JP2580860Y2 - キャップ - Google Patents
キャップInfo
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- JP2580860Y2 JP2580860Y2 JP1132693U JP1132693U JP2580860Y2 JP 2580860 Y2 JP2580860 Y2 JP 2580860Y2 JP 1132693 U JP1132693 U JP 1132693U JP 1132693 U JP1132693 U JP 1132693U JP 2580860 Y2 JP2580860 Y2 JP 2580860Y2
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- JP
- Japan
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- wall
- peripheral wall
- peripheral
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキャップに関し、詳しく
はキャップを内側の装飾性を必要としない部分と外側の
装飾性を付与した部分を分離可能に構成して、内容物の
使用後は内側の部分のみを廃棄する様構成したキャップ
に関する。
はキャップを内側の装飾性を必要としない部分と外側の
装飾性を付与した部分を分離可能に構成して、内容物の
使用後は内側の部分のみを廃棄する様構成したキャップ
に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】キャップとして、容器
体口頚部外周に螺合させた周壁上端縁より口頚部上端開
口を閉塞する頂壁を延設してなるものが極一般に知られ
ている。これらはその外観を良好にして商品価値を高め
るため等の理由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹
凸模様を付与したり、着色,印刷等を施したり、外形を
特殊に形成したり、或いはこれらを複合したりすること
が行われている。
体口頚部外周に螺合させた周壁上端縁より口頚部上端開
口を閉塞する頂壁を延設してなるものが極一般に知られ
ている。これらはその外観を良好にして商品価値を高め
るため等の理由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹
凸模様を付与したり、着色,印刷等を施したり、外形を
特殊に形成したり、或いはこれらを複合したりすること
が行われている。
【0003】しかしながら、近年の資源保護の風潮から
物品の再利用が求められており、この様な単価の高いキ
ャップを容器体内容物を使い切る度に容器体とともに廃
棄することは好ましくなく、出来るだけ再利用の出来る
ものが求められている。
物品の再利用が求められており、この様な単価の高いキ
ャップを容器体内容物を使い切る度に容器体とともに廃
棄することは好ましくなく、出来るだけ再利用の出来る
ものが求められている。
【0004】本考案は上記の点に鑑みなされたもので、
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は安
価な内部のみを廃棄して外部は再度使用できる様にした
キャップを提案するものである。
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は安
価な内部のみを廃棄して外部は再度使用できる様にした
キャップを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1考案キャップ
は上記課題を解決するため、周壁4上端縁より頂壁5を
延設してなる内壁材2と、該内壁材2外面を被覆して着
脱自在に装着した外壁材3とからなり、上記外壁材3
は、内壁材周壁4外周に回動不能かつ上下動可能に嵌合
させた周壁10を有する被覆部材3Aと、上記内壁材2に螺
着して被覆部材3Aを内壁材2に固定する係止部材3Bとか
ら構成した。
は上記課題を解決するため、周壁4上端縁より頂壁5を
延設してなる内壁材2と、該内壁材2外面を被覆して着
脱自在に装着した外壁材3とからなり、上記外壁材3
