JPS5827936Y2 - ボトルにおける把手

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【考案の詳細な説明】本考案は、ボトルにおける把手に係り、特に肉薄に形成
された合成樹脂製ボトルに好適なものである。

以下に本考案の実施例を図面に基づき説明する。

図において、１はボトルであって、その胴の一側中央部
には凹座１ａが形成されている。

２は合成樹脂製の把手であって、これは、前記ボトル１
の下部に密嵌された有底筒状体２ａと、この筒状体２ａ
の一側に垂直に立設され、先端が内方へ折曲され、前記
ボトル１の凹座１ａの縦方向中心長とほぼ同一長さを有
し、凹座１ａの縦方向中心部に位置させた把持部２ｂと
からなる。

そしてボトル１を持ち上げるとき、あるいはボトル１内
の液体を注出するときは、例えば左手にて筒状体２ａを
支持し、右手にて把持部２ｂを持って、ボトル１を持ち
上げればよい。

特に肉薄に形成されている合成樹脂製のボトル１の場合
、筒状体２ａによってボトル１の下部が補強されるので
、ボトル１を変形させることなく、楽にボトル１を持ち
上げることができる。

また前記筒状体２ａは、ボトル１の底部を保護する役目
もある。

さらにボトル１に凹座１ａを設けることにより、把持部
２ｂを持つときの空間部となり、容易に把持部２ｂを持
つことができると共に、肉薄の合成樹脂製のボトル１の
場合、凹座１ａが一種のリブの如き役目をするので、補
強にもなる。

なお、ボトル１は、ガラス製でもよい。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示す斜視図である。１・・・・・・ボトル、１ａ・・・・・・凹座、２・・
・・・・合成樹脂製把手、２ａ・・・・・・有底筒状体
、２ｂ・・・０００把持部。

【実用新案登録請求の範囲】