JP2581173Y2 - 折畳みコンテナ - Google Patents
折畳みコンテナInfo
- Publication number
- JP2581173Y2 JP2581173Y2 JP1992014914U JP1491492U JP2581173Y2 JP 2581173 Y2 JP2581173 Y2 JP 2581173Y2 JP 1992014914 U JP1992014914 U JP 1992014914U JP 1491492 U JP1491492 U JP 1491492U JP 2581173 Y2 JP2581173 Y2 JP 2581173Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- plate
- hanging piece
- piece
- folding container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は折畳みコンテナに関し、
特に手掛けの強度を向上して持運び移動を容易にした折
畳みコンテナに係る。
特に手掛けの強度を向上して持運び移動を容易にした折
畳みコンテナに係る。
【0002】
【従来技術とその課題】従来折畳みコンテナは図5に部
分断面図で示すように、あおり板3の上部外側に設けた
周辺リブ5と枠体1の一部を構成する外周垂下片10の
下端に設けた手指挿入用の切欠部8の位置に空隙を形成
し、外周垂下片10を手掛けとして利用しているが下端
が外方にねじれ、殊に重量の重い物品を収納した場合
は、外周垂下片10が損傷しやすいという欠点があり、
枠体1自体を補強しようとしてもあおり板との取り合わ
せの関係で補強リブ等を設け難いという欠点があった。
また、従来より実開昭60−43517号に示されるよ
うに周辺リブに手掛け片を設けると同時に、あおり板に
直接手掛け部(長孔)を設けた折り畳みコンテナは、知
られている。しかしながら、通常作業者は、手掛け部
(長孔)を設けた折り畳みコンテナであっても、とかく
掴みやすい枠体部分特に外周垂下片の下端に指を掛ける
傾向があるため、外周垂下片が外に開いて損傷しやすい
という欠点がある上、作業者が指を挟まれる危険性があ
った。
分断面図で示すように、あおり板3の上部外側に設けた
周辺リブ5と枠体1の一部を構成する外周垂下片10の
下端に設けた手指挿入用の切欠部8の位置に空隙を形成
し、外周垂下片10を手掛けとして利用しているが下端
が外方にねじれ、殊に重量の重い物品を収納した場合
は、外周垂下片10が損傷しやすいという欠点があり、
枠体1自体を補強しようとしてもあおり板との取り合わ
せの関係で補強リブ等を設け難いという欠点があった。
また、従来より実開昭60−43517号に示されるよ
うに周辺リブに手掛け片を設けると同時に、あおり板に
直接手掛け部(長孔)を設けた折り畳みコンテナは、知
られている。しかしながら、通常作業者は、手掛け部
(長孔)を設けた折り畳みコンテナであっても、とかく
掴みやすい枠体部分特に外周垂下片の下端に指を掛ける
傾向があるため、外周垂下片が外に開いて損傷しやすい
という欠点がある上、作業者が指を挟まれる危険性があ
った。
【0003】本考案は上記課題を解決せんとするもので
あって、その要旨は枠体と、あおり板と、ほぼ中央部で
折曲る側板と、底板とよりなる折畳みコンテナに於い
て、枠体に内接するあおり板及び側板の上部外側に設け
られた周辺リブの少なくとも一方の周辺リブの先端の所
定箇所に、枠体に沿って垂下する手掛け片を形成して、
あおり板又は側板の外面との間に凹部を設けるととも
に、手掛け片の下端を枠体の外周垂下片の下端と面一あ
るいはやや下方へ来るように配したことを特徴とする折
畳みコンテナにある。またそれに加えて、枠体の下端に
手指挿入用の切欠部を形成し、該切欠部の外周垂下片の
下端と面一あるいはやや下方に、手掛け片の下端が来る
ように配したことを特徴とする折畳みコンテナにある。
あって、その要旨は枠体と、あおり板と、ほぼ中央部で
折曲る側板と、底板とよりなる折畳みコンテナに於い
て、枠体に内接するあおり板及び側板の上部外側に設け
られた周辺リブの少なくとも一方の周辺リブの先端の所
定箇所に、枠体に沿って垂下する手掛け片を形成して、
あおり板又は側板の外面との間に凹部を設けるととも
に、手掛け片の下端を枠体の外周垂下片の下端と面一あ
るいはやや下方へ来るように配したことを特徴とする折
畳みコンテナにある。またそれに加えて、枠体の下端に
手指挿入用の切欠部を形成し、該切欠部の外周垂下片の
下端と面一あるいはやや下方に、手掛け片の下端が来る
ように配したことを特徴とする折畳みコンテナにある。
【0004】
【実施例】以下本考案を図面に基ずき更に詳細に説明す
る。図1は本考案の一例を示す部分斜視図であり、図2
は図1のA−A部分断面図であり、図3は本考案の折畳
みコンテナを折畳んだ状態を示す側面図であり、図4は
図3のB−B部分断面図であり、図5は従来の折畳みコ