は、内壁材周壁4外周に回動不能かつ上下動可能に嵌合
させた周壁10を有する被覆部材3Aと、上記内壁材2に螺
着して被覆部材3Aを内壁材2に固定する係止部材3Bとか
ら構成した。
【0006】また、本請求項2考案キャップは、周壁4
上端縁より頂壁5を延設してなる内壁材2と、上記内壁
材周壁4外面に回動不能かつ上下動可能に嵌合させた周
壁46上端縁より内向きフランジ47を延設するとともに、
該フランジ47内周縁より螺筒47を立設し、かつ、周壁46
下端縁より外方へ傾斜下降する弾性係合片50を周方向所
定間隔をあけて複数垂設してなる第1被覆部材3A1 と、
上記螺筒49外周に螺合させた周壁53上端縁より頂壁54を
延設してなる係止部材3Bと、上記係止部材周壁53外周下
端に回動可能に嵌合させた内向きフランジ55を上端縁よ
り延設した筒状をなすとともに、上記第1被覆部材周壁
46外周に上下動可能かつ回動不能に嵌合させた第2被覆
部材3A2 とを有し、上記係止部材3Bの螺動下降により第
2被覆部材3A2 が上記各弾性係合片50を内方へ弾性変形
させてその内面下端を内壁材周壁4下端縁に係合する如
く構成した。
上端縁より頂壁5を延設してなる内壁材2と、上記内壁
材周壁4外面に回動不能かつ上下動可能に嵌合させた周
壁46上端縁より内向きフランジ47を延設するとともに、
該フランジ47内周縁より螺筒47を立設し、かつ、周壁46
下端縁より外方へ傾斜下降する弾性係合片50を周方向所
定間隔をあけて複数垂設してなる第1被覆部材3A1 と、
上記螺筒49外周に螺合させた周壁53上端縁より頂壁54を
延設してなる係止部材3Bと、上記係止部材周壁53外周下
端に回動可能に嵌合させた内向きフランジ55を上端縁よ
り延設した筒状をなすとともに、上記第1被覆部材周壁
46外周に上下動可能かつ回動不能に嵌合させた第2被覆
部材3A2 とを有し、上記係止部材3Bの螺動下降により第
2被覆部材3A2 が上記各弾性係合片50を内方へ弾性変形
させてその内面下端を内壁材周壁4下端縁に係合する如
く構成した。
【0007】
【作用】請求項1考案のキャップ1では、係止部材3Bを
螺動上昇させて内壁材2との螺合を外した後被覆部材3A
を内壁材2に対して引き上げれば外壁材3を内壁材2か
ら外すことが出来る。取り外した外壁材3は内容物を収
納した容器体に被着させた新たな内壁材2に上方からそ
の周壁10を内壁材周壁4外周に嵌合させ、係止部材3Bを
内壁材2に螺合させ、もって新たなキャップ1を形成す
ることが出来る。
螺動上昇させて内壁材2との螺合を外した後被覆部材3A
を内壁材2に対して引き上げれば外壁材3を内壁材2か
ら外すことが出来る。取り外した外壁材3は内容物を収
納した容器体に被着させた新たな内壁材2に上方からそ
の周壁10を内壁材周壁4外周に嵌合させ、係止部材3Bを
内壁材2に螺合させ、もって新たなキャップ1を形成す
ることが出来る。
【0008】また、請求項2考案のキャップ1では、係
止部材3Bを螺動上昇させると、それに伴って第2被覆部
材3A2 が上昇して第1被覆部材3A1 の各弾性係合片50が
弾性復元力で外方へ広がり、内壁材周壁4下端縁と各係
合片50との係合が外れ、外壁材3を内壁材2より外すこ
とができる。取り外した外壁材3は内容物を収納した容
器体に被着させた新たな内壁材2の周壁4外周にその第
1被覆部材周壁46を嵌合させた後、係止部材3Bを第1被
覆部材3A1 に対して螺動下降させることにより第2被覆
材3A2 下端縁が各弾性係合片50を内方へ弾性変形させて
その内面下端を内壁材周壁4下端縁に係合させ、もって
キャップ1を新たに形成することが出来る。
止部材3Bを螺動上昇させると、それに伴って第2被覆部
材3A2 が上昇して第1被覆部材3A1 の各弾性係合片50が
弾性復元力で外方へ広がり、内壁材周壁4下端縁と各係
合片50との係合が外れ、外壁材3を内壁材2より外すこ
とができる。取り外した外壁材3は内容物を収納した容
器体に被着させた新たな内壁材2の周壁4外周にその第
1被覆部材周壁46を嵌合させた後、係止部材3Bを第1被
覆部材3A1 に対して螺動下降させることにより第2被覆
材3A2 下端縁が各弾性係合片50を内方へ弾性変形させて
その内面下端を内壁材周壁4下端縁に係合させ、もって
