JP2598558Y2 - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JP2598558Y2 JP2598558Y2 JP1993015153U JP1515393U JP2598558Y2 JP 2598558 Y2 JP2598558 Y2 JP 2598558Y2 JP 1993015153 U JP1993015153 U JP 1993015153U JP 1515393 U JP1515393 U JP 1515393U JP 2598558 Y2 JP2598558 Y2 JP 2598558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- peripheral wall
- inner cap
- push button
- top wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はキャップに関し、詳しく
はキャップを内側の装飾性を必要としない部分と外側の
装飾性を付与した部分を分離可能に構成して、内容物の
使用後は内側の部分のみを廃棄する様構成したキャップ
に関する。
はキャップを内側の装飾性を必要としない部分と外側の
装飾性を付与した部分を分離可能に構成して、内容物の
使用後は内側の部分のみを廃棄する様構成したキャップ
に関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】キャップとして、容器
体口頚部外周に螺合させた周壁上端縁より口頚部上端開
口を閉塞する頂壁を延設してなるものが極一般に知られ
ている。これらはその外観を良好にして商品価値を高め
るため等の理由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹
凸模様を付与したり、着色，印刷等を施したり、外形を
特殊に形成したり、或いはこれらを複合したりすること
が行われている。
体口頚部外周に螺合させた周壁上端縁より口頚部上端開
口を閉塞する頂壁を延設してなるものが極一般に知られ
ている。これらはその外観を良好にして商品価値を高め
るため等の理由で、外側を金属で被覆したり、外面に凹
凸模様を付与したり、着色，印刷等を施したり、外形を
特殊に形成したり、或いはこれらを複合したりすること
が行われている。
【０００３】しかしながら、近年の資源保護の風潮から
物品の再利用が求められており、この様な単価の高いキ
ャップを容器体内容物を使い切る度に容器体とともに廃
棄することは好ましくなく、出来るだけ再利用の出来る
ものが求められている。
物品の再利用が求められており、この様な単価の高いキ
ャップを容器体内容物を使い切る度に容器体とともに廃
棄することは好ましくなく、出来るだけ再利用の出来る
ものが求められている。
【０００４】本考案は上記の点に鑑みなされたもので、
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は内
部の簡易内キャップのみを廃棄して外キャップは再度使
用できる様にしたキャップを提案するものである。
使用に当たっては装飾性豊かな外観を呈し、使用後は内
部の簡易内キャップのみを廃棄して外キャップは再度使
用できる様にしたキャップを提案するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案キャップは上記課
題を解決するため、内周に螺条９を周設した周壁５上端
縁より頂壁６を延設するとともに、頂壁６上面より係止
筒部７を立設してなる内キャップ２と、上記内キャップ
周壁５外周に回動不能かつ上下動可能に周壁11下部を嵌
合させるとともに、上記係止筒部７上方位置に延設した
周壁11上端縁より頂壁12を延設してなる外キャップ３
と、上記外キャップ周壁11上端部左右に各々貫設した透
孔13より両端の棒状押圧部15を突出させるとともに、各
押圧部15内側間を眼鏡筒状の弾性板部14により一体に連
結して各押圧部15を外方へ付勢させ、かつ、弾性板部14
左右両側端部より内キャップ２の上記係止筒部７内面に
係合する係合片16を垂設してなる押し釦４とから構成し
た。
題を解決するため、内周に螺条９を周設した周壁５上端
縁より頂壁６を延設するとともに、頂壁６上面より係止
筒部７を立設してなる内キャップ２と、上記内キャップ
周壁５外周に回動不能かつ上下動可能に周壁11下部を嵌
合させるとともに、上記係止筒部７上方位置に延設した
周壁11上端縁より頂壁12を延設してなる外キャップ３
と、上記外キャップ周壁11上端部左右に各々貫設した透
孔13より両端の棒状押圧部15を突出させるとともに、各
押圧部15内側間を眼鏡筒状の弾性板部14により一体に連
結して各押圧部15を外方へ付勢させ、かつ、弾性板部14
左右両側端部より内キャップ２の上記係止筒部７内面に
係合する係合片16を垂設してなる押し釦４とから構成し
た。
【０００６】
【作用】内キャップ２を容器体口頚部等に螺着した状態
で押し釦４の両押圧部15を押し込んで外キャップ３を上
方へ引き上げると、各係合片16の係止筒部７内面との係
合が外れて内キャップ２より外キャップ３を外すことが
出来る。
で押し釦４の両押圧部15を押し込んで外キャップ３を上
方へ引き上げると、各係合片16の係止筒部７内面との係
合が外れて内キャップ２より外キャップ３を外すことが
出来る。
【０００７】取り外した外キャップ３は、新たな内キャ
ップ２上方より押し込めばキャップ１を形成し、何回も
再使用が可能である。
ップ２上方より押し込めばキャップ１を形成し、何回も
再使用が可能である。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１〜図３は本考案の一実施例を示すもの