ンテナの部分断面図である。
る。図1は本考案の一例を示す部分斜視図であり、図2
は図1のA−A部分断面図であり、図3は本考案の折畳
みコンテナを折畳んだ状態を示す側面図であり、図4は
図3のB−B部分断面図であり、図5は従来の折畳みコ
ンテナの部分断面図である。
【0005】本考案は図1に示すように枠体1と、あお
り板3と、中央部で内方部へ折曲がる上側板41と、下
側板42とからなる側板4と底板2とからなるものであ
り、あおり板3は枠体1に回動可能に連結されている。
り板3と、中央部で内方部へ折曲がる上側板41と、下
側板42とからなる側板4と底板2とからなるものであ
り、あおり板3は枠体1に回動可能に連結されている。
【0006】枠体1に内接するあおり板3の上部外側に
設けた周辺リブ5の先端には図2のように周辺リブ5の
先端に枠体1に沿って垂下する手掛け片6を形勢してあ
おり板3の外面との間に凹部7を設けるとともに、手掛
け片6の下端を枠体の外周垂下片10の下端と面一ある
いはやや下方へ来るように配してある。手掛け片6はあ
おり板3の外面に限らず側板4の外面に設けることもで
きるが、少なくとも作業者が指を掛けやすい枠体の外周
垂下片10の下端をカバーして、外周垂下片10の下端
の代わりに、指を掛けられるようにするれば、外周垂下
片が外に開いて損傷することもなく、持ちやすくなり、
しかも作業者が指を挟まれることもなくなる。このとき
手掛け片6には、適宜数の補強リブ片9を適宜間隔に凹
部7下面側に形成すると、より強度を高めることが出来
る。また手掛け片6の形状は作業者の指がうまく掛かる
形状であればよく、その範囲は必要に応じて適宜決めれ
ばよい。また本考案の折畳みコンテナの枠体の下端に手
指挿入用の切欠部8を形成すれば、図3のように折畳ん
だ際、容易に枠体を持ち上げて組立作業に入ることがで
きるが、とかく該切欠部8付近の外周垂下片の下端に最
も作業者の指が掛かりやすくなる。この場合も少なくと
も該切欠部の外周垂下片の下端と面一あるいはやや下方
に、手掛け片の下端が来るように配して切欠部付近の外
周垂下片の下端をカバーすればよい。尚、あおり板3は
図4のように水平に維持されて組立て時は勿論、折畳み
時も手掛け片6は邪魔になることはない。
設けた周辺リブ5の先端には図2のように周辺リブ5の
先端に枠体1に沿って垂下する手掛け片6を形勢してあ
おり板3の外面との間に凹部7を設けるとともに、手掛
け片6の下端を枠体の外周垂下片10の下端と面一ある
いはやや下方へ来るように配してある。手掛け片6はあ
おり板3の外面に限らず側板4の外面に設けることもで
きるが、少なくとも作業者が指を掛けやすい枠体の外周
垂下片10の下端をカバーして、外周垂下片10の下端
の代わりに、指を掛けられるようにするれば、外周垂下
片が外に開いて損傷することもなく、持ちやすくなり、
しかも作業者が指を挟まれることもなくなる。このとき
手掛け片6には、適宜数の補強リブ片9を適宜間隔に凹
部7下面側に形成すると、より強度を高めることが出来
る。また手掛け片6の形状は作業者の指がうまく掛かる
形状であればよく、その範囲は必要に応じて適宜決めれ
ばよい。また本考案の折畳みコンテナの枠体の下端に手
指挿入用の切欠部8を形成すれば、図3のように折畳ん
だ際、容易に枠体を持ち上げて組立作業に入ることがで
きるが、とかく該切欠部8付近の外周垂下片の下端に最
も作業者の指が掛かりやすくなる。この場合も少なくと
も該切欠部の外周垂下片の下端と面一あるいはやや下方
に、手掛け片の下端が来るように配して切欠部付近の外
周垂下片の下端をカバーすればよい。尚、あおり板3は
図4のように水平に維持されて組立て時は勿論、折畳み
時も手掛け片6は邪魔になることはない。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のように枠体に内接するあ
おり板及び側板の上部外側に設けられた周辺リブの少な
くとも一方の周辺リブの先端の所定箇所に、枠体に沿っ
て垂下する手掛け片を形成して、あおり板又は側板の外
面との間に凹部を設けるとともに、手掛け片の下端を枠
体の外周垂下片の下端と面一あるいはやや下方へ来るよ
うに配したので、作業者が外周垂下片の下端に指をもっ
てきても、手掛け片によりカバーされて、重量的に重い
物品を収納した場合でも、外周垂下片が外方にねじれた
り損傷するという不都合がなくなるとともに、持ちやす
くなり、しかも作業者が指を挟まれる危険性もなくな
り、またロボットによる運搬も可能になった。また枠体
の下端に手指挿入用の切欠部を形成した場合にも、切欠
部付近の外周垂下片の下端がカバーされて同様の効果が
ある。
おり板及び側板の上部外側に設けられた周辺リブの少な
くとも一方の周辺リブの先端の所定箇所に、枠体に沿っ
て垂下する手掛け片を形成して、あおり板又は側板の外
面との間に凹部を設けるとともに、手掛け片の下端を枠
体の外周垂下片の下端と面一あるいはやや下方へ来るよ
うに配したので、作業者が外周垂下片の下端に指をもっ