キャップ1を新たに形成することが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1及び図2は本請求項1考案の一実施例
を示すもので、図中1はキャップを示す。該キャップ1
は、内壁材2と、外壁材3とを主要部材として構成して
いる。
を示すもので、図中1はキャップを示す。該キャップ1
は、内壁材2と、外壁材3とを主要部材として構成して
いる。
【0011】内壁材2は合成樹脂等により形成したもの
で、周壁4上端縁より頂壁5を延設してなる下端面開孔
の円筒状をなし、周壁4内面には装着する容器体の口頚
部外周に螺合させるための螺条6を周設している。ま
た、周壁4外周上部を縮径してこの縮径部4a外周に螺条
7を周設するとともに、周壁4外周下部には周方向所定
間隔をもって多数の縦突条8を周設している。更に、周
壁4外周下端部より外方へ外壁材3下端を係止するため
の突条9を周設している。
で、周壁4上端縁より頂壁5を延設してなる下端面開孔
の円筒状をなし、周壁4内面には装着する容器体の口頚
部外周に螺合させるための螺条6を周設している。ま
た、周壁4外周上部を縮径してこの縮径部4a外周に螺条
7を周設するとともに、周壁4外周下部には周方向所定
間隔をもって多数の縦突条8を周設している。更に、周
壁4外周下端部より外方へ外壁材3下端を係止するため
の突条9を周設している。
【0012】外壁材3は合成樹脂等により形成したもの
で、更に、被覆部材3Aと係止部材3Bとで構成している。
本実施例において、上記被覆部材3Aは上記内壁材周壁4
に嵌合可能な円筒状周壁10を有し、該周壁10内面に内壁
材2の上記各縦突条8と係合可能な縦突条11を所定間隔
をもって周設している。また、上記係止部材3Bは、周壁
12上端縁より頂壁13を延設してなる下端面開口の円筒状
をなし、周壁12外周下端部に周設した凹溝14に被覆部材
3Aの周壁10上面に周設した断面逆L字状をなす突条15先
端部を水平回動が可能に嵌合させて一体化しており、ま
た、周壁12内周には内壁材外面の上記螺条7と螺合する
螺条16を周設している。
で、更に、被覆部材3Aと係止部材3Bとで構成している。
本実施例において、上記被覆部材3Aは上記内壁材周壁4
に嵌合可能な円筒状周壁10を有し、該周壁10内面に内壁
材2の上記各縦突条8と係合可能な縦突条11を所定間隔
をもって周設している。また、上記係止部材3Bは、周壁
12上端縁より頂壁13を延設してなる下端面開口の円筒状
をなし、周壁12外周下端部に周設した凹溝14に被覆部材
3Aの周壁10上面に周設した断面逆L字状をなす突条15先
端部を水平回動が可能に嵌合させて一体化しており、ま
た、周壁12内周には内壁材外面の上記螺条7と螺合する
螺条16を周設している。
【0013】上記の如く構成した外壁材3を、その被覆
部材3A内面を内壁材周壁4外周に各縦突条8,11相互を係
合させることにより相対回動が不能にかつ上下動が可能
に嵌合させつつ、係止部材3Bの螺条16を内壁材2の周壁
縮径部4a外周の螺条7に螺合させて内壁材2に外壁材3
を装着固定してキャップ1を構成している。
部材3A内面を内壁材周壁4外周に各縦突条8,11相互を係
合させることにより相対回動が不能にかつ上下動が可能
に嵌合させつつ、係止部材3Bの螺条16を内壁材2の周壁
縮径部4a外周の螺条7に螺合させて内壁材2に外壁材3
を装着固定してキャップ1を構成している。
【0014】図3及び図4は本請求項1考案の他の実施
例を示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より頂壁
5を延設するとともに、頂壁5上面中央部より外面に螺
条17を周設した小径の螺筒18を立設し、更に、周壁4外
周には多数の縦凹溝19を周設して内壁材2を構成してい
る。また、外壁材3は、上記内壁材周壁4外周に嵌合す
る周壁10上端縁より内向きフランジ20を延設するととも
に、該フランジ20内周縁より支持筒21を立設してなる被
覆部材3Aと、上記支持筒21外周に回動可能かつ抜け出し
不能に嵌合させた周壁22上端縁より頂壁23を延設すると
ともに、頂壁23裏面中央部より内周面に螺条24を有する
螺筒25を垂設した係止部材3Bとから構成している。そし