で、図中１はキャップを示す。該キャップ１は、内キャ
ップ２と、外キャップ３と、押し釦４とを主要部材とし
て構成している。
で、図中１はキャップを示す。該キャップ１は、内キャ
ップ２と、外キャップ３と、押し釦４とを主要部材とし
て構成している。
【００１０】内キャップ２は、周壁５上端縁より頂壁６
を延設してなる下端面開口の円筒状をなし、頂壁６上面
外周縁からは上方に円筒状の係止筒部７を立設し、その
内面上端部に係止突条８を周設している。また、周壁５
内面には装着する容器体の口頚部外周に螺合する螺条９
を周設するとともに、周壁５外周には周方向所定間隔を
もって多数の縦凹溝10を周設している。
を延設してなる下端面開口の円筒状をなし、頂壁６上面
外周縁からは上方に円筒状の係止筒部７を立設し、その
内面上端部に係止突条８を周設している。また、周壁５
内面には装着する容器体の口頚部外周に螺合する螺条９
を周設するとともに、周壁５外周には周方向所定間隔を
もって多数の縦凹溝10を周設している。
【００１１】外キャップ３は、上記内キャップ周壁５外
周に嵌合可能な内径を有しかつ内キャップ周壁５及び係
止筒部７の上下幅より幅広の上下幅を有する周壁11上端
縁より頂壁12を延設して構成している。また、周壁11内
周下部には上記各縦凹溝10と各々係合可能な縦突条12を
周方向多数突設している。また、周壁11左右上端部には
正面円形の透孔13を各々穿設している。
周に嵌合可能な内径を有しかつ内キャップ周壁５及び係
止筒部７の上下幅より幅広の上下幅を有する周壁11上端
縁より頂壁12を延設して構成している。また、周壁11内
周下部には上記各縦凹溝10と各々係合可能な縦突条12を
周方向多数突設している。また、周壁11左右上端部には
正面円形の透孔13を各々穿設している。
【００１２】また、押し釦１は、図３に示す如く、短円
筒を平列させた眼鏡筒状をなし、かつ、横幅が外キャッ
プ周壁11内に収納可能な弾性板部14両側面より各々横円
柱状の押圧部15を突設するとともに、弾性板部14両側端
内面よりそれぞれ円弧状の外面を有する板状の係合片16
を垂設して構成している。また、各係合片16の外面下端
部には上記内キャップの係止突条８と係合可能な係止突
条17を横設している。
筒を平列させた眼鏡筒状をなし、かつ、横幅が外キャッ
プ周壁11内に収納可能な弾性板部14両側面より各々横円
柱状の押圧部15を突設するとともに、弾性板部14両側端
内面よりそれぞれ円弧状の外面を有する板状の係合片16
を垂設して構成している。また、各係合片16の外面下端
部には上記内キャップの係止突条８と係合可能な係止突
条17を横設している。
【００１３】そして、押し釦４の上記各押圧部15を外キ
ャップ３の上記各透孔13に嵌合させるとともに、各押圧
部端部を外キャップ周壁11外面より押し込み可能に突出
させて装着し、次いで、この押し釦４付き外キャップ３
を内キャップ２上方より、各縦突条12が各縦凹溝10に係
合する如く嵌合して、相対回動が不能かつ上下動が可能
に外キャップ周壁11を内キャップ周壁５外周に嵌合被覆
させ、また、この際押し釦４の各係合片16の係止突条17
を内キャップ係止筒部７の係止突条８と係合させて抜け
出し不能に内キャップ２を外キャップ３内に装着し、も
ってキャップ１を形成している。
ャップ３の上記各透孔13に嵌合させるとともに、各押圧
部端部を外キャップ周壁11外面より押し込み可能に突出
させて装着し、次いで、この押し釦４付き外キャップ３
を内キャップ２上方より、各縦突条12が各縦凹溝10に係
合する如く嵌合して、相対回動が不能かつ上下動が可能
に外キャップ周壁11を内キャップ周壁５外周に嵌合被覆
させ、また、この際押し釦４の各係合片16の係止突条17
を内キャップ係止筒部７の係止突条８と係合させて抜け
出し不能に内キャップ２を外キャップ３内に装着し、も
ってキャップ１を形成している。
【００１４】尚、上記各部材は全て合成樹脂により形成
する。また、上記外キャップ３及び押し釦４には使用す
る樹脂の選択，着色，印刷，転写，凹凸模様の付与或い
はこれらの複合等により装飾性、耐久性を付与して使用
する。一方内キャップ２は、出来るだけ低コストで，機
能性のみを重視して形成する。また、装飾性，耐久性を
向上する目的で外キャップ外面や押し釦外面を金属層で
被覆することも可能である。
する。また、上記外キャップ３及び押し釦４には使用す
る樹脂の選択，着色，印刷，転写，凹凸模様の付与或い
はこれらの複合等により装飾性、耐久性を付与して使用
する。一方内キャップ２は、出来るだけ低コストで，機
能性のみを重視して形成する。また、装飾性，耐久性を
向上する目的で外キャップ外面や押し釦外面を金属層で
被覆することも可能である。
【００１５】
【考案の効果】以上説明した如く本考案キャップは既述
構成としたことにより、装着する容器体内容物を使い切
った際に、外部の外キャップを外して内キャップのみを
廃棄することが出来、種々の形態で装飾を施こすことに
より外観を良好にしたり或いは耐久性を付与した外キャ
ップ及び押し釦は再び使用でき、近年のこの種キャップ
の要求を十分満たすことが出来るものである。
構成としたことにより、装着する容器体内容物を使い切
った際に、外部の外キャップを外して内キャップのみを
廃棄することが出来、種々の形態で装飾を施こすことに
より外観を良好にしたり或いは耐久性を付与した外キャ
ップ及び押し釦は再び使用でき、近年のこの種キャップ
の要求を十分満たすことが出来るものである。
【００１６】また、外キャップを取り外す際は、キャッ
プを容器体口頚部に螺着させた状態で押し釦の押圧部を
押し込んだ後引き上げるという極めて簡単な操作で行
え、また、新たな内キャップに装着する場合も内キャッ
プ上方より外キャップを押し込むという極めて簡単な操
作で行えるものである。しかも、棒状押圧部突設部分の
