に焼付けを行う焼付装置に用いるネガキャリアにお
いて、前記ネガフィルム側端部に記録されたDXコード及
び/又はフレームコードを読み取る読み取り手段を、前
記ネガフィルムの搬送路をはさんで光源と光センサとを
設け、かつ、該光源と前記ネガフィルムの搬送路の間に
前記DXコード及び/又はフレームコードの巾以下のスリ
ット巾をもつスリットを設けて構成したことを特徴とす
るネガキャリアによって達成される。
〔実施例〕
本考案の1実施例を第1図の135タイプカラー写真焼
付け装置に配設されるネガキャリアの構成を示す側断面
図と第2図の同上面図と第3図のスリット板の形状を示
す拡大図と第4図の135タイプネガフィルムに記録され
たDXコード及びフレームコードの位置と形状を示す図と
第5図の135タイプカラー写真焼付け装置の構成を示す
概略図とによって説明する。しかし本考案は本実施例に
限定されるものではない。
第5図に示すようにネガフィルム15は135タイプカラ
ー写真焼付装置1の前面部に設けられているキャリア5
によって搬送され該キャリア5の画面枠のマスク上に焼
付けすべきネガ画面15bが位置決めされている。そして
ネガ画面15bの下方光軸上に定められた輝度をもつ光源
2が設けられ該光源2はYMCカットフィルタ3及びミラ
ートンネル4を介して均一な色調の拡散光とされて該ネ
ガ画面15bに照射している。そして前記ネガ画面15bと対
向し同光軸上の定位置に設けられたズームレンズ6によ
って投影される所要の倍率の投影画像はあらかじめ前記
ネガ画面15bの濃度や色調を検出するカラースキャナ7
とLATDセンサ7aとによって検出制御されて開閉駆動する
シャッター8によって露光されて該シャッタ8の上方に
設けられたミラー9に投影画像が入光されいったん直角
に曲げられたのち所定の結像位置に搬送される印画紙10
面に像露光される。そして前記焼付け装置1の中間部に
は前記印画紙10の搬送部11が前記ネガキャリア5などが
設けられている前面部と一体的に結合構成され、前記搬
送部11の下方に設けられているマガジン11a内に収容さ
れている前記印画紙10が所定の搬送経路に従って矢印で
示す上方に搬送されるようになっている。
そして、所定の結像位置に搬送され停止して像露光さ
れた前記印画紙10は再び所定の搬送経路に従って搬送さ
れ前記搬送部11と一体的に結合されている現像処理部12
に搬送される。このようにしてつぎつぎに像露光された
帯状の前記印画紙10は前記現像処理部12で現像、定着、
水洗又は安定化及び乾燥の各処理が施されたのち所要の
プリントサイズに切断されて仕上げられる。
このように構成され作用する前記135タイプカラー写
真焼付装置1に設けられている本考案のネガキャリア5
は前述した欠点を取除くために下記のように改良されて
いる。即ち、第1図に示すように前記ネガキャリア5に
は前記ネガフィルム15の搬送ガイドとなる第1上部ガイ
ド16と第1下部ガイド16aとが該ネガフィルム15をはさ
んで所定の間隔を有して上、下に設けられている。
前記ネガフィルム15には第4図に示すようにバーフォ
レーション15cの一方の外側定められた位置に2トラッ
クからなる数本の細い縞状のバーが組合わされたDXコー
ド15a(バーコード)が前記ネガ画面15bと対応できる位
置に記録され、前記DXコード15aを読み取って検出し前
記ネガ画面15bのフィルムの種類及び場合によっては駒
番号を特定するようにしている。また、DXコードと反対
側には駒番号のみを特定するフレームコード15dが記録
されている。そして、前記第1上部ガイド16には搬送さ
れる前記ネガフィルム15の面に記録された前記DXコード
15a及び/又はフレームコード15dと対応する位置にLED
の発光体を用いたDXコード用光源17a及びセンサ19a又
は、フレームコード用光源17d及びセンサ19dが前記DXコ
ード15a及び/又はフレームコード15dを照射するように
嵌着されている。両コードの検出機構はほぼ同じである
ので、以下、DXコードの検出機構のみについて説明す
る。
前記第1上部ガイド16の前記ネガフィルム15の搬送面
には第3図に示すような例えば所定の表面処理が施され
た薄い鉄板によって形成されたスリット板18によって前
記DXコード15aの1本のバーより細い巾のスリット18aが
あけられた該スリット板18が一体的に取付けられ、前記
光源17aの照射面を前記スリット18aを残してふさいでい
る。スリット18aは、2トラック用に第3図に示すよう
に中間に仕切りを入れてあるが、なくてもよい。一方、
前記第1下部ガイド16aには前記光源17aと対向する位置
に2個以上または2画素以上からなるCCDを用いたDXコ
ード用センサ19aが設けられ前記スリット板18の前記ス
リット18aを通過した前記光源17の照射光によって前記D
Xコード15aのパターンが前記DXコード用センサ19aで受
光されるようになっている。従って光源として用いられ
るLED特有の指向性や取付時の傾きがあっても全く影響
されることなく均一かつ十分な照射光が前記DXコード15
aに照射されるので明確な前記DXコードのパターンが前
記センサ19aによって受光されるとともに従来のように
光源の拡散された光や、不要な反射光などが前記センサ
19aに入光することもないので読み取りの誤作動も起る