て、外壁材3を、その被覆部材周壁10内面を内壁材周壁
4外周に各縦突条11を各縦凹溝19に嵌合させることによ
り相対回動が不能にかつ上下動が可能に嵌合させつつ、
係止部材3Bの螺条24を内壁材2の螺筒18外周の螺条17に
螺合させて内壁材2に外壁材3を装着固定してキャップ
1を構成している。
例を示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より頂壁
5を延設するとともに、頂壁5上面中央部より外面に螺
条17を周設した小径の螺筒18を立設し、更に、周壁4外
周には多数の縦凹溝19を周設して内壁材2を構成してい
る。また、外壁材3は、上記内壁材周壁4外周に嵌合す
る周壁10上端縁より内向きフランジ20を延設するととも
に、該フランジ20内周縁より支持筒21を立設してなる被
覆部材3Aと、上記支持筒21外周に回動可能かつ抜け出し
不能に嵌合させた周壁22上端縁より頂壁23を延設すると
ともに、頂壁23裏面中央部より内周面に螺条24を有する
螺筒25を垂設した係止部材3Bとから構成している。そし
て、外壁材3を、その被覆部材周壁10内面を内壁材周壁
4外周に各縦突条11を各縦凹溝19に嵌合させることによ
り相対回動が不能にかつ上下動が可能に嵌合させつつ、
係止部材3Bの螺条24を内壁材2の螺筒18外周の螺条17に
螺合させて内壁材2に外壁材3を装着固定してキャップ
1を構成している。
【0015】図5及び図6は本請求項1考案の更に他の
実施例を示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より
頂壁5を延設するとともに、頂壁5上面周縁部より外面
に周方向所定間隔をもって多数の縦凹溝26を周設した係
止筒27を、また、中央部から内面に螺条28を施した螺筒
29をそれぞれ立設して内壁材2を構成している。
実施例を示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より
頂壁5を延設するとともに、頂壁5上面周縁部より外面
に周方向所定間隔をもって多数の縦凹溝26を周設した係
止筒27を、また、中央部から内面に螺条28を施した螺筒
29をそれぞれ立設して内壁材2を構成している。
【0016】また、円筒状周壁10上端縁より頂壁30を延
設するとともに、周壁10内周上端部に縦突条31を周設し
て構成した被覆部材3Aと、該被覆部材頂壁30中央に穿設
した円形窓孔に抜け出し不能かつ回動可能に上端部を嵌
合させるとともに、下部外周に螺条32を周設してなる螺
筒部33上端より被覆部材頂壁30上方へ球状突出部34を突
設した係止部材3Bとから外壁材3を構成している。
設するとともに、周壁10内周上端部に縦突条31を周設し
て構成した被覆部材3Aと、該被覆部材頂壁30中央に穿設
した円形窓孔に抜け出し不能かつ回動可能に上端部を嵌
合させるとともに、下部外周に螺条32を周設してなる螺
筒部33上端より被覆部材頂壁30上方へ球状突出部34を突
設した係止部材3Bとから外壁材3を構成している。
【0017】そして外壁材3を、その被覆部材3A内面を
内壁材周壁4外周に嵌合させて、各縦突条31を各凹溝26
に嵌合させることにより相対回動が不能にかつ上下動が
可能に嵌合させつつ、係止部材3Bの螺条32を内壁材螺筒
部29の螺条28に螺合させて内壁材2に外壁材3を装着固
定してキャップ1を構成している。
内壁材周壁4外周に嵌合させて、各縦突条31を各凹溝26
に嵌合させることにより相対回動が不能にかつ上下動が
可能に嵌合させつつ、係止部材3Bの螺条32を内壁材螺筒
部29の螺条28に螺合させて内壁材2に外壁材3を装着固
定してキャップ1を構成している。
【0018】図7〜図9は本請求項1考案の更に他の実
施例を示すもので、頂壁5上面中央より内面に螺条35を
周設した短い螺筒36を立設するとともに、この螺筒36の
上端縁より外面上端に返し37を突設した円弧板状の係止
板部38を複数立設し、更に、周壁4上端部外周を縮径し
てそこに多数の縦突条39を周設して内壁材2を構成して
いる。
施例を示すもので、頂壁5上面中央より内面に螺条35を
周設した短い螺筒36を立設するとともに、この螺筒36の
上端縁より外面上端に返し37を突設した円弧板状の係止
板部38を複数立設し、更に、周壁4上端部外周を縮径し