弾性板部から係合片を垂設しているため、弾性板部の弾
性変形状態の如何に係わらず、確実に内キャップとの係
合を解除することができる。
プを容器体口頚部に螺着させた状態で押し釦の押圧部を
押し込んだ後引き上げるという極めて簡単な操作で行
え、また、新たな内キャップに装着する場合も内キャッ
プ上方より外キャップを押し込むという極めて簡単な操
作で行えるものである。しかも、棒状押圧部突設部分の
弾性板部から係合片を垂設しているため、弾性板部の弾
性変形状態の如何に係わらず、確実に内キャップとの係
合を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案キャップの一実施例を示す半断面図で
ある。
ある。
【図２】 同実施例の平面図である。
【図３】 同実施例の押し釦を示す斜視図である。
【符号の説明】 ２…内キャップ，３…外キャップ，４…押し釦，５…内
キャップ周壁，６…内キャップ頂壁，７…係止筒部，９
…螺条，11…外キャップ周壁，12…外キャップ頂壁，13
…透孔，14…弾性板部，15…押圧部，16…係合片
キャップ周壁，６…内キャップ頂壁，７…係止筒部，９
…螺条，11…外キャップ周壁，12…外キャップ頂壁，13
…透孔，14…弾性板部，15…押圧部，16…係合片
Claims (1)
- 【請求項１】 内周に螺条９を周設した周壁５上端縁よ
り頂壁６を延設するとともに、頂壁６上面より係止筒部
７を立設してなる内キャップ２と、上記内キャップ周壁
５外周に回動不能かつ上下動可能に周壁11下部を嵌合さ
せるとともに、上記係止筒部７上方位置に延設した周壁
11上端縁より頂壁12を延設してなる外キャップ３と、上
記外キャップ周壁11上端部左右に各々貫設した透孔13よ
り両端の棒状押圧部15を突出させるとともに、各押圧部
15内側間を眼鏡筒状の弾性板部14により一体に連結して
各押圧部15を外方へ付勢させ、かつ、弾性板部14左右両
側端部より内キャップ２の上記係止筒部７内面に係合す
る係合片16を垂設してなる押し釦４とからなることを特
徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015153U JP2598558Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015153U JP2598558Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669151U JPH0669151U (ja) | 1994-09-27 |
| JP2598558Y2 true JP2598558Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=11880862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015153U Expired - Fee Related JP2598558Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598558Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP1993015153U patent/JP2598558Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669151U (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2598558Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2588201Y2 (ja) | 詰め替え容器 | |
| JP2589444Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2585636Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2602199Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2585633Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2580863Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2580860Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2585634Y2 (ja) | キャップ | |
| JP2584725Y2 (ja) | 液体噴出容器 | |
| JP2599633Y2 (ja) | キャップ | |
| JP3005993U (ja) | 氷かき器 | |
| JPS63104100U (ja) | ||
| JPS6330687Y2 (ja) | ||
| JPS6214974Y2 (ja) | ||
| JPS6211781Y2 (ja) | ||
| JPH084892Y2 (ja) | 棒状化粧品繰出し容器の嵌着皿 | |
| JPH0346399U (ja) | ||
| JPH0665247U (ja) | キャップ | |
| JPH0323030U (ja) | ||
| JPH01119034U (ja) | ||
| JPH0315369U (ja) | ||
| JPS62122023U (ja) | ||
| JPH0413034U (ja) | ||
| JPS59191325U (ja) | 合成樹脂製樽状容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |