JP2580366Y2 - Dcブラシレスモータ - Google Patents

Dcブラシレスモータ

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JP2580366Y2
JP2580366Y2 JP4991292U JP4991292U JP2580366Y2 JP 2580366 Y2 JP2580366 Y2 JP 2580366Y2 JP 4991292 U JP4991292 U JP 4991292U JP 4991292 U JP4991292 U JP 4991292U JP 2580366 Y2 JP2580366 Y2 JP 2580366Y2
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JP
Japan
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brushless motor
clip
electronic component
small
small projection
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JP4991292U
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JPH065377U (ja
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由幸 平田
英夫 高橋
春雄 斎藤
豊 中島
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日本サーボ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱放散が不可欠の電力
用電子部品を含む駆動回路と一体的に構成されるDCブ
ラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8により従来技術の内容・構成
を説明する。図6は所謂アウタロータ型DCブラシレス
モータの例で、回路基板1がブラケット2と電動機本体
との間に配置され、固定子4と一体を成す軸受函5にネ
ジ部材11で固定されている。前記回路基板1には所定
の電子部品(図示せず)が配置されるが、消費電力の大
きな電力用電子部品7は、通電による発熱対策として熱
伝導性の高い材料で形成される放熱板6を介して実装さ
れるのが通常であり、該放熱板6は前記回路基板1や放
熱効果を高める為にブラケット2にもネジ部材8等で固
定される。
【0003】上述の通り電力用電子部品7を装着する放
熱板6は、その目的から熱伝導性が高いアルミ材等で形
成される事が多く又放熱効果の更なる向上を図り図示は
省略するが当該電子部品7との当接面に小空隙介在によ
る熱伝導の障害を排除する為シリコングリス等の塗布併
用も良く知られている。
【0004】そして前記放熱板6と当該電子部品7との
固定手段としては、同図に示すようにネジ部材8による
他、図7に示すように弾性体で形成され固定連結する複
数の対象物を挟持するように圧接保持するクリップ1
4’も利用されている。図8は該クリップ14’に被固
着部材を挿入して固定するに至る様子を説明する概略図
である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
において、放熱板を独立部材として構成する方法では、
該放熱板自身の形状も取付固着の為の足6b等の形成が
必要で複雑な形を余儀なくされると共に、部品点数が増
加する他固着のためのネジ部材の併用等により工程増加
をも伴いコスト的にも不利となることは避けられず、又
クリップによる固着手段では該クリップの開口部を挟ん
で対向する壁同士の撓みによる圧接力が被固着部材の保
持固定力である為、振動や衝撃による位置ずれ防止等の
面で万全とは言えないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に成るDCブラシ
レスモータは、放熱板を独立部材として使用してもよい
が、特にブラケットの伸長部分を放熱板として利用し、
ここに電力用電子部品を実装して該電子部品と放熱板と
の固着手段としてクリップを使用し、該クリップはその
開口部を挟んで対向する一方の壁に内側に向く小突起を
形成し、然も該小突起に対応して前記放熱板に小孔若し
くは凹部を形成して両者を嵌着する事で位置ずれ防止を
図るよう構成される。
【0007】
【作 用】上述の如き構成においては、放熱板と電力用
電子部品との固着方法として簡単な圧接手段により信頼
性の高い位置ずれ防止を実現することが出来る他、ブラ
ケットと放熱板との一体化で両者の結合固着手段を不要
とする効果をもたらす。
【0008】
【実施例】以下図面によって本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案に成る例の一部を断面とした図で、図
2は図1の電力用電子部品7を固着するクリップ14の
部分を矢視方向より見た様子を示すものである。図1に
おいてブラケット2から伸長した放熱板形成部2aには
小孔2bが形成され、回路基板1の所定の位置に電気的
に接続され且つ該放熱板形成部2aに当接して配置され
た当該電子部品7を挟持するようにクリップ14が挿入
される。そして該クリップ14に形成された小突起14
cが前記放熱板形成部2aの小孔2bに落ち込むように
嵌着される。
【0009】図2での該クリップ14には小突起14c
が2個の例を示すが、実構成からその大きさに応じて、
該小突起14c及びこれに対応する小孔若しくは凹部2
bを何個設けてもよいことは言うまでもない。又図3〜
図5は上記クリップ14の構造の3面からの概略図であ
る。
【0010】尚上記実施例はアウターロータ型DCブラ
シレスモータを対象としているが、これがインナーロー
タ型DCブラシレスモータであっても同じ効果をもたら
すことはいうまでもない。
【0011】
【考案の効果】本考案に成るDCブラシレスモータは、
放熱板と電力用電子部品との固着において簡単な圧接手
段により信頼性の高い位置ずれ防止を実現することが出
来る他、ブラケットと放熱板とが一体形成する事では両
者の結合固着手段を不要としてコスト面で有利となる等
の如き効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に成るDCブラシレスモータの例の部分
断面図である。
【図2】図1の例のクリップ実装部の正面を示す部分図
である。
【図3】図4示すクリップの左側面図である。
【図4】図1に示すクリップの正面を見た断面図であ
る。
【図5】図4に示すクリップの右側面図である。
【図6】従来技術に成るDCブラシレスモータの第1の
例の部分断面図である。
【図7】従来技術に成るDCブラシレスモータの第2の
例の部分断面図である。
【図8】図7に示す例のクリップの装着状態を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 ブラケット 2a ブラケットの放熱板形成部 2b 放熱板形成部に設けられた小孔 3 ロータ 3a FGマグネット 3b ロータマグネット 4 固定子 5 軸受函 6 放熱板 6a 放熱板の電子部品装着部 6b 放熱板の足 7 電力用電子部品 8 ネジ部材 9 軸受 10 ロータ軸 11,12 ネジ部材 13 保持部材 14,14’ クリップ 14a,14b クリップの壁 14c クリップの壁に形成された小突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−67758(JP,A) 特開 昭58−195465(JP,A) 特開 平5−316686(JP,A) 実開 平1−79350(JP,U) 実開 平1−159568(JP,U) 実開 昭63−160073(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 29/00 H02K 21/02 - 21/44

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を有する固定子と該固定子に小空隙
    を介して対向し回転自在に軸支される回転子とを備える
    電動機本体と、前記巻線に電力を供給する駆動回路を構
    成する為の回路基板と、これらを保持固定するブラケッ
    トとを備えるDCブラシレスモータにおいて、前記駆動
    回路を構成する電力用電子部品と該電力用電子部品の通
    電に伴う熱放散の為の放熱板との密着保持手段として、
    弾性部材より成り開口部を有する断面コの字状を成すと
    共に、位置ずれ防止手段を備えるクリップを使用したこ
    とを特徴とするDCブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記クリップは前記開口部を挟んで対向
    する一方の壁に内側に向く小突起を形成し、然も該小突
    起に対応して前記放熱板に小孔を形成して両者を嵌着す
    る事で位置ずれ防止を図るようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のDCブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記クリップは前記開口部を挟んで対向
    する一方の壁に内側に向く小突起を形成し、然も該小突
    起に対応して前記放熱板に凹部を形成して両者を嵌着す
    る事で位置ずれ防止を図るようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のDCブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記放熱板が前記ブラケットの一部を伸
    長して一体形成されていることを特徴とする請求項1〜
    3記載のDCブラシレスモータ。
JP4991292U 1992-06-24 1992-06-24 Dcブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2580366Y2 (ja)

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JP4991292U JP2580366Y2 (ja) 1992-06-24 1992-06-24 Dcブラシレスモータ

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JPH065377U JPH065377U (ja) 1994-01-21
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