てそこに多数の縦突条39を周設して内壁材2を構成して
いる。
【0019】また、円筒状周壁10上端縁より頂壁30を延
設するとともに、頂壁30中央部に上記螺筒36が嵌合可能
な円形窓孔を穿設し、この窓孔周縁上面より上記返し37
と乗り越え係合するリング突条40を突設し、更に、周壁
10内周上端部には、上記各縦突条39と係合する縦突条41
を周設して被覆部材3Aを構成している。
設するとともに、頂壁30中央部に上記螺筒36が嵌合可能
な円形窓孔を穿設し、この窓孔周縁上面より上記返し37
と乗り越え係合するリング突条40を突設し、更に、周壁
10内周上端部には、上記各縦突条39と係合する縦突条41
を周設して被覆部材3Aを構成している。
【0020】また、係止部材3Bは、上記螺条35に螺合す
る螺条42を外面に周設した螺筒43を中空半球状頂壁44裏
面中央より垂設して構成しており、螺筒43を上記螺筒36
内に螺合させた際に、頂壁44周縁部が図9に示す如く被
覆材頂壁30の中央部上面を押圧係止する如く構成してい
る。
る螺条42を外面に周設した螺筒43を中空半球状頂壁44裏
面中央より垂設して構成しており、螺筒43を上記螺筒36
内に螺合させた際に、頂壁44周縁部が図9に示す如く被
覆材頂壁30の中央部上面を押圧係止する如く構成してい
る。
【0021】尚、上記各実施例に於いて、外壁材3の被
覆部材3A及び係止部材3Bには使用する樹脂の選択,着
色,印刷,転写,凹凸模様の付与或いはこれらの複合等
により装飾性、耐久性を付与して使用する。一方内壁材
2は、出来るだけ低コストで,機能性のみを重視して形
成する。また、装飾性,耐久性を付与するために、要す
れば被覆部材及び係止部材外面を金属層で被覆すること
も可能である。
覆部材3A及び係止部材3Bには使用する樹脂の選択,着
色,印刷,転写,凹凸模様の付与或いはこれらの複合等
により装飾性、耐久性を付与して使用する。一方内壁材
2は、出来るだけ低コストで,機能性のみを重視して形
成する。また、装飾性,耐久性を付与するために、要す
れば被覆部材及び係止部材外面を金属層で被覆すること
も可能である。
【0022】図10及び図11は本請求項2考案のキャ
ップを示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より頂
壁5を延設した下端面開口の円筒状をなすとともに、周
壁4外周に周方向所定間隔をあけて多数の縦突条45を突
設して内壁材2を構成している。 また、外壁材3は第
1被覆部材3A1 と、第2被覆部材3A2 及び係止部材3Bと
から構成している。
ップを示すもので、本実施例では、周壁4上端縁より頂
壁5を延設した下端面開口の円筒状をなすとともに、周
壁4外周に周方向所定間隔をあけて多数の縦突条45を突
設して内壁材2を構成している。 また、外壁材3は第
1被覆部材3A1 と、第2被覆部材3A2 及び係止部材3Bと
から構成している。
【0023】第1被覆部材3A1 は、上記内壁材周壁4の
外面に嵌合させた周壁46上端縁より内向きフランジ47を
延設するとともに、該フランジ47内周縁より外周に螺条
48を周設した螺筒49を立設し、かつ、周壁46下端縁より
外方へ傾斜下降する弾性係合片50を周方向所定間隔をあ
けて複数垂設している。また、周壁46内面には上記各縦
突条45と係合する縦突条51を周方向所定間隔をあけて周
設することにより、周壁46を回動不能かつ上下動可能に
嵌合させている。また、係止部材3Bは、上記螺条48と螺
合する螺条52を内周面に周設した周壁53上端縁より頂壁
54を延設して構成している。更に、第2被覆部材3A2
は、係止部材周壁53外周下端に回動可能に嵌合させた内
向きフランジ55を上端縁より突設した筒状をなすととも
に、上記第1被覆部材周壁46外周に嵌合させている。ま
た、この第2被覆部材3A2 内面には周方向多数の縦突条
56を周設し、各突条56を第1被覆部材周壁46外周に周設
した多数の縦突条57と係合させて回動不能かつ上下動可
能に嵌合させている。
外面に嵌合させた周壁46上端縁より内向きフランジ47を
延設するとともに、該フランジ47内周縁より外周に螺条
48を周設した螺筒49を立設し、かつ、周壁46下端縁より
外方へ傾斜下降する弾性係合片50を周方向所定間隔をあ