てきても、手掛け片によりカバーされて、重量的に重い
物品を収納した場合でも、外周垂下片が外方にねじれた
り損傷するという不都合がなくなるとともに、持ちやす
くなり、しかも作業者が指を挟まれる危険性もなくな
り、またロボットによる運搬も可能になった。また枠体
の下端に手指挿入用の切欠部を形成した場合にも、切欠
部付近の外周垂下片の下端がカバーされて同様の効果が
ある。
【図1】本考案の一例を示す部分斜視図。
【図2】図−1のA−A部分断面図。
【図3】本考案の折畳みコンテナを折畳んだ状態を示す
側面図。
側面図。
【図4】図−3のB−B部分断面図。
【図5】従来の折畳みコンテナ部分断面図。
1 枠体 2 底板 3 あおり板 4 側板 5 周辺リブ 6 手掛け片 7 凹部 8 手指挿入用の切欠部 9 補強リブ片
Claims (2)
- 【請求項1】枠体と、あおり板と、ほぼ中央部で折曲る
側板と、底板とよりなる折畳みコンテナに於いて、枠体
に内接するあおり板及び側板の上部外側に設けられた周
辺リブの少なくとも一方の周辺リブの先端の所定箇所
に、枠体に沿って垂下する手掛け片を形成して、あおり
板又は側板の外面との間に凹部を設けるとともに、手掛
け片の下端を枠体の外周垂下片の下端と面一あるいはや
や下方へ来るように配したことを特徴とする折畳みコン
テナ。 - 【請求項2】枠体の下端に手指挿入用の切欠部を形成
し、該切欠部の外周垂下片の下端と面一あるいはやや下
方に、手掛け片の下端が来るように配したことを特徴と
する請求項1記載の折畳みコンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992014914U JP2581173Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 折畳みコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992014914U JP2581173Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 折畳みコンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575128U JPH0575128U (ja) | 1993-10-12 |
JP2581173Y2 true JP2581173Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11874239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992014914U Expired - Fee Related JP2581173Y2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 折畳みコンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581173Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5757570B2 (ja) * | 2011-09-14 | 2015-07-29 | 三甲株式会社 | 折畳コンテナ |
JP6206956B2 (ja) * | 2013-09-06 | 2017-10-04 | 三甲株式会社 | コンテナー |
WO2023112827A1 (ja) * | 2021-12-16 | 2023-06-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 折り畳みコンテナ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224178Y2 (ja) * | 1972-10-21 | 1977-06-01 | ||
JPS58194131U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-23 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 容器の把手用アタツチメント |
JPS6043517U (ja) * | 1983-09-03 | 1985-03-27 | ユニオン・エンタ−プライズ株式会社 | 折畳み式ボツクス |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP1992014914U patent/JP2581173Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575128U (ja) | 1993-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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