ことなく極めて確実な読み取りができる。
このように構成された前記DXコード用光源17aと前記
スリット板18及び前記DXコード用センサ19aとによって
フィルム種類場合によっては駒番号が特定された前記ネ
ガフィルム15は前記上、下の第1ガイド16、16aのガイ
ド面に沿って搬送方向に隣接する駆動ローラ21とピンチ
ローラ20との間に搬送され矢印方向に回転する該駆動ロ
ーラ21と該ピンチローラ20とによって更に画面枠25方向
に搬送される。そして、前記画面枠25の一部が前記ネガ
フィルム15の搬送ガイドとなっている第2下部ガイド25
aと該第2下部ガイド25aと対向し所定の間隔を有して設
けられている第2上部ガイド22とのそれぞれに前記ネガ
画面15bの位置を検出する透過型光センサが設けられて
いる。即ち、前記第2上部ガイド22には画面検出用セン
サ23と前記第2下部ガイド25aに画面検出用光源24とが
前記ネガフィルム15の搬送方向に第2図に示すように所
定の間隔を設けて2組配列されている。そして、搬送さ
れる前記ネガ画面15bが2組の前記光源24と前記センサ2
3とによって検出されたのち焼付けすべき該ネガ画面15b
は駒番号と対応されて前記画面枠25のマスク26に位置決
めされる。そして、前記マスク26の定位置に停止された
前記ネガフィルム15の前記ネガ画面15bは前記ズームレ
ンズ6と前記シャッタ8とによって前記印画紙10面に像
露光されたのち搬送方向に隣接する第2ピンチローラ20
aと第2駆動ローラ27との挟持と回転とによって前記ネ
ガキャリア5外に送り出されるとともに後続する次のネ
ガ画面15bが前記マスク26に位置決めされたのち同期し
て搬送される前記印画紙10の未露光面に像露光される。
このような前記ネガフィルム15の搬送駆動は第2図に
示すパルスモータ28に同心状に一体的に軸支された伝達
歯車28aが前記ネガキャリア5に設けられている前記第
2駆動ローラの一端に同心状一体的に軸支された歯車27
bに噛み合わされて、前記第2駆動ローラ27の他端と前
記第1駆動ローラ21の一端とのそれぞれに同心状一体的
に軸支された第2伝達ローラ27aと第1伝達ローラ21aと
に同方向に巻回されたベルト29を介して前記パルスモー
タ28の回転がそれぞれ前記駆動ローラ27、21に伝達され
てなされるようになっている。
また、前述した前記ネガフィルム15の搬送及び停止や
シャッタ作動、DXコード検出、ネガ画面検出、前記印画
紙10の搬送、停止及び現像処理などを行う各機構部の駆
動は総て前記焼付け装置1内に設けられたCPU(図示せ
ず)によって定められた駆動シーケンスに従って制御さ
れそれぞれが同期して駆動するようになっている。
〔考案の効果〕
本考案の極めて簡単な構成によって改良されたDXコー
ド及び/又はフレームコードの読み取り手段がネガキャ
リアに設けられたので焼付けすべきネガ画面のフィルム
種類及び/又は駒番号とが誤動作することなく常に正確
に読み取られて所要のネガ画面が印画紙に焼付けられる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例による135タイプカラー写真
焼付け装置に配設されるネガキャリアの構成を示す側断
面図。第2図は同上面図。第3図は本考案の1実施例に
よるスリット板の形状を拡大した平面図。第4図は135
タイプネガフィルムに記録されたDXコードの位置と形状
を示す図。第5図は135タイプカラー写真焼付け装置の
構成を示す概略図。 1…135タイプカラー写真焼付け装置 5…ネガキャリア、10…印画紙 11…印画紙搬送部、12…現像処理部 15…ネガフィルム、15a…DXコード 15b…ネガ画面、16…第1上部ガイド 16a…第1下部ガイド、17a…DXコード用光源 18…スリット板、18a…スリット 19a…DXコード用センサ 22…第2上部ガイド、23…ネガ画面用センサ 24…ネガ画面用光源、25…画面枠 25a第2下部ガイド、26…マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32 G03B 27/46

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】135タイプカラーネガフィルムを搬送し印
    画紙に焼付けを行う焼付装置に用いるネガキャリアにお
    いて、前記ネガフィルム側端部に記録されたDXコード及
    び/又はフレームコードを読み取る読み取り手段を、前
    記ネガフィルムの搬送路をはさんで光源と光センサとを
    設け、かつ、該光源と前記ネガフィルムの搬送路の間に
    前記DXコード及び/又はフレームコードのバーの巾以下
    のスリット巾をもつスリットを設けて構成したことを特
    徴とするネガキャリア。
JP1990075059U 1990-07-13 1990-07-13 ネガキャリア Expired - Lifetime JP2581255Y2 (ja)

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JPH0433036U JPH0433036U (ja) 1992-03-18
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