けて複数垂設している。また、周壁46内面には上記各縦
突条45と係合する縦突条51を周方向所定間隔をあけて周
設することにより、周壁46を回動不能かつ上下動可能に
嵌合させている。また、係止部材3Bは、上記螺条48と螺
合する螺条52を内周面に周設した周壁53上端縁より頂壁
54を延設して構成している。更に、第2被覆部材3A2
は、係止部材周壁53外周下端に回動可能に嵌合させた内
向きフランジ55を上端縁より突設した筒状をなすととも
に、上記第1被覆部材周壁46外周に嵌合させている。ま
た、この第2被覆部材3A2 内面には周方向多数の縦突条
56を周設し、各突条56を第1被覆部材周壁46外周に周設
した多数の縦突条57と係合させて回動不能かつ上下動可
能に嵌合させている。
【0024】そして、上記係止部材3Bの螺動下降により
第2被覆部材3A2 下端縁部が上記各弾性係合片50を内方
へ弾性変形させてその内面下端を内壁材周壁4下端縁に
抜け出し不能に係合する如く構成している。
第2被覆部材3A2 下端縁部が上記各弾性係合片50を内方
へ弾性変形させてその内面下端を内壁材周壁4下端縁に
抜け出し不能に係合する如く構成している。
【0025】また、第1被覆部材3A1 と、第2被覆部材
3A2 及び係止部材3Bには使用する樹脂の選択,着色,印
刷,転写,凹凸模様の付与或いはこれらの複合等により
装飾性、耐久性を付与して使用する。一方内壁材2は、
出来るだけ低コストで,機能性のみを重視して形成す
る。また、装飾性,耐久性を付与するために、要すれば
第1,第2の各被覆部材及び係止部材外面を金属層で被
覆することも可能である。
3A2 及び係止部材3Bには使用する樹脂の選択,着色,印
刷,転写,凹凸模様の付与或いはこれらの複合等により
装飾性、耐久性を付与して使用する。一方内壁材2は、
出来るだけ低コストで,機能性のみを重視して形成す
る。また、装飾性,耐久性を付与するために、要すれば
第1,第2の各被覆部材及び係止部材外面を金属層で被
覆することも可能である。
【0026】
【考案の効果】以上説明した如く本考案キャップは既述
構成としたことにより、装着する容器体内容物を使い切
った際に、外壁材を外して内壁材のみを廃棄することが
出来、種々の形態で装飾を施こすことにより外観を良好
にした外壁材は再び使用でき、近年のこの種キャップの
要求を十分満たすことが出来るものである。
構成としたことにより、装着する容器体内容物を使い切
った際に、外壁材を外して内壁材のみを廃棄することが
出来、種々の形態で装飾を施こすことにより外観を良好
にした外壁材は再び使用でき、近年のこの種キャップの
要求を十分満たすことが出来るものである。
【0027】また、外壁材を取り外す際は係止部材を螺
動上昇するという極めて簡単な操作で行え、また、新た
に装着する場合も内壁材に外壁材の被覆部材を嵌め込ん
で係止部材を螺動下降させるという極めて簡単な操作で
行えるものである。
動上昇するという極めて簡単な操作で行え、また、新た
に装着する場合も内壁材に外壁材の被覆部材を嵌め込ん
で係止部材を螺動下降させるという極めて簡単な操作で
行えるものである。
【図1】 本請求項1考案の一実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】 同実施例の内外壁材を分離した状態を示す一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図3】 本請求項1考案の他の実施例を示す縦断面図
である。
である。
【図4】 同実施例の内外壁材を分離した状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図5】 本請求項1考案の更に他の実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図6】 同実施例の内外壁材を分離した状態を示す正
面図である。
面図である。
【図7】 本請求項1考案の更に他の実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図8】 同実施例の外壁材を外した状態を示す縦断面
図である。
図である。
【図9】 同実施例の要部拡大断面図である。
【図10】 本請求項2考案の一実施例を示す半断面図
である。
である。
【図11】 同実施例の外壁材を取り外す場合を示す半
断面図である。
断面図である。
2…内壁材,3…外壁材,4…内壁材周壁,5…内壁材
頂壁,6…螺条,3A…被覆部材,3B…係止部材,3A1 …
第1被覆材,3A2 …第2被覆部材,46…第1被覆部材周
壁,47…内向きフランジ,49…螺筒,50…弾性係合片,
53…係止部材周壁,54…係止部材頂壁
頂壁,6…螺条,3A…被覆部材,3B…係止部材,3A1 …
第1被覆材,3A2 …第2被覆部材,46…第1被覆部材周
壁,47…内向きフランジ,49…螺筒,50…弾性係合片,
53…係止部材周壁,54…係止部材頂壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−94056(JP,U) 実開 昭54−23052(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 35/44 - 35/54 B65D 39/00 - 55/16
Claims (2)
- 【請求項1】 周壁4上端縁より頂壁5を延設してなる
内壁材2と、該内壁材2外面を被覆して着脱自在に装着
した外壁材3とからなり、上記外壁材3は、内壁材周壁
4外周に回動不能かつ上下動可能に嵌合させた周壁10を
有する被覆部材3Aと、上記内壁材2に螺着して被覆部材
3Aを内壁材2に固定する係止部材3Bとからなることを特
徴とするキャップ。 - 【請求項2】 周壁4上端縁より頂壁5を延設してなる
内壁材2と、上記内壁材周壁4外面に回動不能かつ上下
動可能に嵌合させた周壁46上端縁より内向きフランジ47
を延設するとともに、該フランジ47内周縁より螺筒47を
立設し、かつ、周壁46下端縁より外方へ傾斜下降する弾
性係合片50を周方向所定間隔をあけて複数垂設してなる
第1被覆部材3A1 と、上記螺筒49外周に螺合させた周壁
53上端縁より頂壁54を延設してなる係止部材3Bと、上記
係止部材周壁53外周下端に回動可能に嵌合させた内向き
フランジ55を上端縁より延設した筒状をなすとともに、
上記第1被覆部材周壁46外周に上下動可能かつ回動不能
に嵌合させた第2被覆部材3A2 とを有し、上記係止部材
3Bの螺動下降により第2被覆部材3A2 が上記各弾性係合
片50を内方へ弾性変形させてその内面下端を内壁材周壁
4下端縁に係合する如く構成してなることを特徴とする
キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132693U JP2580860Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132693U JP2580860Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665246U JPH0665246U (ja) | 1994-09-13 |
JP2580860Y2 true JP2580860Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=11774909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1132693U Expired - Fee Related JP2580860Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580860Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3203635U (ja) * | 2016-01-29 | 2016-04-07 | 株式会社マイム・コーポレーション | キャップカバー |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP1132693U patent/JP2580860Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665246U (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |